キングダムの感想、ネタバレ予想を楽しんで連載を待つブログ。

キングダムネタバレ予想考察オフィス

キングダム本編考察

キングダムネタバレ第731話 命懸けの歩兵団 現実を受け止める準備が…。

投稿日:

(竜川さん:原泰久先生 作 キングダム第731話)



原先生…、

次週はヤングジャンプ、休載なのですね…。

普段なら、『ああああああ!原泰久休み過ぎィィィッ!』とかイライラするかもしれませんが…、

何と言いますか、今回は次回の話をめくるのが怖いので、気持ちの準備を整える意味のある休載??

みたいな気持ちになってきて仕方がありません。

しかし、否っ!?

『何、勝手に諦めてんだよ?』

『俺たちゃ古参ファンだろがよ。』

田有も、竜川も、中鉄も誰一人死んじゃいねーんだよッ!とか言って最後まで現実に抵抗していきたいという想いもあります。

クッソー!

紅春が在るのに、城壁に上ってきている飛信隊の歩兵数少なすぎるやろが。

弓矢兄弟だって健在なのだから、城壁の壁長を狙撃させるとか、使いドコロあっただろうに。

今回も、いろいろ言いたくなるようなキングダム。

早速、内容を振り返っていきたいと思います。

キングダムネタバレ-竜川の単独突貫

徐々に夜が明けつつある状況。

まだ、城壁上の戦いの最中で城門が開く気配が伝わりません。

待機している騎馬団からも、宜安城から狼煙が挙げられているのが分かります。

副長の渕さんの元には、宜安城の裏門から早馬が出ていることが報告されており、城攻撃の異変も李牧の耳に届きつつあることが懸念されます。

田永『今、趙軍がここに来ちまったら、間違いなく俺らは終わりだぞ。』

確かに。

飛信隊と楽華軍を合わせて一万程度の軍力を保持しているようですが、見るからに、城を包囲出来るような状況ではありません。

しかし―、

何故か、ここで予想のはるか斜め上の仕事を見せてくれるのが那貴。

那貴『いや、裏門から出た早馬は手下に追わせて全て仕留めた。恐らく、この時点では、まだ李牧本軍には気づかれていないハズだ。』

どうやって!?

めちゃくちゃスゴイ仕事してくれていますよね、那貴と楚の配下たち。

城はおろか、地域一帯を遮断できる兵力も無いのに、ピンポイントで敵の伝令兵を狩るなんて、相当スゴイ芸当だとおもいます。

恐らく、宜安城から出立した伝令のコースを読んで、待ち伏せでもしたのでしょうか?

