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キングダムネタバレ最新708話予想 外壁軍の崩壊は壁から

投稿日:1月 29, 2022 更新日:

( 今回も壁 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第539話)



龍白ジュニアお疲れ様。

虎白公も時間の問題だろう。

しかし、趙軍の問題を最前線で戦うかれらだけに帰するワケにもいかんだろう。

本当に、舜水樹も李牧もこんなチンプなバトルで秦軍を半減できるとでも思っているのか?

また、王翦率いる秦軍も秦軍で問題がある。

今現在で李牧たちもテキトーにしか、戦力投入してきていないのだから、それだったらもっと効率的な攻撃で閼与を占領できんだろ。

だいだい王翦や昌平君が、“敵の戦力殲滅”と、“敵国の王族が逃げたらどうするの~?”なんて、全く関連性の無い問題をごっちゃにして考えるからイケナイのよ。

とりあえず、今回は趙軍の対応を中心に次の予想を見ていきたいです。

前回の予想編の延長になりますが、これで“閼与の仕込み”が全てだったとしたら、李牧何がしたかったん!?って読者めちゃくちゃ気になると思います。

キングダムネタバレ-李牧は王都軍と狼孟軍で壁軍・桓騎軍を分断攻撃すべきだった。

まず、以って李牧は秦軍北上軍の攻勢をどのように分析しているのでしょうか?

正直、分析どころか最低限の情報収取さえしていないと思います。

秦軍の半減を狙うなら、まず最低限でもいいので、秦軍北上軍の構成を見て取って、一番最初に狙うべき軍、あるいは将軍を誰にするのかくらい目星くらい付けておくべきでしょう。

先ず、現在の対秦軍作戦ですが、李牧としては秦軍がこれ以上強大にならないように、今後予定されている太原方面軍との合流を防ぐこと。

次に、太原方面軍との合流を果たす前に、戦力がまだ少ない現在の時点で兵力を減らしておく必要があるのは理解できます。

この点、カン・サロとジ・アガ率いる予定の狼孟軍が、太原方面軍との合流のインターセプトを果たす役割になっているのが良くわかります。

特に太原と狼孟は河川を挟んでいるので、水際作戦を展開されると秦軍としては苦しいトコロでしょう。

ただし、本来戦力で大きく劣る李牧率いる趙軍としては、この狼孟軍を単に太原方面軍との合流阻止だけに使うとするのでは、明らかに働きが足りません。

最低限、李牧は秦軍の発する太原方面軍との合流がいつの時期なのか?

密偵と索敵を最大限駆使しつつ情報を集め、二つの秦軍が合流する、その期限の差を活かして、最大限、狼孟軍も閼与方面での遊撃に参加させるべきではないでしょうか?

李牧サイドが秦軍の閼与接近を知って、敵が攻城戦を仕掛けてくる前に野戦で対峙しなかったのは、逆にみれば閼与城そのものを起点として、秦軍に打撃を与える心算であったことまでは分かります。

そして、閼与城に平陽戦の遺族と旧扈輒軍を配備していたことからも、これまでの作中で判明しています。

でなんで李牧は、そこから先の運びとして、この閼与城の戦力を最大限活用する為に、閼与に向けて友軍を派遣する施策が必要であることが考えられます。

李牧が秦軍を分断させるには?

王翦率いる秦軍北上部隊は、北上するルートそのものが大行山脈によって閼与までの道程に関して一つに限られているために、王翦軍・桓騎軍・飛信隊・楽華軍・壁軍の五軍が全て足並みをそろえて北上する形になっていました。

通常は、敵がこのような合流を果たしてしまう前に、敵の道程を予測して、各個撃破を進めていきたいトコロですが、今回の李牧はそれができません。

でなんで、閼与城を囮にそのまま北上に、秦軍を引き込むまでは良かったと思います。

李牧の問題は、ここから先にあったと言えるでしょう。

まず、開戦前に―、

趙軍側の対閼与に関する最悪を想定するとどうなったでしょう?

王翦が閼与に敵の援軍の情報が無いことを確認した時点で、一定期間の攻囲よる兵糧攻めを展開した後、疲弊した閼与に、どうにもならない程の全軍総攻撃を展開して、一気に落城させてしまうのが最悪の展開でしょうか?

