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キングダムネタバレ第736話 重要な城 考察 再び壁さんに死亡フラグ

投稿日:10月 27, 2022 更新日:

(壁さん:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第736話)



今週の主人公は壁さんでした…。

しかし、まァなんといいますか…。

一番驚いたのは、桓騎達の河渡です。

最初から向こう岸にまで渡り切らないのであれば、リン玉と十数人だけが足跡を付けに行ったらイイだけであって…、

桓騎達は河に体ドップリにつかる必要も無く、此岸側を浅瀬に川下へ降ってから移動すればいいだけの話ですよね??

そして―、

あの、李牧の部下の事ですから…、

桓騎達の残した足跡と、調査に来た自分達の足跡がごっちゃになって、『あれ?これって誰の足跡だっけ??』などと混乱する顛末にはならないでしょうかね。(笑)

そして、壁さんにスポットが当たるトキ…、それはもう惨めな修羅場が用意されていることは間違い無いわけで…、キングダム読者の総員も、来週に向けてショック態勢に早々と入ったモノと推察できます。

そして、それはそうと、今回は李牧も全く慌てていませんね。

しかも、何故か宜安城を取られてた場合のバックアッププランも用意してあるという周到さ。

流石にいくらなんでも、馬南慈や舜水樹を、桓騎を探す為だけに、あさっての方向に追跡するという予想には至りませんでした。

くっそー、ここ近年の彼なら、それくらいの勢いで大ミスしてくれると思ったのですがね。(笑)

しかし、史実ベースに立ち返ってみれば、桓騎がここで敗戦を迎えるのは確定事項。

しかも、本編がココに進むまでの、本営昌平君のミス、戦略を選んだ王翦のミスに重ねて…、

蒙恬、李信、桓騎の三名も、道中に感じた違和感と向き合うことも無く、のこのこ戦地にまでやって来た戦略上のミスは、今更、作戦や戦術を組み合わせたところで、ひっくり返せるはずもありません。

宜安城と赤麗城を落とした秦軍に、どのような延命措置が施されるのか?

ではでは、今週もキングダム本編を振り返って参りましょう。

キングダムネタバレ-宜安城陥落を知る李牧

河を渡ったと見せかけて、途中、そのまま上陸せずに川下に向って水中散歩を続けた桓騎とその一行。

その一方で、宜安城陥落を知る李牧とその首脳たちが描かれます。

李牧軍の主要メンバーは驚きますが、李牧本人はいたって冷静。

李牧『誤報でないとするならば、右に抜けた飛信隊と楽華軍…、しかし、宜安城が手薄だったとは言え、あの二軍だけで一体どうやって??』

宜安の将校である袁環さん…。

ここで机を殴り壊す程の激怒を示します。

袁環『おのれ秦軍め!よくも我が宜安城を!!』

しばし黙考する李牧。

やがて、将校にむかって、『桓騎は河の対岸ではなく、此岸側に再上陸した即席が無いかもう一度調べ直すように指示を発します。

李牧の推理では、桓騎は最初から別動隊を発していた可能性を考慮してです。

そして、桓騎が最初から宜安城を陥落させることを目論みとしていたのなら、今現在の桓騎の居場所は、当初の狙い通り、宜安城にすでに入場しているものと結論づけることが可能です。

この点、正しく李牧の読み通りに、桓騎が宜安城に入場を済ませた直後の展開になってきました。

今回は、いつもと違ってやけに鋭い先読みを展開する李牧。の、ようにも見えますが…、

そもそも論、31万人もの兵団を横展開していた状況を差し置いて、砂鬼一家や、バカでかい紅春を担いでノコノコ移動していた氾善隊を見逃しスルーしていたことを忘れてはいけません。

相変わらず、優秀なんだか、間抜けなのかが渾然一体となったのが李牧という存在です。

で、宜安城に入った桓騎とその一行ですが…、

飛信隊と楽華軍の面子がお出迎えに上がったトコロへ入城を果たします。

桓騎『何だ?お前たちもいたのか元下僕。』

李信『当たり前だ、井闌車一つと砂鬼一家だけで城が落とせるかよ。』

摩論・リン玉『ん??』

どうやら、砂鬼一家と氾善一家の行動は桓騎だけしか知らなかったようです。

この場面は、確かに違和感を感じます。

流石に桓騎と言えども、飛信隊と楽華軍が離脱に向けた動きをしたのと、その後、どのように行動していたのかまでは予想できていなかったのは当然として…、

どうやら桓騎は、ホントに砂鬼一家と氾善一家だけを頼りに宜安城入場を目論んでいたようにしか見えないからです。

いくらなんでも、無謀すぎます。

紅春が活躍したとか、そんなのどうこう以前の話だと思うのですがね…。

やはり、要所部分で、どうにも李牧だけでなく、桓騎の思惑も結構テキトーに描かれているように見受けられます。

結局、桓騎軍が生きのこったのは数百名。

辛うじてゼノウは生き残り、オギコが健在なのが喜ばしいです。

尾平『おー、あんた生きていたか、たしかオギコ!?』

オギコ『オギコおかわり!』

小さいコマですが癒されますわ。

ゼノウも最後、まだ何か仕掛けて暴れてくれそうです。

つーか、オギコもゼノウも飛信隊編入というのは叶いませんかね!?

