(松左 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第594話 )
趙峩龍は上手く逃げたはいいけれど、味方と連携が取れないほど遠い場所、分かりにくい場所に逃げたとしたら、それこそ立て直しのドコロの話ではありません。
那貴一家が追跡を進めるにしても、おそらく闇雲に追跡を進めるのではなく、痕跡をたどりつつ、各方面と伝令のやり取りを進める敵の動きをつぶさに拾い上げながら、その距離を縮めていくことになるでしょう。
ただ、一点懸念されるのは、那貴は敵が本陣の再構築の為に退却したと仮定しているのに対して、趙峩龍はどうやら飛信隊とまともに再戦するつもりなどなく、何か別の目的のために撤退行動を進めているように見える点で気になります。
追跡者である那貴の想定との目論見の違い。
この点で那貴が相手の行動を読み違えれば、最悪、敵将を取り逃がすことにならないか心配が残ります。
松左の亡骸を抱きしめる信。
今ここで、彼らが仲間の死を悼む時間など無いことが悔やまれます。
土雀を除く、周囲にいるはずの敵軍全体の動きが見えにくくなっていることも、予想を見えにくくさせています。
河了貂が守る本陣に向かって、どの程度の戦力の別動隊を送り出されたのか?そろそろ、こちらの顛末も気になります。
那貴を含む先鋒がさらに、森のほうに索敵を進め、河了貂が守る、飛信隊の最後方へと戦力が、両端に伸びきってしまっていること、
飛信隊全体で、最早、戦略的な隊形すら構築することが難しいほど、局地的な重点が散漫になっている点も心配です。
結局、趙峩龍が何を意図して逃走を図っているのか?
邦貴が森の中で発見するものは何か?
4月11日ヤングジャンプ掲載予定、キングダム第596話について予想。
ここから発生可能なネタバレを検証します。
キングダムファンの皆様、今週もよろしくお願いします。
キンググダムネタバレ-595話のおさらい
本編の考察⇒【キングダムネタバレ最新第595話 最高の隊 考察】
前回の予想⇒【キングダムネタバレ595信羌瘣と一緒に皆殺し】
飛信隊副歩兵長 松左 様
心よりをご冥福をお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
これからも貴兄は全てのキングダムファンの心の中で生き続けます。
長きにわたる激闘、飛信隊を支え続けてくれて、本当にお疲れ様でした…。
キングダム考察1-土雀全滅
普通、戦争といっても仲間が全滅するまで戦闘が継続するなんてことはまずありえません。
しかし、徐肖が暴走指揮を発動してくれたおかげで見事に精鋭部隊が全滅。
自軍の包囲網が崩れているのを見て取っていたのに、現場指揮官の徐肖はそれに気が付かず自分まで殺される羽目になっています。
ってゆうか徐肖さん?
急に羌瘣を目にして「殺るぞ。」とか言い出すあたり、彼女が楔になっていたことを即座に見抜いたコトは素晴らしかったのですが、徐林の仇であるはずの信のことなどすっかり忘れていますね。
いい方向で考えれば、武将としての判断を優先したということなのでしょうか。
ただ、それでもここではフルパワーで稼働する羌瘣などを狙うより、徐林に脇腹をえぐられ隊列も散漫になっている信に狙いを定めたほうが遥かに打ち取れる確率は高かったと思います。おそらく、ここは神(作者)的に、徐肖の扱いなどもうどうでもよくなっていたのだと考えられます。
恐らく大多数の読者的にも休載期間を挟んだ結果として、徐肖がどんな濃いキャラであったかなど、もうすっかり忘れてしまった方も多いのでしょう。
ネタバレ考察-配下を制御できない趙峩龍
徐肖が勝手に全土雀兵を招集してしまったのはいいのですが、その後が問題でした。
今となっては、全土雀兵=徐兵団だったのかどうかはわかりませんが、何故か徐肖一人の弟の仇の為だけに、素直というかバカ正直というか、「土雀だよ!全員集合♪」を果たしてしまった全精鋭部隊の皆さん。
これがもう不思議でたまりません。
しかも前回の594話で、わざわざ側近が「大丈夫ですか?」などとせっかくまともな懸念を提示してくれていたのにも関わらず、静観を決め込んでしまった趙峩龍。
せめて、包囲の輪が押し返されつつあることを視認した時点で、なにか対処しようとは考えなかったのでしょうか?
この点に関して何か合理的な理由がないか脳内補完を進めてみましたがカナリ難しい問題です。
包囲の輪が広がりつつあることを視認した時点で、すでにどうにもならないほど、羌瘣達に土雀がズタボロにされていたのか?
