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キングダムネタバレ最新795話予想 飛信隊と楊端和軍の撤退。

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( がんばって戦ってくれた青果の伝令相手に『王翦の首はまだなのかよ!?』と自分は負けているクセに、上から目線で偉そうに語る李牧さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム794話)



秦軍の敗北は、本紙でもほぼ確定してしまったのですが…、

僕が、ここで敢えて、“ほぼ”と書いているのは、この番吾戦の李牧さんサイドの目標設定が、非常に曖昧に描かれている点に焦点を当てているからです。

李牧さん的に、何が何でも、桓騎みたく王翦と楊端和の首を取るのが目的なら、そりゃ当然、作戦失敗となるワケですし…、

反面、秦軍が再起できない程、兵力を削ることが目的なだけだったら、当然レベルで、李牧さんの勝利となりますからね。。

しかしですよ?

もしも、兵力を削って“勝ち”で、それでもう秦軍はせめて来ないほどの、十分なダメージを与えることに成功したのだと、李牧さん自身が考えているのだったら、流石に、それは考えが浅いと思います。

兵力削って終わりだって話なら、それこそ趙軍なんて、領土も住民も奪われまくってんのに、何故か、無限に兵力と人口が再生産しまくってるワケで…、

秦だけに兵力が尽きて戦えないとか、流石にあり得ない話だからです。

それとも李牧さんは、趙軍にだけ、スターウォーズみたいに、クローン兵士でも作る技術があるとでも、おっしゃるつもりなのでしょうか。。

おそらく、李牧さん的には、ここまでご都合展開で、王翦も楊端和の首討ちに、十分な射程圏に入って来てもらって、きた訳なので、王翦と楊端和を討つまでが、最終作戦目標なのだと思います。

まァ、李信を引き付ける策を披露している際に、実際に『狙いは王翦の首です。』とも言ってましたしね。

 

しかし―、

 

王翦と楊端和を取る(今回は王翦だけ?)…、という目的設定を掲げる李牧さんのワケですが、どうやら、その目的を達成するに相応しいだけの、準備や具体策までは、まったく用意されていらっしゃらなかった様子の李牧さん。

李牧さん『王翦の首は!?』とか…、

カナリ険しい口調で言っている割には、それに相応しい、行動を本人が全然取ってないんですよネ。。

むしろ李牧さん…、敵である楊端和も王翦も、実は逃がす気満々なのではないかと疑うくらいの様子で、今現在は、二の次の工程でも十分な残兵狩りへ、残りの主要戦力を投入することで、李牧さんの作戦フェーズが移行しています。

で―、

コレって、別に、中央の王翦軍に対する話だけでは無し、一応は、いままで作戦が優位で進展していた楊端和軍や、苦戦はしているけど、陣地に大きな乱れの無い右翼飛信隊の撤退作戦にも関係する話だと思います。

何が言いたいかと云うと…、

李牧さん、王翦らの首のある無し関わらず、普通はここで追撃作戦の効果が最大になるようにして然るべきトコロさえ…、大いに失敗するんじゃないでしょうか??

宜安戦の撤退でも、普通に、秦軍の帰還までの行動は、全く端折られていて…、

アレだけ、国境まで趙軍がひしめいているという設定だったのに、普通に李信も蒙恬も、無事に帰還していましたからね。

ではでは、今回もキングダム予想を進めていきたいと思います。

キングダムネタバレ-飛信隊の離脱

飛信隊の李信が、王賁との交代時に、早々と王翦後退の報告を確認していたは、不幸中の幸いとなるのではないでしょうか?

何気に李信、今回で描かれた王翦や倉央と違って、馬陽の戦や、前回の宜安戦を含めて、局地戦から大戦の規模の両面で、敗戦を経ての撤退戦や退却戦をけっこう体験している武将であることが分かります。

今更、アホみてーに、目先の武功に拘って、引き際を誤るような真似を李信がするとは思えません。

河了貂も居る事ですし。。

いや?

