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キングダムネタバレ第663話 羌瘣の噂 考察 羌礼登場での急展開

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(  羌礼 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第663話 )




次週のキングダムは休載ですね~。

しかしその分、今回登場した伝令将校  義孝の実力がどんなもんか楽しみで楽しみで気になって仕方がない読者様もたくさんいらっしゃるでしょう!

…って、さすがにそんなワケないですよね。(笑)

当然、重要なのは今回とうとう本編に登場してきた羌礼の方ですよね。

多分に、キングダムを今までヤングジャンプでしか読んだことがなくて、今まで巻末のオマケ漫画にしか出てこなかった羌礼と羌識を存じていない…。というキングダム読者さまは少ないと思います。

いやはや姜族というか羌礼と羌識の乱入は予想していたけど、姜礼たった一人で本編登場ってことは識はどうした!?って感じですよ。

キングダム56巻のオマケ漫画の後から、一体、君たちに何があったのかめちゃくちゃ気になるんだけど…。

これは、再び蚩尤族の間で“祭”が執り行われたという事なのでしょうか??

玉鳳軍には亜花錦。

楽華軍には愛閃。

そして、飛信隊には義孝!…ではなく、ついに羌礼が電撃加入!?

いや、もういっそ姜族乱入全員で参戦してきなよ?

巫舞部隊結成による反則級戦力の投入が期待できるのは今です。

ではでは、今週もキングダム本編の内容を振り返ってきましょう。

キングダムネタバレ-義孝さんの状況報告

快進撃のハズの楽華軍ですが、今回はたまたまなのか? 左翼第四部隊の皆さんが趙軍による攻撃を集中して受けてしまっています。

どうやら相当数の兵が動員されてきているようです。局地的にとは言え劣勢の中、彼らの部隊長まで趙軍の手にかかりそうになっています。

しかし、ここで読者の皆さんには非常に馴染のある『トーン、タンタン…。』というアノ唄が聞こえてきます。

同時に見覚えのある額のハチマキが描き出されると、途端に森の中に殺気が満ちていったのか? 敵味方が状況を把握する前に何やら一方的に趙兵の首やら胴やらが吹っ飛んでいきました。

秦兵が気がついた時には辺り一帯の森は屍の海―、

自分達を助けた人物をかろうじて視野に捉えた楽華兵がいます…、

『今のは確か…。』

ネタバレ考察-飛信隊 諜報・伝令部隊員 義孝

なんだろう?彼こそ平たい顔族とでも言ったらいいのか?

平原を颯爽と駆け抜ける単騎兵。

戦地で敵軍の動向や友軍の配置を探るという重要な任務を負う、情報収集専門の部隊員のようです。

その名も飛信隊 本陣所属 諜報・伝令部隊員 義孝さん。

軍の情報将校とか言ったら現代ではエリートでしょう。インテリジェンスの象徴というか、非常に洗練されていてスマートでスタイリッシュなイメージがあります。

恐らくキングダムでもそうなのかもしれません。

ご覧ください、この義孝さんの丸い顔に小さな、小さな…、

目ェ…小っさ!?なんでしょう?顔の面積のワリにパーツが小さすぎませんか?

特徴が抑えられすぎて逆に特徴的すぎますよ義孝さん。

むしろ本編のように情報部員などと聞かされたら似合い過ぎて気になりますよ。(笑)

ハン〇ー×〇ンター作中設定の“絶”が使えて、乱戦最中でも敵味方から完全に存在感を消せるスキルを持っているのかもしれません。

そんな義孝さんが信と河了貂がいる本陣に到着しました。

ここで義孝さんから玉鳳と楽華の動きを知らされた信たち。

しかし、それだけに自分たちの軍が彼らと比べてカナリ押し込まれている現実も思い知らされます。

とりあえず、一番重要だった戦況報告の仕事を終えた義孝さんですが…、

河了貂が労いとともに休憩を指示した後、彼は道中で聞き及んだ妙な噂話を思い出しました。

義孝『あの…ところで妙な噂を耳にしたのですが…。』

信 『ん?妙な噂?』

義孝『...。』

あの?義孝さん??

自分から話を振っといて、妙な間で停止する義孝さん。

『あ、やっぱりいいです。』などと言い出して信を怒らします。(笑)

まぁ、噂話の性質的に本人もあり得ないと思ったのでしょう。

信が問いただしたところ、その噂話とは『他の戦場に羌瘣が出ている…。』という話で義孝の話を聞いても、信も河了貂も全く要領を得ない心境にしかなりませんでした。

義孝とてここ数日の間、羌瘣が寝ているコトは承知だったのであり得ない話であることは重々承知だったワケですが、その上で友軍の各部隊から『間違いなくお前ら(飛信隊)の副長だろう!』と実際に見たと言う秦平が多数いたことが報告されます。

河了貂は一応と思ったのか?証言の出ている部隊を義孝に聞きます。

義孝曰く―、一日毎に楽華軍⇒亜光軍⇒倉央軍の順で証言が出てきた事を報告しますが、倉央軍は飛信隊の隣なので、一見して自分たちの下に何かが近づいてきているようにも見えてきます。

しかも…、義孝が聞いた友軍の証言では、その姿の目撃情報だけでなく、なんと冒頭の『ターン、トントン。』という声も聞き取れていたとの声もあがっています…。

信も渕さんも…、義孝の話に乗ってやったつもりなのか、『じゃー羌瘣かー。』『羌瘣さんですね~。』などと聞き流しに掛かっています。(笑)

最終的には義孝さん…、せっかく報告してのに信に『バカなコト』と一蹴され、しかも『クソして寝ろ』さらに『アホ!!』とまで悪口を言われてしまいます。

口が悪すぎでしょうよ李信将軍。(笑)