それとも、一応あの時点で包囲解除を呼び掛けていたが、命令が届きすらしなかったのか?
何故、自軍が有利なうちに何の対処も下さなかったのかが謎です。
まだ、徐肖に兵を預けて送り出してやって、知らん間に全滅させられたとかなら分かるのですが、今回の戦果は自分が見ている前での精鋭全滅。
どれだけ贔屓目に見ても、完全に指揮官として言い訳が出来るような状況ではありません。目前で味方が全滅するまで指を加えて見ているだけだったのでしょうか。
羌瘣たちが強すぎたのか?
土雀がド弱だったのか?
何とかしようとしても、既に指揮力が及ばなかっただけなのか?
趙峩龍の側近も「さっき大丈夫ですか?って聞いてやったのに、コイツの頭ホントに大丈夫かな?」などと思ってしまっていてもおかしくありません。
やはり以前から指摘してる通り、キングダムの趙軍では下部指揮官になるほど優秀で、上位将校になるほど馬鹿であるという現実が、今回、非常に顕著なかたちで実証されてしまった特別回であったように思えてきます。
いまさら包囲を解いて、自分が危機に晒されるぐらいならと見捨てるべきと判断したからでしょうか?
結局、趙峩龍は部下の全員をほったらかしにして逃げます。
もう、ムカついた仲間に殺されるとかでいいんじゃないか?とすら思えてきます。
ただ、さすが神(作者)です。
休載から蓋を開けてみると、合戦のほうはあっさりと仕切り直しに入ってしまいましたが、後半ではその分、見事に松左の最後を描くことに注力することが出来たと言えます。
キングダム考察2-受け継がれる松左という光
感謝しかない。
言葉もない。
今の気持ちを噛み締めながら、これから先も作品と付き合っていくしかありません。
秦王である政の言葉をここで借りるなら、まさしく松左もまた、これからのキングダムに受け継がれてゆく光そのものです。
これは敢えて表現させていただきましたが、いやしくも私如きのいちファンが、このようなブログでワザワザ言葉にするような内容ではないコトくらい分かりきったことでした。本当に申し訳ございません。
崇原、近くにいてくれてありがとう。
干斗が松左に助けられてから4週間がたった。
当初は自分を含め多くのファンが、干斗に松左のポジションが務まるか!と怒りを感じたかもしれません。
しかし、松左が認めたのだから、これからはファンも決意を固めて、カントが第一級の飛信隊隊士になれるように応援するしかないと思います。
やることはキングダムが連載打ち切りになりそうだった黎明期と何も変わらない。
いまここから、ファンとして干斗を育てていく。
各々ファンとして共有できるのは、まずこの1点なのではないかと考えてしまいます。
キングダム考察3-逃げてどうする趙峩龍
今回は読者もしっかり松左を見届けたかっただけ。
今は奴のことはどうでもいい、どうせ逃げてもどうにもならんことでしょう。
邦貴の追跡に期待するしかありません。
ややもすれば、これで14日目終了ってことになるのかもしれませんが、まだ日が傾いていない様子から時間的余裕はありそうです。
趙峩龍がモノローグで語ったように、藺相如がこの時代に堯雲と共に自分たちを残した理由は別にあるとはどういうことか?
私のような常人が見れば、単に弱気になって逃げる理由を作りだしているようにも見えます。
有体にみたら、ホントに戦う気なくしてますやん。
このまま15日目へ切り替えになって、秦軍右翼と王翦率いる中央本軍がなだれ込んでくるなら、次世代の三大天である李牧を守るためとかでしょうか?
また、逃げた先が、突如、戦場に現れた森ってもの気になります。
龐煖、森好きだからなぁ、アイツの住処だし。
ある日森の中、龐煖に出会った?
あるいはト●ロのように、森の中に昔から住んでる。とばかりに、実際に出てきたら誰もが彼とのエンカウントにため息をこぼすかもしれません。
仮に藺相如の目的が次の三大天へのバトン渡しであるなら、損耗が進み戦力としては不十分となった趙峩龍と堯雲が龐煖に組み敷かれる。
あるいは最悪…、供物になる??
今の段階では仮説に仮説を重ねるしかありませんが、直近の結果として、この点のネタバレが一番気になるところです。
そういえば龐煖、森だけじゃなく供物も好きだったからな。
実際、堯雲も重傷を負っていることから、いまさら信か王賁と最後の決着つけるためのラストバトルを飾るような戦いを演じられるかどうかを問われれば、正直かなり微妙です。
藺相如の遺臣の二人が揃って、厨二龐煖が精神的に成長するための材料になるわけでしょうか。
まあ、どちらにせよ趙峩龍、この期に及んで藺相如のご意向を気にしているんじゃなくて、しっかり今を生きようよ?
