( 漂 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第641話 )
李信という史実名…。
信に李の李が付いていることから想像していたけど、全く李牧の進退とは全く関係なかったんだな。(笑)
さてさて今回のキングダム、戦闘シーンはゼロで久々の平時モード。
凱旋からの飛信隊の姿が描かれえていて、神(作者)も相当凝った絵のかき方してますね。
力作の神回だったような気がします。
また、それだけにもう気になるコトが盛りだくさんの今回のキングダム第641話。
政は『将軍になる前にお前は姓を持つ必要がある。』とかサラッとったけど、それだったら壁に騰にキョウ達はどうなってんだ?と全国の読者は疑問に感じているハズです。
実は、スッゴク恥ずかしい字が姓だったとかなのでしょうか?
また、今回の顛末で李信と名づいたのなら、漂の目の前で嬴政が食っていたものが“李(すもも)”であってホントに良かったです。
これが、政の口にしてたものが豆とか芋だったらどうなっていたことやら。(笑)
そして、本編の内容もさることながら、より重大なのは今週から6月4日まで約1月半近くの休載宣言です。
新編構想の為の一時休載なワケですが、一気に数年後に話が飛ぶんじゃないでしょうか?
そうじゃないと神(作者)の自身の寿命が尽きる前にまだ一国も滅んでねえ!?とかいう憂き目に遭うことも考えられます。
では、さっそく今週のキングダムについて詳しく振り返っていきましょう。
キングダムネタバレ-飛信隊の凱旋
まず、論功行賞は当分先ってコトが分かりましたね。
休載期間にも入ったので、そもそも描かれるかも微妙になってきました。
とは言え、先ずは読者としても今回の飛信隊の皆さんの凱旋シーンを楽しみたいところです。
戦士たちの華やかなる凱旋というコトで、細かい部分までしっかり描きこんだ見開きからさっそく神(作者)の気合が伝わってきます。
そして楚水さんはしっかりモテるんだなというコトをさっそく確認。そんな沢山の花束、楚水さん片手で受け取れるワケが無いぞ女子の皆さん(;^_^A
歓声から信がよくぞ龐煖を倒したという声も上がっていますが、流石に王騎と麃公を斬った三大天龐煖の名は軍属以外にも有名な武将首だったハズ。
人気度から言っても名実ともにコレから信が秦国の武将の顔役を張り出すのも確かでしょう。
この凱旋シーンは見どころ満載で、河了貂が何故かジジイに告白されたりしていますが、だったらこの爺さんも何故、孫の雲君を紹介したのでしょう?(笑)
そして安定の尾平。
『三大天を倒した尾平です…!』
えっと?それはあくまで正確に言うと“三大天を倒した信が率いる飛信隊に所属していた尾平です。”の省略形というコトですよね。
相も変わらずのこのイキリっぷりには脱帽です。
昂君が可愛くてモテるのは何となくわかります。
尾平にツッコミ役の慶さんですが、城戸村のメンツのなかでは格段にイケメンの部類なのでもっとモテても良さそうなのにと思います。
干斗と弓矢兄弟もご多分にも漏れずモテまくりです。
もう飛信隊のメンバーってだけで、あるいは鄴攻めからの帰還者ってだけでも、もうオラが村の英雄状態なのでしょう。
さて、そんな場面においても、崇原にも出迎えの女の子たちが集まる傍ら、松左にも花束を渡そうと駆け寄っている女の子もいます。
崇原 『後で渡しておくから頂きます…。』
女の子『あ、お願いします。』といっただけの簡単な場面だったのですが、光の中には影があるコトを忘れちゃいけない場面だったと思います。
で、その後の尾平は一体に何をやっているのでしょうか?
これは、マジで去亥の霊症なのでしょうか?
