(桓騎と李牧:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第744話)
馬上に迫った桓騎を目の当たりにした李牧。
前回の第744話では、趙軍の中の誰よりも桓騎の接近を察知していた素振りを見せていた李牧なのですが…、
馬に乘って逃げるのか、剣を構えて迎撃するのかどっちなのか?
一般人じゃないんだから、何を、中途半端な体勢で、桓騎を眺めているんでしょう?
こんな状況だったら、もう桓騎も、そのままリーボックを馬で踏み潰すでも全然OKですよ。
まさしく『判断が遅い!』って話ですよ。…
キメツの鱗滝さんみたく、リーボックの頬っぺたを、パシン!ってシバいて、気付かせてやりたいと思った読者様も多いかもしれません。
また、正月休みの気分でいるのか? 李牧…。
いや、しかし? 本当に武将でもあったリーボックが、何故、こうもボサっとしているのでしょう?
本当に、正月ボケ以外に、李牧が動けない理由があるのかもしれません。
この、第744話のラストシーン、馬上の桓騎と李牧の構図として描かれているのがよく分かるのですが…、どうも、枠外で描き切れていない李牧の下半身がどうなっているのか気になって仕方がありません。
上記の疑問で、何故、事前に桓騎の接近に気付いていながら、リーボックが動けてないのか??
このリーボックの下半身が描かれていないラストシーンを見て、その疑問の答えの一つとして考えられるのは…、
リーボック、桓騎にビビッて“O・MO・RA・SHI”をしているのかもしれません。
モブ趙兵『どうされましたか李牧様?』
事実、味方からこんな質問をされていた李牧。
総司令としては、単に、『桓騎が迫ってきている。』と防御を促す指示で、そのまま答えればいいだけです。
それにも拘らず、終始無言であった李牧。
李牧『…』
この態度を含めた、全ての状況証拠が、リーボックの真相を物語っていると考えられます。
それは流石に、部下相手に答えられるはずがありません。
自分が恐怖で失禁しているなんて…。
そして―、
そのリーボックの真正面から、おしっこでズブ濡れの李牧のズボンを視認できるのは、今現在、桓騎だけです。
桓騎『コイツ!?ション便漏らしてやがる。気色ワルッ。』と、このように恒騎が呆れてしまい、剣スジを鈍らせることで助かると言うのか、リーボック?
ではでは、今回も次回のキングダム予想を進めて参ります。
キングダムネタバレ‐李牧が助かる4つのパターン
前回のキングダム第744話の前半、早々と何者かが騎馬で接近してくることを察知したリーボック。
この時点で、何者かの接近を察知していたのででしたら、サッサと騎乗して、逃げるを優先するか、早く味方を呼びつけて迎撃体制を固めるなりできたはずです。
しかし、冒頭で書いたとおり、察知していなら、結局、何も反応行動をとれなかったリーボック。
騎馬する途中の、えらく中途半端な体勢で、剣を向けて突進する桓騎を眺めるという、格闘場面としては最悪の状況を迎える羽目になったリーボック。
このピンチにおいて、何か別のコトでも考えていのか?
冒頭にて、冗談で書いたとおり、本当にOMORASHIでもしているんじゃないか? などと、何らかの原因をどうしても考えないといけない状況を迎えています。
しかし―、
現状で、ここから桓騎と李牧が、物理的にどのような動きを選択するのかは予測可能です。
先ず、桓騎の動きについて考えてみます。
桓騎は右手に剣を持ち、そのまま腕を水平、やや後ろに右肩を引いていることが分かります。
腕を上段に振りかぶっていないので、このままサイドスロー気味に、右横薙ぎで李牧に切掛かるか?それとも、そのまま手首を捻って刺突で李牧の首元か胴を狙う体制であることが読み取れます。
そして、この点、もしも桓騎が右横薙ぎで李牧を攻撃すると仮定しても、現在の描写を見てとると、李牧が騎乗しようとしている馬の尻が非常に邪魔になるので、桓騎の攻撃は、ほぼ刺突による攻撃と予測して間違いないでしょう。
なので、この場面から、桓騎の攻撃を予測するのは簡単であったので、これに相対する李牧としても、桓騎の攻撃に対応する方法を考え選択するのも可能であります。
まあ、李牧が正気を保っていればの話ですが。
間違っても、もしも本当にO・MO・RA・SHIなどしていたら、ズボンが水分で重くなり、しかも、脚に密着して、そんなんじゃ、咄嗟の身動きを取ろうにも、制約が生じてしまい、生き残れるものも生き残ることが出来なくなるので、たまったものではございません。
頼む、李牧。
頼むからO・MO・RA・SHIだけは勘弁してくれよッ。
上記の通り、桓騎の挙動を予測するのは簡単でしたので、李牧も取るべき行動を予測するのは簡単です。
①漫画のキャラクターらしく、ジャンプで上方に回避する。
②刺突される桓騎の剣を、自分で剣で捌く。
③自分の馬の腹の下を潜って逃げる。
④右手に逃げるか、あるいは、振り返って真後ろに逃げる。
だいたいまぁ、コレくらいしかないでしょう。
そうでなければ、とうとう読者の前で、いつも攻撃時に、枠外でコッソリと使っているハズの“ワープ”を、堂々と発動させるしかないでしょう。
李牧『わわわッ(汗)ワープ発動!』
キュシィィーン!
