( 昂将軍 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第812話)
洛亜完将軍とヨコヨコ、博王谷らは万全の布陣を持って秦軍を迎え撃つ心算でありがなら、彼ら目線で、何故か何故か、南陽周辺の複数の城々から援軍の出し渋りが相次いで発生して話を終えた、前回の813話。
予備兵力差を期待していた、王都圏以外の城からの増援がどれほど韓軍サイドで減ってしまったのかは来週見物です。
しかしながら、離反が生じたのはあくまでも南陽周辺の城からだけなので、もしかしたら、韓軍の兵数優位自体はそれほど揺らいでいないと捉える事も出来ます。
騰や李信がここまで南陽を一枚岩化してくれた以上、魏と趙の援軍に静観されている中で、完全に国力で劣る韓の支城に対して、秦国・秦軍全体が、韓軍に対して本気で離間工作を仕掛けたら、もう韓はボロボロになるのは目に見えているのですが…、
この点、大国秦が弱国韓をオーバーキルするのは、流石に神(作者)様もしのびないと感じられたのかもしれません。
ただ、それはそうとしても、韓軍は韓軍で、今まで以前に秦軍が単なる寄せ集めに過ぎなかった時点や、秦が南陽を掌握してしまう以前に、外交努力含め、内部統制や、戦地誘導等で優位に立てるポイントが多数あったのに、自分達では何も、迎撃対策を進めてこなかった点で、この人たち、本当に国を守る気があるのだろうか??と疑問を感じざるを得ない点も多々あります。
例えば、迎撃ポイントと選定された英呈平原ですが、ホーム戦地である洛亜完たちであれば、この英呈平原に秦軍が至るまでに、秦軍16万大軍による大挙移動に適さぬ途中地点等で、少数の韓軍でも秦軍を削る工作地点があるかもしれません。
また、もともと列国の中でも随一の諜報大国である自他共に認める韓諜報部隊をもってすれば、行軍する秦軍を観察するだけで、どの部隊が統制の取れている強軍で、逆に、どの部隊が、行動も遅く、集団にまとまりの無い部隊で在るかなど、会戦前に取り組める戦い方が複数あることが考えられます。
うん。でも、多分。。
つーか絶対に。
韓軍も韓の国の首脳も、そうゆうキチンとした対策。。
どーせ何もやんねーって。(笑)
国家の存亡をかけた戦なのに、洛亜完将軍たちも、何んで事前工作もゼロのまま、ぶっつけ本番で平地決戦することを選択したのか、あまり意味が分からない、今般の会戦。。
此の事が意味するものは何か?
恐らく、原先生の意図しましては、見せ場は、会戦の妙以外の別に在る事が予想されます。
鍵は、ヨコヨコと昂クンに掛かっています。
ではでは、今回もキングダムネタバレ予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ-韓軍の迎撃態勢について。
さて、冒頭でも書きました通り、何の事前工作も無しに、真っ向から平原会戦で秦軍を迎え撃つことにした、洛亜完将軍と博王谷将軍の両二名。
大きくとらえたら、これは、騰VS洛亜完、李信VS博王谷という形でマッチアップが組まれると考えるのが自然なのでしょうが、こと将軍クラスのキャラクター層という観点から見れば…、どうしても韓軍が秦軍に見劣りしてしまう観となってしまうことが否めません。
予想①-韓軍急造3武将ww
単純に考えて、騰軍には録嗚未と隆国と干央がいるので、軍団ユニットの展開力、応用描写に差が出てくる事が、容易に予想されてきます。
もちろん、洛亜完将軍には、側近に、ヨコヨコがいるのは確認できるので、騰軍の主力である録嗚未と彼が激突するなんていう予想も、普通に成り立ちます。
しかし―、
私は、ヨコヨコが、必ずしも、単に洛亜完軍のNo2という地位に納まる人物かと問われれば、それだけに納まりが付くような人物では無いような気がしています。
常時に於いての軍運営にも、必要な人物であるであるのは確かでしょうが、それ以上に、どう見たって、切り札的な人物に見えてしゃーないじゃないですか??
あの、ビジュアル的にも。。
でなんで、彼に代わって、特に十分強キャラポジションを獲得している録嗚未あたりを十全に暴れさせる為にも、彼ら騰幕下の三武将の為に、同じく、洛亜完軍にも急造三武将が用意される可能性は極めて高いと言えるでしょう。
しかも使い捨て同然に。。。
ただ、直近の番吾戦で感動を得た、田里弥配下の必殺3武将であった、蛇輪公、申赫楽、山秀らのような例もあるので、もしかしたら、録嗚未たちと同等の強いキャラ設定で迫って来る激闘を期待できるかもしれません。
もしも、普通の予想に徹して、ヨコヨコと録嗚未がナンバー2同士で戦うのであれば、その分、韓の急造キャラは二名にとどまり、隆国と干央と戦う事になるでしょう。
この場合だと、朱鬼麻鬼から始まるキングダム名物のコンビ武将だったりするのだと思います。
キングダムネタバレ-秦軍で死者は出るのか??
