(趙峩龍 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第594話 )
いきなり徐肖。前回までは、ただの咬ませの急造キャラかと思いきや、なんだかかなりキャラが濃いです。
そして、おそらく今日は、趙峩龍が生まれてから一番大きく目を見開いた日なのでしょう。
来週はキングダムがお休みってだけあって、今週の描き込みは凄いです。特にモブ兵の数が半端ありません。
扉絵の合戦シーンを見て、徐肖と信がどこにいるのか朝から探しているのですが全くもって分かりません。
このようにキングダムには、漫画として読む以外にも“ウォーリーを探せ“の様な楽しみ方もあります。
神(作者)もお休みを前に、画力たっぷりで最高でした。今週は乱戦シーンでの兵の描き込みが多く、みんないい顔で出てきています。
特に去亥の驚いた顔は最高。
そして、これまでの活躍をひた隠しにしてきた羌瘣が登場。
まだ実力を隠しているハズの邦貴一家も登場。
しかし、あれ?
今週の邦貴の顔、以前より長細くなって変に見えます。
いつもより描きこみが多いキングダムなのは分かるのですが、“推し”の多い彼の作画、コレは流石にハズしちゃマズいと思います。まあ、今回はたまたまだと思いたいです。
また、この点、今回の戦闘場面で邦貴が投入されるも、入隊して以来、期待された彼の実力がいかんなく発揮される機会がお預けになってしまったようです。
そして、594話のキングダムでは、信たちは羌瘣の作戦に乗るしかないのですが、これだと普通に考えて趙峩龍逃げてしまいます。
ただその反面で、趙峩龍も本陣手前を抜かれて攻められているのに、『ギリっ!』とか言っているあたり、飛信隊殲滅に拘って自滅するなどの顛末も別段、想像に難くありません。
キンググダムネタバレ-徐肖の勢い
前回の考察⇒【キングダムネタバレ最新第593話趙ガ龍本陣 考察】
前回の予想⇒【キングダムネタバレ594信呼応で羌瘣弓矢兄弟は?】
やってくれましたね徐肖。
まあその分、ジョリーン(徐林)が皆からコレほど集まるほど愛されていたコトと比べると、兄である徐肖などはどうなのでしょう?
キングダム本編でも趙峩龍に後述されるように、真逆の扱いであったのかもしれません。
この急造とは思えないほどのキャラの濃さ故に、趙峩龍を始め軍団内の連中から見ても、「アイツほっとこうぜ」的な存在であったと思われます。
私含め、御覧のキングダム読者様のご兄弟の中にも、戦の最中にも関わらず、コレほどの号泣ぶりで泣いてくれる兄弟などは、そうそう居ないかもしれません。
先々週まで、キングダムファンの中でもこの徐兄弟は、精々「そんな奴らいたな…。」程度の存在感しかなかったハズです。
しかし結果的に、次週に向けたキングダム本編の休載による引き延ばし効果も相まって、非常に強く印象に残るキャラになってしまいました。
キンググダムネタバレ-生死判定保留の松左
飛信隊、バンバンやられています。
崇原率いる後続部隊も健在なハズのですが、そこは流石に騎馬と歩兵の速度の違いがあります。
先方集団であった信、楚水、我呂の騎兵団がすっぽりと土雀徐兵団に包囲されてしまいました。
キングダム考察-徐肖の位置と早すぎる急展開
致命傷というほどではありませんが、前回のキングダムのラストで信が徐林に受けた一撃がかなりのダメージとして残っています。
信の周辺には我呂とわずか数名の騎兵しかいない様子で描かれている所を見ると、かなり味方同士の分断も一気に進んできているようです。
先週、松左の心の応援を受けて信が徐林を倒していたので、包囲される状況が少しでも緩和できたかのような印象もうけましたが、上述の通りこの点でもジョリーン(徐林)を討ったコトは、土雀の戦意を高める結果となっても、戦意を下げることにはならなかったようです。
さて、読者もそんな徐肖の身勝手を目の当たりにしたキングダム594話。
趙峩龍はこのまま戦局を流れに任せます。
キングダム-打つ手がない河了貂
決して意地悪で言っているのではなく、もう前線の先まで全兵を繰り出しているので伝令のやり取りもままなりません。
そして、その程度のことは河了貂としても百も承知。
竜川をはじめとして前進が遅れがちな仲間の足並みを合わせるための指示を、前回から逐一発していた様子が描かれています。
キングダム考察-松左の意識不明
同時に描かれた干斗と松左の立ち位置ですが、今回も松左の生死判定は先送り。
こうなると少し、松左の扱いが酷いですね。
休載を挟めば彼の生存危機の始まりから4週間の引き。
いくらなんでも、それだけの時間を挟んでしまえば、流石に読者としても緊張感よりも疲労感のほうが上回ってしまいます。
なので、結果的には趙峩龍との決着がつくまで、あるいは、14日目の戦闘が終わって夜間に入るまでの間、神(作者)は見せ場を戦闘に集中させるために、松左の生死判定を保留にするするつもりでしょうか?
そう考えると、単にキャラの生死判定を思わせながらも、別のストーリー上の展開や、戦略ネタへに繋がれば嬉しいトコロです。
また、いくら松左に人気があることを認めた上で、このまま死亡判定を与えるにしてもどうでしょう?
キングダムネタバレ-羌瘣登場
羌瘣の包囲参入で、楚水、我呂、信も激戦の中で少し我に還った様子がうかがえます。
キングダム考察-邦貴の顔が心配
微力ながらと、邦貴一家も包囲の中に参入。
ボソッと本音で、「ホントは来たくなかった…」などと困惑する魯敏がいい味出してます。
冒頭でも記述したように、少し困惑したのですが、ここでの邦貴の顔今までよりもかなり縦長になっていますね。
(邦貴 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第594話 )
前項で考察した徐肖を描くことにエネルギーが奪われたために、神(作者)もここで少し画力がパワーダウンしてしまったのでしょうか?
実に恐ろしいことです!
徐肖&徐林が登場したのは今から約一年以上前のキングダム536話、537話ですが、その間、前回の593話まで待機状態でした。
こうなると、彼らを急造キャラとしてではなく別の見方をすれば、原先生は約一年もの期間、徐肖&徐林をどうやって活躍させるか構想を練る時間があったことになります。
まるで廉頗へのリベンジを練る蒙驁将軍のように。(李牧の講評:キングダム228話参照)
仮にそうだとしら原先生、エネルギーを注ぐべきキャラクターの選定をミスってます。
間違いなく、神(作者)の才能の無駄遣いだといえるでしょう。
そういった深刻な懸念からも、次回では早々に徐肖が死亡して、邦貴の顔がもとに戻っていることを願うのみです。
キングダムネタバレ 最新 第594話 楔 考察 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんのキングダムネタバレ予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)