( 田里弥将軍 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第973話)
田里弥!
いままで活躍ありがとう!!
コレで王翦は逃げ切ったに違いない!!
大丈夫だ!君は最高の仕事をした、、。
後は、俺達が絶対に見届けるぞ。。
で…、
王翦『ならん、お前も来い田里弥。』
じゃねーよ、王翦!!
元はと云えば、お前がフリーズしてモタモタしてたから、全員離脱困難になってんだろがァア、ボケェェ江ッ!!
なんだよ、王翦軍壊滅じゃねーか。。
田里弥も死んじまったし、マジで疲れて萎えるわ。。
クッソ、王賁たのむぞ!!
このあと王翦のトドメに出てくるであろう、しゃしゃり出しフテイを穴だらけにして呉れよっ!!
うあああああああ!!
田里弥まで消耗して、これからどうすんだよ?
王翦軍、今後、復活するにしても、脈絡無く登場する、急造武将はなんか作品が危ういような気が。。
いや、これからのことなんか、今はどうでもいい。
李牧・趙軍ワープは相変わらずキレッキレで、本陣に瞬間移動さえしてたのに、李信だけ戻るの遅すぎて、マジかと思う。
もしかして、李信は早く戻ろうとするあまり、李牧みたいに、慣れないワープを試みたけど、別の空間にでもワープしまくってて、戻るのに無駄な時間がかかり過ぎたんかよ?と疑ってしまうわ、こんなん!!
最初から、李信たちは普通に馬で走って戻ってりゃ、右翼に戻れただろうに。そして、王賁&玉鳳隊も、そこから本気ムーブで勝負できたのではないか?
いや、最早そんな過ぎたこともどうでもいい。。
どんなに番吾編の王翦がアホでも、亜光や田里弥が命を賭して守った男であるのは変わりがない。
ヤッパリ、最後まで、託された倉央たちが、王翦守り切れるか見守ってやんねーと。。
ではでは、今週もキングダム本編を振り返って参りましょう。
キングダムネタバレ-遅すぎる飛信隊の帰還
秦軍右翼の奮戦。。
飛信隊、各所で苦戦を強いられていますが、王賁の矢継ぎ早なる指示と、各現場の底力でもってなんとか耐えています。。
相対する、袁環さんも、この点で、援軍の武将であるにもかかわらず、非凡なる指揮能力を発揮している王賁と、飛信隊自身の地力を高く評価している様子です。
しかし―、
そんな、彼らだからこそ、早々に分断して、玉突き編成に追い込んでの封じ込めが、趙軍に功奏したものと分析。
趙軍優勢であれ、決め手こそまだ出ていぬ状態でも、互いの力量を推し量り、自身の役目は、飛信隊と玉鳳の打ち取りでは無く、封じ込めだと理解しているからこその、落ち着きを保ち続けています。。
して―、
ここで、ようやく飛信隊別働隊と、それを率いていた李信が右翼に帰還。
部下の報告で、それを察知した袁環さん。
戻ってきた勢いのまま、袁環さん率いる宜安軍に突撃する李信と、その帰還部隊。。
宜安兵『袁環様、飛信隊の李信が入ってきました。』
袁環『ああ、だが、もう遅い。』
李牧の目的通りの戦局経過のためか?
