(桓騎:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第741話)
前回の本編考察編で、摩論は桓騎を裏切るんじゃないか?などと予想を立てていましたが、よく考えたら別に桓騎からしてみれば、摩論が裏切っても別にそれ自体は何も驚かないんじゃないか??
寧ろ―、
桓騎『クククッ』
摩論『な、何が可笑しいんですか!?(汗)』
とか、裏切った摩論ごと、ものの見事にやり込めるような、気がしないでもない…。
まあ、とは言え、桓騎が李牧を討ったとしても、実際に秦軍の連中が逃げ切るのは難しいでしょうから、摩論が李牧を助けてしまい、その見返りに自分だけの命は助けて貰う…。
飛信隊と楽華軍の配置すら、摩論が頭の中に入れているとして、摩論が李牧を逃がすことに集中したら、それも出来てしまう立場にあるのも可能性として否定できないです。
信長やシーザーみたく、本人が優秀なだけに、部下の裏切りでお茶を濁すか?桓騎の最後…。
ではでは、今回もキングダムネタバレ予想を進めて参ります。
キングダムネタバレ-秦軍を裏切る紳士摩論
これ、登場し始めた頃の摩論です。
(摩論:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第276話)
軍師でかつ紳士という設定がまだ定まっていなかった頃なのか? 髭も無くて、いまの彼より正攻法で男前に見えます。
さて、そんな摩論ですが。
別に、彼は桓騎みたく戦に“勝つ”ことに拘っている訳では無くて、単に、自分の利益の為に、桓騎軍を利用しているという側面の方が大きいと感じるのは私だけではないと思います。
まァ、そりゃ、黒桜やリン玉への仲間意識はそれなりにあるでしょうが、平陽戦では『そろそろ仲良しと逃げよう…。』とか、桓騎に捕まるまでは、普通に逃げる気満々でしたからね。
でなんで、別に摩論が勝手に逃げるのは、なんとも思わないんですよ。
問題は、今更、李牧を討ったところで、姿を晒した自分達が、もう逃げることが出来ないまで追い詰められている状況って部分です。
臆病者が逃げてもダメな状況まで追い詰められたとしたら、逆に狂ったように攻撃に転ずるか?
それとも…、
逃げれないなら、自分だけ敵に寝返るとか思い付いてもおかしくないように考えられます。
まァ、もちろん。乱戦の中で、どうやって摩論が李牧に話しかけるかを考えれば難しいんですが…、例えば、狼狽しつつ逃走経路を探す李牧の前に…、
『桓騎軍の軍師、紳士摩論です。』とか言って、イキナリ現れるものと予想します。
でなんで、この点、今回の記事の後半でも書くのですが…、
現在の乱戦から、李牧が摩論と接触を果たすまで、何か別の要因で李牧がゼノウから逃れるまでの流れが必要になってきます。
そして、乱戦から逃れた李牧が、その先に摩論に遭遇して、勝手に『終わった~。』とか思った瞬間に…、
摩論『このまま貴方を討っても、私が生き残ることが出来るかのどうかは分かりません。如何でしょう?貴方を桓騎軍の包囲の外に逃がして差上げる代わりに、私の命の保証をしていただけませんか?』
李牧『ウホッ!? いい紳士…。』
という異色の会合を果たすなんて事には、なりゃしませんかね?
なんと言いますが、もう皆様とも共有している前提なのですが、どれだけ李牧がコケに出来たとしても、彼は史実バリアで生き延びる事が確定しているので…、
桓騎にとっては残念ながらでも、彼の思いもよらない状態になって、李牧を仕留め損なう現象が起きないと、キングダムが続かなくなるんですよね。(泣)
キングダムネタバレ-ゼノウのラストバトルと飛信隊達の仕事
で、今回の記事の前半では、摩論の裏切り行為と李牧生存の切っ掛けがワンセットになっている点について、予想しましたが、李牧が摩論と接触を果たすまで、逆算的に李牧がゼノウから逃れるまでの流れを予想します。
また、正直、読者としては、李牧のピンチについて、こんなモンで終わらて貰ったら困ります。
生き延びるにしても、敵の親玉なんですから、もっとゼノウの威力にマジで死を覚悟するまで追い込まれてこそ、読者への見せ場ってもんでしょう。
いよッ!
頑張れ、三大天、李牧師匠ww
何より、桓騎軍の包囲も何も、百人チョイしかいない包囲に狩られかけている李牧の頭が一番どうかしているのですから(笑)。
ただ、李牧の肩を持つわけではないのですが…、
数が少ない桓騎軍で、それなりに李牧本隊が孤立しているのを見ると、今の時点、現戦地の外周を、飛信隊と楽華軍がガッチリ固めているものと脳内補完することも可能です。
楽華軍と飛信隊が外周を遮断して、桓騎の決め手武力が生きのこったゼノウ単体と朱摩一家と云ったところでしょうか?