※光と共に消えるリーボック
桓騎『!?』
リン玉『李牧が消えた!?』
黒桜『ふ、ふざけんなー!』
モブ趙兵たち『ザワザワ…、』
カイネ『あ、いや、これはその(汗)…、』
馬風慈『あーぁ、とうとう人前でやっちゃいましたか李牧様~。(笑)』
フテイ『やめろ、風!余計なこと言うなッ!』
李牧『助かりました…。まさか、私が攻撃する以外でワープを起動することになるとは思いませんでした…。しかし困りましたね。一体、ココは何処なのでしょう?』※ターミネーター2みたく全裸で原野をウロウロする李牧。
まあ、冗談はさて置いたとしても、割と、神(作者)様のさじ加減で、物理的状況を無視したように、スルッとリーボックが攻撃を凌ぐこともあり得ますが、今は、判明している、コレまでの原画情報から予想を進めるしかないでしょう。
真面目に、予想をすすめると、上記の①漫画のキャラクターらしく、ジャンプで上方に回避する。で考えるとどうでしょう。
これは流石に漫画であるキングダムといっても、羌瘣や羌礼じゃないと無理があるでしょうね。
それ以外で無理の無い描写が可能になるキャラクターとなると、山の民の連中ぐらいじゃないでしょうか…。
元武将で体力に自信がある李牧といっても、馬上の桓騎相手に、中途半端に飛びついたりしても、単に中空で軌道修正すら取れず、そのままイイ的になって胴体を串刺しにされますがな。
うんうん、①は無いでしょう。
次に、②刺突される桓騎の剣を、自分で剣で捌く。
これはどうでしょう?
李牧が桓騎を真っ向から迎撃する体になります。
元武人の李牧なら、かつて馬上からの剣撃を放った魏興を屠った王騎将軍のように、地上から桓騎を真っ二つに出来るかもしれません。
この点を検証してみるとどうでしょう?
李牧としても、桓騎が自己の武力を誇示した戦闘情報を得ていない上に、ワザワザ千人将時代(※格下の十代の少年相手)の李信を相手に、『(俺、元バリバリ武人)かかって来たらどうよ?』大人げもなくとドヤり倒していたぐらいですから、舐めプして『桓騎ぐらいなら勝てるっしょ、俺。』と攻撃に転じてくれるかもしれません。
リスクはありますが、交差撃(カウンター)の戦闘技術に問題さえなければ、李牧、戦闘で馬上の桓騎相手にアツいモノを見せてくれるでしょう。
しかし―、
物理的な間合いから考えれば、李牧の獲物は剣なので、矛を持っていた王騎将軍が魏興を討ったみたいには無理です。
また、今のポジションで、地上から桓騎の腹部をめがけて、同じく刺突を交差撃で放っても、多分、桓騎の馬にドゴーンと突き飛ばされて終わりになります。
また、桓騎の後方左右を固める側近2名も、何やらお揃いの髪型で、朱鬼&麻鬼から始まるキングダムでおなじみの、そこそこ強いコンビユニットでもある可能性も垣間見えますので…、
コイツら2人の騎馬突進にも、やっぱりドゴーンと巻き込まれて、全身強打撲の骨盤損傷は免れないでしょう…。
(桓騎と李牧:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第744話)
しかし、上記に書いた通り、神(作者)様が、作品のバトルを盛り上げつつ、さじ加減で物理的状況に若干でも修正を加えるとしたら、恐らく、この迎撃行動を選択する可能性が十分あるかと思います。
例えばどうでしょう?
李牧がダメージ覚悟で、致命傷を受けかねない桓騎の刺突だけを自分の剣で逸らせ、騎馬の突撃を真正面からドゴーンと受けてしまうのですが、なんやかんやでモブ趙兵が馬との間に挟まり込んで犠牲になってくれたお陰で、突撃により、そのまま後方に吹き飛ばされた形になり、結果的に、桓騎の射程から逃れることになるといった感じです。
これなら桓騎も動いて李牧が短期的には回復不可能なダメージを負う上に、李牧もそれなりに頑張った体が作出可能です。
また、李牧には申し訳ないのですが、彼に意識不明レベルの目に遭ってもらうのは、その後の、桓騎軍の逃亡を補助する意味合いも含みます。
まあ、それはそうと…、
逆にいっそのこと…、
李牧が桓騎の馬にドゴーンと跳ね飛ばされた先に、ゼノウさんが居て、そのままフルスイングでリーボックの身体をジャストミート…。
そして―、
9回の裏、ゼノウ君の満塁ホームランで試合終了!!