李信の帰還にも、全く動じる様子のない袁環さん。
状況を知る由もない、李信は、それでもなんとか、王賁との指揮権再交代をする為に、部隊中央への接近を図ります。
李信『すまねえ!李牧を討ち損ねちまった!本当に申し訳ねェ!』
王賁『そんな話はいい!それより玉鳳は下がるぞ!』
王賁の態度から、こんどは中央の危機を、ようやく察知した李信。
李信『中央か?今度は王翦将軍の本陣が危ねえのか!?』
王賁『危ないなんてもんじゃない、一刻を争う!』
そのまま、玉鳳兵に乱戦の解除を申し渡す王賁。
王賁『俺は先に行くぞ!』と、ここに…、
中央軍からの急報が下されます。。
伝令『急報!中央、王翦様の本陣が敵の手により崩壊、王翦様は後退…、後退しようとしていますが、それも危うい状態です!』
即座に、馬足を最大にして駆けだす王賁。。
もう間に合わない。。
部下の咄嗟の意見も、届かず、王賁に続くしかない玉鳳軍。
残された李信、そして河了貂。
李信『ちょっと待てよ、王賁。王翦将軍後退って、そ、それって…。』
河了貂『…(汗)』(顔面蒼白で)
“王翦将軍後退”
その言葉の意味するところに、巨大な恐怖を抱きます。
同時刻—
関常率いる玉鳳には、亜光討ち死に報が入ります。
王翦脱出の試みの中、すでに本陣被包囲の状況まで伝達。。
いや??
ここは、いまでも流石に意味が分からないんですが、、二話分ほど遡ると、今とは真逆に、王翦軍が司馬尚一人を包囲していた状態だったものが、、。
司馬尚が激を飛ばした事で、カン・サロと楽彰すら居ない、モブ兵によって一瞬で王翦軍横陣が抜かれ、王翦本陣が包囲されていた訳ですよね。
そんなん、モブ部隊全体ごとワープしたのでもなければ、その名も無き青歌兵達が、一体、どんな活躍したんだよ!?ってレベルで気になって仕方が無いですわ。
そんな無理ゲーレベルのゲームチェンジに、それでもなお、付き合わざるを得ない関常。
青歌軍の狙いは、最早完全に、王翦の首を射程に捉えた動きと判断して、玉鳳の動きに変更を指示します。
司馬尚撃破では無く、王翦救出の為、左方転換する関常。
しかし―、
亜光を失ったことで、動きに自由が生まれた楽彰が、それを更に阻止する動きに出ます。
キングダムネタバレ-子供扱い同然の王翦
いや、王翦。。
実戦経験のない王子様とかじゃないんだから。
ここからの王翦、マジでみてらんねー。
倉央が先頭に立って、逃亡を試みる王翦一行。
敵の回り込みが、予想以上早く、突破の為に前面に兵を出さなければ、容易には抜けぬ倉央たち。
しかし、それをやってしまうと、逆に殿(しんがり)が危うくなります。
これは、シビアな状況判断を上手く描き出された場面ですね、、。
倉央の必死さが、非常によく伝わります。
しかし―、
そんな、どうにか殿(しんがり)を支えてくれていた亜光兵も、早々に全滅!?
亜光が死んだからと言っても、早!?
いやだ~!?何なのコレ!?
あああ、忘れていた。。
そりゃ、なんていったって全軍の八割方が東北軍のみなさんでしたからね、、。
いくら屈強な亜光でも、もともとの数がめちゃクチャ少ないんや!!(泣)
いや、そーじゃないだろ!?
キングダム設定では、死んで仲間が無気力になってしまう将軍か? そうではなく死兵になって襲ってくる将軍だったか!?
メラ族のキタリとか、初期の呉慶さんとかで、散々、そこ、将軍の描き方で重要だった部分が、亜光に関してはスルーなのかよ!?
うーーーーーん??
亜光兵の死闘、、、描かれはしたけど、どうやら今回は、佳恭二千将なる、亜光の側近が討たれて、亜光の死闘が終了。
いや?そうなったのも、もともと番吾編に連れて来た亜光兵の数が最初から少なすぎたのが原因か??
えええ??
じゃあ、ちょっと待って??
鄴方面に多数残されたであろう亜光兵が、今後、キングダムで復活するとして、、、指揮を執るのは一体誰なんだ!?
ま、まさか!?
アイツか?? アイツなのか??
だ、だ、、だ、、段、、茶。。。。。
段茶…、なのか?
段茶がポスト亜光なのか!?
