( 糸凌さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム784話)
いままでですね、、。
秦軍下げが続いて続いて、、どーしても、李牧の作戦に付き合ってしまった李信や河了貂。
何もセンかった王センに、ジ・アガを仕留め損ねた田里弥とその直下三将の惜しいトコロ等が目立ち。。
その結果、王翦本陣を救うために、とうとう糸凌が孤立してしまい、死んでしまうかも!?と、、、。
私個人としても、『ヤバい!マジでヤバぞこれは!!』などと泡吹いていたのですが。。
なんやかんやで、死んだかもしれん思っていた田里弥がまだ指揮を取れるくらい健在で…、糸凌の下にも山秀と申赫楽の二将を筆頭に、1万以上の兵力を保って存知できる状況である等…。
意外や意外に…、
今まで、あれだけ有利だった司馬尚軍が、全くといっていいほど、王翦軍側が出す事の出来るカードを減らせていないことがよく分かります。
先ず、初手からして、李牧と楽彰が、亜光を討つなら討つで徹底していなかっただけでなく、その後、カン・サロ軍がさらに亜光軍に押し込み、亜光を討つ機会があったにも拘わらず、彼らは亜光のトドメを複数に渡りスルー。
申赫楽と田里弥が『先にジ・アガ討ちに来たけど、亜光軍の方がヤバい。』とか言っていたくらいなのに、見事にその時の秦軍へ攻撃すべき急所を見逃三振しているんですよね。
フーオン、楽彰、フテイ、カン・サロの趙4将と来て、持ち堪えた亜光を、その後、楽彰一人で止められるハズも無く、結果、王翦本軍への亜光結集を許してしまう始末。
次に、司馬尚本人が、ジ・アガ救出に来た際に、田里弥と蛇輪公を一度に刃に掛ける迄至ったのですが…、
司馬尚は、目前に倒れ込む武将が、王翦軍第三将の田里弥である事に気付きもせず、そのトドメも刺さずに、見事にスルー。。
その後、王翦軍本軍への攻撃に先行した司馬尚の代わりに、楽彰軍と連合しての、亜光討ちを後回しにした、カン・サロが再度登場。
しかし、カン・サロはここでも、不意打ち同然に参戦した事に拠る、圧倒的に優位な軍勢を持ちつつも、『倉央軍と田里弥軍を足止め出来たらそれでよい。』的な姿勢で、友軍の攻撃を徹底させず…、
またもや敵武将である、田里弥、倉央、糸凌、山秀、申赫楽を無事に温存させてしまう悪手を披露。
こうして青歌軍の立場からしてみると、王翦本軍を最短距離で攻撃できたのはイイのですけど…、
別段、普通に司馬尚本軍を挟撃できる玉鳳軍への対策や、司馬尚本軍へ背後攻撃させない為に、主将を討てる機会の在った亜光軍と倉央軍を、行動不能にするレベルまで攻撃徹底してた訳ではないことが分かります。
特に、カン・サロの遊撃行動が中途半端なんですよ。
でなんで、青歌軍も結構、本戦で行動判断ミスっているのと、ましては判断基準がブレブレのカン・サロを相手にしている、糸凌さんは生き残るんじゃないですかね?
だとしたら気になるのは、倉央が行った司馬尚の居る、本軍同士の戦闘なんですよ。。
ではでは、今週のキングダムネタバレ予想を進めて参ります。
キングダムネタバレ-山秀と申赫楽の真骨頂!
