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キングダムネタバレ第684話 奇襲の別動隊 考察 亜花錦の魅力

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(  亜花錦 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第684話 )



文句なしの亜花錦回だよ。

しかも、番陽や王賁の指示で動いていたとかではなく、玉鳳本営の指示介在は最小限で、ほぼ亜花錦が描いた図であったのですね。

いや、ゴメン番陽さん。

前回、『こんなボケた爺ィ』呼ばわりしてしまったよ。

すいませんでしたー!

いや~、それにしても今回は亜花錦を中心に語れるトコロが盛りだくさんですね。

ではでは、今回のキングダムも皆さんと一緒に振り返っていきましょう~。

キングダムネタバレ-亜花錦の動き

番陽『別動隊を!?』

王賁『ああ』

亜花錦『上で挟撃を?』

王賁『その通りだ。』

亜花錦『面白い、だがこの地はそれを許さぬ、故にあの断崖を攻めている。それを敢えてやろうというのなら、早くても三日かかるぞ。』

…ということで、遡ること三日前。

玉鳳本陣にて、王賁との大まかな取り決めの中で、亜花錦が崖上で挟撃を展開することが決まっていたようです。

うん、それでいて先にぶっ倒れている王賁も王賁なのですが、おそらく飛信隊が到着した際には、しんど過ぎて飛信隊に亜花錦隊の存在を伝える余裕が無かったという事なのでしょう。

王賁らからの指示は、ホントに最小限に、騎馬を伴って崖上踏破できるルートを吟味する亜花錦。

相当、迂回して経路を吟味したのか?まったく戦場とは風景が異なる山の麓に亜花錦ご一行は参上します。

隊員曰く、途中でもっと入りやすい箇所もあったようですが、亜花錦としては『敵も馬鹿ではない、見張りを大勢放っている。』という事で、その敵のさらに予想の範囲を上回る、規模で迂回路を計画したことが語られます。

この点、趙軍はある意味で亜花錦に救われています。

一応は、敵も全面以外も警戒しているらしい、ことが語られます。

まあ、結局、見張りを放っていようが、亜花錦の侵入を接敵直前まで許しているのですがね。

それともう一つ興味深いのが、亜花錦は飛信隊が攻勢にでるまで、崖上で待機していたわけではなく、相当の時間をかけて、挟撃に間に合うように、馬と共に山地踏破に時間をかけていたことが分かりました。

それも、突撃用に騎馬を運び込むために。

亜花錦は、このとき、踏破途中での馬の損失も計算にいれて、予備の軍馬を含めて多く連れて来ています。

そこからの山岳地踏破は至難の業でした。

亜花錦以外の皆さんにとっては。(笑)

一部、極めてほそい経路を騎馬したままで踏破する場面もあるのですが…、要所要所で下馬して、馬体を綱で引いてやらなければならない難所が出てきます。

少しでも、馬が高所に恐怖を感じれば、馬もろとも滑落する兵士も出てきています。

う~ん、こんな時は、カイネ隊や紀彗軍といい、趙軍の誇る軍馬がどれほど凄いか、思い知らされる気がします。

しかし!?

そんな生死をかけた強行軍を支える隊士の皆さんに無茶な支持を出した亜花錦はというと、いたってマイペース。

“プチッ”っと木の実をちぎって、“シャリ”と一口。

亜花錦『フム』と、あさっての方向を見ながら、山の珍味に舌鼓を打ちます。

隊士A『て、手伝ってくださいよ!』

隊士B『ギャ!?』

いや、なんつーか?