し、信じたくない。。
だ、、ダメだ、余計に心が、摩耗してきた。。
ああああ、だめだ、、、。
そんなことになったら、もう王翦軍、作中でギャグ担当になるしか生き残る道が残ってないだろ、、。。
どうして呉れんねん、原先生!?
いや、話したが逸れてしまったが、そんな話は後だ。。
亜光兵の数の少なさに、心奪われたが、いま重要なのは王翦の安否だ。。
しかし、その王翦—!?
撤退に関しても倉央に任せきりで、もうほとんど、大人に連れていかれている子供同然である。
予備兵配置しとくとか、何も、準備してなかったし…、ま、それは設定上仕方が無かったにしても、、
李牧ですら、王都の政変や、桓騎軍に囲まれていた際は、最低限でも、自分の身を守る程度の戦闘をしていたのに、王翦はホントに保護されているだけ。
こりゃ一体どういうことなんだ!?
俺は信じられないよ。。
キングダム読者は忘れてないけど。。
国のトップである、あの大王嬴政(当時14歳)ですら、魏興と斬り合いしているし、敵兵の首を“ボンッ”とか吹っ飛ばしながら、檄を飛ばして、兵士を鼓舞してたんだぞ!?
ホントにこの人将軍なのか?
ってゆうか、武将なの??
もう、それだったら嬴政のほうが武将の才能ある訳で、彼が前線で指揮して、王翦は作戦参謀とでいいじゃない?絶対によォーーーー!!
なんで、こんな他人事みたいに撤退しているんだろう??
いよいよ王翦の首を射程に捉えた、モブ青歌兵が、王翦の一団に強襲します。
倉央『王翦様!?』
そして―、
ここであの、第三の男が登場!!
田里弥です!!
ヨカッタ、田里弥は生きていた。。
あの無言を貫く王翦ですら、ここは『田里弥!?』と感嘆の声を上げます。
でも、、。
田里弥『ゴホッ』
その場で吐血する田里弥。
司馬尚に受けた傷のダメージは、相当深い事が思い返されます。。
そして、、。
田里弥『王翦様、申し訳ありません。我ら側近の力不足でこのような事態に、しかし王翦様はここで、終わりではなく、必ず復活し、そのお力を…、』
亜光同様に捨て石になる覚悟を呈する田里弥。
王翦『ならん、お前も来い田里弥!』
オイ!今更、それ言うかよ王翦!?
せめて、亜光が決死の覚悟見せたときから、引き際を覚悟して呉れたらまた、亜光も田里弥も報われただろうよ。
しかし、それがなんで、こんな引き際も逃げ方も自分で決められない、ダメな大人になってんのか意味が分からない。。
逃げるなら逃げるで、田里弥へのこの態度は、訓練された部下に対するモノではなく、一般人が友達に未練を残したソレと何も変わらない。
どう見ても、影武者(漂)の犠牲を覚悟してまで、王宮からの逃亡に徹した、14歳当時嬴政よりも、その武将としての覚悟の程が知れて見えてしまうよ、王翦。。
そして―、
ここで、最後の活躍を見せる田里弥。
田里弥『後退が下手過ぎるぞ倉央、だから日頃から攻め以外もちゃんと学べと言っていた! 本物の“殿(しんがり)”というものを見せてやる! 布仁、三柱を立てろ!!』
倉央『田里弥!!』
田里弥『王翦様を早く連れていけ、このバカが!!』
刹那—、
王翦に、初めて取り立てられた時の事を、思い返す田里弥。
田里弥『(ついに、期待には応えられなかったか。)どうか、末永いご武運を!!』
そこから激闘を重ねる田里弥軍。。
圧倒的な兵数が追従する司馬尚軍とカン・サロ軍。
田里弥の築いた拠点をカン・サロが抜き刺し。。
その矛が田里弥を捉えます。
振り下ろすハズの矛を留めるカン・サロ。
田里弥??
キミは…、いつから果てていた??
矛を下げて、敬意で応えた、カン・サロに感謝する。
王翦軍第三将田里弥
戦死
- キングダムネタバレ最新793話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。