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キングダムネタバレ第740話 結末の意味 考察 李牧(※志村)ー!後ろ後ろーーー!!

投稿日:11月 24, 2022 更新日:

(李牧さん:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第740話)



全国の読者による『李牧(※志村)ー!後ろ後ろーーー!!』まで…、

秒読みに入った思いがします。

慌て過ぎでしょ李牧さん。

もう、今の時点で“ドリフのオチの場面の音楽”が脳内に響いています。

 

しかし―、

神(作者)様は、また休載です。

そして、桓騎、これ絶対にあきらめていません。

いや、つーか? 趙軍を道連れドコロか、あわよくば独り勝ちする気満々じゃないですか。

神(作者)様の御計らいにて、宜安城と肥下城の間に、“地形追加”として森が造成され、この場は桓騎軍有利に補正がかかりました。

李牧は李牧で、桓騎に対して『正気か?』とか呟いていますが、いやいやそーじゃなくて、宜安の民を心配している場合じゃなくて、少しは自分の身の安全を考慮したほうが良いのでは??

桓騎さん、慌てふためくアナタの首を狩る気満々ですよ。

勿論、桓騎軍的には、李牧の首を掻き切ったところで、その後、全軍31万にフルボッコされてそれで終いなんですが…、

キングダム的な世界観に於いては、総大将さえ死亡したら、副官以下の指揮官がいても、何故か全軍機能不全になって、敵軍がパニックになって動かないとかの設定はママあるので、それで飛信隊と楽華軍は何とか逃げれるとか、そー言った話なのでしょうか?

で、それはそうと桓騎がつい口にした“復讐”って一体何なんでしょうか?

それが明確になるまでは、死ねませんよね桓騎。

ではでは、今週もキングダム本編の振り返りに入っていきましょう!

キングダムネタバレ-全軍動員で救出に向かう趙軍

桓騎が肥下城に向かった事を全軍に告げる袁環さん。

袁環さんが説明する中で、桓騎が住民の虐殺目的で移動したことに言及する訳ですが、その危険性をスグに理解する趙兵の皆さん。

あくまでも可能性の段階に過ぎない話に、全員がマジレスで反応。

現地の宜安軍将軍である袁環さんを筆頭に、肥下城に向けて出発します。

当然、初期設定からの趙北部軍特有の行軍の速さがここで発揮されます。

袁環さんの指揮どうこうの話でもなく、各兵員が家族の安否が気になって、必死になって移動するのですから、通常の行軍スピードのそれではないです。

しかし―、

桓騎たちはその頃、既に、肥下城近辺に到着済み。

何故か、突然登場した、森林地帯の中を通って、眼前に肥下城を捕らえていました。

今のところ、肥下城は無事ですね。

摩論『本当にやるんですか?(汗)』

どうやら、作戦の概要を聞かされたのでしょうか?

またまた摩論が、またビビッている様子が描かれます。

黒桜『んだよ摩論、ここまで来てブルってんのか、てめー!』

摩論とその仲間だけ、冷や汗を示している状況ですが、黒桜さんやリン玉さんは、覚悟が決まっています。

もし雷土が居たらと…、ビビる摩論を相手に、雷土を引合いにして話しかけるリン玉さん。

リン玉『何か不思議だよな。呼べば、すぐソコに(雷土が)居そうな気もする…。』

桓騎は黙っているので、なにやら、この場はリン玉さんが、見方の士気を纏める働きをしてくれています。

リン玉『俺は呂比っつー、田舎のハズレにある山の中でケチな盗賊団やってて、ずっと南の方でやべえ盗賊団がいるって聞いて、そんで桓騎軍に入った。』

それまで、しょうもない人生で、それが終わっていくだけかと思っていたら…、桓騎軍に入ってから待っていた、刺激的な日々。

『生きるって何か面白い―。』

そう感じたリン玉さん。

思うに、他の桓騎軍に集まった連中も、似たようなモンだったんじゃないか??

それまで、方々で息をしていたダケの連中が、桓騎も下に集まって、頭を上げて生きて来れたような気がする。

そうして集まった、自分たちが、いつの間にか正規の秦軍、それも大将軍の軍になり、桓騎一家に入る前の自分達にとっては夢のまた夢の世界にいる。

そうして集まった、自分達—。

リン玉『これ以上ない最高の結末だ。』

恐らく、雷土の気づいた結論も、コレと同じでは無かったのか??

言語化してくれたリン玉さんに、ここは大きく感謝。

リン玉さんの語り掛けに、奮い立つ桓騎兵。

『その通りだ!』

『俺達にはもう、全てが最高だ!!』

『お頭、俺達は最後までアンタについていくぜ!!』

扈輒戦で逃げまくった連中が居たのも事実ですが、その反面で、最後まで逃亡しなかった桓騎一家がいたのも事実。

恐らく、ココに居るのは、そういった仲間であるのは確かなのでしょう。

随伴している李信も黙ってみているしかありません。

河了貂『ちょっと!声が大きい!!』

心配を呈する河了貂ですが―、

【※この場面、蒙恬軍の面子が見当たらないのが気になります。】

桓騎『ガチャガチャうるせーよ、お前ら。』

『別に俺はお前らを糞ダメから引き上げる為にやってきた訳じゃねェ。勘違いすんな。』

『俺は、もともと復讐するために、一家を作っただけだった。』

摩論・リン玉『??』

これは、少しページを進める手が止まりますよね。

復讐?? 中間の奴らに??

