( 楽彰さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム788話)
なんか?
王翦、めちゃクチャ謙虚です。
状況分析して、李牧の作戦を褒めそやす他、その反面で、以前から当ブログで指摘しているとおり、司馬尚が先頭になって、包囲陣形の完成している王翦本軍に突っ込んで来てて、状況は五分五分と語っています。
いや?しかし、コレって本当に五分五分ですかね?
もともとは司馬尚本軍3万で、それが王翦本軍3万に激突したんですよね?
そんでから、その後に王賁が居ない手抜き横撃を仕掛けた玉鳳軍2万がやって来て、司馬尚本軍が挟撃を喰らって、その後さらに田里弥・倉央軍の8千程度が背後攻撃を仕掛けて来て、実質2倍の戦力で司馬尚は包囲されているワケなので…、
コレって五分五分など通り越して、ホントウは既に司馬尚は普通に詰んでませんか??
どう考えても、李牧は青歌軍にとっての疫病神でしか無いと思うのですが、王翦は何処を見て李牧を褒める気になったのでしょう??
そもそも、李信と王賁が行動不能になっている点も、正直、王翦本人は李牧の行動が誘いだと分かっていたのですから、『持ち場を離れるな。李牧なんてほっときなさい。』と釘を刺しておけばよかっただけの事であり。。。
本紙の展開の通りに、亜光が李牧に突っかかって行ったとしても、サッサと遊撃軍でも介入させて、事前に決めた作戦と違う事をした亜光を、少しでも早く持ち場に戻すよう働きかけるようにするのが総大将の仕事だったワケです。
コレって、別に李牧サンが凄いんじゃなくて、序盤で何もセンかったアンタが間抜けなだけでしょうが。。
まあしかし―、
それを差っ引いたとしてもですよ??
上記の通り、司馬尚本軍をそのまま王翦本軍にぶつけたところで、玉鳳軍本隊は健在で、カン・サロ軍も楽彰軍も別段、倉央軍と亜光軍を無力化する前に、本軍を行動させた結果、司馬尚本軍は、ほぼ全面包囲を喰らうという結果になってて…、
王翦が何もセンかったとしても、司馬尚軍が勝手に自滅するプログラムを発動してくれているので…、
確かに、李牧も王翦もどちらとも大した事やっていないのに、何故か大仕事した心算になっている点で、五分五分なのかもしれません。
また、あとで詳しく書き加えますが、楽彰なんて、たったの十騎程度の数で亜光追っかけて来てるだけで、その後ろから亜光兵が大挙してきているので、亜光が後ろに気付いて振り返ったら、楽彰は最早即死ですよね??
コレで、亜光兵が楽彰の首を掲げて…、
亜光兵『亜光様が楽彰打ち取ったど!うんちィィィw!!』などと言えば、王翦軍右側はもう楽勝で、楽彰は一体何しに来たのかすら分からなくなります。
司馬尚本軍左側の士気は、完全にダダ下がり間違い無いでしょう。
そして―、
ついでに、糸凌の配下が気を利かせて、、
糸凌特戦隊兵『糸凌様がジ・アガを打ち取ったぞ!!カン・サロのマイクロペニス野郎は糸凌様にビビッて司馬尚の下に逃げやがったぜ!』(見方によっては事実)
などと、走るカン・サロと司馬尚本軍に士気下げの流言と挑発を仕掛けてやれば…、
カン・サロ『違うわボケええええ(怒)!誰がマイクロペニスじゃ、ぶっ殺すぞ!!』と、彼もブチ切れて、明後日の方に挑発兵を追いかけていくに違いありません。
糸凌特戦隊は糸凌を守って逃げまくるんや!!
ではでは、今週もキングダム本編を振り返っていきましょう。
キングダムネタバレー王翦の戦況分析
勝負の付いた糸凌とジ・アガの前に立つカン・サロ。
申赫楽と山秀を倒したので、その場をジ・アガ兵に任せて、司馬尚の下に急ぎます。
糸凌を仕留めるよう要請するジ・アガ兵も居ますが、カン・サロは敢えて『ジ・アガに受けた傷で死なせる』と語り、その場を後にします。
カン・サロ『糸凌とか言ったな、我が友ジ・アガを討つものが居ようとは、お前にも最高の敬意を払おう。』
ジ・アガの実力を知るだけに、やがて糸凌も蓄積したジ・アガからのダメージで、彼女も直に死ぬと取れ得る宣告を下すカン・サロ。
しかし―、
『安心しろ、スグにお前の男も後を追わせてやる。』などと、敬意とは別に武将としての厳しさも最後に突き付けて去るカン・サロ。
後述する、楽彰らと違い、その場に止めるのはジ・アガ兵だけで、自らはもともといた1万近くの自軍の全体を動員して、司馬尚の下に駆け付けるカン・サロはヤハリ脅威に移ります。
この点、王翦軍、糸凌隊の立場として、なんとかする事は出来ないのでしょうか??