今回の冒頭で一番驚いたシーンです。

しかし、そんな現状で、宜安城を制圧するにも、時間はヤハリ問題です。

このまま夜が明ければ、狼煙とてより見えやすいでしょうし、伝令の往復も活発になるので、李牧にバレるのは、そうそう先の話でもありません。

ただ、それでも那貴や我呂を始め、騎馬突入を待機している面々、今は城壁攻撃部隊の戦果を信じるしありません。

我呂『アイツらは必ず裏から門を開ける。』

現時点、激闘繰り広げる城上の飛信隊歩兵団。

パワーファイトを展開する怪力三人衆に圧倒される趙兵たち、一見、今のところ信による、からの投入が功を奏しているようにも見えます。

先ずは戦いの序盤、最初は信を含めた怪力三人衆が横一列で進んできているのですが、盾兵が密集してきて、田有と中鉄が、若干、阻まれだした瞬間…、

『オイラに任せて!』と、竜川が単独突貫します。

振り下ろす金棒で、複数名の趙兵を屠る竜川ですが、単独で突出しただけに、敵の槍の穂先が竜川の腹部を突いていきます。

尾平・慶さん『竜川!!』

もう、殆どノーガードのまま単独突進を続ける竜川。

全面だけでなく、側面、背後からもモブ趙兵の攻撃を喰らいながら、城壁階段の方向に向かって突進を続けます。

徴兵『死守だ!階段まで行かせるな!!』

竜川一人の勢いに飲まれるモブ趙兵たち。

次の瞬間、階段の際まで来た竜川は、さらに思い切った行動にでます。

その巨大な体で、階段上にいる趙兵全体に向ってフライングボディプレスを敢行。

これには、信も敵兵も驚愕します。

キングダムネタバレ-何故か続いてこない後続歩兵団

で、問題はココからです。

竜川の決死の単独突撃ですが…、フライングボディプレスの敢行含め、彼の快進撃に対して、全く後続が付いてきていません。

階段を大きく落下し、それまで蓄積したダメージも相まって、竜川は気絶。

『くっ、このデカブツがッ!!』などと、もぶ趙兵が竜川を手にかけようとした瞬間…、

『テェェェツ!!』と中鉄が追い付いてきて、間一髪、これを防衛。

しかし―、その中鉄まで、単独なので趙兵包囲を受けてしまいます。

モブ趙兵『抜けてきたのはコイツらだけだ!さっさと殺して上の援護に!!』

ヤバいです。

これ、各個撃破される流れです。

しかし―、

『ルアア!!』

何とか、追い付いてきた信。

田有も、階段上部まで、追い付いてきています。

田有『竜川、お前ってヤロォは…っ。』

そのまま田有も、信に追いつき、階段下に向って戦闘を進めます。

この場面、このまま中鉄は前進する行程から脱落しているのが分かります。

明確に描かれていませんが、竜川ともども安否が気になります。

そして―、

ここでモブ将ながら、敵将から迅速な指示が飛び出します。

モブ将『よい、あの二人は下で殺せ。それより奴らの間に入って後ろを続かせるな。』

はあッ??コイツ、モブキャラだよね!?

何なの?この、無駄な有能さ!?

崇原『いかん、後続を断たれるぞ!急げ!!』

崇原の咄嗟の判断に、追従できたのは、干斗ら始め、極数名の精鋭歩兵。

やっと、城壁の裏に飛信隊の攻撃が進んでいきます。

楚水『命懸けで歩兵団が門を開こうとしている。間も無くだ!!全騎突撃態勢!!』

しかし―、

何とか、竜川による、決死の突貫による、戦闘進捗が見えたようなこの局面でも…、

アッサリと敵のモブキャラに封印されつつある状況です。

モブ趙将『盾で、階段前を潰せ、正念場だ、それ以上通すなぁ!!』

ってか、何で趙軍は、名もないモブ将キャラの方が、フテイや舜水樹はおろか…、

李牧や扈輒らの大将軍よりも、こんな的確で迅速な判断が出来んだよ!?

尾平『あッ!道を塞がれたッ! クソ、信たちが。』

飛信隊兵『羌瘣さん!?』

羌瘣『…ッ。』

羌礼『瘣姉に頼るな、ワシが何とかする。』

前後分断って、これ、完全にダメなヤツです。(泣)

狂ったのは何処からだったのでしょう?

竜川の勇気は当然称賛されて然るべきなのですが…、

個人的には、信が竜川の単独突撃を止めるべきだったのではないかと、残念に思います。

例えばですよ?

別に、竜川が単独突撃をする以前から、確実に前進はしていたのですから、後続にも確り付いて来させて、自分と田有らに敵の攻撃が集中しないよう、バックアップさせる指示を出せたはずです。

信『竜川!抜け駆けは許さん!!列に戻れ!!』

それぐらい言ってよ、李信将軍。

で―、

それをしないばかりでなく、何を“名前すらないモブ将”相手に、前後分断を喰らってんだよ!?

これ…、正直言ってですよ?

“伍の結束”とか“集の強み”を描いていた、百人隊時代の戦闘と比べ、バトル場面の描写が非常に雑過ぎです。

何故、最低限の基本である集団行動の前提や、戦闘に於ける“伍”や“集”の行動基準までが崩壊しているのか意味が分かりません。

信も先頭に立って攻撃に参加していましたが、途中から、田有、中鉄、竜川までもが、バラバラに戦ってるような感じになってきています。

とゆうかですよ!?

彼らは体が大きい分、進むのが遅いと言う初期設定があって…、

この点を崇原たちと身の軽い、軽量級~中量級の仲間たちと弱点を補い合って戦い進むのが彼ら本来の強みではなかったのですかね?