何か、それ以外の意味を行間に含むような気がしてなりません。

自分達を含め、他の世の中の連中も変わらないクソ共しかいないこの世界は、タダの糞の吹き溜まりに過ぎない。

桓騎『その中で、俺は好き勝手やって出くわしたムカつく奴をぶっ飛ばし続けてきたわけだ。』

仲間の心を桓騎が掴むのですが―、

ココで摩論が余計な一言を。(笑)

摩論『今は逆に、そのムカつく奴にボコられていますがね。』

黒桜『摩論!てめーは黙ってろ!!』

しかし―、

桓騎『摩論、俺の唯一の失敗は、来てすぐに俺の一家を乗っ取ろうとしたお前をぶっ殺さなかったことだ。』と、最後に失敗品扱いされる摩論。

藪蛇な台詞に、また冷や汗をかく摩論ですが…、

その摩論さんの保身根性で、大王がやってきた時に、めちゃくちゃ助けられたハズなのですが、その努力はきっと桓騎も忘れている訳ではないハズです。(笑)

桓騎兵A『そ、そんな事あったんスカ!?』

桓騎兵B『最低ッス!!』

摩論『い、いや!私よりも雷土さんの方が、酷かったですよ!何度も寝首をかこうと…ゴニョニョ。(汗)』

 

桓騎『フッ、だが俺の失敗はそれくらいだ。後は失敗しねェ。』

摩論『え?今は??(汗)』

桓騎『まだ途中だろ。』

一同『???』

桓騎『いつもと同じだ、俺の言う通りしていれば、全部上手く行く。』

はい、完全に桓騎兵の士気が一枚岩になりました。

桓騎『分かったらお前ら、とことんついて来いよ。いつでも最後に勝つのは、この俺だ。』

はい。

これ、どー見ても、勝負に勝つ心算ですよね。

住民を道連れとかではなくて、李牧本人をしばく気満々で、あわよくば独り勝ちする気満々じゃないですか。

キングダムネタバレ-誘い出される李牧さん

肥下城と宜安城の距離は分かりませんが…、

とりあえず、宜安城の東であることダケは分かっていた肥下城の位置。

今回の話で、その中間地が森林地帯で隔てられていることが分かりました。

そうです。

毎回、平地に突如として現れる、地形の追加設定がココで入りました。

ここで、桓騎に有利補正が入りましたね。

しかも―、

対王騎軍でも、対王翦軍であっても、あの山地はおろか、垂直の崖やら森を直線で駆け抜ける性能を誇った趙騎馬軍団が、何故か今回は丁寧に森林を回避して行動してくれています。

あの、家族を助けるために、急いでるんじゃないんですか?

李牧軍の皆さん??

そして―、

一番早く肥下城に接近したのは、地元軍である袁環さんたちの軍でした。

家族を救わんとする、必死の走りだったのですが…、

そこで目にしたのは、遠目に大きく燃え盛る炎。

しかも、目指すべき肥下城の方角です。

『間に合わなかったのか??』

とにかく、諦めずに走りつづける、袁環軍。

同時に、その目撃情報を李牧に伝令を通じて発信します。

伝令『急報!肥下城に火が上がっていると―!』

えっと?

はい、ここで既に伝達ミスが発生していますよね??

これは少し、李牧が可哀そうになってきました。

別に、袁環さんは、肥下城の方角の燃え盛る炎を見ただけであって、肥下城そのものが火災に遭っているのを目撃したわけではないですよね??

袁環さんが伝達内容をミスったのか?

または―、

伝令が袁環さんのメッセージを履き違えたのか??

趙軍は下部組織のメンバーほど優秀なので、たぶん、袁環さんが伝令内容をミスったのだと思います。

いや、間違いなく、そうに決まっている。

そして―、

部下のミスで、ますます焦らされる李牧さん。

“その一報に李牧は目の前が暗くなった―。”

李牧『桓騎…、正気かお前は…?』

そんなバカな!?

趙兵A『間に合わなかったのか?』

趙兵B『誤報ではないのか?』

趙兵C『火が上がっているとはどういう?』

趙兵D『まさか、城内が焼かれているのか?』

と、部下の皆さんが言ってくれているのが、耳に入っていますか?

彼らの方が冷静に見えるのは、私だけでしょうか!?

李牧さん??

マジで、ここは落ち着きましょう??

守備兵が居て―、

城壁があって―、

しかも発覚してから移動時間も含めて反日すら経っていない状況で―、

十万人オーバー収容の城に対して、一万足らずの桓騎軍が、城内に容易く侵入してまで、そんなこと出来ると思いますか??

しかも―、

桓騎そのものよりも強い、超真面目な飛信隊と楽華軍という、ある意味でのお荷物がいる状態でですよ??

真っ先に、肥下城を助けるのは、袁環さんとその後続軍の数万で十二分に事足ります。

桓騎本人を見失ったとは言え、今の趙軍で慌てるべき要素は何もありません、総指揮官のアナタは冷静になりましょう。

 

これって―、

 

全国の読者が、 『李牧(※志村)ー!後ろ後ろーーー!!』と叫ぶ、ドリフ芸の完成直前として、伝統芸人である李牧師匠のマインドセットが完了した描写ではないでしょうか??

 

そこから、様々な心配を思い描く李牧さん。

やれ、闘いに勝ったと言えるのか?とか…、

今更ながら、住民が殺されたら地域の信用を失うとか。(ただでさえ生産力の乏しい北部地域を、毒物汚染で不毛遅滞にした後で…。)

いろいろズレすぎじゃありませんか??(泣)

李牧『助からぬと悟った桓騎は、我々を道連れにして、両者敗北の結果に導こうと―。私は、桓騎を見くびりすぎていた!?』

しかし―、

李牧が本当に戦慄するのは、まだここからである。

来週は休載ですが、これはマタマタ楽しみになってきました。

いや~、まだドリフのクライマックスの音楽が脳内に響いていますわ。

― キングダムネタバレそれ最新740話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

 

 

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