今こそ、“不死身の山秀”が立ち上がって、ほどほどカン・サロが進んだところで、冒頭のように大騒ぎしたらいいのではないでしょうか?
山秀『ギャハハハハ!糸凌がジ・アガを打ち取ったぜ!そんでもって、カン・サロのマイクロペニス野郎は糸凌にビビッて司馬尚の下に逃げやがったよ! おーい倉央軍ww 糸凌にぶっ殺されそうになったジ・アガをビビって見捨てて、逃げだしたマイクロペニスのカン・サロがそっちに行ったぞ~~www』
司馬尚兵A『え?あんなに仲良かったジ・アガ様の仇を討たずに、敵将と戦わずにコッチにカン・サロ様が来たって??』(事実。)
司馬尚兵B『そういうことか! 倉央軍がさっきから突撃してきているのは、ジ・アガ軍の野郎共がしくじりやがったのか!?』(事実。)
青歌軍将校C『あのカン・サロ様が持ち場を放棄されているとは、相当の事態が起こったに違いない!誰か、司馬尚様に報告に行け!!』(事実。)
青歌軍将校D『ホンマや!後ろからカン・サロ様が来とる。』(事実。)
冗談抜きにして、いまの状態で、カン・サロ軍とジ・アガ軍に関しての虚報及び流言というか、事実に少しの嘘を交えて青歌軍に囁いてやれば…、
同じく事実の上で、相当の密度で被包囲を喰らっている青歌軍にとってみれば、大混乱を来す原因になりゃしないでしょうか?
報告を受けた司馬尚とて、何らかの指示を出すべきか?
攻撃を緩めてでもジ・アガ死亡に関しての事実確認をするべきか? カン・サロ様が馳せ参じて来たとしても、その状況について、どのように受け止めるべきか? 数々の状況判断に迷いが生じること間違いないでしょう。
カン・サロ『司馬尚様!このカン・サロが馳せ参じました!!』
司馬尚『おお、カン・サロ! して?ジ・アガが討ち死にしたのは本当か?』
カン・サロ『はい!本当です!!』
司馬尚『で、何でジ・アガを討った敵将を倒さずにその場を離れた?秦軍の連中ったら見てみろよ? お前が逃げたとか言い触らして回ってて、そのせいで敵の士気は爆上がりよ? 俺は、ジ・アガが死んだその場から、お前が逃げて来たって聞いたんだけど??』
カン・サロ『はァ?誰が一体そんなコトを!! いや、俺は別に、ジ・アガの攻撃で相手が死ぬのがいいと思って、ってゆーか、敵にもリスペクト要りますし。あの、その…。』
司馬尚『…ごめん。何言ってんのか全然わからん。でも、そうか(ハァ…と、小さく溜息を見せる司馬尚)。。 じゃあ、それはもういいや。』
カン・サロ『(やべ💦)いや、違うんです~! ホントはジ・アガを倒した奴なんて、俺は絶対に勝てたんですけど、相手は女性でしたし、ほっといてもどうせ死ぬと思ったし…』
司馬尚『は?ジ・アガのヤツ、俺に『大丈夫です。』とか言っておきながら女に負けたの?』
カン・サロ『いや、だからー。女でも、めちゃクチャ強いんですよ!ソイツ!』
司馬尚『?? だからなんで、そんな危険な敵をお前は放置してここまで来てんの? そんなん敵から見たら、お前が逃げたように見えるのは当然じゃん? お前が逃げて来たって、もうソレ、ホントなんじゃないの? てか、それよりお前さ? マイクロペニスってマジなの??』
カン・サロ『(ブチッ)ああああああああ! 全部チガーーーウ! 誰がマイクロペニスだーーーー!!! 話は最後まで聞けーーーーー!!』(※ここで上司にマジギレするカン・サロ)
山秀よ、別に矛振るうだけが戦いじゃない。今こそ復活してよw
で―、
イキナリ話が逸れてしまったが、ここから全体を俯瞰している王翦が、分析を披露しています。
王翦『俺を追い詰めている心算だろうが互いに危ういぞ、李牧。』
飛信隊と玉鳳軍本隊を封じられた痛手と司馬尚の個人武力をみとめつつも、それと同時に司馬尚本人が自軍3万と直接戦闘しなければならない危険と隣り合わせであるという事実を突きつける王翦。
同時に―、
李牧自身もまた、側近の強軍である馬南慈・バフージ君・舜水樹・骨珉伯らを同じく強軍である敵の楊端和軍相手に投入してしまっている点も指摘する王翦。
しかし、あれ?