なので、多分、桓騎的には絶対の布陣なのだと思います。
桓騎自身は問題ないのですが、ここで問題がありそうなのは、この飛信隊と楽華軍です。
今回の記事、前半で摩論が裏切るかも~。とか書いていてきましたが…、
実際問題、李信と蒙恬は、その摩論に先駆けて、コッソリと裏切るどころか、堂々と戦線離脱しているような連中ですからね。(マジで。)
寧ろ、事実と実績の面から見ると、李信と蒙恬こそ信用が無い将軍なので、桓騎からしてみれば、『言われたことすらロクに出来んのか?』ぐらいの話かもしれません。
なので、桓騎の依頼してもいない事を勝手にやったり、あるいは桓騎が最低限出した指示を守れないことが原因で、李牧が生き残り、上記の摩論の裏切り場面に繋がる…、
そんな顛末も予想としては成立可能です。
で、実際に、飛信隊と楽華軍が今回の作戦にも何らかの形で参加しているのは間違いないでしょう。
蒙恬も『李牧を討てば、逃げる隙も生まれるかも知れない…、か。』と言っていることからも、李信と蒙恬自身、結局桓騎の指示に従うしかないことは理解しているのようです。
でなんで、次こそキチンと仕事に取り組んでいることに期待したいです。
せめて、李牧の救援要求を察知した近隣部隊を遮断して、桓騎による李牧必殺の間合いに近づけさせないくらいは、最低限やって貰いたいトコロ。
そして、李牧と外部との遮断については、外周から敵を逃がさないということも大事ですが…、
当然、内部の李牧を外部に逃がさない。という事が最も大事な作戦の要になります。
恐らく、ココで飛信隊あたりがしくじりませんかね?
外部の新入を許してしまうとなれば、流石に桓騎だってこれは計算外の出来事になってしまいそうです。
ただ、流石に、今この瞬間でイキナリ司馬尚が出てきたら、それはそれで、全国の読者『はぁ(タメ息)…、あ~、はいはい。』となるでしょうから…、
ギリギリ、バナージが時間差で、乱入するとかでしょうか?
なので、この点で、飛信隊と楽華軍?
何、バナージ(馬南慈)の侵入許しとんねん!?アホか!!ってなりそーなのが、すごく心配な部分です。
で、そうして、李牧にとって幸運なタイミングで、バナージ(馬南慈)が予備のポケモンの如く登場して、ゼノウさんを抑止されてしまうと、正直、そこから勝負が見えなくなります。
そして―、
そんな李牧が命からがら逃げだすまで、趙本隊を痛めつけるのが、ゼノウさんのラストバトルとして描かれるのではないでしょうか??
また、現状、見たところ、李牧本隊には、バナージだけでなく、ゼノウの抑止力になる奴がいないのですが、それはそれで不安であったりもします。
キングダムでは、往々にして、何故か名も無き一般兵が、飛信隊怪力3人衆をフルボッコに出来たり、ゼノウ一家を数コマでオーバーキル出来たりとか、意味不明な強さを発揮する時があるからです。
しかし、あのゼノウさんが、モブに殺られるのは、流石に残念な想いが残りますし、いくら何でも、不自然極まりないです。
なので、そういう意味もあって、やはり、いつものお得意の、あのいつもの不自然な召喚術※を李牧さんが発揮する感じじゃないでしょうか?
※李牧がいつものように、あの不自然なポケモン召喚をするにしても、ゼノウさんがモブ兵に負ける不自然さよりは、まだマシという打算。
キングダムネタバレー李牧が逃げるまでのまとめ
今回の記事は、摩論が裏切るという着想から逆算して書いたので、現在の李牧ピンチから、史実バリアで彼が一命をとりとめるまでの流れをザックリとまとめます。
①外周の飛信隊か楽華軍がしくじり、バナージの侵入を許す。
②ゼノウさん、李牧を狩るあと一歩で止められる。
③李牧さん、バナージと仲間の奮戦で辛うじて、乱戦地を脱出。
④飛信隊と楽華軍にも囲まれている!どうする??というタイミングで李牧が摩論と会合を果たす。
⑤摩論が『あ、そっちは飛信隊が配置されています。』とか教えて…、
李牧『ウホッ♡ やっぱりいい紳士。』とか言いながら逃げると予想。
とまあ、ザックリこんな感じです。
そして、李牧だけでなく、今後、生き残って戦い続ける李信にとっても、摩論の裏切りが加味されているとは言え、李牧の姿形を秦軍で誰よりも認識している李信と河了貂が、コレを取り逃がしてしまうのは…、
あれだけ嫌っていた桓騎に対する負い目として、これ以上ないほどの情けない失態として、主人公の心に刻まれるのではないでしょうか??
また―、
桓騎自身は、どうやってかは知りませんが、とりあえずでも、李牧の出現場所をピンポイントで割り出すという、ある種の神業をやってのけています。
桶狭間の戦いでも、そうですが、いや?むしろ信長と違って、今日初めて到着した敵地の中で…、
地の利を先に押さえてしまえる桓騎の異常な優秀さと、李牧の異常な間抜けさの二つのミラクルが同時発生しないと起きない出来事が既に発生しています。
そして、この状況で桓騎軍が一万程度(95%は飛信隊と楽華軍だけど。)を有していてとなれば、確かにこれは桓騎の必殺の間合いです。
でなんでこそ、ここから桓騎が負けることを想定すれば、逆に、李牧の機転というよりも、秦軍サイドのミスがいくつか重なって、奇跡的に李牧が助かるという現象に繋がっていくものと予想します。
※念のため―。
飛信隊も楽華軍も予想していない武将として、司馬尚が肥下に入っていて、李牧のピンチに突然出てきた…、という予想も無くはない。
バナージに抜かれたとしたら、飛信隊と楽華軍の完全な落ち度だが、これなら、予期せぬ武力の出現で、飛信隊と楽華軍の体面も傷つかないので…。
― キングダムネタバレそれ最新742話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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