しかし、今回は何故か王翦自身が、その機会を自ら逸する形で、城内の敵を弱らせるワケでもなく、いきなり城に攻撃を仕掛け、しかも、それは何故か王翦軍単独でやるという、戦力の逐次投入を自らやってのける、最大限ラッキーな失敗を演じてくれました。

これだけでも李牧と舜水樹は、相当の余裕が生まれています。

そして、李牧としては、王翦軍はそのままに余力のある閼与城に引き付けておいて、外郭で待機している秦軍を狙う作戦を展開することができたでしょう。

特に、外郭軍を構成する、桓騎軍・壁軍・楽華軍・飛信隊は、閼与城を背中に見ると、外部放射状に半円展開せざると得ない形で待機させられる形になります。

また、秦軍はバカ丁寧に、この外郭軍を、完全に閼与城の外郭を四方から囲んでいるのも無駄が多いです。

せめて、敵の援軍が予想される、北側(狼孟)、と南側方面(邯鄲・巨鹿)に集中して配置するなどと言った、適正配分なども考慮されていないからです。

でなんで、ここから李牧としては、後手に回ったとしても、容易に秦軍の外殻部隊に揺さぶりを掛けて、閼与城の包囲に隙を作ることが可能です。

キングダムネタバレ-狼孟軍で壁軍を引っ掻く。

上記までの前提考察と下準備を李牧が実施していたとして、まず趙軍は外殻部隊の壁軍から揺さぶりをかけることができます。

まず、仮定とはなるのですが、大前提として王翦が閼与を抜いていない以上、李牧は秦国太原からの援軍派兵のタイミングは、現状よりさらに後になると、諜報なども交えつつ、カン・サロとジ・アガの軍を南下させておきます。

当然、秦軍がこの援軍を補足できるかどうかギリギリの距離で、待機させておくべきです。

仮に、王翦側が上記のように、最初から効率的な北方配置をしていたら効果が半減していたかもしれませんが、ありがたいことに、今の王翦はミスをしまくってくれています。

そして、こうなると、コレを迎撃するのは外壁軍の役目になります。

そして、南下したカン・サロ軍がですが、この外壁軍全部を一度に攻撃する必要はありません。

徹底して弱点になりそうな部分から攻撃し始めるべきです。

でなんで、ありがたく壁には、ここでも往年の“咬ませ役”の面目躍如を果たしてもらうことが可能です。(笑)

壁『何ィ!敵の援軍だと!!』などと…、

敵の城を攻撃しているんだから、援軍などあって当然の状態であるにもかかわらず、まるで世紀の大奇策を仕掛けられたかの如くのオーバーリアクションに対応するに違いありません。

カン・サロあたりが騎馬弓兵などでヒット&アウェイの攪乱と揺さぶりを仕掛け、ジ・アガ率いる強部隊が強襲を仕掛けることで、大きく混乱を促すことが可能です。

相互に地形上の判断材料が乏しく、それでいてコロコロ設定が変わってしまうのがキングダムの難点なので、論及しきれない部分がありますが…、

それでも趙軍側は自国という観点を考慮すると、狼孟の援軍規模を大きく見せつつ、多方面からの攻撃を重ね、壁軍の外周防衛を広く展開誘導する流れを作れれば効果的でしょう。

勝手に壁将軍が『気を付けろ!敵は大軍だぞ!!』などと過剰反応して、それまでコンパクトに収まっていた防陣を広域展開させるかもしれません。

このような流れで、カン・サロとジ・アガとしては、敵将である壁の所在場所を特定するまでは難しいものの、各所で分断・集中攻撃を繰り返すことに、勤しめば壁軍に殊更ダメージを負わせることが可能になります。

そして、そうして重なってきた軍のダメージを修復する度に、壁軍が修正派兵を繰り返していくうちに、壁軍中核の武将が打ちとられ、しまいにゃ壁本人までが対応に動かざるを得なくなり、将軍壁の所在までカン・サロたちにバレてしまうことになるでしょう。