尾平が単に女の子から花束を貰いたいからやっているのだとしたらコレはさすがに失笑モノです。
どちらがホントなのか神(作者)の真意も測りかねるのですが、私から尾平個人に対して花束に代えてミルコの画像をはなむけに送りたいです。
さて、そんな凱旋シーンですが、僕らの嬴政大王もお出迎えに到来。
信とは後程ユックリ会合することを期待してその場を後にします。
キングダムネタバレ-信のお家で宅吞み
帰還兵たちは論功行賞に先んじてそれぞれが武功に合わせて褒賞をもらったとあります。
確かに命がけで戦ってさらに全軍撤収後だと何か月先だよ!って話なので、このあたりは秦国本営も話が早いです。
飛信隊の一同もどうやら出陣からではなく練兵期間を通して家に帰っていない人が殆どだったようなので家路が楽しみです。
そして、また、ここでも尾平です。
東美さんの胸をもむ妄想に駆られつついやらしい手つきでコウ君を困らせます。
ホント、マジでなぜ尾平如きに東美ちゃんの如き彼女がいて、信や王賁が未だに童貞なのがか分かりません。(笑)
ここで新人とはもう呼べない干斗がナイスな質問を信に投げかけます。
曰く『隊長の家はご出身の城戸村にあるんですか?』と―。
いい質問です干斗!!
山陽戦の褒賞を機に拡張された風里の地といわれる信の領地は読者としていっぺん拝んでみたかったという読者は多いハズです。
どんな屋敷か豚兄弟が問いかけたトコロ、信本人もお金だけ大工の田有あずけた切りで、現物を確認してさえいないというのが信らしいところです。
当の田有曰く、鄴攻めの期間の間に見事に完成したとのことで、話は一気に、一同ともに信の完成した屋敷を見に行くことになりました。
何気に、この時点で信本人が池の傍の、あのボロ小屋しか想像できていないのが笑えます。(笑)
信も信で、自分の家を覚えていないのか?
『おー何か材木が変わったか田有? 前より渋くなっている気がする』とか言っていますが、田有が信の頭を掴んで首を向けた方角にはとんでもない豪邸が広がっていました。
池の周りが切り開かれていて、一体の地形も様変わりしているようです。
信が留守の間に河了貂と喋っていた川ばーちゃんなどはどこかに強制移住させられたのでしょうか?
(参照:第5巻の巻末番外編)
信の屋敷で使用人にでもなって働いているのかもしれません。
そして、これだけの建築物を作れる田有組って大工としても超一級の腕前だったワケですね。(笑)
信のお宅で繰り広げられる宴会では、隊士だけでなく、その家族たちも呼ばれているのが特徴です。
尾平の呼び出しで久々に登場の東美ちゃんに友里さん、友里さんを見ると尾到を思い出してなりません。
河了貂と竜有のコンビはここでも料理バトルを展開、田有組の家のつくりは厨房設計においても非凡な設計を実施していたコトが分かります。
羌瘣は足が回復していないのか?
布団ごと持ち込んで無言で潜り込んでの食事を楽しみ中、お行儀が悪くてもコレはコレで良しです。
ここで政が言っていたように、信から王宮に論功行賞に先んじて王宮に呼び出されていることが語られます。
そしてここで我呂が悪酔いしてますね~(笑)
『い~や、ちょっと待て、そういうのは(将軍に昇進)論行のトキでいいはずだ、(中略)それなのに呼ばれるのは逆かもしれねェ。』
と、悪酔いしているのに何故か急に冴えたコトを言い出します。
長く軍にいる我呂だからこそ、今まで実力の裏付けのある武将であっても何故か5千将止まりの人間がいることなど、厳しい現実も見てきたワケです。
だから、武功は十分でも将軍にはしてもらえないという話が我呂の中に浮かんできたことが語られます。
とは言え、流石にそんなことはないのは読者としては十分に理解できる話なので、一体何の為に信が先んじて呼ばれたのかは気になってきます。
キングダムネタバレ-李信の誕生
まさかここで信が李信に進化するとは思いませんでした。
何やら今週の神(作者)は冴えています。
政と再会した信。河了貂もしっかり付いてきています。
我呂が言うように別に信が将軍になれないというワケではないようなのですが、どうやら少し問題があるようです。
それは政曰く、信には姓を持つ必要があるという提案でした。
政が『無いとさすがに変、何となく変だから姓を与えるので何か考えろ。』とか言いだしているのですが、
何となく決めるものなのか?