しかし、信にしても河了貂にしても羌瘣の出自は一応知っているワケなので…、

ここで機転が利いて『一応、羌瘣に何か心当たりが無いか聞いてみるか。』みたいな冴えがあったら、この後の展開はどうなっていたでしょうか?チョット気になります。

実際に、その一方で…、寝入っているハズの羌瘣ですが、先週に続き、どうも何かに感づいて安らかに回復に努めているような寝姿には見えません。

ネタバレ考察-飛信隊、再び苦戦中

崇原の下に各隊の苦戦が報告されてきます。

特に尾平たち…、敵に完全に包囲されている様子からも、沛浪が何とか負傷した体を押して50人規模で増援に向かいます。

そして、同時に本陣でも河了貂の下に各戦列の苦戦が続々と入って来ているようです。

河了貂としても完全に部隊の運用が後手にまわっている様子が描かれます。

現状、敵に自軍の歩兵軍不調が見抜かれていて、騎馬封じのために森林地帯に誘い込まれいる状況なのですが…、

これも河了貂としては分かっていながらもこのような状況に追い込まれていったのかもしれません。

変わらぬ後手の対処応戦と分かっていながらも、用兵に器用な那貴の部隊を歩兵転用して、森林中の部隊に回ってもらいます。

そして、危機的状況にあるという尾平の部隊はどうなったのでしょう?

今戦で百人将になった尾平ですが、極めて危険な状態にありました。次々に伍がやられていきます。

コウ君が尾平に隊の移動を促しますが、既に逃げ道を完全封鎖され倍以上の趙兵で包囲された尾平隊。

慶さんも奮戦しますが、もう将である尾平を逃すことくらいしか試みる手段が残されていません。

コウ君が足止めになって尾平と慶さんの退却を促しますが、いよいよコウ君もモブ趙兵に力で押し負け、尾平らの目の前で殺されそうになってしまいます…。

身を捨ててまで尾平の生存と隊の存続を優先したコウ君、やはり君は勇敢だぞ…。

そして、今週も誰よりもピンチが似合った男、尾平ですが…、どうやら彼の窮地も今回はココまでのようです。

いや、コウ君がいなかったら狩られていたかもしれません。

キングダムネタバレ-戦地に舞い降りた羌礼

ここであの『トーン、タンタン…。』のアノ声が聞こえてきます。

コウ君『これって?』

尾平 『羌瘣?』

怒号溢れる戦場のハズなのに、何故か全員の耳にこだまする唄声。

趙兵まで、その場の動きを止めてしまい…、それまで自分達が殺そうとしていた尾平たちの顔が安心で綻んだトコロに…!?

はい、何故かいきなり自分達が肉塊に!?

ドヒ!!という風切り音なのか衝撃音なのか分からない音と共に何かが自分たちの近くに落ちてきて駆け抜けていきます。

『トーン♪』と口ずさみながら、駆け抜けていくのは羌瘣と同じ服を着た女。

読者もようやくここで本編での羌礼の顔を見ることになるのですが…、ここで我々が目の当たりにするのは、オマケ漫画で見慣れた朗らかな彼女の顔ではなく…、

血走った眼で口角を上げながら趙兵の殺戮を楽しむ羌礼の姿です。

もう退却を宣言している趙兵の足を刈り…、

『ハハっ逃がさねェよ。』と笑いながら首を落す羌礼。

続いてそのままその場にいる趙兵を残らず惨殺し始めた羌礼を見て…、尾平はようやく理解が追い付いてきたのか…、

『羌瘣じゃない!?別人だ!』と吐露するに至ります。

恐らく幽蓮への仇討ち時が全盛期であったであろう羌瘣ですら、ここまで派手な皆殺し描写があったかどうか? そう思えるほどに人を斬りまくった羌礼。

動く趙兵が居なくなり、やっと動きを止めて尾平たちの前に、その全身の姿を見せます。

オマケ漫画のラフさとは一線を画した、神(作者)の本編仕様の画力もあってか?

充分に雰囲気に陰を湛えた姿を見せる羌礼。

多くの読者が、あんなにイイ子だったのにどうしちゃったの?羌礼…。ってなったでしょう。

ややもすると数年ぶりに会った親戚の子供が完全にグレていて、会話も成立しないくらいのバカに仕上がっていたトキの衝撃に似ているかもしれません。

いや?

しかし、ここではどうやら羌礼の方から尾平たちに話掛けてきました。

羌礼『おい、お前ら。飛信隊だよな?』

尾平が『ああ。』と短く答えると、小さく『…っし。』と彼女はこれまでの道程の手ごたえを吐露します。

羌礼『じゃあ、さっさと羌瘣のトコロに連れていけ、かわいい後輩が会いにきたってなァ。』

もう、顔が険ですね。

目チカラにもあふれた眼光は鋭く、しかし綺麗だったりもします。

コレは“祭”をくぐり抜けた結果なのか?

それとも単に思春期を迎えただけなのか?

大人になったのは顔だけじゃなくてカラダもでしょうか?

今もイチイチ“助平なコト“を想像して騒ぎだすアホ娘であって欲しいのですが果たして彼女の登場は何を意味するのでしょう…。

662話の羌瘣の夢枕に現れた黒い影と羌礼の接近には、当然、大きな関係もありそうです。

前半は殆ど義孝さんのユルユル勤務日誌みたいな話だったのに、一転してシリアスな急展開を迎えました。

羌礼が既に闇落ちしているのか? たんなる本編モードなのか?

気ーにーなーる~!!

― キングダムネタバレ最新663話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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