それこそ松左みたいに。
キングダムネタバレ最新596藺相如の意図信の追撃
直情傾向の人材が多い飛信隊のなかで、松左を失ったあとの邦貴は、楚水と崇原に並んで、今までよりもさらに重要なポジションとして活躍が期待されるでしょう。
現状においても、隊長である信の意向をたしなめつつ、索敵と次の攻撃への準備に繋げるだけの冷静さと説得力を見せたのは、非凡な邦貴の存在感を示した今回の595話の見るべき部分かと思います。
次回、森の中で邦貴は何を見るのか?
追いかけていくうちに、そのまま堯雲軍の陣地に繋がってしまうなどは容易に想像できる範囲のコトです。
右腕損傷の堯雲と脇腹を抉られて同じく重傷を負わせた信。
ケガ人同士でバランス調整を済ませたコトにして、最終バトルの決着に持ち込ませるつもりでしょうか?
ただ、そうなってしまっては趙峩龍が、今回モノローグで語っていた、藺相如の意図が何であるかの回収に、ほとんど繋がりる部分が残りそうにないので、もう少し予想の掘り下げが必要になるかもしれません。
もしもそうなったら、いよいよ趙峩龍って、本当に意味のない独り言を連発しているだけのオッサンってコトになってしまいますので、さすがに神(作者)の持たせた深い意味合いがあるかと思いたいです。
まあ、正直、松左を失った直後もあり、中途半端なピンチではもう完全に驚くことができなくなってしまった全国のキングダムファンです。
・ここからの飛信隊
・趙峩龍の向かう先
・王賁と堯雲の再投入
キングダムネタバレ-ここからの飛信隊
ここからは、今回のキングダムで松左が逝くことになり、心の整理が必要な一週間になります。
神(作者)の気遣いだったのかかどうかまでは分かりませんが、上述のとおり、一旦は趙峩龍の始末などは後回しにしてもよかったので、第592話から重傷を負った松左を、信と崇原を始め皆でしっかり見送ることになった第595話。
このシーンは当然のコト、神(作者)にとっても多くのファンにとっても非常に重要な場面であったので、他の要因の干渉なく、粛々と厳かに場面の経過を終えることができてよかった思います。
時間が止まったような松左の最後の見開きのページから、再びキングダムがどのように動き出すのか?
ネタバレ予想-渕さんと弓矢兄弟
趙峩龍が森の中に逃げ込んでしまい、最前線の土雀をはじめとする精鋭部隊が消失してしまっている状況から考えると、指揮系統が消滅してしまう前に放たれた、飛信隊本陣を攻撃するための別動隊との攻防がどのようになってしまったかが、直近の信たちの課題になってくるでしょう。
まあ、それこそ他の敵の部隊や兵はどこにいるの?というツッコミも入りそうですが、もしかしたらこの際、今回のキングダムに至るまでの間に羌瘣が勢いでスヒンしてしまったのか?それとも完全に四散してしまったのか?
ここからの描かれ方がどうなるか気になるところです。
また、最前線から、松左を守っていた干斗たちのいる地点まで戻ってきた信にとってみれば、もしかしたら今いる地点からさらに後方に控える渕さんの防衛部隊。
さらに、その後方に設置されている河了貂が守る本陣も視界に入っているかもしれません。
このまま信が後方の防衛戦力に組み込めるなら、何の問題もないかもしれませんが、そうなると信などはほとんど何でも屋さんもいいトコロです。
ってゆうか、信はいま、徐林にやられた傷の手当をしたばかりなので、できれば少しでも体力を温存しておきたいところでもあります。
また、名だたる将もいるはずもない別動隊を相手にするとなると役不足もいいことろです。
これまでの大方の予想通り、弓矢兄弟がモブ騎兵をドスドス!ブスブス!!穴だらけのハチの巣にするで良いかと思います。
この点で、もう少し予想を深めるなら、毎回、キングダムに出てくる一回限りの名前付きの急造武将などが登場するかもしれません。
雑魚でもそれなりに強敵でなければ、弓矢兄弟の存在意義が保てないからです。
直近の例えであれば、遼陽編でのジリ兵団やガン族などような連中を想像しておけばほぼ間違いないでしょう。
あと、引き立て役として渕さんが、上記のような連中に抜かれてしまった上で本陣の河了貂が危機になれば、より一層、弓矢兄弟の登場まで引っ張れるかもしれません。
また、弓矢兄弟が出てこなかったら、戦力の出し惜しみで松左を守れなかったというような、しょうもない疑念が生まれかねなのでこの点は、上記の背景とは矛盾するようですが、やはり彼らの出番事態は必要なのではないかと思えてきます。
また、ここで、飛信隊としての防衛ターンを設けることで、今回、趙峩龍が問題として残していった、藺相如が堯雲と趙峩龍の二人に本当に託したであろうという意図が何なのか?
