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キングダムネタバレ最新第627話予想 信の決着を貂が促す。

投稿日:12月 21, 2019 更新日:

(  信 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第624話 )



オッス、オラ龐煖! 今年もあとちょっとで終わりだな~。だけどみんな!? 来年のキングダムもよろしくな! そしてオラは来年のキングダムどころか鄴攻めが終わった後のこれから先のキングダムにもずっと永遠に出演すっぞ! だからみんな、コレからもオラが活躍するキングダムを絶対見てくれよな!

…なんでしょう?

自分で勝手に妄想しているだけなのに、だんだんと元気が無くなってきました…。

ってゆうか、死なないアイツ(ホウケン)が悪いんです。どうしても嫌な予想ばかりが勝手に湧いて出てきます。

信が辛そうなのは自分もツライ。

羌瘣がボロボロなのも見ていてツライ。

そして、河了貂と那貴が最前線に進み出て、史実バリアのない彼らの身の安全を考えると心配になって来る。

そんなキングダム626話だったワケですが、何故か本来心配すべき存在である信たち以上に私が気になってきているのが、「このままじゃ龐煖が死なねェだろう。」という別方向の心配だったりします。

胡漸副長を殺害した以降、再登場したワレ武の一連の言動を見ていて、「あ、コイツ全然成長してないな。」と思ったくらいから、私はここでキャラ賞味期限が切れたと思い、「鄴攻めで幕ですよホウケンさん。」などと内心、ホウケン死亡路線で朱海平原のエンドを予想していたのですが…。

死ぬどころか、オイ? いままで羌瘣と信に受けたダメージはドコ行ったよ!? ってくらいの漲りっぷりで信の前に立ちはだかり続けるワレ武ホウケン…。

信がどれだけ疲弊しても、史実バリアがあって羌瘣も将軍なるまでは生きているんだろう。って予防線があるので心配は心配でも、悲観までする気にはなれないんですが…、

この点、司馬尚の登場が上手く軌道に乗る前にワレ武と李牧の組み合わせを解消させてしまうと、李牧のボッチ三大天になってしまうので、確かに引き際は難しいのかもしれません。

12月26日ヤングジャンプ掲載予定、今年最後のキングダム第627話について予想。

ここから発生可能なネタバレを検証します。

キングダムファンの皆様、今週もよろしくお願いします。

 

キングダムネタバレ-第626話のおさらい



第626話本篇考察⇒【キングダムネタバレ最新626話 残酷な現実 考察】

第626話の予想⇒【キングダムネタバレ626予想 龐煖に相応しい最後】

ネタバレ検証-蓄積ダメージが顕著な信

ホウケンも蕞攻防戦以降、それなりに修行してきたのかもしれませんが、同じ期間中の成長スピードという意味では、信の方が大きかったと信じたいトコロです。

しかしながら、ホウケンに見えずとも既に朱海平原で信が十分戦い続けてきたことは全ての読者が知っているコトです。

土台、本来的には勝負になる状態では無かったと言えばそれまでなのですが、ホウケンの矛に吹き飛ばされては何度も立ち上がる信に、精神よりも先に肉体的ダメージが限界きてしまいました。

信と龐煖の戦いを見守っている、飛信隊の皆には分かりませんが、小さな輝きが信の身の回りよりそい、それは漂の魂なのか? 信が対話をしている様子が描かれています。

信の感じ取り方としては、尾到が畑の匂い、麃公将軍は酒の匂い、王騎が花の匂いを纏ったように、それぞれ信を囲んでるような感覚を彼に与えていることが分かります。

漂と先だった仲間たちの想いに支えられている―。

武神と違う強さを覚知する信はここで再び矛を振るいますが、さらにいきり立つ龐煖は、『ほざけ!』とばかりに信の矛をはじき返します。

龐煖に言わせれば、王騎や信の想いこそ、人を人に繋ぎとめる鎖でしかない。故に、それを砕くのが我武神龐煖であるとの揺るがぬアンディンティティーなワケですが…。

それを遠くの趙本陣にいる李牧が、ボソリと「違う」といって、小さくツッコみを入れています。

ザックリ言うと、ホントに武神だったら王騎に勝っていたし、胡漸副長にも足刺されなかっただろうってコトらしいのですが、現状、ホウケンが武の極みに立っているのも事実なので、その突きつけられた矛盾に気づけよ龐煖?という趣旨の話をカイネに伝えています。

人の超越者になろうとしているヤツが結局、“人の力”そのものを体現した王騎や信に勝てないなら、どう足掻こうが人は人を超えられない、しょせん人は人でしょ。という李牧の正論なのですが。

