( 満羽 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第660話 )
寿胡王のお話の真っ最中、魏軍の皆さんは一体何をしていたのでしょうか?
満羽たち楚軍本体もそのまま楚本国に撤収したのかも未確認です。
でなんで、寿胡王のお話と満羽の因縁はとりあえずこれくらいにしていただいて、そろそろ什虎編の締めがどう描かれるのかが気になります。
そんでもって、ボチボチお話の本筋というか、対趙戦線に物語が復帰するのも楽しみになってきましたよ。
信が李信になって将軍に昇格したにも関わらず…、アレ?まだ一回も彼らがマトモに戦闘しているトコロが見れていませんよネ。
そろそろ読者も新軍備の飛信隊の活躍を早く見たいと思われます。(笑)
ではでは、気になる来週のキングダムネタバレ予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ-死んじゃうのか寿胡王爺ちゃん?
従容として首を差し出した寿胡王。
既に軍人として覚悟を決めた寿胡王は、ここで死ぬのは本望だったのだと思います
生きるのにホントに疲れたのかもしれません。
でなんで、騰としてもココで彼を楽にしてやるのもアリだとは思います。
ただ? ぶっちゃけ個人的にはですよ?
今般の対什虎編で、あの大軍師寿胡王の恐ろしい活躍ぶりまで考慮すれば…、
ココでトドメを刺すことなく、再び敵の軍列に復帰して秦軍に大打撃を与え、蒙武や信の強大な敵として復活する最悪の事態が考えられるっ…!?
…とか、そういう事態を心配する必要があるとは思えませんw
なんと、登場してきてお茶を飲んで喋っていただけという驚愕の戦術を展開してくれた、無害なお爺ちゃんだったワケですからね。(笑)
勿論、魏軍が占領してしまったであろう什虎城に、まだまだどんな仕掛けが残っているのか?最終的な顛末を見ないことには、まだ何とも言いきれない部分も残ってはいます。
しかし什虎編でこれ以上、戦争の計画性が無いトコロにまで厭戦が拡大するとも思えないのを考慮すると、あながち今は無害なお爺ちゃん評価も我ながら間違ってはいないような気がするので…、
お願いっス、騰大将軍?
寿胡王爺ちゃんの首は、どうか跳ねないでやって欲しいものです。
甘い考えだとは思うのですが、およそ無抵抗な人間を剣の錆にしてしまうなども、騰の姿からは考えられにくいです。
でなんで、私などは大将軍 騰と蒙武のキャラを下げてまで、今の寿胡王を殺す価値があるかと問われればそうでも無いと考えてしまいます。
寧ろ、キングダム的には、合従軍編の設定で、近年まで秦軍と楚軍は戦火を交える機会が乏しかったという話であったハズなので、
これからの楚軍対策を進める上で寿胡王の戦歴は、それなりに昌平君一派の軍略研究機関にとってもイイ手土産になるのではないでしょうか?【※亡国ショックを受ける前の寿胡王はキレ者だったという前提で…。】
今回の寿胡王の姿をみれば、多分、秦国に連れて帰ったら帰ったで、聞いてもいない楚の情報まで勝手にベラベラと喋り続けてくれるコト間違いありません。
あるいは全く逆で…、既に半分ボケていて、全く使い物にならない情報であるリスクもありますが…。
キングダムネタバレ-満羽たちと新体制の楚陣営
玄右は什虎城に戻る算段で、白麗や項翼とともに撤収していましたがその後どうなったのでしょうかね??
千斗雲と満羽もそうですが、魏軍が城郭を占領していたとして、そこから逃走経路上の友軍の拠点に避難して、そこから本国の沙汰を待つぐらいしか出来ることがないんじゃないかと思えてきます。
冒頭で書いたように、寿胡王の独演会に騰や蒙武などの秦軍上層が集結している間、鳳明率いる魏軍が何もせずに戦場のその場で一服しながら休憩していたとは思えません。
当然、秦軍よりも先に什虎城陥落の報告を受け取っていたハズですから、戦後処理をより優位に進める為にも什虎軍の追撃態勢へとシフトさせていると考えられます。
ただし、追撃を魏軍単独で行うのもワリに合いませんので、タイムラグがあるにしても、そこまでの追撃行程も秦軍は行動を共にする義務があったでしょう。
そして、満羽や玄右たちにとっても、城が兵力不明の魏軍に占領されていて、先ほどまで戦闘していた秦軍魏軍の連合軍に挟まれており…、
当初、頼りにしていたハズの什虎城からの補給も途絶した状態であれば、その場からの戦線離脱しか選択肢は無さそうです。
敗戦のこの先、楚本国での什虎残党軍(※便宜このように呼称します。)の処遇が気になるのですが、この点でひとつ、大いに気になる部分があります。
彼らの云う悲劇に叩き落とした張本人である、春申君その人が、今は楚の中枢にいないというコトです。
禍燐&李園らの意気込みによって、春申君統治下における旧楚陣営よりも、より強力になったとされている楚中枢の応対を考えると…、
単に什虎城などのような拠点防衛活用以外にも、より有効な満羽たちの運用方法を考え出すかもしれません。
精神的に活性を取り戻しつつある満羽の現状も考慮するれば、この点でも、敗戦を機に中央の禍燐から召還を喰らった満羽達がどんな反応をするのかが気になるトコロではあります。
『面白れぇ…、気に入った。』などと言い出した禍燐と…、
マンウー、セントゥ―ンと、否応無しに巻き込まれた玄右が仲良く4P合体すればどうなることか…!?
