(キタリとカタリ 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第564話から)
まずは一旦、気持ちに整理を。
メラ族王カタリの冥福を。
キタリが無理に突っ込んだ時点で終わったかと思ったがココからだ。
ブネン自身が先頭に立って、壁とキタリを確実に殺すつもりで追撃を発していない。
ということは、
やはり、詰めまで甘い三流武将である。
もうおなかいっぱいです、壁さんの持ち場を盛り上げるための犠牲はこれで充分。
キングダムネタバレ第564話 落日 考察
カタリにブネンの剣は刺さってない、
最後までそう見ていた方も多かったようです。
本日まで、カタリの奮闘が最後どうなるか?
予想もしながらも、
せめて相打ちにまでは持っていってほしいと、カタリを応援するつもりで今週のヤングジャンプを開いてみました。
しかし結果は私の予想も甘く、
反撃する間もなくブネンの矛によって屠られる英雄カタリの最後を見ることになりました。
このカタリと壁の連合軍の悲劇を前に、
またも呆然と見ていることしかできなかった壁さん。
「やめろオオ!」と叫ぶキタリ。
この期に及んでやめろと言ったところで、一体誰が止めるのか?
分かり切っていることだが、もうわめくしかない。
最初に我に返ったのが壁さんです。
その視線には泣き崩れるようにキタリが膝を折っていきます。
キングダムネタバレ-予想は最悪のパターンで的中。
これ以上の遼陽の厭戦はカンベンしてほしい、
という気持ちもあり。
背景も分析しながら、
カタリにはブネンを道連れにするまでの奮闘の相打ちでもって、
遼陽戦に一区切りをつけてくれる。
そういった流れをメインで予想しつつも、
実際には、予備的に予想していた一番最悪のパターンに一番近いかたちで、キングダム564話が描かれることになりました。
これまで、ブネン戦術指揮って作戦と呼べるほどのものではないと指摘していた当キングダムネタバレですが、
指揮官としても、武勇をみても、
あそこまで持ち上げといたカタリが反撃も出来ずに死ぬってカナリ残念でした。
キングダムで壁さんがピンチになるという状況自体は、
もうお約束でこれまで多数あったわけです。
しかし以前のダメっぷりとは各段に違い、
周囲の人間にまで不幸をまき散らすまでのレベルに到達しています。
将軍としてのレベル以上に、
負け癖レベルの上昇値が尋常ではありません!
これではまるで、
ただ旅行に出かけただけで、
毎回、何故か殺人事件に遭遇する、
某探偵アニメの主人公ではないですか(泣)
最早、壁さんは、
彼の存在自体が軍のステータス異常発生装置と言うほかありません。
そして、
予想していたとおり、
カタリの死をもって、キタリが暴走するパターンでした。
どうやって収拾付けるんだよ?
と、思いました。
キングダムネタバレ-予想外の反応からの3つの幸運
しかし、本編では
皆に愛された、若き族長カタリの死に対し、
メラ族の中に“報復”への怒りよりも、
“失意”が勝ってしまった、とあります。
いや!?岳嬰じゃないんだから、
そこは、せめて大将軍扱いで“激高”してやってよ?
とも、一瞬思いましたが…、
とりあえず全滅だけは、
これ以上の軍へのダメージだけは最小限に食い止めなければなりません。
戦意喪失で、犬戎への対応すらできなくなったメラ族戦士たち。
一人奮闘するキタリにすら気が付いていないようです。
ココからは壁さんが逃走に向かって奮闘を開始します。
『カタリは強くて優しい“太陽“だった、
我々は光を失った…。』と沈むメラ族の戦士に、
『メラ族にはまだ、キタリ殿がいる!』と声をかけます。
考察-一つ目の幸運
そして、一人で犬戎を切り伏せ続けるキタリですが、
壁さんが彼女に希望の残光を感じている反面、
この状況で、
キタリに続いて反撃に追従する、
メラ族の戦士が一人もいないという点は、
明らかにキタリのリーダーとして力量が小さいという事でもあります。
しかし、
ここでも結果的に、
そのキタリのリーダーとしての未熟さが、
今のこの場面では、退却が最優先であることから優位に働くことになります。
もしも、
中途半端にキタリに追従するメラ族の戦士が多数いれば、
余計に壁さんだけで退却するのは困難になります。
命令系統はバラバラになり完全に軍は崩壊したでしょう。
考察-二つ目の幸運
そして、
それでもなお、仲間一人いない状況で、戦い続けるキタリですが、
犬戎の弓矢を数発も一度に喰らい、馬上からの一撃で気絶させられます。
ここでも結果論ですが、
キタリが気絶して本当にラッキーだったと思いました。
おそらく壁さんでは彼女を抑え込むことは出来なかったでしょう、
そういう意味で、
あっさりと犬戎にキタリが気絶させられて、
それを犬戎の背後からそそくさと回収する壁さん。
キタリの身柄を確保した後、
間髪入れず、退却の指揮を執り始めることが出来たのは
壁軍でも不幸中の幸いであったと言えます。
今回、キングダム564話を読みだしたトキ、
もう楊端和軍なのに、
正攻法では収拾つかなくなり出したと感じており、
楊端和軍の右翼の壁軍が全滅すれば、
遼陽戦線自体が敗戦してしまうとの危機感も感じていました。
しかし以外にも、
幸運としか言いようのない形ではありましたが、
実は退却がスムーズに進む段取りが出来ていた点には、
まだ希望を感じました。
キングダムネタバレ-三つ目の希望、それはブネンの無能さ
この期に及んで部下いじめ。
ジリが息を引き取ったことにも関心すら示さず、
「お前らも死ぬか?」とか言ってます。
なんで、全力で壁軍を追撃しないのか?
簡単に包囲できたはずの壁さんとキタリ、
メラ族の大多数を逃がしています。
やっぱりブネンは愚将の極みだったと思います。
これが壁軍にとっての最後の3つ目の幸運だったと言えます。
朱海平原のときの飛信隊は岳嬰を討ったものの、
隊の孤立化を恐れたために、やむなく撤退したわけですが、
ここではブネン軍の足かせになるものは全くありません。
ハッキリ言ってブネンなど、
壁さんというステータス異常がメラ族に無ければ、一週間で死んでいました。
キングダムネタバレ-それぐらいでイイ!ダント様
さて壁軍が退却したころ、
それ以上に被害の出ている戦場があった。
という事で、
犬戎軍末弟のトアクとフィゴ王ダントの戦場が描かれました。
当初、私自身は、フィゴ王ダントが死ぬコトになる…。
劇辛将軍以来の噛ませかも?と
カナリ失礼な予想を立てていました。
現状、
フィゴ軍としても決戦の残り3日を残して、
この半日でゆうに半数を失ってしまっているとあります。
しかし、
それだけの犠牲もあったためか、
敵将トアクを追い詰めるところまで来ています。
ダント「貴様の軍、想像していたより大分強かったぞ、褒めて遣わす。」
トアク「愚将がほざくな…」と、
敵将二人が対峙しますがダントに言わせれば、
楊端和と戦うことに比べたら子供の遊びと変わらん戦いに過ぎないとのコト。
近づく敵将同士、
お互いの武器の間合いに入った瞬間、トアクが動きます。
ダントの矛が、トアクを貫き一言。
「弱い。」と、
壁さんの持ち場に比べてあっさり決着。
キングダムネタバレ第564話 落日 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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