( 糸凌さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム786話)
カン・サロさん。
え、ソコは糸凌にトドメを刺さないの??
と、糸凌も糸凌で決め手の瞬間で、若干、油断してジ・アガに致命打喰らったのは、痛かったのですが。。
何故か、確実にトドメを刺せる筈の糸凌相手に、後始末もせずに司馬尚支援に向うカン・サロ。
まァ、たしかに糸凌は生きていても戦線離脱は免れないでしょうし。彼女を手に掛けないカン・サロ自身もまた、これで男を上げたようにも、私には見える。
なにより、急造キャラとは言え、短期間であそこまで仕上がった、申赫楽と山秀を真向からねじ伏せた上で、実力も示したキャラなのだから。。
今思えば…、
男前のカン・サロにブ男のジ・アガ…。
どう見ても、カン・サロアゲの為の生贄に、最初からジ・アガは設定されていたとしか思えない。
例えたら、まるで…、
“ブスな女性友人を相手に『私たちズッ友だよね♡』などと吹聴して、自分を引き立てるために利用する美人との関係みたいなものか?
でも、まーこれも仕方がありません。
もしもコレで、死んだのがカン・サロで、生きて司馬尚を援けに行くのがジ・アガだったという世界線があったら…、
読者全員から『生き残んのお前かよ!?』という総ツッコミを免れなかったであろう。
つーか、指揮官としても明らか能力が高い、カン・サロのほうが青歌軍としても有難かったであろうし、ヤッパリごめんジ・アガ。
今回、一話丸々全部、君の話だっただけで、もう充分だろ。
というかさ?
狼血の契りで、魂魄が混ざり合い力を与え合うってことは…、
同時にジ・アガの特性というか欠点というか、彼のおバカで単細胞な特質まで、カン・サロに混ざることで、むしろ、今後、カン・サロがバカになるって可能性だってある訳だろう。
カン・サロ『我らの主を援けにいくぞ、ジ・アガ……! 違うフンガ―! 司馬尚様がやられるワケあるかーーー!!』
青歌兵『!?』
カン・サロ『!?(あれ?今、俺なんて言った?)』
青歌兵『あの?司馬尚様の下にいくんですよね?』
カン・サロ『と、当然だ!急ぐぞ! あああ、アレ、あれ? アウアウアーww か、身体が言うこと聞かない? どうしたんだ? なんか急にバナナが喰いたくなってきた。クッソ騙された!! アイツやっぱり猿だったんじゃねーか!! ウキャキャキャキャww 司馬尚様は安泰だ、早くバナナ持って来い!!』
青歌兵 A『はァ??』
青歌兵B『落ち着いて下さいカン・サロ様!!』
そう!
羌瘣が李信を生き返らせた際の、“呼戻しの術”を発動させた際にも、キングダムの呪術の類には何かしら、副作用がある設定だったハズです。
ジ・アガがカン・サロに提案した"狼血の契り“に関して言えば、一族が滅亡していることもあり、恐らく、その副作用に関するリスクについて、ジ・アガは親からロクに説明も受けずに、そのままカン・サロに処方してしまっている可能性が極めて高いです。(参照:787話)
ましてや彼は…、
正式に狼の血を使うでもなく、ヤギの血でそれを代替するなどという手抜き極まりない方法で、それを実施していることが判明しております。(参照:787話)
そう!ジ・アガは、現代で云うならば、とんでもない無免許医療や違法薬物処方を、過去の自分とカン・サロに仕込んでしまっている可能性がめちゃクチャ高いのです。
次回のキングダムは、手抜きで処方で実施してしまった狼血の契りの副作用で、精神分裂を起こして暴走するカン・サロが描かれるに違いありません。
こ~れは司馬尚様まで、絶体絶命の大・ピン・チンコッ!!