…とかでもいいんですがね。
フテイ『ウッウッウッ(泣)俺たち三年の試合、これで全部終わった。』
バフージ『せせせっ先輩…、ス、スイマセン。最後、俺のミスで、ヒックヒック(泣)。ゼノウ君を抑えられなくて…、こ、こんなところで試合が終わるなんて、エグエグッ 本当にスミマセンでした。ゔああ~!(号泣)』
フテイ『しかたねえよバフージ。お前たちなら、次の甲子園狙えるから…。ヒックヒック(泣)』
予想としての可能性はカナリ低いとは思いますが、これなら芸人としての李牧を最大限に表現することも可能です。
では、次の③自分の馬の腹の下を潜って逃げる。
この可能性について検証してみます。
冒頭で紹介した李牧の様子について、
趙軍の中の誰よりも桓騎の接近を察知していた素振りを見せていた李牧なのですが、何か中途半端な体勢で桓騎を眺めている李牧。
これは、第744話の作中で語られているように、つい先ほどまで、李牧自身が『やっと焦点が合ってきました。』と吐露している通り…、
ある程度の意識が戻ってきているだけで、運動能力までは回復していない状態であることを説明する状況なのかもしれません。
つまり、例えれば、お年寄りが交通事故に遭ってしまう場合のように、危険が迫っているのを察知しつつも、身体能力が低いので、体が適切に反応しないような状況と言えるかもしれません。
なので、このように状況分析をするならば、上記、②刺突される桓騎の剣を、自分で剣でサバく。という対応を、今の李牧に望むのは非常に酷な状態であると言えます。
で、あるとするならば?
ここまで追い詰められた状況にある李牧はどうやって自分の命を守ったらよいのでしょうか?
そんな、奇跡みたいな方法はあるのでしょうか?
はい、それがあるんです。
その答えは、リーボックが今乗ろうとしている馬です。
桓騎の攻撃パターンは“刺突である”と、上記にて分析した折に気が付いたのですが、桓騎が右手で斬撃を放つしても、位置関係上、桓騎の剣と、リーボックの体との間に挟まれるように、リーボックの馬の尻が邪魔になっています。
李牧本人が気付いてくれているかどうかは分かりませんが、私としましては『李牧、馬の下に隠れるんだ!!』と今すぐ本人に伝えたい気持ちです。
この気持ちを李牧に伝えたくて、この胸が、もう張り裂けそうです。
恐らく僕と同じように、『李牧ッ、気付いて!馬の下!馬の下だよォ~!!ハァッハアッ!!』と、気が狂わんばかりに李牧を心配している読者が多数いらっしゃるに違いありません。
因みに、李牧が馬の下に潜って逃げるなら、この馬が雌であるコトを祈るばかりです。
もしも、オスの馬だったら大変です。
李牧が馬の下に潜り込もうとした瞬間、馬のチ〇ポが顔に当たることになり、交通の邪魔になって逃げることが出来ない恐れがあるからです。
李牧『しまった!これじゃ通れない!』
李牧が惨めな終局を迎えない為にも、神(作者)様には細心の注意をもって雌馬を描いてもらたいと願います。
最後に考えられる④右手に逃げるか、あるいは、振り返って真後ろに逃げる。この可能性はとても低いでしょう。
他にはワンチャン、李牧が素手で地面に穴を掘り、地中に隠れるという可能性があるくらいでしょうか?
長々と書きましたが、個人的には③自分の馬の腹の下を潜って逃げる。の展開が描き起こされることに期待したいと思います。
キングダムネタバレ‐完全に足手まといの砂鬼一家
最後に、砂鬼一家について少し書きます。
砂鬼一家、やっぱり戦闘になるとマジで足手まといです。
もともとが年少者だけの弱小一家で、その後も基本的には拷問が専門のチームだったので、仕方ないとは思うのですが、そんな連中が、またもや飛信隊と同じ場所に配置されているのは、偶然ではないでしょう。
端的に答えを云うと、桓騎は砂鬼一家を飛信隊に預けて逃がしたかったというコトだと思います。
でなんで、もう一歩予想を踏み込んで、那貴が助けに入った先で、砂鬼一家の中にオギコも混ざっていれば、オギコ飛信隊参入が、ほぼ編集部にて内定したと考えてもイイかと思います。
果たして、飛信隊に参入しても、オギコは千人将でいられるのか?
いや、マジで合従軍編の頃は、桓騎の悪フザケによる任命であったとしても、オギコが李信と地位としては同格の千人将だったって考えたらマジで凄いですわ。
― キングダムネタバレそれ最新745話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。