やっぱり、分かんないぞ。。

李牧的には、今こそもう一度、李信の前に姿を現して、李信をおもッ糞、アホみてーに挑発したら、またまた李信もアホみてーに、『今度こそ李牧を討てば一発逆転だ!』とか言って、飛び掛かってくるかもしれません。

そーすりゃ李牧さん、王翦は取り逃がしても、李信討ちは大成功ですよ。

まーでも李牧さん、ここからは秦軍を絶対に逃がすマンに、早変わりとなるフェーズなので、李信も河了貂も、李牧とフテイが中央軍兵を掃討しにかかっているうちに、逃げの一手をかますしかありません。

袁環さんが、頑張って追撃戦を仕掛けてくるのは当然なのでしょうが、恐らく半分モブみたいな、彼のキャラポジが幸いして、ホントだったら、大いに背面を討たれて見方も散り散りになる敗走戦も、それほど大した被害にもならず逃げられるかもしれません。。

ただ、追加で参入した士桃らの新人キャラとの絡みや、結局まだ出番のない、砂鬼一家加入チームらの伝番が無いので、退却の道中で彼等の奮戦やら活躍が拝めるかもしれません。

原先生としても、そろそろ、せっかく登場させてやった、コノ連中の出番を作ってやらねばならんでしょう。

もしかしたら、初期の李信がそうであったように、この敗戦を経て、干斗が覚醒して、ようやくポスト松左にふさわしい中堅武将の一人として成長するなら、この敗戦もまた、大きな意味を持つ一戦になるに違いありません。

具体的にどうなるかまでは分かりませんが…、

例えば、袁環さんが追撃でブイブイ言わせているトコロに、新人士桃らがピンチ…、そこに干斗が覚醒とかあるかもしれませんね。

極限状態の中から会得した奥義…、

“変態チンポヘッド百裂ランス”が炸裂して、半モブ袁環さんが死亡。こうして、また李牧の杜撰な作戦による犠牲が、趙軍にもたらされます。

しかし、“変態チンポヘッド百裂ランス”により、干斗の腕の筋線維はズタズタになり、一時は、松左から譲り受けた槍が二度と振るえないと危ぶまれるも、其処に砂鬼一家の医療サポートチームが登場して、治療により事なきを得る。

神(作者)様も、こうしたら、ワザワザ投入した新人キャラと砂鬼一家の活躍も回収できるでしょう。

そしてまた…、

チンポと来れば、絶対に黙っていないのが、あの飛信隊の若き獅子 昂クンです。

昂クンもまた大覚醒を果たして、チンポを武器に、宜安軍の追撃を妨害し、大いに活躍するでしょう。

例えば、昂クンのモノ凄く長大なチンポで、追いかけて来る宜安兵100人の足を引っかけて、敵兵全員がズコー!

ブルンッ!!

宜安兵A『ああッ、何かが足に!?』

宜安兵たち『うわ~~~?』

ドシーン!!

昂クン『今や、みんな逃げるんや!!』

尾平『ありがとう昂。尾平隊、今のうちに逃げろ~~~!』

羌瘣『今だ、礼。敵に隙が出来た、出るぞ!!』

羌礼『瘣姉、分かっている!!』

スヒンスヒン、ズバババッ!!

宜安兵たち『ぎゃーーーーーッ!』

こうして飛信隊は昂クンを中心にして、敵の追撃に対して適度の反撃さえ加えながら、撤退を成功させるかもしれません

また、これは決して荒唐無稽な話ではありません。

なぜならば…、それは神(作者)様である原先生としても、これだけの大きな敗戦であるにもかかわらず、何故? 如何にして? 秦軍の主だった武将が無事に生存を果たすことが出来たのか?という、科学的に納得のいく背景作りが必要だからです。

神(作者)様も、こうして史実を題材にした作品の中で、昂クンという架空の人物を活躍させることで、何故、李信が、絶望的な番吾の敗戦から、無事に生きて帰還できたのか?という、歴史的な事実との辻褄を合わせることが、可能になります。

キングダムネタバレ-逃げ遅れる楊端和軍

さて、一方で問題は楊端和軍です。

楊端和軍は、王翦軍と違って、全体的に、一見、かなり優位に対雁門軍を相手に善戦していた様子で描かれていました。

しかし、結果的にこれを見れば、李牧さんの罠であったことは明白でしょう。

対王翦軍で勝利した後に、楊端和軍を逃げ遅れさせるために、ワザと、深く引き入れる為の下準備であった事になります。

李牧のこの作戦方針を、ただ一人、趙軍の中で知らされていなかった哀れな男が骨珉伯だったという事でしょう。

とは言えですよ。

たとえ、これが李牧の策略であったとしても、数多くの戦歴を重ねる楊端和は、既に今現在までの戦況の積み重ねに、戦の進捗が『あまりに早い?』という違和感や不自然さ抱いています。

でなんで、恐らく楊端和軍全体では、王翦軍敗走の情報を察知するや否や、楊端和の迅速な判断の下、被害を最小限のウチに、撤退に踏み切る判断を下すに違いありません。

問題は、壁が番吾に居ると、期待して城攻めに着手しかかっている、キタリ率いるメラ族軍です。

エンポ爺率いる猿手族も随伴していますが、それでも彼らの兵力は限定的で、壁さんを救出するため、城に攻め入ったあとは、即座に城語と包囲されて、全滅の危機に陥る可能性が高いです。