そして、蒙恬軍や飛信隊が動くのは、必ず一呼吸遅れます。

信『壁のあんちゃんが危ない!』などと信が危機感を抱いても、現在の持ち場の命令維持と自己判断の責任との間で、全力援軍までの活動が可能か、カナリ難しいでしょう。

仮に、信と蒙恬が自己判断で、壁軍の援軍に向かったとしても、それはそれで李牧的にはオッケーです。

カン・サロ&ジ・アガ軍は陽動にしか過ぎないからです。

よしんば蒙恬と信が援軍に駆け付けたとしても、サッサと撤収して、そのまま壁軍と蒙恬軍・飛信隊の注意を引き付けておけばよろしい。

キングダムネタバレ-王都軍で桓騎軍の背後を急襲。

そして次に李牧として、時間差で王都軍と王都圏周辺の軍力を以って、南から桓騎軍に脅威を与えます。

これも秦軍がこの援軍を補足できるかどうかギリギリの距離で、待機させておくべきです。

桓騎軍としても、この援軍接近の報告を受けたとしても、即座にどの程度の規模で反応すべきか難しいように、援軍は分散しておいて、秦軍の下に接近して来たときに、一気に大軍になるような形で、離散⇒集合させるのが望ましいでしょう。

桓騎とその側近のことですから、敵の接近に慌ててふためく等と言ったことは、流石に無いかと思うのですが、あくまでも王都圏軍の接近も助攻です。

とりあえずは、李牧的に桓騎軍と王翦軍が背中併せてお互いを守る形の挟撃にまで持っていけたら、それで十分になると考えられます。

というか李牧的には、宜安で決着を付けるにしても、平野部分の大都市圏である大量兵力を運用できる機会は、この閼与までくらいが限界のハズです。

遊牧王がいくら王都圏の兵力つかっていいよ。と許可をくれていたとしても、それを宜安まで動員していくのは、移動コストがかかりすぎますし…、

李牧の長城まで作って、今更まったく動いてこない楊端和軍のみの対策の為に、ここで王都圏兵力を温存しておく意味も乏しいからです。

でなんで、挟撃構成が完了させる時点で、この王都側部隊にも桓騎への復讐に燃える遺族兵を構成しておくでも良かったかもしれません。

援軍からの攻撃が激しいだけ、桓騎軍の注意を閼与から引き離せるからです。

また、これだけの機会コストを考えると、この王都軍による援軍には、馬南慈などの本軍将校を投入するくらいの本気度を見せても良いです。

それこそ雷土亡きあとの桓騎軍を攻撃するのですから、外側の機動防御に動くであろう“リン玉さん”を、桓騎本陣から引き出しての刈り取るなども、馬南慈さえいれば成功したかもしれません。

ただ、もちろん間違ってもフテイにやらせてはいけません。

2万パーセントの確率で失敗するので。(笑)

キングダムネタバレ-ここで二白公を使えばよかったのに…。

そして、このような援軍によるお膳立てが進んでから、閼与を守る舜水樹は二白公を投入すれば良かったのです。

それこそ、たった各隊3百などと言ったケチな事を言わずに…。

援軍が到着した後の城を守るのに、騎馬隊はそれほど必要ありません。

舜水樹『待たせたな虎白公。閼与の騎馬隊すべてと共に討って出ろ!』などと…、

二白公だけの軍力だけでなく、舜水樹側の手持ちの騎馬隊全軍を一気に攻撃参加させれば本当に田里弥を討てたやもしれません。

そして、その後は援軍が来ている以上、騎馬隊を野戦で活かすことが出来るので、大外に抜けて王翦軍の背中を狩るもよ良し。

虎白公たちを助けて桓騎軍の背後を討つでも良し。

と、作戦の展開が大きく広がったことは間違いないでしょう。

とは言え絶対に李牧…、あれだけの大言壮語の割には、な~んも準備してないんだろうけどな…。

最後に真面目に予想しても、閼与戦はこのまま、再度の信と桓騎の感傷的な絡みで終わりそう。

大きなお世話と思いつつも、王翦達がグダグダなので、いっそ李牧たちの方を助けてやりたいと思い、作戦を考えたけど、多分、無駄に終わるだろう。

 ― キングダムネタバレ最新708話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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