ここら迄は、穏当に予想を進めている心算なのですが、心配なのは、騰軍側キャラクターで、損失が発生するかどうかです。。
これは、非常に残念なことながら…、
歴史的に騰が韓を征服することで、そのまま騰が旧韓の国領統治のために、行政ポジションに移行してしまい、騰は六大将軍第二将の実力者でありながら、実質、引退的な待遇を余儀なくされる可能性があるからです。。
普通に考えて、死んだ桓騎に、フリーズする王翦、戦わない楊端和の他に、たった一人で対楚戦線を維持している蒙武一人を残して、どーすんだよ??ってアホな話になりかねないのですが、神(作者)様が史実の背景を大きく作品に取り入れてしまえば、実質、録嗚未を始めとする騰軍の活躍がココで見納めになってしまう可能性もある訳です。。
でなんで、僕がめちゃクチャ心配してるのは、録嗚未、隆国、干央如きの往年のキャラクター達が、ココで敵の急造武将や、良く見ても洛亜完と激突して死んでしまうという悲しい予想まで、どうしても想起されてしまいます。。
正直、僕はココで干央さんが死んでしまう事をめちゃクチャ心配しています。
正直、録嗚未なんかは、騰が韓をそのまま統治して、韓の東端を足掛かりに、什虎の戦いで因縁の出来た魏軍の若手相手に、王賁らとの魏攻めでまだまだ大いに活躍できて、キングダムに読み応えをもたらすことが出来る武将だと思う。
でなんで次に心配なんは、隆国と干央さんになる訳ですが、。。
しかし、隆国は、騰のブレーンというポジションが在るので、そこからさらに一番心配になるのは干央さんという事であったりする。
この干央さんが、『死闘を最も得意とする。。』みたいな事を、再び言い出したら、やっぱり心配が深まらないだろうか?
いぶし銀で若手を見守る岳雷さんなどとも、ポジションが似ている事からも。。
何より、李信にとって、縛虎申に次いで、武将としての上司らしい上司で在ったの点からも、彼が死んでしまうと下手に劇的な扱いにも出来てしまうトコロが、殊更心配でならないのだ。。
まあでも、大丈夫。
きっと、神(作者)様、そこまで考えていない。。
ホントにさ、ポっと出の急造武将とかもういいですて。
キングダムネタバレ-飛信隊の持ち場と副将李信としての役回り。
今回の戦闘、騰軍&飛信隊の2つの軍による連合軍形式での会戦となりそうなのですが、飛信隊、その数が6万ともなれば、飛信隊発足時のような独立遊軍的な扱いとは、最早、その役割が完全に異なってくるワケです。
というか、、宜安戦からとっくに、飛信隊って、そうゆう扱いじゃないといけないのですが、割と近年の鄴攻めへん迄、飛信隊は、王翦や桓騎らの総大将から見ての本軍主力というよりは、特殊部隊といった立ち位置の、云わば隠し玉的な部隊として運用されてきた遍歴が在ります。
しかし―、
宜安戦、番吾戦では、その遍歴が見事に悪癖としてしか作用してきませんでした。
ことも在ろうに、宜安では、翼軍の主翼として配置されているにも拘わらず、飛信隊全部で戦地放棄したり、番吾では、李牧さんを釣りと見抜いている王翦の意図に反してまで右翼大将として、主力精鋭部隊を持ち場から抜き去って徒労の遊走化。。
これ、一見、別の戦で別の敗因で、秦軍が李牧さんに負かされたようにみえますが、そうではなく、両方の戦とも、同じ原因同じ敗因で秦軍は、❝飛信隊が勝手に持ち場を離れるという原因❞で負けてきているのですよ。
でなんで、李信はここで、初めて騰や干央、録嗚未たちと出会い、初期の馬陽の戦で戦ったトキのように、初心に立ち返って、本軍主力の武将として軍全体を支える大将としての戦い方を、イチから覚えるべきです。
遊撃的な戦闘など、足下に育ってきた信頼に足る若手や、それこそ投入のタイミングを選んでの赤飛麃、黒飛麃に任せたら良いと思うのだ。。
或いは、そんなに局面打撃が重要なら、弓矢兄弟こそちゃんと使えよって話しである。
つーかそれ以前に、もともと飛信隊。。
普通に真向から戦ったら、最早、遊撃戦闘とか奇襲とか奇策関係ナシに、普通に正面制圧できる程度の強度を誇る軍団です。
騎馬部隊が1万5千騎いて、それを十全に操れる練度の兵士と指揮官が揃っていて、ワザワザ韓軍の方自ら、その騎兵軍が十二分に威力を発揮できる平地を選定するという謎の自殺行為を選んでくれているのですから、これだけで、飛信隊は普通に戦ったら、普通に勝てるねん。
それでも前回までも飛信隊が苦戦して負けるのは何故か??