羌瘣や礼が、この際、不調なのは十分分かってはいるんですが…、

それにしたって攻撃メインを張る怪力三人衆のフォローに回っている奴らが少なすぎるのが心配過ぎます。

玉鳳が出てきた頃には、キングダムでも“集団戦闘技術”という言葉が出て来ていたのに…、

何故か、今回はそれが全然発揮出来ていないばかりか…、むしろ劣化しているようにしか見えません。

田有、竜川、中鉄を犠牲するために、ムリに飛信隊の強さを劣化さえているのが萎えます。

あと…、

単純に紅春という井闌車が付いているのに、城壁上の歩兵の数が完全に少なすぎるのも異様です。

紅春だって、後ろに入口が付いていて、どんどん地上の歩兵を城壁に上げてしまうポンプの役割を果たせるわけで…、

今の時点でも、5千人近くいる飛信隊なのに、どう見たって城壁上では、数十人程度しか戦闘に参加していません。

こんな飛信隊の様子をみると…、

やっぱり飛信隊は百人隊の頃から何も戦闘技術が向上しておらず、信自身が百人以上の隊員に対する指揮力を有していないのではないか?と心配になってきます。

当然、百人隊の頃の話だけでもなく…、

つい最近まで、あの影丘での超絶無理ゲーを勝ち抜いてきた最強歩兵団が、こんな通常戦闘にも等しい状況で、苦戦しているのも不可解過ぎます。

(あのアホみてーな崖と比べると、紅春が普通に機能してくれているので。)

キングダムネタバレ-死なないで田有さん!!

非常にマズい状況ですが、ここまでは、李信が集団戦闘の指揮を忘れとるというだけでなく…、

何故か、モブ趙将の中に、フテイなど到底足元にも及ばない程の実力指揮官が、脇役に居たのが不運だったとも言えます。

とはいえ―、

後続と完全に分断された信、田有、崇原と、干斗、惇兄弟らの数名の歩兵隊士ですが、なんとか城壁の階段下まで到達することが出来ました。

完全に友軍と分断された事を悟った以上、ココからは、彼らだけで、城門を開けるしかありません。

既に、複数の槍の穂先を鎧越しとはいえ、腹部に喰らっている田有。

限界が垣間見えます。

崇原『田有、休んでいろ!十分だ、後は俺たちでやれる!』

崇原らが駆けだしたトキ、側面から弓兵の一団が現れ、射撃を喰らいます。

ここでも、再び崇原らを庇うように田有。

射撃の的として、矢を喰らいます。

遂に動きが止まってしまう田有。

咄嗟に、敵の盾を拾った信は、弓兵団に突撃を仕掛けます。

信『こいつらは俺が引き受ける。行け、お前ら!お前らで門を開けろ!』

しかし―、

この間に、既に再び門の前には、盾兵が結集。

干斗『また盾兵…、俺達だけで行けるか!?』

干斗らが躊躇したその時―、

『任せろ!』

崇原・干斗『!?』

ドガッ!!

再び田有が、盾兵団を一蹴。

崇原『田有ッ!?お前!!』

城門開閉装置の入り口に到達した、崇原らの一団。

田有『行け、入り口は俺が塞いでおく、お前らは開閉部屋に行って城門を開けろ。』

干斗『なッ!?俺も残ります。』

田有『バカが、中には敵もいるんだよ。門が開かなきゃ、外の奴らも含めて全滅だ。行け崇原、ここまで来てしくじるなよ!』

崇原『スグに戻る、それまでここを任せたぞ、田有。』

田有『オオ、行ってこい歩兵長。』

ココから、入り口を背に、単独防御を敢行する田有。

途中、離れてしまった信は、田有の救援にも合流出来ません。

城壁内、探索の後に、開閉部屋に到達した崇原たち。

残りの守兵を狩り、とうとう城門を開きます。

その瞬間—、

楚水以下の騎馬団が乱入。

開門の瞬間、穏やかな笑みとともに矛を手放す田有。

 

死なないで、田有さん!!

こんなんッ…ざけんなーーーーーーーーーーー!

 

― キングダムネタバレそれ最新730話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

 

-キングダム本編考察

Copyright© キングダムネタバレ予想考察オフィス , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.