死んでしまった蛇輪公には申し訳ないが…、
糸凌さんに、山秀と申赫楽が合力する形であれば、その戦力は、けっして見落りどころか、糸凌の打撃力と相まってジ・アガ&カン・サロを凌駕するのではないかと思います。
ぶっちゃけ云うと、カン・サロなどはサッサと倉央でも何でも、好きに追撃させてしまえばいいのです。
で、カン・サロに置いてきぼりで喰らいつつ、蛇輪公さんから受けたダメージを残したジ・アガが、糸凌、山秀、申赫楽の三人から、スパロボの連携攻撃みたく、1対3のフルボッコの目に遭い絶命させてしまい…、
その後、倉央と田里弥を追ったカン・サロを更に背後から、糸凌、山秀、申赫楽の三人で急襲するで場面完結できたのだと思う。
しかし―、
カン・サロとて、そこまでバカではありませんでした。
やっぱり、ジ・アガ一人では抑えきれない事を、その場で悟らされたものですから、先ずは、糸凌を倒してから進むことに漸く意思決定したカン・サロ氏。
ジ・アガ対糸凌、山秀、申赫楽の1対3ではなくなったことで、その場に一定の膠着時間が発生することになるかと思います。
予想の結論から申し上げますと、糸凌は結果として死なないとは思います。
しかし、山秀と申赫楽が急造武将なので、糸凌側に決定打が出ずに、倉央軍一帯での戦闘は、そのまま本軍同士のバトル決着が出るまで、膠着状態で終わるものと予想します。
とは言えですよ。
神(作者)様の中で、どーでも良さそうな、ジ・アガ、山秀、申赫楽あたりはそろそろ潮時じゃないでしょうか?
ヤハリ見た目は大事です。
蒙武の廉価版みたいなジ・アガあたりの武将など、神(作者)様としても、この先、何十人であったとしても急造出来るでしょうし…、
なんつーか、本来守られるハズである君主の司馬尚の方が、身体もデカくて強いとか…、守る対象の人物よりボディーガードの方が弱いみたいな感じがしまして、ホントは居る意味無くね?などと、思わせてくれるんですよ、この人。ジ・アガさん。
そして、キャラも性格も“強くて粗暴”ってくらいの設定しか無い以上、別にジ・アガが死ぬにあたって、司馬尚との出会いとか、そーゆー回想場面とか描かれる等の、情緒的な情報が似合うとも思わないので、ジ・アガは単に『ウガー、ウガガー!!』とか言いながら暴れて死ぬとか、そーゆーのでイイと思うんですわ。。
でなんで、マッチアップは糸凌VSカン・サロで、ジ・アガVS山秀、申赫楽といった形ではと予想。
例えば…、
申赫楽『フッ、一度は仕留め損ねたが、蛇輪公の下に送ってやる。』
とか、そーいった感じ、、。
ただし!一度、彼らは山秀が敵の攻撃を受けて、申赫楽らが仕留めるというジェットストリームをジ・アガに見せているので、流石に同じ手は通じません。
うーん?
確かにそう考えたら、ジ・アガとカン・サロ相手に、糸凌らがマッチアップにしてしまうと…、
既に攻撃の手の内を見せてしまっており、しかも攻撃メンバーの蛇輪公をロストしてしまっている山秀と申赫楽が、ジ・アガと戦うにはカナリきついモノがありますね。。
しかし、まあ、この際は彼ら。
こんなん言ったら大変失礼ですが、この番吾戦しか出番が無いに決まっているんですから、ここでカッコいい死に方をして、ジ・アガを相打ちに持って行くだけでも十分ではありませんか。
で、もひとつ気になるのは、山秀さんの立ち位置です。
山秀さんと同時期に登場した、桓騎軍の氾善さんも、宜安戦でやたら目立ってましたが、ソレ同じような立ち位置じゃありませんかね?
極論すると、あの激しい宜安戦で、明らか邪魔な紅春(井覧車)を抱えながら何故か生き残った氾善さんと同じように、申赫楽さんは退場してしまっても、言葉通りに"不死身の山秀”と異名のとおり、山秀だけはジ・アガ討伐の大金星を上げつつも生き乗るとか…、
神(作者)様に気に入られた事が原因の不条理な生存が発生するような気がするのは私だけでは無いと思います。
そう、上記で書いた通り、既に一太刀目で、山秀が敵の攻撃を受けて、申赫楽らが仕留めるというジェットストリームをジ・アガに見せているので…、
申赫楽『フッ、同じ手を何度も使うか!』
ドガッ!