捜索に自ら小隊のみで森の中に分け入った邦貴の一団の活躍がどの様に描かれるか?
これらの重要部分に至るまでの間を埋めるためにも、ここからのキングダムのストーリー間に差しはさむ必要があると思います。
キングダムネタバレ-趙峩龍の向かう先
普通に考えて堯雲のトコロなのでしょうか?
そうなれば結果的に、徐肖&徐林のコンビが、堯雲&趙峩龍のコンビにパワーアップしたという感じでしょう。
しかし、以前のキングダム590話を読み返せば、飛信隊の右方が玉鳳隊で、左方が亜光軍の配置となっているように読むことができます。
この部分だけを見ると、趙峩龍が本陣から向かって右に逃げていたことから、馬南慈軍のほうに向かって逃げているようにも見えます。
さらに577話の13日目の戦闘では、趙左翼三軍の間に森などなく、スムーズに堯雲が正反対の趙峩龍VS玉鳳隊の戦地に移動できたりしていたのに、何故か突如出現した森。
そんな地形が変わってしまうほどの激しい戦闘だったのでしょうか?
もう神話の神々のレベルの戦闘です。
趙峩龍の本陣の近くがたまたま森だったったという程度の話であれば、そんなに大きな森林ってわけでもなさそうなのですが、趙峩龍が都合よく姿を消すことができ、馬南慈軍だろうが堯雲軍の方面だろうが都合よく姿を再出現させるために森が必要だったのでしょう。
また、邦貴の予想するように、他軍に合流するでもなく、まだこれから趙峩龍独自に本陣の再構築を成し、ここから指揮系統の復活を図るとすればどうなるか?
少なからず散らばってしまった仲間と連携をとるために、伝令を発するなどの自軍の動きがどうしても必要になってくるために、邦貴一家に動きが察知されやすい状況になってしまいます。
このまま、飛信隊に自分たちの動向を知らせずに警戒させながら、本陣を抜かせず李牧本軍の側面にまで進軍させない。
あわよくば上述の本陣攻撃の別動隊の攻撃が成功するまでは行かなくても、陽動程度の効果を発揮できれば、結果的に趙峩龍の次の作戦の準備として功を奏するかもしれません。
キングダム登場時の序盤に堯雲ばかりが目立っていた分、本当にしぶといです。
ただ、これから本陣を再構築するにしても、堯雲たちと合流するにしても、その先で一体何ができるのでしょうか?
また、堯雲のもとに行く途中で、森の中でウゾウゾ信を探しながら近づいてきた龐煖に狩られるとか、飛躍的な想像などもしていたのですが、少なくとも、ここで龐煖が出てきたとしても、すぐに龐煖と信が再戦する流れにはならないでしょう。
龐煖のキングダム本編の登場に関しては別の項目に分けて記述したいと思います。
ネタバレ予想①-手負いの堯雲と趙峩龍が合流
玉鳳隊と堯雲軍の陣営では、両軍とも実質リーダーが不在。
若干の雷雲が中核戦力として残存しているのが、趙軍の強みです。お互いに親和性が少しでも高いのも合流するメリットになるでしょう。
この時点で堯雲がある程度の怪我の応急処置を進めており、ある程度戦えるなら、共闘するなども想像に難くありません。
ただ、そうなってくると、残存兵を呼び寄せるにしても、今回のキングダムで描いてしまった森が動きの邪魔にしかならないので、そのまま我流軍の残存兵などは、精々、飛信隊の足止めに捨て置いくるぐらいしかありません。
無理に、全員が堯雲軍方面に向かって移動しようとしても、背中を撃たれて精鋭どころか雑兵も全滅になります。
まあ、戦術的なネタバレとしては、さらに河了貂がその機会を見逃してしまう可能性もあるのですがね。
ネタバレ予想②-趙峩龍だけ来られても堯雲は迷惑
しかしながら、上記の展開は堯雲にとって何かメリットがあるのでしょうか?
