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キングダムネタバレ最新797話予想 追撃戦に慣れていない李牧たち。

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( キタリさん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム796話)



壁さんとキタリさんが合流をはたしました。

しかし、問題はここからもつづきます。

モブの捕虜たちは申し訳ございませんが、壁さんと一緒になって、メラ族の面々にダストオフされる事に成功するメンバーは限られた人員でしか無いのは確かでしょうが、少しでも生き延びて欲しいものです。。

さて、一旦、キタリ達を囲む周囲の状況に目を向けてみるとどうでしょう?

楊端和軍、おそらく楊端和本人は、撤退を指揮する為、本陣には残ってくれていて、尚且つ、フィゴ王ダントが率いる強兵団が、殿に残ってくれてはいるものの…、

李牧さんが前回放った5千の包囲兵が番吾城に迫る中、どうやってキタリたちメラ族騎兵団が撤退をはたすのか?

猿手族もいますが、彼らとて、キタリ達が城から出るまで城門を確保しておく必要がありますから、撤退の見極めが非常に難しい状況にあります。

黒修馬将軍が率いる東北軍が、骨珉伯に止められているようですが、彼らも撤退することができるのか?

逆に、この場で彼らが留まっていることで、メラ族やフィゴ族の動きの牽制に繋がるのではないか?

馬南慈や舜水樹らの、メインの雁門武将の目がどちらに向ているかのか等の要因が、ここからの、壁さんキタリさんらをはじめとするメラ族・猿手族撤退の命運を分ける結果になるかと思います。

しかし…、

実は、今一番、われわれ読者が気の毒に思ってやらねばならん人物が、壁さんやキタリの他にもいるんですよ?

誰だか、お判りいただけますでしょうか?

それは、李牧さんなんですよ、、。

そもそもからして、李牧さん??

ぶっちゃけ云わしてもらうと、キタリ達一団の番吾城侵入の為に、中央司馬尚軍から5千派兵ってww

今のアナタは、そんなどーでもいい施策に貴重な時間と兵力を割いていい状況ではありませんよ?(笑)

そもそもからして、王翦軍兵の掃討など、最初から、どーでもいい作戦で、アトでどうとでも出来る事です。

今の李牧さん?

そんなことでは無くて、アナタが今、一番やらなくてならないことは、王翦個人の捕獲若しくは打ち取りです。

この点の成否だけで、番吾戦勝利の価値は、大きく異なって来る事は言うまでもありません。

フテイ軍4万による残兵狩りと、司馬尚軍5千割譲による番吾城援護を全て、王翦一人の確保に回せば、本当に秦軍は終わってました。

これはこれで、なんとも李牧さんらしいと言いますか。

合戦に勝つには勝ちましたが、彼は、今まで秦軍に勝った事が少ないのせいか?

彼は完全に浮足立って、次に何をやるべきか、気持ちと考えの整理が追い付いていないようです。

でなんで、ありがとう李牧さん。

李信や王賁に代わって、俺から礼を言っておく。

ではでは、今回もキングダム予想を進めて参ります。

キングダムネタバレ-追撃戦に慣れていない趙軍

今回の予想を進める前に…、

まず以って、キングダム読者が抑えて置かなくてはならない点を、提示しておきます。

それは…、

趙軍は、宜安戦で桓騎軍に勝つまで秦軍に負けまくっていたおかげで、折角、合戦で勝っても、追撃戦に慣れていないという点を示しておきたいと考えて居ります。

この点を抑えて置けば、ここからの予想の道筋が立てやすいのではないかと考えています。

例えば、合唱軍編で、楚を始め連合軍が撤退した後も、蒙武がコレを単軍で追撃しまくって、大ダメージを与えていたことは、多くの読者も知っていますが…。

逆に、李牧さん、この点の姿勢からして、今回、番吾戦で折角、司馬尚たちが王翦軍を撃退してくれたにもかかわらず、まるで、その状況を最大限に活かそうとしている姿勢が全く見られないのが問題なんですよ。

冒頭でも書きました通り。。

王翦軍兵の残兵狩り…、ホントにそれ、今やるべき事ですか??(汗)

いや、まァ…。

絶対に違うんですよね、、。

フテイ軍4万が無傷で待機していたなら、司馬尚軍による大勢が決した時点で、その4万人全てを王翦確保に回せば、それで全て秦軍はお終いだったワケです。。

まァ、勿論。

戦に絶対は在りませんから…、

仮に、フテイ始め、その4万人を持ってしても、王賁や李信の奮戦によって、結果的に王翦捕獲がままならなかったという結果もあるのですが、それでも、まだ、李牧軍は、最大限、やらなくてならないことは、やるだけやった上での失敗となるだけなので、まだ全然マシです。

これならば、例え王翦が死ななかったとしても、秦軍は、これからの中核を成す、飛信隊と玉鳳隊の側に、王翦の命と引き換えに、再起不能レベルの損害を被る事になりますし…、

それこそ、倉央あたりなどマジに死亡してた可能性も高まります。

李牧的には、フテイという小者たった一人の命で、そこまでの効果が狙える局面であったのですが、ボーナスタイムといってもいい、この追撃チャンスを、彼は、完全に棒に振ってしまったワケです。

前置きが長くなりましたが、、。

この点、上記に示した、李牧さんの、追撃初動に対する判断ミスが、ここから、対楊端和戦線にどのように波及するかの観点から、壁さん、キタリの脱出予想を進める事が出来ます。