ザシュ!!
ジ・アガ『コイツ!最初から俺の腕を?』
申赫楽『後は任せたぞ!山秀!!』
山秀『フオオオオオッ!!』
ドギャッ!!
ジ・アガ『ウガー!』
この様に、申赫楽と山秀が攻守を入れ替えて、戦うとかあるかもしれない。
いや?しかし―、
よく考えたら、山秀にそんな手柄必要か?
それだったら、糸凌の方にジ・アガを仕留める手柄が挙がっても良さそうだ。
ただ、どうなんやろ?
カン・サロは糸凌にむかって『お前を殺さねばならならぬ。女剣士よ。』とか指名してきているし、このマッチアップは変わらなさそうです。
まあ、この点、冷静になって考えてみれば、そんなに深く考える必要がないことが分かってきた。。
糸凌や申赫楽と山秀の三人の戦闘目的は何なのか?
それは、ここで手柄を上げることではなく、倉央と田里弥の敵本軍の背面攻撃が成功するまで持ち堪えることが、バトルの目的であり、勝利条件なワケです。
それまで、主戦力である糸凌が、カン・サロらが追撃できなように、生きて持ち堪えたら、それで勝利なので、よくよく考えたら、糸凌は生き残ったらそれで勝ちなワケですね!
これは、申赫楽と山秀も一緒!
だから、申赫楽と山秀、決してジ・アガに勝とうなどと思うな。
なので、何より生き残れ!
キミらが健在であること自体が、カン・サロとジ・アガにとっての脅威になるのだ。
キングダムネタバレ-初登場補正だけで生き残る司馬尚
今週は最後にコレ。。
司馬尚、今現在、彼は、李牧の杜撰な作戦展開のせいで、秦軍総軍力のど真ん中に、本軍とは言え、少なくとも三方を囲まれた状態で包囲されている訳です。
こんなん普通に考えたら司馬尚軍。。
最早、士気とか個々人の能力とか以前に、何も出来なくなり、パニック状態で殆ど全員が死亡します。
いや?
ただでさえ玉鳳に挟撃されていて、最早、物理的に正面攻撃どころじゃないのに、とりあえずこの危機を、“王賁がいなくて実力を発揮できていない玉鳳軍”という補正設定でクリア。
でも、流石に真後ろから8千以上の兵力がブッ込んできて、何も無いとかなれば、今までの戦なんやってん?って話になるので、、。
ここからは、ナンボ何でも“兵の実力と士気が高い”だけで司馬尚軍保たせるのは無理だと思います。
少なくとも、玉鳳軍から更に亜華錦だって介入してい来るのは確定なのだから、田里弥と倉央の挟撃は成功して、司馬尚軍の勢いは大きく減ってしまうのは間違いないだろう。
問題はその先や。
司馬尚本人に接近しすぎた倉央が、やられてしまうかもしれんし、既に致命撃を受けた田里弥が、指揮の途中で絶命するかもしれん。
むしろ、『二人が死を分かつまで…、』って…、
読者『倉央の方かよ~~~!!』って意味の衝撃のフラグ回収を、神(作者)様が用意しているかもしれんことが俺は心配だ。
でもって、完全包囲されていて、司馬尚、普通死ぬやろ!?という状況から、倉央絶命で、背面攻撃が止んだことをきっかけにして、司馬尚が生き乗るスジが回収されて中央軍のバトルも決着を見るのではないか?
王賁が追い付いてきて、玉鳳軍の本気の攻撃が始まったぐらいが、司馬尚の撤退タイミングと予想。
てか、それはそれで、そうなったら?
史実強キャラである司馬尚を撃退できるくらいの強軍玉鳳が、何故、急造モブ同然の肉饅頭(岳白公)如きの軍隊に無鉄砲に突撃して全滅しているのか、全く意味が分からなくなるが…。(汗)
― キングダムネタバレそれ最新785話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。