( 司馬尚さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム581話)
満を持して、ようやく司馬尚さん登場です。
そして―、
お約束といってもいいほど見事に、司馬尚さんの釣り餌の役目を果たしてくれた、田里弥配下の、山秀、申赫楽、蛇輪公の三者の皆さん。
早々と、具寧じいちゃんよりも圧倒的な速さで、蛇輪公が退場してしまったわけですが、キングダム急造武将の役目を忠実にこなしてくれた辺り、ほんとお疲れさまでした。
で、それはそうと、このままいくと田里弥は死んじゃうのだろうか??
司馬尚に呼応して、ジ・アガが息を吹き返したら、糸凌と倉央もヤバいっしょ。
司馬尚がのっている、こんな馬鹿デカい馬と、その馬に乗っているバカデカい司馬尚の近接に、なんで誰も気が付かなかったのか??
標的の田里弥たちに気付かれないように、近くまで、このバカデカい司馬尚が下馬して、背中を丸めてコソコソと歩いてきたとも思えんですし、やっぱワープかも、、、
あ、いやいやいやいやww
ワープってのが無いとして、田里弥たちが余りにも攻める気満々で、周囲の様子が目に入っていなかったと、脳内補完するとしますか。。
んでもって、今回は、主人公李信のVS李牧、攻城戦もありつつ、ホントに李牧は、急造砦に留まって李信の相手をする心算ッポイですし…、
楊端和の戦線でも、キタリ率いるメラ族が骨珉伯軍を抜いて、不自然な程、攻城戦に移行してしまっている辺り…、
コレ。。。
李牧的には、司馬尚が両翼の戦局なんて、問題にならないレベルで司馬尚が王翦軍に壊滅的打撃を与えて、早期決着をつけると云った目的に沿って戦闘が進んでいる感じじゃ無いっスかね??
ではでは、今週もキングダム本編を振り返っていきましょう。
キングダムネタバレ-飛信隊と楊端和軍の戦局
河了貂の支持でしょうか?
扉絵から、飛信隊は梯子部隊を参列並べて、同時攻撃。
適当に並べているように見えますが、これだと地味に、敵の左右からの矢は、両端の梯子に集中するので、真ん中の梯子部隊への迎撃が手薄になって、攻撃の力点が作れますね。
河了貂も当然、それを知って干斗たち主力歩兵団を、中央の梯子に寄せて投入します。
ようやく、出番の巡ってきた新キャラ士桃。
士桃『盾も無くて攻城戦か。』
干斗『ねえから騎馬隊の甲冑借りて来たんだろうが。怖えなら門が開くまで震えてろ。』
士桃『怖えなんて言ってねェでしょうが。』
干斗『あ、バカ。借りた肩当は、、。』
士桃『いらねえす。右からしか来ねえ矢なら剣で払える。』
肝も据わっている士桃。
干斗に先んじて、梯子を上り始めます。
いや~~~、ここままの勢いで、士桃がフテイを切り捨てるくらいの活躍して呉れたら嬉しいんですが。(笑)
恐らく、焦って士桃か干斗の何れかが危機になると云ったあたりの展開が待っているのでしょうね。
同時に、歩兵団の攻撃手段は、城門へも向けられています。
体格のよい4人を中心に、切り倒した大木を正面にぶつけて城門攻撃に勤しむ連中まで出てきました。
空堀も無い、地面にむき出しの城門ですから、李牧軍としても、重要な防御ポイントであるのは分かっているはずなのですが、ようやく弓兵を向かわせる程度の展開しかしていなかったようです。
しかも、大木の突撃の度に、城壁とその上の兵士ごと、ぐらついて倒れてしまう等の描写もある通り、見た目以上に砦の強度は強くないのかもしれません。
飛信隊…、本来はカナリ難しくなるはずの攻城戦なのですが…、
明らか敵の迎撃の程度が弱すぎる辺り、優性ではあります。
高所を抑えられていて、李牧とてナンボでも弓兵を仕込んでおくことも出来たでしょうに、しかし、普通に飛信隊がソッコーで梯子部隊を接壁させているあたり、何故か、弓兵の応戦が弱すぎます。
なんか?
上手くいきすぎているようで、逆に不気味に感じませんかね??