シュンメン+ランカイと同じような組み合わせで活躍させたら、最強だと思うんですよ。

実はゼノウ、見た目はアレですが、もの凄くキレイな心の持ち主とかいう路線ではなかったりしませんかね。

ここからは河了貂の呼びかけで、早速、桓騎将軍を中心にした作戦会議に移行します。

キングダムネタバレ-宜安城と赤麗城の二拠点籠城

さて、秦軍側の備えの前に、まずは李牧がどう出てくるかが問題です。

で、この時点では、河了貂的には仕方がないとはおもうのですが、『現時点で李牧が包囲網を解いて宜安城に攻撃を集中してくる可能性は低い。』という方向で作戦をするめることになりました。

もちろん、冒頭での趙軍サイドでは、李牧とて桓騎が宜安城に入っているとの読みを既に示唆していて、河了貂とて、相手が李牧であれば、その読みも当然に在るものと想定していますが…、

あくまでも李牧側の読みであって“確証”が無いことがポイントになります。

この点、李牧が冒頭で部下に指示していたように、桓騎一行が、此岸側へ再上陸した形跡を掴んだら、一気に総攻撃に踏み切ってくるので、そこが宜安城籠城戦の運命の分かれ目になるでしょう。

ただし―、

そこ差し引いても、李牧軍って31万人もいるんだから、この際、桓騎が何処に居ようが、問答無用で宜安を再陥落させるくらいの動員なんて簡単だと思うんですがね。(笑)

桓騎『宜安には何人の住民がいる?』

李信『オイ…、』

河了貂『信、今のこの状況では、そういうことも重要だ。』

李信『どういうことだよ?』

河了貂『人質は交渉に使える…。』

しかし…、

ここで砂鬼一家から残念な情報がもたらされます。

砂鬼一家『残念だが人質はさほどいないぞ。』

桓騎『どういうことだ?』

砂鬼一家『最初からこの城は人が減らされている。』

曰く―、どうやら最低限の人員を除いて、別の都市に疎開していることが分かりました。

羌瘣『道理で…、城の規模の割に人の気配が少なかったワケだ。』

桓騎『疎開先は』?

砂鬼一家『肥下というここから東にある城だ。』

はい―、

歴史に有名な肥下の戦い…、いよいよ桓騎の死地が出てきましたよね。

後に桓騎が肥下の住民を黒羊戦のように狙いに行ったところで、迎撃されるとかでしょうか?

会議を中心にまとめる河了貂。

それはそうと、人質はあくまでも最後の手段として、今はまだ、別に希望となる重量な拠点があることについて語ります。

赤麗城の事です。

河了貂曰く、赤麗城があり、そこを秦残軍が拠点とする限り、趙軍は赤麗城の包囲の為に軍力を割かざるを得ない状況が生まれる事を示唆します。

その結果として、宜安城の籠城も長く持つ可能性が跳ね上がるので。

その赤麗城には―、

壁さんが居ました。

壁『赤麗城だ!みんなよく頑張った!!』

どうやら、赤麗城が趙軍に包囲される前に戻って来た壁とその一軍。

壁軍だけでなく、桓騎軍も一緒に居ます。

『お帰りなさいませ。』

無表情に壁たちを出迎える、赤麗城の住民たち。

壁も早急に、仲間の手当の指示を出します。

ナジャラ族の皆さんも、ケガを負っていますが健在です。

しかも、壁さんに先行して、北東軍の風ハンさんも生きています。

ほんとに良かったです。

壁『そうか!風ハン将軍の奮戦を無駄にしてはならない!!』

予想より、多くの兵がのこった赤麗城の秦軍ですが…、

お頭である桓騎と離れ離れになった桓騎兵の士気が著しく低い事がしかし、一つ問題でした。

壁『ここまで来て、泣き言を…。』

そこで―、

ここで歴戦の将校である壁。

即座に、桓騎兵をフォローすべく立ち上がりました。

壁『将軍壁である、あの李牧の大包囲戦から良く生きのこって赤麗城まで戻った!この数、間違いなく敵の想定を上回るぞ!』

激励を発する壁に、一気に桓騎兵の注目が集まります。

壁は、もともと赤麗城には2千の守備兵が居た事。

しかも、飛信隊と楽華軍の強軍がどちらも外で健在である事。

そして何より―、

桓騎将軍がまだ生きていることを断言し、桓騎兵の目を一気に覚まさせる事に成功。

そもそも、赤麗城に敵がまだ押し寄せてきていないのが、桓騎将軍が生きていて、敵の追跡を引き付けている故の証拠であると諭して、桓騎兵を振るい立たせます。

※まァ…、桓騎兵…。もともと平陽戦でふてぶてしく戦線逃亡していた奴らなので、今更、こんな素直に落胆する彼らを見るのが意外な気もします。(笑)

赤麗城にて、桓騎兵にまで火をつけた壁将軍。

次回、奮戦成るか!?

と、一瞬期待したのですが…、

今回はその期待を読者に持たせぬまま、先にその赤麗の秦軍の顛末が明らかになります。

この瞬間は、壁たちも予想だにしなかったのですが…、

翌朝にはこの赤麗の兵、ほぼ全滅することとになったと。

えッ? ほぼ全滅ですと…!?

しかし、こんな中で、次回も壁は助かるのかな…。(汗)

不死身の男伝説、壁さんの物語は更新なるか??

― キングダムネタバレそれ最新736話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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