李牧はさらにそれを、龐煖にとっての“天からの残酷な答え”であると言い切ってしまいます。

龐煖本人が聞いてしまったら、逆ギレして李牧を挽肉にしてしまいそうなセリフがオンパレードしていたワケですが…、

この点、信が必死こいてホウケンと戦ってくれているお陰で、李牧も無事にカッコ付けきるコトが出来たと思います。

あと、相変わらず何故カイネが泣いているのかも意味不明です。

「ねえ?あの話でどこが泣きたくなったの?」などという感じで、龐煖に同情する余地ってあるのかどうか、カイネに聞いてみたいトコロです。

ネタバレ検証-李牧の龐煖評価

龐煖が武神でも超越者でなくても強いことは確かである。

今の李牧の状況下においては、彼がワレ武に求めるモノと言えばそれだけで十分です。

カイネが、「じゃあ、龐煖様は(武神じゃないから)飛信隊 信に敗れるのですか?」などと返してきます。

しかし李牧は、龐煖と信との勝負と龐煖が追い求めた求道の結果とは全く別の次元の話であるコトを解説します。

曰く―、『いや、敗れるとまでは言ってはいませんよ、カイネ。』

李牧の眼下の勝負では、再び信が龐煖を跪づかせるほどの攻撃を繰り出しますが、致命打に至る追撃いには至りません。

不意に、羌瘣の意識が回復し朦朧とする中で戦う信の姿を目にします。

何か語るコトも出来ないほどの深刻な疲弊とダメージの中にある羌瘣ですが、一目信を見るなり一瞬にして恐怖で凍り付いた彼女の表情を見れば、実に信が危険な生命状態にあることが分かります。

そのころ、同時刻にて指揮官として後方で待機していた河了貂も、信の姿を見てもいないのに、急に危機的か感覚を察知して、信の下に駆け付けなくてはならないという心情に駆られます。

傍にいた那貴が、万が一、信と一緒に河了貂までもが同じ場所で討たれでもしたら飛信隊が本当に動けなくなると説得しますが、河了貂はそれらの危険を分かった上で信のいる最前線に騎馬を進めます。

再び趙本陣の李牧は語り続けます。

『龐煖が武の極みにいることは間違いありません。』

そして…、

『王騎も麃公も龐煖に“答え”を示すところで力尽きて、皆龐煖の刃の下に命を落としています。』という結果論を吐露します。

キングダムネタバレ-今年最後のキングダム

626話のキングダムを読んだ直後の私は、「絶対にスッキリとした気持ちでなんか今年の正月は越せないだろうよ…。」などと言った気分でした。

しかし、勝負は最後まで分かりません。

そして、神(作者)自身も、次週は通常のページ数に加えて3ページ分の増加編集も加味した構成で本編作りに挑まれているので、ファンである我々がこんなトコロで萎えていてはいけません。

少しでも信が龐煖倒すことが出来る方向や可能性があるかどうか?

今の主人公サイドの戦況を転換する切っ掛けになる出来事がどの様な角度で発生し信を救うコトになるのか?

ついで、龐煖が死ぬのか生き残るのかについてもう一度真っ向から予想してみたいと思います。

キングダムネタバレ-河了貂の犠牲

いや…すいません。

イキナリろくでもない予想ですが、ここで最前線に侵入しつつある河了貂と那貴がただ主人公の様子を見に行くだけってコトは無いですよね。

あの抜け目の無い那貴が河了貂に随伴しているだけに、河了貂がただ信を庇って死亡なんてオチにはならないでしょう。

しかし、彼女が何らかの巻き添えを喰らってしまうという流れであれば十分可能性があります。

ネタバレ予想①-龐煖ではなく李牧を狙う

この点、注意深く現状と照らし合わせると、龐煖を狙う以外の戦い方で彼女が信を助ける方法が別に残っているコトが分かります。

それは、河了貂が最前線で指揮を振るって龐煖はスルーして李牧を狙う戦い方です。

もしも、最前線に躍り出た河了貂の目に、本陣でペラペラ好き勝手に解説に熱を上げている李牧とカイネwithモブ将校たちの姿が入って来ればどうなることでしょう?