士桃『先輩方?俺、先に行きましょうか??』
後方で見守っている河了貂にも、城壁の登頂まであと少しである事が見えます。
我呂『信、思ったとおり、この砦、そんなに手ごわくねーぞ。』
李信『ああ。』
既に、騎馬部隊の突入準備も万端の飛信隊。
李信『(今行くぞ、李牧。)』
城壁の上に突っ立っている李牧さんをみすえる李信。
李牧の誘いは、演技では無い分、当然、本気で攻めざるを得ない李信なのは分かりますが、、。
もしや李牧は、ホントにこの砦の設備だけで、決戦まで李信を留める自身が在るのかもしれません。
他戦線の司馬尚の戦果が早く、実を結ぶことを予想して。
一方、楊端和軍の様子はどうでしょう?
期待したとおり、馬南慈とフィゴ王が、熱い接戦を展開!!
コレは剛力者同士のバトルで、熱いコマです!!
同時に、バジオウ、シュンメン、タジフの部隊が中心になって、先端を切り開いていたハズだったのですが…、
どうやら彼らは、巧妙に地形や部隊の配置等に力点をいなされ、正面突破が足止めされている様子です。
この点は、どうなんでしょう?
読者的には『舜水樹のクセになんなんだよ?』とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、この点も、脳内補完すると、バフージが要所で上手く立ち回っている可能性が大いにあるでしょう。
作中、今回は、台詞が一切端折られている二人ですが、舜水樹がアンポンタンな現場指揮を出すごとに…、
『アイツ面倒クセェ。』とか思いながら、バフージがフォローに回っている様子が目に浮かぶようです。
バフージの立ち回りとしては、バジオウやシュンメン等の強ユニット同士の隙間を突くことで、山の民軍が全力展開出来ないように勢いを削ぎ落しているといったところでしょうか?
しかし、殆どが膠着状態の楊端和戦線ですが、その中で、唯一、穴になりそうな趙軍部隊もまた存在します。
骨珉伯の部隊です。
守るハズの戦いで、何故か攻撃特化の展開を見せている骨珉伯軍。
楊端和軍の被害も甚大なのは確かなのですが…、
防御陣形として穴が出来てしまい、まんまとキタリ率いるメラ族舞台に抜かれてしまいました。(笑)
骨珉伯『何!?マズイ!!』
流石にこれには危機感を覚える骨珉伯。
早急に、抜けた敵に対して防陣を張る事を指示するのですが…、ここでメラ族率いるキタリの判断が、骨珉伯を想定を上回ります。
背後からの挟撃を危惧した骨珉伯ですが…、
キタリ『メラ族の全戦士に伝えろ!我らはこのまま、この戦場を離脱して番号の城を目指す!!』
骨珉伯『何!?奴ら、まさか城を!?い、イカン。後を追え、抜けていった敵の倍の数を送れ!!』
慌てたものの、即座に追撃部隊を発する骨珉伯。
ただでさえ、穴のある部隊であった骨珉伯が、部隊を割る事で、どうなるのでしょう?
楊端和としては、キタリがそのまま番吾城の攻めに向う事は承知だったので、この点で、楊端和が二次攻撃で骨珉伯を仕留める可能性が出てきたとか無いでしょうか?
同時に、楊端和の方では、メラ族が敵を抜いた事で、作戦の次工程に進んだことを確認します。
楊端和『黒修馬将軍。貴殿の軍を率いて今すぐメラ族を追え。キタリは番吾の城攻めをやる心算だ。貴殿の軍も力を貸すように。』
黒修馬『ハハッ。(見とれて半分くらい聞いていなかった、とりあえずメラ族を追おう。)』
おい!?
これ、そのウチ、黒修馬の大ポカで、キタリと壁さん、めちゃクチャピンチにならんか!?(汗)
楊端和が東北軍本軍を攻城戦に温存していたのは分かったけど…、なんか、誘い込まれてキタリと壁さんの代わりに、黒修馬さんたちが大いに狩られる未来がそう遠くないような気がしてきました。
そして、山の民軍の攻城戦と言えば…、
楊端和『エンポ爺、猿手族もメラ族を追え。』
エンポ爺『早いな、もう出番か?攻城戦に特化した猿手族の出番はもっと後かと思ったが、フム。』
楊端和『(確かに早い、いや?早すぎる。。)』
うーん?
という事は、李牧の中で、骨珉伯が穴になる間抜けという前提で作戦構想が練られていたという事なのか?(笑)
それならいっそ、楊端和本軍がメラ族の代わりに、自ら穴を広げてしまった骨珉伯軍に総攻撃を仕掛けて、李牧の想定以上の大ダメージを与えてやればいいのではないでしょうか?
しかし―、
攻めるよりも増して、明らかな戦場の違和感を感じ始めた楊端和。
負けると決まってしまっている、今回の番吾の戦いで、上手く秦軍が撤退できるかどうかの重要な局面で、今回の彼女の“気付き”が上手く作用してくれることを祈らずにはいられません。
キングダムネタバレ-ジェットストリームアタック
そして、ようやくですよ。
休載挟みまして、どうなった?