また、一番恐ろしいのは、楊端和に王翦軍敗走の情報が入ってきても、戦況の中で、もっとも本陣から離れて、城への攻撃に取り掛かっているキタリには、楊端和が撤退の判断を下したことによる伝令も伝わらない恐れもあります。

キタリたちメラ族に、どうやって撤退をさせるか、楊端和の判断に悩む局面が来ることでしょう。

しかし―、、。

果たしてキングダムの楊端和が、、。

全軍撤退の為にとは言え、既に攻城戦に取り掛かっているであろう、キタリやエンポ爺を見捨てて、今、撤退可能な友軍を優先して、先に番吾から逃げるという選択をするか?と問われれば、それはしないような気がします。

いっそ、より攻撃を強めて、番吾を一気に陥落させるとか、マジでやってくれそうじゃないですかね??

ある意味、番吾を守る舜水樹や馬南慈にしても、楊端和が番吾を落としたとこで、後で、王翦軍に勝った趙軍全体で番吾城を再包囲したら、澄むと考えている事で、趙軍にも小さくない隙が出来そうな気もします。

メラ族の攻撃によって発生した混乱に乗じて、反乱を実行に移す壁とその奴隷化されられた秦兵の活躍も描かれるとしたら、ここでしょう。

また、キタリを追いかけていった骨珉伯の存在が、以後も“穴”として大いに活躍してくれそうなんですよね。(笑)

骨珉伯とその軍だけが、メラ族たちを追いかけて行ったとしても…、

壁さんを救出して、他の山の民軍と合流を図ろうとするキタリとメラ族と会敵。。

うん??

今回も、然して活躍の場が与えられる機会の乏しかった楊端和軍の為に…、キタリの刀の錆にされそうなのは、どう見ても、どう考えてみても。顔やらキャラデザはじめとして、骨珉伯以外ありえないでしょう。

そして、骨珉伯の犠牲も在れば、李牧も司馬尚に、戦っていたのは青歌軍だけではないという説明も出来て、納得もしてもらえるでしょう。

例えば李牧さんからも、下記のように青果の犠牲について、哀悼の意を表されると思われます。

李牧さん『司馬尚、上和龍にジ・アガを立て続けに秦軍との戦いで失わせて申し訳ありません。しかし、私たちも骨珉伯という仲間の、尊い命を失ってしまいました。青歌兵だけが戦ったワケじゃありません、私たちも仲間が死んでいるので、これでお相子です…。 さて、ところで司馬尚? 王翦の首は何処にあるんです、まさか? アナタ…、王翦を取り逃がしたってホントですか?』

司馬尚『え?ああ、うん…。』

李牧さん『はァ(ため息)…、困りましたね~、それは…。一体、何のためにアナタを総大将にしたのか分かってるんですか? 王翦を逃がすことで、次回も秦軍が攻めてきたら、王翦を逃がした責任を取って、またまたアナタ達に戦ってもらいますけどいいですよね? せっかくワザワザ青歌などという田舎(※雁門の方が絶対田舎だろ。)に赴いてやってまで、秦軍の危機を教えてあげたというのに、コレじゃ一体何のために私たちが奮戦したのか…、ブツブツ…、ネチネチ…、グチグチグチグチ…。 中略  ブツブツ、ネチネチ、グチグチグチグチ…、』

司馬尚『…(イライライライラ…ブチッ!)ウオオオオオオオオオ! (# ゚Д゚)ガッデーム!!』

李牧さん『(;´Д`)うわッ、何をするんです司馬尚!?』

ボキッ!!

(ガク……。)キレた司馬尚に首の骨を折られる李牧さん

馬南慈『あっちゃ~…。今のはさすがに李牧様が悪いわ、ガハハハハハ!!』

などといった様子で…、

司馬尚の神経を本気で逆撫でするようなコトを言ってみて、一度、司馬尚やカン・サロをブチ切れさせてみたらよろしいでしょう。(笑)

こうして、キタリと救出された秦軍捕虜の壁さんを、回収するために奮戦する楊端和は…、ロクな準備もせずに王翦を取り逃がした李牧が、司馬尚に責任を擦り付けて、仲間割れしている間に、見事、番吾を脱出。

こうして神(作者)様は、見事に、史実で王翦だけでなく楊端和が番吾で死んでいないという結果の通りに、王翦と楊端和が死なずに番吾を撤収したという事実を矛盾なく構築するに違いありません。

あとは、今回も出番がお預けなってしまっている王賁が、どう活躍するかも楽しみです。

- キングダムネタバレ最新794話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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