癒され過ぎる光景ですよね、コレ。(笑)

自分的には、全キングダム作品中で、もっとも、美味しそうで、読んでいる読者がもっとも、心癒される食事風景に見えてきます。

ホントだったら、あの餓死寸前で兵糧開放された、ギョウ攻めの一番最後の食事シーンこそが、キングダム史上、もっとも“美味しそうな食事シーン”であるハズなのですが…、(※斉の王建王が秦にやってきたトキのフルコースも、名食事シーンですよね。(笑))

個人的には、今回の亜花錦の方が、心から食事を楽しんでいるように見えて好きです。

しかも、亜花錦のお顔の絵がめっちゃクチャ可愛い。(笑)

山岳踏破初日、部下の報告では既に9頭の馬を損失しています。

その後の経路もまた、さらに険しいものになっていきます。

もうとんど断崖になっている場所では、馬に縄を括りつけてクレーンの要領で、先に上った兵士が吊るして搬入してきます。

もちろん、馬が暴れて落下すれば、それもまた損失に繋がります。

隊士たちも、『お前は大人しくしてろよ。』と祈って馬を吊り上げるしかありません。

そんなこんなの二日目の夜。

隊士たちにはどんな過酷な一日であったかは計り知れませんが…、

(  亜花錦 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第684話 )

何故か、寝るときも笑顔で過ごす亜花錦の姿が…。

きっともの凄くいい夢を見ているに違いありません。

『え!?何笑ってんの?亜花錦!?』と思った読者さんもいるでしょう。

しかし、まさしくコレが亜花錦と言った感じでもあります。

蛭子能○さんとはまた少し違った意味なのですが、亜花錦だったら参加した友達ン家の葬式で笑うとか、絶対にやってくれるコトでしょう。

亜花錦が段茶家のお葬式に参加した場合とか、きっとバカにしまくって、目も当てられない様なっているでしょうよ。

亜花錦『段茶、あの世でも元気でいるギャ!』

段茶 『儂はまだ死んどらんぞ!帰れ~!!』

亜花錦『ギャギャギャギャ~~!!』

とか、普通にやってそうじゃないですかね。(笑)

で、三日目。

亜花錦以外は、全員疲労感丸出しで行軍する一行。

なんとなくですが、今回の亜花錦隊の描写は、あの有名なアルプス越えを成し遂げた、名将ハンニバルの動きをキングダムに取り入れてみたとかそんな感じなのでしょうか。

そして、遂に、亜花錦が岳白公軍の左端を補足しました。

しかし、ここでは残念なことに、すでに玉鳳本隊がほぼ壊滅させられた直後の状態でした。

物見の兵の報せでも、すでに王賁が何処にいるのかも分かりません。

別働隊の作戦は失敗か?

このまま、引き返して玉鳳本隊の救援に回ったほうがいいのではないか?

部下の進言を聞きつつ、なにやら亜花錦は遠方を凝視しています。

亜花錦『待て、何か来る。』

そう、飛信隊です。

こうして見るとなんか…、飛信隊がタイミングよく参上したというよりかは、タイミング良く玉鳳本隊がやられたって感じですよね。

ホント?

王賁たちはどうやって、やられてしまったんでしょう?

王賁的には飛信隊と違い、亜花錦が左側面から急襲するのが分かっていた訳ですから、“左側の狩場”を当面の標的にして、戦力を温存しつつ、瞬間最大火力で攻める準備を立てておくとかしてなかったのでしょうか?

この点は、今回での亜花錦の準備が周到なだけに、その分、王賁のアホさ加減のほうが、余計に際立ってしまって仕方がありません。

飛信隊だけじゃなくて、部下の亜花錦の引き立て役にまでさせられてしまった王賁…。

もう、今回散々過ぎませんかね?

強烈な“王賁推し“のファンが影丘編を読んでいたとしたら、これはツラいところだと思われます。

キングダムネタバレ-亜花錦隊、戦闘開始

一方、今の飛信隊本陣からは、番陽が河了貂に亜花錦隊が登頂していた経緯を話終わった頃合いでした。

番陽『く、あ奴 賁様を始め、我々が全滅しようとしておったのに…。』

( ,,`・ω・´)ンンン?

ちょちょちょっと番陽さん?

亜花錦を悪いみたいに言っていますが番陽さん?

事実としてはそうじゃなくて、単純にアンタと王賁が、本隊としての責任を果たせず、勝手に全滅しただけなんじゃないんですかね?

むしろ、亜花錦を別動隊に放っていながら、戦力を温存もしないで、左端とは全く関係ないな位置で包囲されとったワケじゃないですか?