もちろん、龐煖に苦戦する信の姿も確認できるでしょうが、信が戦ってくれている今なら、ワレ武が咆哮を放って河了貂まで委縮する可能性は低くなっていると仮定できます。

一度は我武の咆哮によって進軍を止められた飛信隊も、龐煖の矛が届か居ない範囲であれば、自由に動けるハズなのですから、河了貂としては「何をやってるんだ!? 龐煖は信が必ず押さえる、みんなはその間に李牧を討ちとるんだ!」とか言って飛信隊を鼓舞するくらいのコトをやってくれればアツいと思うわけです。

実際、信が龐煖との勝負に拘るのは分かるのですが、河了貂という軍師目線で考えれば、ホウケンなどと言った部類の存在はスルー力を発揮して、軍の標的として李牧に仲間の戦意を再設定させるくらいの指導力を発揮してもらいたいと思うのです。

思い返せば、李牧の姿を最初に視認したのは、ワレ武の矛の犠牲になった去亥でした。

ワレ武の出現の前に、一瞬で我を忘れてしまった田永や田有たち、我呂や岳雷、楚水さんですが、ここに来て彼らが河了貂の指揮で「自分たちが龐煖を相手にするのは無理でも李牧なら取れる」と思い返す可能性も高いと思います。

そうなれば李牧も流石に、信とホウケンの戦いを見ているだけのワケにもいかなくなります。

この際、亜花錦隊が全く描かれていないとか、段茶軍が追い付いてきたら李牧詰みなどの、より重大な秦軍サゲに目を瞑ったとしても、流石に李牧も本陣直下の兵で対処に動かなくてはならないでしょう。

ネタバレ予想②-犠牲とチャンス

そして、ここからが彼女が負うべきリスクの部分に該当するのですが、もしも河了貂の指揮によって、周囲の飛信隊が自分と信の戦いに注目しないで先に進みだすとしたら…、

初期の馬陽戦のように、再び謎の目立ちたがり屋精神を発揮し「我らの戦いを見届けよ。」などと言い出して、静寂の空気を壊した河了貂に向かって“フォン”しに行くかもしれません。

もっとも、今のレベルの信を相手に戦っている中で、集中力を途切れさせて他の人間を“フォン”しに行くなどという行為は、単なる自殺行為そのものでしかないと言えます。

しかし、この点、神(作者)が現在描いている意識すら朦朧としている今の信の姿が、ある意味、読者とホウケンの油断を誘うに十分な姿でもある為に、呼び水としてのこの姿はアリなんじゃないかなどと前向き捉える方向で考えてみました。

もちろん、別の相手を斬ろうとして勝負が決まってしまったとなれば、輪虎戦の二番煎じにもなるという欠点がある予想になってしまうのですが…、

それでもホウケンの弱点が何かをよく考えてみると、実際に自分以外の奴らは弱すぎて注意を払う必要も無いと思っているフシが非常に強いために油断を誘う予想スジとしては有効ではないかと考えます。

なのでそう考えると、やはり河了貂と那貴の投入は、現時点で最も龐煖と因縁が薄いがために意外性があり、かつ、最前線で最大きな影響力ある発言ができる人間という意味でも今回の記事で注目してみました。

別の角度から考えると、河了貂が出てきたのを見て李牧と特にカイネの方から何かリアクションをみせる可能性も有るので。

キングダムネタバレ-ワレ武の生死

流石に次の一話で龐煖の生死判定までもが出るとは思えませんが、基本的な考え方として、ホウケンの生死そのものと、彼のキングダムという物語からの退場という顛末は切り離して考えるべきなのではないかと考えます。

前回の予想記事でも予想した通り、信たちが龐煖を名実ともに勝ち越したと言い切る為には、その“武神への拘り”というか、ワレ武がワレ武たらんとしている精神の芯の部分をブッ壊すことがより重要なんじゃないかと私は考えるワケです。

仮に、ホウケンがココで死んでしまっても、本人が最後まで「武神サイコー♪」の気分のままで死んだとしたら、ある意味、それはそれで龐煖も、心意気だけは信や王騎に負けはしなかったような感じになってしまいます。

なので、仮に龐煖は鄴攻め以降も生き残ったとしても、“武神”としてキングダム世界の中で、再び通用するキャラクターとして登場させるのではなく…、

例えば生き残るなら、“終えた道の先を見届ける者”として、信たちのやろうとする“民の救済”を傍観する者、あるいは別のタイプの求道者として生きるもいいんじゃないかと思えてきます。【※この点、政たちとは別の立場で“人の救済”を目指した者たちの対偶が残るので。】

もしも龐煖の最後について…、

『コイツ…、立ちながら死んでいやがる…。』みたいな感じで、ラオウのようなカッコいい死に方が龐煖には似合うと考えている読者様が居れば、申し訳ないのですが、どちらにせよ、やはりこの点は最終的に神(作者)である原先生の勝負観のコダワリが何処にあるのか最後まで注目していきたいと思います。

― キングダムネタバレ最新627話 予想 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande

第626話本篇考察⇒【キングダムネタバレ最新626話 残酷な現実 考察】

第626話の予想⇒【キングダムネタバレ626予想 龐煖に相応しい最後】

第626話の予想⇒【キングダムネタバレ最新第628話予想 李牧逃げる和睦は自殺行為】

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