田里弥将軍はじめ、山秀、申赫楽、蛇輪公の三者による青歌武将狩りが決行された訳ですが…、
誰がどう見ても、必死が約束されたような急造三武将。
あ、山秀さんは閼与城戦から出て来てはいましたが、いや、まあでも、役割は一緒でしょう。
ジ・アガとその精鋭部隊を前に、苦戦する倉央。
糸凌とその側近達でも手に余る、ジ・アガに向い、自ら動き出したその最中。
田里弥『待て、倉央。』
倉央『!?』
田里弥軍、颯爽と登場。
倉央兵『田里弥軍!どうしてここに!?』
田里弥『無論、首を取る為だ。先ずはジ・アガのな!!』
先鋒、先ずは山秀。
攻撃に釣りだされた、ジ・アガ。
見事、コレを受けきった山秀。
ジ・アガ『!?』
その刹那、申赫楽と蛇輪公が、ジ・アガ脇腹を抉ります。
倉央兵『申赫楽と蛇輪公、田里弥軍の殺し屋だ!』
申赫楽『ククッ、失敬だな。二傑と云えよ。』
致命傷には至っていないものの、ようやくダメージを受けジ・アガ、反撃するも、コレを軽くいなす申赫楽。
申赫楽『おっと。』
しかし―、
申赫楽『この大猿は俺と糸凌で十分だ。田里弥様と蛇輪公は亜光の所へ向かわれよ、アッチのほうが火急だ。』
田里弥『…分かった。』
え?
あの、申赫楽さん??
手ごたえが在ったのは分かりますが…、舐めプするのは気が早すぎませんか?
寧ろ、初見のジェットストリームアタックで仕留め損なったのに、そこで戦力分散しちゃうのマズく無いっスかね??
って―、
色々な心配に気を取られていたのも束の間。。
亜光の下に駆けだした、田里弥と蛇輪公のすぐ左側面に、彼が登場。
司馬尚さんです。
恐らく、最初に目が合ったのは蛇輪公。
既に、横薙ぎに矛を構える司馬尚。
何故、誰も気が付かなかったのか?
李牧みたくワープをしてきたのでなければ、武人として“気”をコントロールできるので、ギリギリまで気配消して近づいて来れたとかなのかもしれません。
そして―、
先ずは蛇輪公さん、逝ったーーーーーーーッ(泣)!!
蛇輪公さん、もう、キングダムではお約束で、予定通りの役回りなんですが、お疲れ様っしたーーーーー!!
しかも、これ、完全に田里弥が詰んでいるやないですか~~~。(泣)
いや、待てよ??
モノは考えようで、あのまま田里弥と蛇輪公が申赫楽と一緒にいて、ジ・アガに気を取られていた、糸凌、倉央諸共、司馬尚に一網打尽にされるよりは、最悪の結果にならずに済んだのかもしれない…。
それに、まだ不死身の山秀さんも居る事だし、なんとかなるかもしれません。
例えば、山秀さんが走って司馬尚に抱き着いて、自爆して足止めしてくれるとか、王道ジャンプ好きの原先生なら、きっとやってくれますよ。(参照:DBのチャオズ、ダイの大冒険 アバン先生 等)
田里弥『山秀ッ~~~~!!』
倉央『行くな!田里弥!!あの技は伝説の自爆呪文…、』
司馬尚『なんだ貴様、邪魔だ!離せ!!』
ジ・アガ『フンガフンガーー!!(汗)』
山秀『…デンリミサマ、ダイスキ、イツモイッショ。』
キュイ~~~~~~ン(エネルギー暴走の効果音)
司馬尚・ジ・アガ『ヌオオオオオオオオオ!!』
ドッゴーーーーーーーン!!
田里弥『グオオオ~~、山ッ秀~~~~(泣)!!』
倉央『恐ろしい敵だった。だが、サスガにあの爆発じゃ…。』
糸凌『…(ゾクッ)!? お待ちください殿。この気は!?』
田里弥『!?』
薄らいで行く爆煙の中から、徐々に姿を現してくる、フルチンの司馬尚とジ・アガ。
倉央『何ィ!?』
田里弥『まさか!?』
糸凌『クッ。(生きて…、…ん?(。´・ω・)小さい? しかも二人とも!?)』
いや~~~~~、今週もキングダムもホント、面白かったですね。
次週を想像するだけで、オラ、ワクワクして来たぞ~~~。
― キングダムネタバレそれ最新781話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。