うん、このセリフは流石に頂けない。

冒頭で私も謝罪したが番陽さん、あんた今回も、やっぱりボケたクソ爺ィだ!(笑)

で、河了貂まで、番陽に合わせて日和ったこと言っています。

河了貂『王賁が死にそうなのを無視して待機したいたのなら、信用できない男か…。』

いやいや違うっしょ。

ここは軍師なら、『あんな凄い奴を伏兵にしてたのに、何、お前らが先に全滅してんの? これがあの貴族の軍事英才教育部隊?? プププ~~ww』ぐらい言えや!!

とりあえず、河了貂はその反面で、素直に亜花錦の天才性も評価できているので、いいのですが…、

ここで崖上の亜花錦がさらに攻勢に出ます。

亜花錦『ジャンジャン殺せ!特に端は飾りの配置だ、弱兵ばかりだぞ!』

一方、対する趙軍では、この急襲にどう対応するのでしょう?

どうやら既に、亜花錦が急襲してきたのは、本陣に知らされたところでした。

崖の踏破ではなく、そのさらに左の山から出現したこのとも知られています。

しかし、ここで亜花錦隊の数が知らされていないのが、幸いしています。

岳白公の側近軍師は、これを即座に危機と判断。

相当数の部隊を中央から左方面に差し向けます。

その規模と動きは、遠めに河了貂の目にも明確です。

この様子から、相当の数の部隊を亜花錦対策に動員する趙軍は、挟撃の前に、逆に亜花錦隊を包囲して殲滅する動きに出ます。

しかし、ここで亜花錦が騎馬で参戦したことが功を奏します。

崖上部隊のほとんどが歩兵である趙軍ですが、騎馬の機動力を前に、一気に亜花錦隊に引き離されてしまいました。

同じく騎馬隊を呼びたい趙軍側ですが、完全に後手に回っています。

そして、河了貂から見れば、この亜花錦隊の迅速な行動は、非常に賢明な判断と見えます。

森の中に逃げ込んだ亜花錦隊が、健在である限り、崖上の趙軍は、彼らから注意を外せない形に落とし込まれてしまうからです。

軍が存在するだけで脅威になるという描写は、これまでにもキングダムには、何度も出てきましたが…、

亜花錦の場合、状況に応じて、ヒット&アウェイでの戦果も非常に期待できるところが頼もしいです。

そして、亜花錦登場の初手で大多数の部隊を動員してしまった趙軍本陣ですが…、同時にこの作戦は、ここで飛信隊が加速して前進し始めるきっかけを与えてしまったことになりました。

先頭を走る信。

騎馬で田永が羌礼を運搬しています。

敵軍の変容に、気が付く羌礼。

同時に、河了貂がいる本陣でも、凄まじい勢いで飛信隊が戦局を傾けつつあるのが分かります。

そして、これまでも当ブログで予想していましたが、ここに来て、岳白公の本陣ポジションが、完全に影丘の地形上の裏目にでてきた事が分かります。

『趙将は、完全に油断してあんな崖際に本陣を置いた…。』

とうとう河了貂にまで完全なる油断と断定されている岳白公。(笑)

後ろが森林で、部隊を配置できる領域が少ない地形である点。

しかもその森林も、亜花錦の待ち伏せに使われる始末。

崖下に逃げても羌瘣隊の包囲を食らう体制。

河了貂『影丘の地形が裏目に出たんだ!!』

攻勢を強める飛信隊。

しかし、突出していた信ですが、多数の騎馬兵に阻まれることになりました。

羌礼『隊長が止められたぞ、いつもの事だ、その分、俺たちが抜けえていく!』

本陣はもう目の前ですが…。

岳白公『どきなさい。』

飛信隊騎馬兵団を標的に、動く巨漢の岳白公。

言葉使いの丁寧なデブ。

うん、キャラクター的には、北斗の拳のハート様と立ち位置は一緒ですね。

羌礼や弓矢兄弟からしてみたら、もはや巨漢キャラなんて、動く的でしかないんじゃないのか?

― キングダムネタバレ最新684話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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