李信が何時まで経っても、局地的な動きしかしないから、飛信隊は“隊”のままで終わっていて、全然“軍”として機能してへんからや。。
せめて、今回はもう実質的総大将の騰に対する、副将ポジションに在るという事ぐらいは、最低限理解してもらった上で、英呈平原での会戦に臨んで欲しい。
河了貂もそこだけは、再三、厳しく李信に言っておいて欲しいねん。
だが、しかしだ―。
局地的な戦闘でこそ、血沸き肉躍る局面でもあるので、ソコを、神(作者)様としても、軽んじる訳にも行かないという話も理解できます。
恐らく、そのバトル面での局地戦をこそを、李信抜きで盛り上げる事が可能と判断したからこそ、今回のキングダムで、原先生は、新生飛信隊として、各、小中規模で、新たに選ばれたリーダーたちを読者に提示して、今後は、飛信隊の各面々が、色んな持ち場で、同時並行に奮戦する様を描けるように、新しく戦の描き方を模索さえておられるのだと、私は考えます。
そんな中、マンを焦らして、いや違った??
満を持して、神(作者)様が、李信に代わって局地バトルを委ねたキャラクターこそ、昂クンと干斗の二名に違いありません。
李信もコレからは、将軍として、飛信隊幹部とのコミュニケーションと意思決定の仕事に徹していかなければならないので、コレは必然の流れだったのでしょう。
そして、そんな昂クンと干斗が戦うマッチアップの相手として、目下、我が国中枢である霞が関の有力者たちの間で、最も有力視と噂されているのが、ヨコヨコです。
既に、コメント欄で言及いただいたのですが、ヨコヨコの被り物。。
確かに、コレはどう見ても、ギンギンにいきり立った亀頭そのモノです。
でなんで、戦の大筋としては、騰軍VS洛亜完の本軍・飛信隊VS博王谷の主戦力対立の中に、ヨコヨコが特戦隊として飛信隊本陣を奇襲するといった流れを予想してみます。
次戦、洛亜完の隠し玉部隊として、飛信隊本陣を急襲するヨコヨコ軍
ヨコヨコ軍の奇襲成功の報告が、何時まで経っても来ない事に焦りを感じる洛亜完。
洛亜完『...遅い! 何をやっているヨコヨコ?』
ガキン!
バキィ!!
ヨコヨコ『クッ、なんだこの小男は!?我が軍1万による亀頭ズルムケ陣を使っても打ち破れんだと!? 相手は高々百人程度の部隊なのに。』
昂クン『フッ、甘く見られたものだな。この百人はオイラ程じゃなくても、飛信隊切っての変態精力揃いなんやぞッ!』
干斗『助太刀しやずぜ!昂クン兄貴!!』
昂クン『おゥ!遅ェぞ干斗。オイラのブラッディーチンポコスクライド(BCS)に合わせろ!いいな!?』
干斗『わかりやした先輩!干斗百人隊、硬さには自信があるぜッ。シコシコ真っ黒カリ首アタックじゃー!』
昂クン『今やッ! ブラッディィー チンポコォ スクライドォォォォッ!!(BCS)!!』
ドヒュッ…ギュオオオオオオオオオ!!
ヨコヨコ『グアアアアアアアッ!?』
そして、ヨコヨコ軍の一万は消滅。
ヨコヨコも昂クンの力の前にひれ伏して、即座に第一の臣下として付き従うことを決定。
そして―、
洛亜完『いや~、騰将軍。あんな強いヤツいるなんて、もう降参しますわ。』と、韓軍全軍16万中から実に1万もの損害が出てしまいますが、この最大の瞬間ダメージを韓軍に与える事によって、韓軍は残り15万もの戦力を無傷で残したまま、即時降伏を決定。
洛亜完将軍の英断により、秦韓戦争は秦軍完全勝利の結果で終息します。
こうして、昂クンの活躍によって、中華に平和が訪れたのでした。
- キングダムネタバレ最新814話 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。