…今から心配が尽きません。
否、質の悪い冗談はこれくらいにして、禍燐は恐らくまだ誰にも“操を捧げていない”キャラクターのハズですから(参照:321話)…、そんな間違いは無いかと思うのですが。
禍燐は、生粋の公子であった貴族の春申君などとは人物的な属性が全く違い…、
若くして戦場を彷徨い歩いたなどの戦争被害者としての背景も持ち合わせているだけに、今回の敗戦後の満羽たちと何か接触したとあれば、そこには何かしら互いに琴線に触れるモノがあるかもしれません。
禍燐ならば精神的にもサディスティックな方法で、満羽達に再戦を促すとかしないですかね?
それこそ、旧汨国の人間を再び率いて、蒙武と相まみえるとか、何らかの形で因縁を乗り越えた姿で満羽が戦うなども考えられないでしょうか?
また、基本的に楚もご多分に漏れず、強敵強敵とは言われている割にはキャラクターが少ないので、満羽たちは楚の戦力としてストックにされる事になるでしょう。
項翼も白麗も、全く成長していなかったみたいなので。苦笑
キングダムネタバレ-対趙戦線の新戦略
次回のウチに、次の新編の端緒が描かれるかどうか?
紙面の尺の問題もあるので難しいトコロですが、神(作者)としても多少でいいので、数か月程度、時系列を巻いて進めてもらえれば…、
桓騎のお頭VSコチョウ将軍の平陽・武遂戦あたりからの再開が期待できるかもしれません。
しかしながら、それだと主人公である信が再び桓騎と一緒に参戦するのかどうかなどの点で、微妙な要素も混ざって来るので…、
もう少し、時系列を調整して、鄴攻め編では閼与が陥落されていないなどの部分で詳細に描かれ切れなかった戦略箇所である、
趙王都圏での戦線再形成の作戦局面などから戦局を描くことによって、効果的に信を登場させることが出来るかもしれません。
李牧の戦線構築構想をそっくり盗用した趙のブタ野郎カクカイは…、
今のトコロ、王翦に対して鉄壁とも言える、王都圏防衛ラインを構築しているように描かれています。
しかしながら、その作成構想の作出者である李牧が失脚しているという情報は、秦国側の将軍である王翦一派にも知れ渡っているのが事実でもあります。
でなんで王翦としては、相手が李牧ではない以上、戦線の変化に対応できない程の作戦修正を加えて、当初の李牧プランを無力化するなどの画策をすると思われます。
端的に言えば、王翦は当初の李牧プランで対処されていた箇所とは全く違う攻撃目標に戦線を描き直すコトで、後手の対応に王都軍を誘導することが出来ます。
当初の李牧プランでは対処できない防衛戦線に描き直させることになれば…、あとの趙軍側はカクカイが自分でなんとかしなければならなくなってしまいます。
【※小説の物語を盗作した奴に続きを書かせる的なアレですw】
神(作者)としても、このような戦線再構築による攻撃目標の再設定で、新しく戦力増強された飛信隊を再登場させることが出来るのではないでしょうか??
例えば、王翦が趙国王都軍の防衛戦を緩慢膨張させる為に、鄴攻め編では放置されていた閼与を飛信隊に攻撃させて…、
北方面でも王都を孤立させる懸念を与えて、邯鄲防衛以外にも、王都軍の注意を引きつけさせるなどは地味に効果的のような気もします。
カクカイが王翦の予想する通りのアホならば…、
部下がマトモに報告してきたトコロで、マトモに対処できないばかりか、間違いなくピンボケの指示を連発するでしょう。
そして…、
悲しいかな、そのブレブレの大本営指示を現場のコチョウ将軍が、必死で尻ぬぐいしまくっている姿が目に浮かぶようです。
今年のキングダムもあと数回を数える程度でしょう。
そうなると、年内に王翦の指示で活躍する飛信隊の姿を拝めて…、
その王翦の戦線かく乱の終局で炙り出されて来た真面目なコチョウ将軍にトドメを刺すのは桓騎をお頭か?
となると順番的にまさか!?
2021年のめでたいはずの年明けキングダムは…、
桓騎軍主催♪
“新春大虐殺 平陽de残虐祭り♡ オギコとお年玉ヒャッハー!” で、新年キングダムをお出迎えすることになるかもしれませんww
― キングダムネタバレ最新661話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。