だったら、騰とか壁とか、かつての六将であったキョウなんかはどうだったんだ??って部分は全ての読者が気になるトコロでは無いかと思わせます。
そんな感じなんだっけ?姓って?などとリアクションを示しているあたりの信とテンが読者の気持ちを代弁しているような気にさせてくれます。(笑)
まあ、無茶ブリしてきても相手が政なのでアホな話には感じさせないあたりが流石です。
信はろくに字を知らないということで、政が考えてみるもダメです。全く候補すら上がってきません。
そして、そんな折に政がなんともタイミングよく実は漂と出会ったトキにも同じ問題で軽く悩んだという話が思い返されました。
実は、この場で初めて明かされる後日談になったワケですが、どうやら漂が嬴政の影武者を務める際に姓を与えられることになっていたコトが分かりました。
今はもう懐かしい王都奪還編の最中で、恐らくはコミックス収録の第6話の名言『友と二人、身の程をわきまえぬ大望が…』での周辺の出来事かと推察されます。
信とおなじ質問を投げかけられた漂が、同じように悩むも、大王政が食していたものは何かを問い返した漂。
ふと、嬴政が『これは李だ。』と返したところ、
漂『では“李”でお願いします』と答えた漂ということで。
実は漂には既に李漂という姓が成立していた事実が明かされます。
昌文君と河了貂は驚いていますが、漂のエピソードを持ち出されたら信にとっては他の姓にする理由がありません。
今週のラストページには、しっかりと“李信”と明記され、後世2千年以上にも渡り、武名を残すことになる名前の誕生の秘話ということで締めくくられました…。
そして、今週のキングダム本編の内容もさることながら、さらに気になるのはラストページの煽り文です。
『秦趙連合軍編、終結!次シリーズ設計のため、キングダムは3号分休載します。』
次回の再開は6月4日からというコトで、その間は各週のヤングジャンプの個別企画にて特集掲載が組まれるとのことです。
なので、次回の予想としては、キングダムがどの時点で物語が再開されるのか?
神(作者)がどのように助走期間にて構想を建てられるのか?
長期の予想に論点を広げてネタバレ予想を進めていく必要が出てきました。
次週のキングダム公開まで…。
さて、ここからは来週までの暇つぶしの話です。
毎週毎週、我々はキングダムを読むためにヤンジャンを買うので他の漫画や娯楽に金をかける気が起きません…。(笑)
次週、キングダム第639話が公表されるまで、とりあえず他の何かで暇つぶしがしたい人には、
映画、ドラマ、アニメなど充実してて、マンガ、ラノベ、書籍、雑誌なども豊富で見放題のU-NEXTで待機するもいいんじゃないでしょうか。
作画がカナリ微妙なキングダムアニメ第1期や…、
逆に一気に絵が良くなってけっこう見れるアニメ第2期なんかも、レンタルで金をかけずにここで見てしまうもアリ。
映画版もワザワザ映画館まで行ってまで見る気がしなかったケド、やはりファンとして義務的に見ておかなくてはアカンかな…、
とか悩んでいる人もココで無料期間のウチにサクッと見てまうでいいと思います。
― キングダムネタバレ最新639話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)
前回の予想⇒キングダムネタバレ最新641予想 論功行賞、信は将軍に他の皆は?
今回の本編⇒キングダムネタバレ最新第640話 国の要 考察 舜水樹八つ当たり
次回の予想⇒キングダムネタバレ最新642予想①キングダムはどこから再スタート?