(信 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第561話から)
この喜びも一瞬で束の間。
来週から、またしばらく壁さんと一緒に、
新たなピンチの一週間が始まりますね。
前回が面白すぎただけに、反動でしょうか?
二週間待ってストーリーに進展が少ないのは少し堪えます。
キングダムネタバレ第561話 一刀の衝撃 考察
胴体半分残って輪切りにされる岳嬰。
前回のキングダム560話を見て、コレで岳嬰も成仏できただろうに。
などと安易な印象をつづっていたのですが、
今回のキングダム561話を見て考えが変わりました。
いままでピンチだったからと言って、そこまで岳嬰を苦しめてやらんでも…。
というくらいの最後だったと思います。
ネタバレ-岳嬰の壮絶な最後
一瞬、信の矛の軌道が岳嬰の目に入ったと思った瞬間、
信が振り切った矛の衝撃で、
岳嬰は胴体を袈裟懸けから輪切りにされ、軽く数メートル上空にすっ飛んで、そのまま逆さまに落下してきて地面に叩きつけられるという壮絶な最後が描かれていました。
何が壮絶と言えば、
岳嬰は胴体の上半分が残った状態で信にたたっ斬られたわけですから、
これで即死出来てなかったら、岳嬰は凄まじい痛みと苦しみを与えられて最後を迎えたわけでしょう。
そりゃあ、残った岳嬰軍の兵士もビビるわ。(泣)
さらに言うと、信にしても最後はもう岳嬰のことなんか、全く頭に入っていませんでした。
有体に言えば、岳嬰と対峙してから矛を振るう瞬間まで、終始、王騎将軍の矛を振るう様をイメージトレーニングしていただけに過ぎません。
岳嬰、本当に信の開眼の為の練習台でした。
しかし、信が思い浮かべたのかどうか分かりませんが、
私達の前に、王騎将軍の魅惑の唇と、
安心して身も心も委ねたくなるような『ンフゥ』という、あの笑い声がここで描かれたのは驚きです。
信が実力をここまで高めたコトによって、将軍として、王騎と同じレベルで戦場での呼吸が身についたという描写なのでしょうか?
それとも矛に宿って信に伝わりゆく王騎の息遣いだったのでしょうか?
いずれにせよ、信の心と体に深く刻み込まれた王騎将軍からの薫陶と戦いの記憶がここにきて、実力を伴ってきた信に揺り動かされて出てきたものなのでしょう。
そこからはもう、飛信隊では歓声しか上がってません。(笑)
新人達から古参の尾平までみんな泣いています。
傍から見ていても信の今の一振りが凄かったのが分かります。
尾平「今のは本当に…、大将軍の一撃だった!」
尭雲と矛を交えるまで、豪快に矛の重さから振り遅れていた信、
曰く、重すぎるクソ矛呼ばわりしていた信を見ていた尾平が、これまでの信とは明らかに違った姿を目撃することで、我々のような普通人目線で信のスゴさを伝えてくれたようにも思えます。
ネタバレ-飛信隊の退却
信とは距離を置いた持ち場で戦っていた羌瘣ですが、
これは既に河了貂の指示により、羌瘣がすでに退却の準備をしていたコトの表れでもあるのでしょう。
そのことが明らかなように、場面は前線から次第に遠のき、河了貂の指揮する飛信隊本営では趙我龍軍とその後続軍が矛先を飛信隊に向けて進軍している様子が描かれいます。
河了貂からの号令で、羌瘣を殿に順次、飛信隊も撤退に入ります。
この点をよく考えてみれば、8千人規模にまで膨れ上がった飛信隊は、退却するにもカナリ訓練が必要だったことがわかりますね。
河了貂が指揮する引き際の速さもまた、軍師として彼女が持つ目立たない非凡さの一つであると言えます。
さて、趙軍の追撃というコトに関しては、肝心の岳嬰軍の残兵がどう出てくかも、前回キングダム560話が読まれた直後から懸念されていましたが、
流石に岳嬰の敵の為に、岳嬰軍全体に殉死の力が宿されることはありませんでした。
当初、私が予想していたのは、岳嬰軍の兵士たちは、一気に落胆して士気が下がるものかと思っていたのですが、
実際に読んでみると、シンプルに信の強さにビビッて動けなくなるという解が用意されていたのは驚きでしたね。
これには確かに、敵を貶めるよりも、キングダム561話の描き方の方が、信の強さを際立たせるためにはよかったと思います。
何気に、信が撤退するために馬を逆に翻しただけで、「ビクッ!」と激しくビビッている趙兵に少し可愛げを感じました。(笑)
キングダムネタバレ龐煖どう絡む?
久々に登場した龐煖です。
朱海平原から少し離れた山地とあるので、
たまたま龐煖が近くにいたのでしょうか?
しかし、そんな龐煖ですが、
今回の登場では、
何やら、地面にうずくまっていて王騎の姿を思い出し、
立ち上がって、叫び声をあげてカラスをビックリさせているだけです。
龐煖がなんとなく鄴攻め編の本戦に参戦するのか?
そんな、導入部分にも見えますがどうでしょう?
正直現段階では、そうさせるには、少し難しいタイミングでもあります。
今回は尭雲という、龐煖以上に「過去の遺物代表ポジション」のキャラかぶりがいる状況です、
そういう意味では、このままだと、ストーリーに埋もれてしまう危険もアリます。
成長した信とどうやってふさわしい向きあい方が出来るのか?
今後は、龐煖自身にもひと工夫欲しいところです。
キングダムネタバレまた壁さんをピンチに突き落とすの?
予想外に一番の噛ませ役臭かった、フィゴ王が善戦していたのはビックリしました。
ただフィゴ王の安否も、まだこの先どうなるか分からんでしょう。
バジオウだけに任せきりでもなく、タジフが活躍しているのも気持ちがよかったですね。
しかし、
もう、やめてやれよ?
どんだけ壁さんばかりにピンチ役やらすんだよ?(泣)
連載が長くなりすぎているせいで忘れたかもしれないが、遼陽に行ってから兵糧を焼かれて、味方にもバカにされて何にもいいことが無かった壁さん。
キングダム第555話でやっと日の目が見えてきたかもしれん…。
というところで、今回の561話での引き続いての攻勢だったのですが、
最後のブネンの一言、
「アホが」って何ですか!?
まるで壁さんの攻勢が、ブネンの罠による演出であるかのようなこのセリフ。
バジオウとフィゴ王で攻勢を見せて、ここからさらに壁さんでピンチを煽るというワケですか?
いくら鄴攻め編が長期化しているといっても、
一つの編でもう二度目のピンチ。
原先生?壁さんを酷使しすぎじゃありませんか?
いや?それとも何だ?
確かに兵糧を焼かれて、兵站の責任者としてのピンチにはなったが、
いつものように実際の戦闘では、まだ命のピンチになっていないから、また別のピンチで頑張れということなのでしょうか?
いづれにせよ、新しい壁さんの不死鳥伝説が始まろうとしている兆しに見えて仕方がありません。
今週は、予想した通り、静かな様子で場面が推移したキングダムなので、来週はもっと激しいキングダムを期待します。
キングダムネタバレ第561話 一刀の衝撃 考察 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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