ではでは、次回のキングダム予想を進めて参ります。
キングダムネタバレ-狼血の契りの副作用が発動
もう、ほとんど冒頭で書いてしまいましたが…、
ジ・アガが死んで、彼の肉体が滅んだ事で…、ジ・アガの魂魄がそのまま、カン・サロ一人の体内に同居してしまい、暴走を起こすでしょう。
ジ・アガ『これが、カン・サロの顔か! いや、俺達は狼血の契りやっているから、このカッコイイ顔は最初から俺のモノだったハズだ! カン・サロの顔と体は俺達の共有財だ!!そうに違いない!!』
なとど、ジ・アガであれば、このように、全部を自分都合の物事として解釈するに違いありません。
カン・サロ『さっきからなんだ? 頭の中で誰かが話しかけてくる。。』
ジ・アガ『聞こえますか? 聞こえますか? 今、私はあなたの脳に直接語り掛けています…。私が肉体を失ったことで、今、私は貴方の身体の中に純粋な情報生命として宿る事が出来ました。 覚えていますか? “狼血の契り” 俺とお前の魂魄が混ざり合う、狼血の契りは魂魄の契り、今日からあなたの身体は私のモノともなりました。アナタもそれを分って“狼血の契り”を受け入れたハズです、…辛いでしょうが、現実を受け入れなければいけません…。コレでお前の顔も俺のモノ、今日から俺も人気者ww コレで動物のメスとじゃなくて、人間の女ともヤレるぞ♪』
カン・サロ『(ゾクッ)…………。(汗)』
ピタリと騎馬を止めるカン・サロ。
青歌兵A『どうかされましたか将軍?』
カン・サロ『ファッ!?』(ビクンッ)
青歌兵B『あの?急ぎましょうよカン・サロ様。いくら司馬尚様と言えども…、』
カン・サロ『そ、そんなのッ……、嫌だ~~~!!』
突如、絶叫するカン・サロ。
『!?』ビビる青歌軍一同
脳内ジ・アガ『盃を受けてくれた戦士カン・サロに心から感謝する。これからも俺達は一心同体だw』
カン・サロの脳内では、それからもジ・アガの声が響き続けます。
カン・サロ『うううううううるさいよ!! 今は、司馬尚様を援けにいかなきゃだろ!!』
青歌兵A『分かっています!急ぎましょう!!』
青歌兵B『カン・サロ様、どこか怪我をされたのでは?』
青歌軍一同『???』
脳内ジ・アガ『あの方が討たれると思うか?(キリッ)』
カン・サロ『だあああ!それさっき話したばっかだろが! つーかそれ、出陣前にも話したよな! 3回目!!分かる!?今日で3回目よ!?』
青歌兵A『え、3回目?それ私に言ってます?』
青歌兵B『何言ってるんですか? カン・サロ様が止まるから俺達も先に進めないんじゃないですか。』
青歌兵C『いや待て、カン・サロ様とて、あの申赫楽という男の攻撃が相当効いていたに違いない。今はすこし下がられてはどうでしょう?』
脳内ジ・アガ『ウホ♡イイね~~。じゃあ休憩にバナナもって来るゴリよww』
カン・サロ『ウホ♡イイね~~。じゃあ休憩にバナナもって来るゴリよww(なんだ?口が勝手に動く? つーか本当に俺までバナナ喰いたくなって来たよ。なんだ?抗い難きこの衝動は?? ヤッパリ、アイツ本当は猿だったんだじゃねーか。。フッ、騙されたぜ。これから俺も猿として生きて行こう。)』
青歌兵D『バナナ持ってきました。ジ・アガ将軍のものを拝借してまいりました。』
カン・サロ&脳内ジ・アガ『問題ないゴリ! これで俺達は一心同体ウホ!!』
青歌兵D『は、はぁ…?(汗)』
こうして、狼血の契りの副作用によって……、脳内ジ・アガとカン・サロ自意識との、融合人格形成シンクロ率調整に時間がかかり…、
司馬尚軍の救・援・失・敗!!と、ならないか、非常に私は心配であります。
キングダムネタバレ-秦軍には亜花錦と王賁と2枚のカードがある
カン・サロと、今は描かれていませんが、亜光を追っている楽彰もいるので、早々と王翦本軍と司馬尚本軍の戦地はごちゃ混ぜになるでしょう。。
王翦と司馬尚本人がコレらの状況を察しているかはわからないですが、戦闘ユニットとして戦っている司馬尚と違って、
本陣を崩さずに高台に陣取っている王翦のほうが全体を把握するのが非常に有利な状況であると言えます。
また、前面の戦場だけではなく、他方、飛信隊・玉鳳隊が受け持つ右翼・中間地域方面の状況を把握するための余裕も王翦に分がある状況です。
その反面で、同じく趙軍側で全体を把握して監督することができる李牧は、李信を引き付けたことだけに満足して、そのまま自軍の戦力を遊ばせたまま、何故か彼自身は本陣に帰ってしまっただけです。
糸凌が戦線離脱して、確かにカン・サロが倉央らの背後に迫っていきますが、依然、司馬尚の方が危機なのは、あんまり変わりがないです。
もちろん、歴史的言えばここでは誰も史実重要キャラは死なないのですが…、
既に右翼を離れている亜花錦隊(兵力3000規模?)と飛信隊の帰陣しだい参戦してくる王賁が来れば、カン・サロと楽彰の排除に起用出来るからです。
ま、王賁の立場上、玉鳳軍本隊を本気にさせる事と、王翦がヤバいときに本陣方面に向かって戦闘参加するなどと云う役目になるでしょうが…、
機転の利く亜花錦ならば、青歌軍から妨害の起点になっている楽彰あたりはスグに察知して、亜光の動きに合わせて、楽彰狩りに行くくらいは出来そうな気がします。
カン・サロは脳内ジ・アガとのシンクロ率を維持し続けるために、片手でバナナを喰いながら戦うしかないでしょうから、怪我をしている倉央と田里弥といい勝負となるに違いありません。
カン・サロ&脳内ジ・アガ『ウホウホw 司馬尚様、今すぐバナナ持ってってやっからな。待ってろよ、うんめェ~ぞw。』
- キングダムネタバレ最新788話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。