(李牧 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第556話から)
キングダムネタバレ557予想
李牧、自分でネタバレしてます。
亜光がそこまで優秀なら、王箭は朱海平原に居なくてもいいのでは?
3月5日はヤングジャンプが休刊。
GW中はキングダムで激闘を繰り広げる信たちキャラクターも、
ゆっくり休んで過ごしてほしいものです。
5月10日YJ掲載予定キングダム第557話についてネタバレ予想しました。
キングダムネタバレ第556話おさらい
4月26日ヤングジャンプ21・22合併号掲載キングダム
飛信隊を前に慶舎の死を思い出して激怒する岳嬰の回想シーン。
鳳煖みたく部下に八つ当たりとかやめようよ??(キングダム16巻、33巻 参照)
私もネタバレ予想で岳嬰をいじっていましたが、
仲間に八つ当たりする点など、岳嬰の小物感が半端ではないです。
せっかく河了貂が持ち上げてくれてるのに台無しです。
キングダム最強の噛ませキャラだった、劇辛将軍と近いモノがあります。
朱海平原の戦いは9日目を迎えました。
河了貂は、岳嬰が怒りのまま飛信隊を狙うことを予想し、
王賁も河了貂と同じ考え。
飛信隊が囮になり、玉鳳隊が回り込んで主攻を務めるという作戦に決まりました。
9日目開戦後、趙我龍に亜光の狙いが岳嬰軍である事が分かり、亜光軍だけで馬南慈、尭雲、趙我龍の三軍を相手にすることになりました。
前回のキングダムネタバレ予想で苦戦を心配しましたが、予想を遥かに上回る善戦を見せる亜光軍。
攻め重視かと思われながら、徹すれば非常に硬い守備です。
関常曰く、「長年、王箭軍の第一将を務めた亜光は王箭様の戦術のいくつかをそのまま使える。」と言い、
王賁も、「正に王箭の守りそのものだ、ただの力技では崩せぬ」と観ます。
それは敵将である李牧にも同様の分析がされていました。
しかし長年の配下として王箭を知る王賁や関常が、王箭と亜光の力量を見抜くのは分かりますが、
なんで数日間、亜光のみを観察しただけの李牧が王箭と亜光の指揮の共通性を見抜けたのかは疑問です??(笑)
馬南慈は、李牧に聞いた亜光軍の弱点を狙い出陣します。
怒りに燃える岳嬰も飛信隊に突撃しました。
キングダムネタバレ王箭、亜光すら囮
李牧が亜光軍の弱点と言い出したが、キングダム556話では何も触れず、謎の答えはGWを挟んで三週間持ち越されました。
馬南慈が「この馬南慈が亜光軍の守備を崩壊させる」と言ってますが、どんな亜光軍の弱点があるのか?
また、慶舎への復習に燃える岳嬰と信との戦いはどうなるのか?
ここからキングダム第557話以降のネタバレ予想について進めていきます。
キングダムネタバレ原先生は王箭を読者に隠している。
(5月3日ヤングジャンプ休載分追記)
かつての王騎将軍と信の会話、
「結局、戦は武将次第。」(キングダム第7巻)
いま、このセリフをどうしても思い出さずにはいられません。
キングダム朱海平原の戦いの進み具合を見て、
総大将である王箭と李牧のコレまでの動きの違いがはっきりとしてきましたね。
言い換えれば原先生による二人の描き方の違いともいえます。
「…危ういな、田里弥、伝令を呼べ。」と言って、秦軍右翼に飛信隊を派遣してから(キングダム第542話)すでに約2か月以上も王箭は我々読者の前に姿を現していません。
それに対して趙軍総大将である李牧は頻繁に登場しています。
兵糧の比較に関する情報が分かった、キングダム第550話以降でも、李牧の陣営から見た戦略のみが一方的に語られるのみでした。
では、この違いは何を意味するのでしょうか?
恐らくコレは、今や王箭の常套手段と化した、敵前逃亡劇(笑)をよりダイナミックに見せるための伏線だと見ています。
いつもの逃亡劇と書きましたが、再現されればコレで三度目になります。
1度目…対廉頗戦 キングダム第21巻
2度目…対オルド戦 キングダム第キングダム第28巻
そして三度目の敵前逃亡劇が李牧に仕掛けられるのでしょうか?