キングダムネタバレ-空振りに終わる5千の派兵。

李牧さんが監視する、対秦軍中央軍方面の追撃が、初手から失敗している点については、全項で示した通りですが…、

実は、この点、両翼についても、追撃措置を進める上で、趙軍に、最大限の効果が発生するような状況でも何でも無いことが、よく分かります。

それは何かと云うと、単純に、趙軍の両翼の担当武将が、それぞれ、秦軍に対して、深縦戦術の仕込みを何もしていなかったからです。

それこそ、特に今回の対楊端和軍に関して見れば、折角、番吾城という、強力な防衛ハードが在った雁門軍サイドは、司馬尚軍の戦闘の進捗に合わせて…、

予め、更に多くの楊端和軍を、攻城戦に着手させておけば、中央王翦軍の撃退後、ほぼ完全に、城と野戦軍で、攻城戦に着手していた楊端和軍を挟撃殲滅することも可能だったハズです。

この点、一応は…、楊端和とエンポ爺が『おかしい、なにか早すぎる?』と言って、攻城戦への着手タイミングへの違和感を感じ取っていたことから…、

馬南慈らの雁門武将は、それなりに、楊端和軍への引き込みを仕掛けていたのかもしれませんが、結果的には、通常の正面戦闘からの押し返しにしかなっておらず、

逆に見れば、城に引き込んだ楊端和軍兵力は、メラ族と猿手族の数百程度の兵力のみに留まる状況であることが分かります。

つまり―、

局地的に見て、ミクロで見た、キタリの壁さんには取っては申し訳ありませんが、実は、楊端和軍…、割と、趙軍側の仕込みの浅さが手伝って、本来、遭遇するハズであった、絶望的状況にまでは至っていないと理解することができます。

また、メラ族らを始め、番号城に侵入した秦軍の数自体が、極めて少数に過ぎないという状況から、然して、李牧さんも舜水樹らも、本気で、メラ族方面への対策に動いているわけではありません。

やはり馬南慈と舜水樹は、どちらかというと楊端和軍本軍の追撃に備えなければなりませんし…、

骨珉伯に関して言えば、黒修馬軍を捕捉しておく事で手が埋まってしまっている状況です。

でなんで、少し冷静になってみれば、既に今回、壁さんと合流を果たしたキタリ達は、李牧さんの放った5千の援軍さえ躱せば…、

後は、黒修馬軍と相対している骨珉伯軍の背後をそのまま衝いて、黒修馬軍の中に逃げ込めば、作戦終了となります。

なので、残りの難点となるのは、李牧さんの援軍5千をどの様に躱すかです。

しかし―、

この点でも、李牧さんがどのような目的で、番吾城へ5千を派遣したか、その指示が徹底されていない事で、キタリ達を取り逃がす結果になるに違いありません。

まず、李牧さんとしては、王翦の首を後回しにするまでの、覚悟と意味を含めて5千の兵を番吾城に差し向けた訳ではありません。

5千もの兵を送るのですから、その運用方法を明確に定めておかなくては、ややもすれば、全員がただの遊兵になって、行動自体が無駄になります。

番吾城に侵入した、たかが数百の敵を殲滅する為に送ったのか?

それとも、単に、侵入軍を撃退できればそれでいいと考えて送ったのか?

まずもって、この派兵の目的の違いは非常に大きいです。

また、仮に李牧さんが、どちらの考えであったとしても、肝心の派兵された5千の兵、あるいはその指揮官自身が、何のために番吾に向っているのか、明確に作戦行動を理解していなければ…、

いくら5千の兵団であったとしても、これから本気で戦って逃げるメラ族の一団に対抗することは、カナリ難しい状況になってしまいます。

もしも、この援軍5千の指揮官が、メラ族らの一団を、包囲殲滅する心算で在れば、騎馬部隊等、先行可能な一団こそ、番吾城に急行させつつ、残りの兵団にて、多重包囲(五千もいれば可能)を展開して、必殺を期する体制に持っていくでしょう。

しかしながら―、

その逆で…、肥下城を桓騎に襲われると見せかけられた、宜安戦の袁環さん達みたく…、アホみてーに5千人全員で『番吾を助けろー!』と城に向っているだけなら、スピードで勝る少数のキタリ達は余裕で、城脱出と共に躱せます。。

 

そして―、

 

どっちかというと、状況は後者のように予想します。

が、しかし…、

もしも前者の方向で、名も無き5千の部隊長が、対メラ族包囲戦線を組んでいたら…、ソレはソレで、よくキングダムで見かける…、

無名な奴ほど、何故か舜水樹や李牧さん達よりも、遥かに優秀だったりするアレ※と一緒になってしまいます。(笑)

※例)宜安戦で僅か半ページ足らずでゼノウ一家を全滅させたモブ弓兵部隊 等

まあ、少なくとも骨珉伯などは、よっぽど優秀な無名指揮官として、キングダムの記憶に残る出来事になるでしょう。

で、その結果。

5千の派兵は空振りに終わり。

脱出するために、骨珉伯の背後から突貫をはかりメラ族一団に、よって骨珉伯が命を落とします。

コレは、李牧さんからしてみれば…、

李牧さん『あれ、誰か死んだ…? ウソッ!? 五千も援軍送ってやったのに、骨珉伯アイツなに死んでんの?』

⇓    ⇓    ⇓

という状況になるかと予想できます。

何で、骨珉伯の事、こんなに酷く書くかって??

いやいやいや?

だって、顔見たら死ぬくらいでしか、使い道なさそうな感じしませんかね??

- キングダムネタバレ最新797話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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