李牧側近の強軍??
馬南慈らは分かるのですが、その強軍の中に何故か、骨珉伯までカウントされているのは、王翦流のツッコミ待ちギャグなのでしょうか??(笑)
骨珉伯など、どう考えても李牧軍の穴としての役以外に何が在るのでしょう??
犬戎編で出てきたロゾに代わる、舜水樹の新しい相方とでも言いましょうか?
このコマとて、どう見たって、ズッコケコンビ(左)と優秀親子(右)にしか見えません。(爆笑)
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( ズッコケコンビ(左)と優秀親子(右) 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム788話)
王翦『司馬尚を討ち、青歌軍が消滅すれば反転攻勢の流となり、お前にソレを止める術はない。』
そして―、
李牧から見ると、王翦軍には司馬尚の武は止められぬ様に見えたとして…、
その司馬尚本軍の後方からは、別の秦軍が襲い掛かります。
先ずやって来たのは、亜光です。
右方前方から亜光軍。
状況を詳しく見てみれば、、。
単身、乱戦から抜け出た亜光が一人で司馬尚本軍の背後に迫り、、。
それを、楽彰と僅か十数騎の青歌兵が追いかけています。
そして、その楽彰と僅か十数騎の青歌兵の後を…、
亜光兵が大挙して迫ってきているのですが、、。
楽彰さんったら。。
楽彰『死に物狂いで亜光を追ってきたが、亜光を追わずに、亜光軍をあそこに貼り付けるべきだったやもしれぬ。』等とやけに危機感ゼロのモノローグを展開。。
『亜光と亜光兵を甘く見過ぎたな。』とか、平然と抜かしていますが…、
コレ、普通に楽彰が亜光と亜光兵に前後包囲されているだけの状態ですよね??
そうこうしているうちに、亜光が司馬尚軍の背後に激突。
しかも、楽彰の側近が、、。
『司馬尚兵!ソイツが王翦軍第一将の亜光だ!!死にぞこないだからトドメを刺して首を取れィ!!』などと…、
その場で一緒に戦っていた王翦軍兵にまでも、亜光の参上を周知してしまったものですから…、
王翦兵A『え?亜光様? 』
王翦兵B『マジで?亜光様が来てくれたって??』
王翦兵C『オッシャー!亜光様守れ!!』
楽彰側近による王翦軍へのナイスアシストがさく裂!
亜光の名を聞くや否や。その場の王翦兵の士気と勢いが爆上がりしてしまいました。(笑)
楽彰共々、何しに来たんだ? コイツ等。
しかも、楽彰本人らは司馬尚本軍にとって、何の援けにもならない十数騎でww
明らかに、楽彰らは、本軍の足を引っ張りに来たとしか言いようがありません。(笑)
今週一番のギャグシーンだったと、私は思います。
関常『ああ、亜光軍だ、懐かしいな。第一将亜光が居るだけで王翦軍全体の士気が一段あがる。敵の力が亜光軍へ分散される。玉鳳もここから再度押し込むぞ!』
玉鳳軍『オオ!!』
王賁や亜花錦が来る前に、玉鳳軍までもが勢いを増してしまいました。
そして―、
奮戦するのは、亜光や関常らだけではありません。
田里弥『田里弥軍は潰れ役になって、倉央軍を先に行かせるぞ!』
倉央『心得た!!』
田里弥と倉央が役割を明確にして、司馬尚の背後を捕らえます。
王翦『今度は王翦軍の力がお前の想定の上を行くぞ。』
これで、飛信隊が帰陣して、玉鳳王賁が動けば、、。
如何にカン・サロが倉央らに追いついたとしても、如何ともしがたいほど司馬尚は危機になるでしょう。
で、そんな状況下で李牧さん?
フテイ軍ら3万を保有しているのですが、それを伴って何処かに参戦するでもなく…。
高みに司馬尚軍を眺めるだけの今日この頃。
ヤッパリ自軍の穴と機能し出した骨珉伯のミスで、驚きの一報を耳にすることに。
伝令『骨珉伯を抜いた(骨珉伯のバカが抜かれたせいで)、楊端和軍の一部が番吾城まで迫ってます。』
李牧一味『何だと~~~!』
キタリ『行くぞ!!』
- キングダムネタバレ最新788話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。