勝つためには味方も騙すのが王箭、
そうなれば、まず敵軍の李牧達が驚く前に、
信や蒙恬達が驚くことに(桓騎は笑ってそうだけど)なるでしょう。
しかも、味方から見れば攻略した列尾城でも、王箭は鄴の視察の為に一時的に行方不明になったことがあるので、
河了貂「何!?総大将の王箭が居なくなっただって?しかも今度は戦闘中に!? ふざけんなー!」などと、不安を煽るキングダムの様子が描かれるコトもありうると思います。
キングダムネタバレやっと飛信隊にも戦果
漂の夢、王騎の志、麃公の炎、蒙驁の指針、政蟜の覚悟、
敵将からも、輪虎の天運、万極の宿業など、
キングダムの乱世に生きた彼らから、
信は、多くの戦う理由を託されてきました。
復讐心など今さら無意味
キングダムの主人公である信も、当初は漂の仇討ちから物語が始まりました。
また、師事する王騎を失った痛みを識る信に、
岳嬰が慶舎に死なれた心の痛みが分からないはずがないでしょう。
しかしそれ以上に、
信は万極との戦いを通じて、
復讐だけに囚われ戦う心の脆さを受け入れて、
さらに大きな目的の為に戦い、生きています。
また長平当時の白起との戦闘後、すでに非戦闘員となっていた万極の恨みと違い、
一軍の総大将として、堂々と信との決戦に臨んだ慶舎の死は全くの別物です。
正直、今まで信の歩んできた道のりを知る読者からすれば、
岳嬰の怒りは非常に薄っぺらです。
王騎を亡くした後、李牧を超える為に戦う信の姿勢と比べたらこれが岳嬰の限界。
キングダム557話以降も、
馬南慈と李牧の作戦で、亜光軍が苦戦する話なら分かりますが、
今さら岳嬰の怒りぐらいで飛信隊が大苦戦する様など描かれても
作品に対するチカラの入れドコロが間違っていると感じるに違いありません。
ネタバレも何も信はキングダム557話以降、
岳嬰を相手にボロ勝ちすると思います。
正直こんな奴にやられたら輪虎も万極も泣くよ?
また、趙軍左翼最強と思われる尭雲軍と、キングダム549話までの激闘を演じた飛信隊です、
今さら岳嬰軍に遅れをとるほど戦力ダウンしているとも思えません。
河了貂が言うように、岳嬰が強軍で油断が禁物なのは当然ですが、
信へのネタバレ予想としては、後に説明する理由で、岳嬰の首を打ち取るのは玉鳳隊ではなく、信が本当に飛信隊単独にて岳嬰軍を撃破すると思います。
キングダムネタバレ 王箭は亜光が死んでも勝利する
もうタイトルの通りです。
王箭は亜光が優秀でも死亡するのも想定して作戦を立てているのです。
壁さんがそうであったように(キングダム第21巻参照)、
仮に亜光が生き残ったら儲けものぐらいには考えるかもしれませんが。
王箭が味方を囮にする戦術は、
別に壁さんに限った話ではないです。
キングダムの歴史上のゴールから逆算
王箭の狙いは北方から兵站線を再構築するため、鄴の前に閼与を陥落させることである。
まずは歴史的なネタバレから逆算してみました。
少なくとも史実ベースと胡傷との因縁からこの線のネタバレの確度はカナリ濃いです。
そして、王箭の意図を李牧に隠すには、亜光が優秀で李牧がその首を鋭く狙えば狙うほど効果的です。
前回、キングダムネタバレ予想で亜光が死んでしまっては、秦軍は李牧軍に勝つことが出来なくなってしまう、という趣旨の予想を進めましたが、
王箭であれば仮に亜光を失い、朱海平原での戦勝を得ずとも、
その間に閼与を陥落させ、継続的に趙国内に兵糧を供給できる体制を作れば、鄴との兵糧戦に勝利するための算段が成り立つのだと思います。
ぶっちゃけ、
王箭にとって朱海平原など亜光に任せとくぐらいで十分、
といった趣旨の流れを、
皮肉にも李牧自身が語っています。
曰く、キングダム第556話で、
李牧「亜光は王箭の下につかなければ大軍の総大将を張れる有能な将軍です。」
これってもう、ネタバレ予想するなら
王箭本人は朱海平原に居る必要はなくて、もう別のところで戦ってます。
という、フラグのように感じてなりません。
キングダムネタバレ亜光軍の弱点判明
しかし、どうせ王箭が勝つとは言っても、
馬南慈が李牧から授かった作戦で、
正直どうやって亜光の守備を崩壊させるかは、誰もが気になると思います。
言い換えれば、そのまま亜光軍の弱点についての答えなのですから。
コレも半分、前回(キングダムネタバレ556予想)書いたのですが、
今週のキングダム本編でそれが何かを、
弱点そのモノであるご本人が、
凄まじいボケで披露してしまった、と見ていいでしょう。
(王賁 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第556話)
王賁「パッと見…、
あの守りの攻略法が見えてこぬ…。」
いやいやいやいや!?