いきなり指揮権をシェアするなんて馬鹿なことはできないでしょう。ストレスにしかなりません。
そうなると、手勢すら連れてこれなかったとすれば、趙峩龍できることは戦闘の参加ではなく、戦術家として、あるいは盟友として、重要な何か堯雲に伝えようとしているだけの可能性が高いです。
私が懸念しているのは、キングダム595話を見る限り、追跡する邦貴はあくまで敵が本陣を再構築して命令系統を復活させて、飛信隊と再び対峙することを想定しているのに対して。
当の趙峩龍本人は、ややもすればこの時点で、飛信隊と真っ向から再戦することを放棄しているように見えることです。
李白の『この森に入ったときから趙荘はもう戦ってはおらん。』(キングダム馬陽編)を思いだすようです。
この点で予想を進めると、飛信隊としても、敵を蹴散らした後に、そのまま本陣を前に進めるだの、両翼に配置された亜光軍と玉鳳隊との挟撃するといった展開に広げる選択肢もある中で、いずれの作戦をとるにしても行動展開が遅れることになります。
【※堯雲軍を挟撃することを考えたら、やっぱり突如現れた“森”はホントに邪魔。(笑)】
そして、当然これは、戦術単位のユニットでしかない邦貴の提言に責任があるわけではありません。
ここは誰よりも河了貂がしっかり判断してくれなくてはいけない局面です。
なのでなおさら、本陣に敵別動隊が出てきたとしても、驚くことなく冷静に瞬殺してほしいトコロ、さくさく次の作戦フェーズに移行してもらいたいものです。
ネタバレ予想③-馬南慈軍との合流
まあ、ストーリー的に可能性は低いですが、590話の配置だけで素直に判断すると、馬南慈軍と合流する可能性も無いわけではありません。
ただ、こうなると趙峩龍が心の中でつぶやいた「藺相如の意図は別の…。」という堯雲に宛てた謎のセリフもホントにただの意味のない独り言になってしまいます。
まあ、それはそれで似合うというか、謎の未回収フラグとしてキングダムに残ってしまうのも見どころになるかもしれません。
こういった別の楽しみ方を発見するのもキングダムの非常に深い魅力の一つです。
ネタバレ予想④-龐煖が絡むとすれば?
堯雲が深手のまま、ほとんど趙軍に強い武将がいなくなってしまっているコトを考慮にいて、かつ、信があのまま元気であれば、龐煖投入もあったかもしれません。
ただ、これまでの予想に反して、595話までに信が深手を負い、ここから龐煖が出てきたところで、信や羌瘣は負傷+疲労マックスで龐煖だけがベストコンディション戦う羽目になる?ということを計算に入れるとカナリ無理があるように思えてきました。
少なくとも、ここで龐煖が出てきたとしても、すぐに龐煖と信が再戦する流れにはならないでしょう。
戦局としても、今はあんな奴相手にしている場合じゃないので、蕞攻防戦のトキみたいに、朱海平原の合戦の大勢がほぼ決したころ合いにノコノコ出てくるくらいでいいのではないかと思えてきます。
ただ、そのうえで気になるのは、もう勝負を捨てたやもしれない趙峩龍と、利き腕がぶっ壊れて純粋に武力が半減した堯雲でクライマックスが飾れるのかが疑わしい状態になっている点です。
この状況を重ねると、龐煖が再び信の前に姿を現す前に、何らかの形で、旧三大天の遺臣と新三大天の一人である龐煖とが会合を果たして“何か”を伝える情景がどこかで挟まれるのではないか?
趙峩龍が想起した「藺相如の真意」さらに堯雲がカイネに伝えた「夢」の顛末がどこに重なるか?
その着地点を探してみると、まさにこれからを生きる李牧や龐煖の進退に関わってくるものであると考えるのは、それほど不自然ではないように考えることが出来ます。
キングダムネタバレ-王賁と堯雲の再投入
これは、前項とは全く真逆の予想パターンですね。
一番、無難というか、上述のとおり藺相如の遺臣二人が合流を果たし。
結果として徐肖&徐林のコンビバトルだったものがパワーアップしたという感じです。
この場合、羌瘣が体力を失って、信も手負いになっている。
ケガ人同士ということで、信と堯雲とのゲームバランスが取れ。ただ趙峩龍が多少手に余る状況の中で、時間差で立ち上がた王賁が再び参戦。
飛信隊が右翼に合流したキングダム543話で、田永が「この二人が並んだらマジでヤベェぞ!」が決めドコロで再現されて右翼の決着という感じでしょう。
実際に、ここでも“森”が設定されたことで、飛信隊としても、部隊間に存在する森を超えて敵を追跡できるのは極めて少数になることも予想できます。
ただし、この状況にもっていくには、事前に羌瘣が王賁にほどこした治療の効果が発揮されているか?
さらに、現状番陽の率いる玉鳳隊が善戦していることが前提になってきます。
キングダムネタバレ最新596信の追撃藺相如の意図 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)