( 李牧:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第753話)
神(作者)様も描き切った桓騎達の最後。
おそらく神(作者)様も読者も、様々な思いを整理しつつ、先週の休載を経て、今週もキングダム本編が再開です。
冒頭でイキるわイキるわ、虎白兵…。
もともと平陽戦で、『王翦軍がやって来た~ww』との桓騎軍の虚報を確認もせずに逃げ帰っただけの連中が、今更、何を言わんや。(笑)
この人等、李牧の事を舐めすぎるにも程があるでしょう。
もう、いっそ趙軍同士で同意打ちでも始めたらどうでしょうか。
それはそれで李牧の体力も、もう限界に到達。
見た目以上に、桓騎に頭を割られたダメージは深いようです。
そのまま一週間ほど、お休みになられたらいかがでしょうか?
フテイ将軍がキレッキレの全軍指揮を発揮してくれて、必ずや飛信隊と楽華軍を捕らえてくれるでしょう!!(笑)〈※秦軍全員生還〉
李牧も李牧で桓騎に勝ったあとは、やる事盛りだくさんなので、ここからの趙軍フェーズが非常に気になるところなのですが…、
まぁ、まずは飛信隊と楽華軍がどうやって逃げおおせるか??
蒙恬も李信も歴史バリアがあるので、何にも心配しちゃいないが、心配なのは、その他の有力キャラクターですな。
羌瘣と羌礼も殿お疲れ様でした。
うん…?
で、楚水さんは??
あの? 楚水さんは、どうなったんでしょうか??
那貴と仲良かったからと言って、揃って引退とかマジで勘弁ですよ。(汗)
ではでは、今週もキングダム本編を振り返って参りましょう。
キングダムネタバレ-虎白兵、マジでイキり過ぎ。
力尽きた桓騎の一家の面々。
直前まで桓騎の接近に相対していた李牧ですが…、
ふと、横目にやると、そこにはあと一歩まで、李牧に迫った那貴の亡骸が、前のめりになりつつ李牧に迫っています。
最後に制したのはバフージでしょうか?
李牧の側近たちの必死の戦闘で、辛うじて那貴の接敵を阻止した、訳ですが、李牧も李牧で相当の危機だったことが、今更ながらにして理解できます。
李牧『半年間、入念な準備をして桓騎を討った…、しかし、コレほどの犠牲を出し、これ程に肉迫される事態になるとは、正直、夢にも思いませんでした…。』
李牧の云う事は、もっともです。
援軍が到着して、兵力が逆転したと思ったところからの、桓騎軍の最後の反撃。
上和龍と虎白兵、その他多くの、李牧の側近兵が死亡したことになります。
李牧『これほどの相手だったとは、我々は、秦将の中で、最強の男といきなり戦ったかもしれません。』
決着のついた戦場で、李牧は吐露します。
まぁ、それはそうとして…、
上和龍も虎白公も、まあまあ、お似合いの最後だったとも思えてきます。
仲間が促すように、李牧的には、迫る桓騎に対して、素直に後方に下がれば良いだけの話だったワケですが、そのまま微動だにせず桓騎の最後を見届けるとか、側近兵には堪ったもんじゃないでしょう。(笑)
また、桓騎を完全に包囲して、勝利目前で『桓騎と少し話します。』などと、おしゃべりに夢中になってしまったものですから、本来は死なずに済んだであろう、上和龍と虎白公も桓騎に持っていかれちゃいましたね。
流石です…。(笑)
桓騎をリスペクトするのはイイのですが、、、
自分の落度で仲間が死んだとは、少しも考えない李牧さん。
相も変わらず、自分が世界の中心の、ナチュラルサイコパスぶりを発揮してくれています。
そして―、
こうして死んだ虎白公の命に関して、李牧への要求が通ると思ったのか?
黙っていたらいいのに、今更ながらしゃしゃり出てくる虎白兵。
虎白兵A『李牧様!桓騎の躯はどうか、我々虎白兵の手で八つ裂きにッ!!』
虎白兵B『桓騎の側近達も転がっている、同じようにバラバラにしてやれ!!』
冒頭で書いた通り、平陽戦の終幕で、『王翦軍がやって来た~ww』との桓騎軍の虚報を確認もせずに逃げ帰っただけの連中が、今更、何を言わんやでしょう。(笑)
李牧の尻馬に乗って、尚且つ、最後は真っ向勝負の実力で、虎白兵は桓騎に斬られたのですから、今更この態度は、虎白公が余計に惨めになるのではないでしょうか?
フテイまで舌打ちして、面倒クサそうに虎白兵を見ています。
しかし―、
ここは流石に李牧です。
李牧『許しません。』
ぴしゃりと一言の李牧。
で…、ここでの虎白兵の態度が非常に微妙です。
虎白兵C『は?』
虎白兵D『何ですと?』
いやいや?『は?』って…、
明らかに、李牧を舐めすぎの虎白兵です。(汗)
むしろここは逆に、李牧の力を借りなければ、桓騎を討てなかった事に恥じ入りなさいよ。
フテイ・バフージ『…。』
虎白兵E『まさか李牧様!こんな非道を尽くした男に情けをかけるですと!?』
李牧『その通りです。』
逆ギレ寸前の虎白兵一団。
流石にフテイとバフージが、彼らを牽制するために、挙動を示します。
虎白兵『…!』
今更ながら、フテイとバフージの圧を感じて、『あれ?ちょっと俺達、調子に乗り過ぎた??』と思ったのでしょうか?