その李牧から見た、
亜光軍の弱点ってお前だよ!お前!!(王賁)
これから先も、
キングダム全話のなかで最大のブーメラン発言になりそうな台詞です。
しかも育ちを自慢しているようなお坊ちゃんが、
「パッと見…、」
という言葉遣いをするのも、何か浮足立った印象を感じさせます。(笑)
李牧と馬南慈の作戦
現在、馬南慈、尭雲、趙我龍の軍は三軍揃って亜光軍に攻撃を仕掛けています。
「亜光の守備を崩壊させる」といって本隊を動かし始めた馬南慈には、
朱海平原2日目で王賁の手によって大きく兵員が損耗させられ、馬南慈の直下兵だけで亜光軍自体に攻撃を仕掛けて守備を崩すことは素人目にも不可能であると考えます。
キングダム第555話では、飛信隊と玉鳳隊が岳嬰軍を攻めることで裏目の結果が出た。と、示されているので、
ネタバレ予想として馬南慈が狙うのは、岳嬰軍に対して飛信隊の左側から攻撃を仕掛ける玉鳳隊の背後になると考えられます。(馬南慈から見たら左手側になり、玉鳳凰が岳嬰軍を向いた瞬間に馬南慈に背を向けることになる。)
キングダム第556話を見たところ、馬南慈の隊の位置は、岳嬰軍とは左右反対ですが、亜光軍は守備陣形を崩さずにいます、
尭雲、趙我龍と馬南慈の本体以外の部隊が亜光軍を抑え込み、進路を確保したまま玉鳳隊に向かうことも可能です。
馬南慈軍本体の兵数は少ないながらも、玉鳳隊の背後であるコトと、予想以上の岳嬰軍の奮戦もあり、玉鳳隊に大きなダメージを与えるでしょう。
そして、
それを見た亜光は鉄壁の守備でありながら、再び玉鳳隊救出の為に部隊を割いて、
尭雲軍と趙我龍軍の突撃の最中に陣形も変えざるを得なくなり、大きな損害を被るといった流れになる。
以上のような戦術上のネタバレ予想をしました。
秦軍が受ける損害は??
また前回キングダム本編ではほぼ宣言に近いかたちで、
李牧自身が亜光本人を打ち取るコトを目標にして、馬南慈に策を授けています。
そして、王箭にしても、
李牧を欺いて、戦争に勝利できたと思い違いさせるまでの作戦を想定している可能性を考えると。
ネタバレ予想として、
読者にとっては大変ショックが強いですが、
秦軍右翼 大将 亜光討ち死に。
というネタバレ予想について、カナリの可能性を帯びてきたことを考えざるを得ません。
死亡するのは亜光が虞寧か??
①亜光死亡説
しかしその反面で朱海平原での戦果を考えれば、
「亜光の首と引き換えに岳嬰の首は獲れた!」など、全く割りに合わない戦果です。
亜光討ち死にを断言するのは、正直言って、歴史の上でのネタバレ予想としてではなく、
ストーリー展開としてのネタバレ予想すると、カナリ難しいです。
前述のとおり、鄴の前に閼与を陥落させることが王箭の狙いであるとすると、
確かに亜光死亡説は、ある程度は話を盛り上げる面はありますが、
既に麻紘を失った後で、再び王箭の片腕の死亡となるとどうしても二番煎じ感が否めません。
同時に王箭率いる秦軍が、最終的に勝利できる現実味が失われてしまう気がしてなりません。【※ネタバレではなく、史実がどうであれ】
また、率直な感覚からして、キングダム第555話で登場した虞寧さんに亜光の代わりが務まるとも思えません。もしも亜光と同レベルでの統率力が発揮されても、カナリ唐突すぎます。
そしてさらに、朱海平原の後まで亜光死亡説を追跡考察するなら、
この虞寧さんが、亜光を失ったコトで軍力が低下した亜光軍をはじめとする、精鋭以外の王箭軍兵士を秦に帰還させる役割を担うことになるのでしょうか?※1【史記では鄴攻めの過程で王箭は精兵を除いた兵員である、約5分の4の兵士を秦に帰還させている。【キングダムネタバレ鄴攻め全体】
この点についても、私はその可能性は低いと考えています。
何故なら史実ベースで考察を先に進めてみても、亜光軍は間違いなく王箭軍のなかでも精鋭中の精鋭です。
月月王箭が閼与を陥落させるコトに成功しても、その後に桓騎軍とも呼応して、
戦争の最終目的である「鄴」の陥落を果たす上でこれからも温存するべき戦力であるコトは間違いないでしょう。
【※1別記:秦国内への脱出については、むしろ楊端和軍にこそ必要でしょう。【キングダムネタバレ555予想エンポ爺の正体】】
②虞寧死亡説
※ コチラについては、①の反証とともに前回の記事:キングダムネタバレ556予想にて記述したので割愛します。
強いて加筆するなら、ここで亜光軍において、何故、現在の王賁の立場が、
亜光に「良くも悪くも特別扱いなどしていない」などと語られる理由や、
王賁が王箭に期待されていないと感じている部分(キングダム第523話)など、
いままでキングダムで触れられなかった王賁の内面について深堀があるかもしれません。
❐①と②の比較結論
結果として、当キングダムネタバレブログとしては、亜光軍は玉鳳隊のフォローに入る形で守備陣形を崩さざるを得なくなり、多数の兵員と共に虞寧さんが死亡。
同時にその過程の中でキングダム第555話で示唆されたように、王賁の内面について迫るエピソードに触れられる。
亜光は李牧に対する囮の効果を発揮するも、結果的に壁さんのように生き残るコトになると予想します。
王騎将軍も「武将への道は犠牲の道です。」と言ってましたね。(キングダム第17巻参照)
キングダムネタバレ557予想 王箭、亜光すら囮 以上
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最新の予想記事⇒【キングダムネタバレ561王賁の采配と楊端和の遼陽】
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