非常にしょうもない連中です。
もぅいっそのこと李牧も、『今、私に逆らった貴方(虎白兵)、ムカついたのでここで斬首にします。』くらい言っちゃっていいと思いますよ。(笑)
とは言え、ここはいつもの李牧さん。
李牧『桓騎の死は、王都邯鄲に報告して、国内列国へと伝え広める…、それ以上に重要なことはありません。』
虎白兵ども『しかし…!』
何が“しかし”なのでしょう。
こんな馬鹿な連中にも諭してくれるのが、彼のいいトコロです。
こんなみっともない連中、ホーケンさんが生きていたら、絶対に無言で"フォン“されてたよ虎白兵。
また、李牧はこうも続けます。
李牧『死体を弄んで場合ではないと言っている!』
そう―、
趙国内にはまだ、桓騎が意図して逃がしたであろう、飛信隊と楽華軍が残っています。
李牧『飛信隊と楽華軍が生きのこって、脱出しようとしている。この二軍を生かして返してはなりません!!』
フテイ、バフージ、虎白兵一同『!?』
李牧『この先の秦との戦いを考えても、飛信隊の信と楽華軍の蒙恬の首は必ず、、ここで…、』
ガクッ
漸く、戦闘の緊張感から解放された李牧。
傷と疲労で、そのまま昏倒する様子が伺えます。
というか李牧の云うことは確かなのですが…、
李信と蒙恬の対処は、31万人も規模を誇る軍団なんだから、副将格の舜水樹と楽彰が、しっかり対応すればいいだけの話でしょう。
実は李牧的には…、
ここで桓騎の死亡の報告を秘密にしたまま、意味不明に閼与で“単軍ポツーン”としている王翦を、王都軍と挟み撃ちにする絶好の機会なのですが…、
そのような重大懸案の対応に至るまでは、流石に無理なほど限界を迎えた李牧さん。
ココから先は、宜安戦終了後の秦軍、趙軍の戦略的全体の動きも気になるところですが…、
先ずは、飛信隊と楽華軍が、舜水樹と楽彰の追撃を躱すことができるかどうかが、重要な局面になってきます。
キングダムネタバレ-飛信隊と楽華軍の撤退戦
離脱をかけて走る楽華軍。
ここで、舜水樹の追撃だけでなく、李牧の異変を察知して接近してきた骨珉伯軍のの挟撃の憂き目に遭います。
各方面の敵の対処に、味方を細らせながら、ひたすら西側に駆ける楽華軍。
後方よりの急報、残念ながら配置した、“殿”の軍が撃破全滅した悲報が飛び込んできます。
コレに応じるべく、愛閃が“殿”を引き受けることになる楽華軍。
主力を早々と“殿”に下げて、早々に窮地に立たされていることが、よくわかります。
一方、飛信隊の様子はどうでしょうか?
撤退戦を続けながら、ほぼ日が落ちた頃、追撃している趙兵団の及ばぬ一帯で、ようやく確保した休息地点を形成するに至ります。
しかしながら、僅かに馬を休ませることと、給水に勤しむのが限界。
傷の応急を除いて、歩ける者あれば、先への逃避に先導されます。
河了貂の依頼にて、ここでもケガ人の応急処置の対応を迫られる砂鬼一家が居ます。
飛信隊全体でどこまで、撤退が進んでいるのか?
歩兵は各自先行する中、昂クンが最後尾と思しき一団の到着を確認します。
昂くん『最後尾ってどういう事?』
味方の言が本当なら、“殿”を務めているハズの、楚水や羌瘣の部隊は一体どうしたのか?
昂クンの疑問も当然のことです。
“殿”は敵に、楽彰の軍に飲まれてしまった。
羌瘣や楚水の部隊に、逃がされてきた彼らから、昂クンは、そのように聞かされます。
羌礼の身を案じて、激昂する昂クン。
昂クン『嘘だろ!?』
尾平『昂!俺達歩兵はとにかく先に行かねーと。』
李信『…うるせえぞ、お前ら。』
仲間の動揺に応じて、尾平らの前に現れた李信。
李信『俺が待つ、歩兵は先に行ってろ。』
昂くん『僕も待つ、尾平さん達は先に行ってて。』
来るはずの“殿”を待つために、昂くんと李信が、そのまま後方を睨みます。
“殿”の楚水と羌瘣らが戻っていない事実は、干斗らにも伝わります。
干斗『何なんだこりゃ?桓騎将軍も討たれて、軍はほぼ全滅、、おまけにウチも羌瘣副長らを失ったら…。』
初陣してから、戦勝しか飾ってこなかった新人歩兵団からしてみれば、最初にして、極めて大きい敗戦なだけに、衝撃も大きいでしょう。
そんな気分を抱えながら、逃亡のために先に進みます。
桓騎もその側近らも、那貴も死んだ。
嘗ての桓騎との会合を振り返る李信ですが…、せめて自軍の羌瘣だけはこんなところで死なれて堪るか…。
そんな思案を抱えて、ひたすら闇の無効を見据えて、李信は待ちます。
ザッ
微かに聞こえた足音。
うすぼんやりと姿を現したのは、羌瘣の一団。
羌礼『お、隊長。』
羌瘣『…やっと着いた…。ん??』
李信『…。』
次号…、生還した羌瘣に信は??
うん?
まぁ、李信の羌瘣へのロマンスな雰囲気を醸し出す最後もいいんだけど…、、
コレ、ちょっと、楚水さんが邪魔者扱いなってて、非常に冷たくないか? 苦笑
というか、楚水さんが生きているかどうか滅茶苦茶心配なんですけど。(汗)
神(作者)様的に、『まぁまぁまぁ、楚水の事はちょっと置いといて。』という事でしたら、せめて生還確定ダケはお願い申し上げますよォ。
― キングダムネタバレそれ最新753話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。