(亜花錦 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第559話から)
予想はしていましたが、
普通に考えて二対一で亜光を取り逃がすなどあり得ないでしょう。
ここまで亜光を追い込んでいながら、結果によっては李牧、また作戦失敗です。
秦軍のピンチどころか、逆に考えるとそうとしか言いようがない。
キングダムネタバレ亜光、無我の戦い
次回のキングダムも亜光はなんとか逃げ延びてほしい…。
ネタバレ-亜光の底力
心配が吹っ飛ぶほど、亜光がメチャクチャ強かったキングダム第559話です。
尭雲と馬南慈の矛に挟まれながら、亜光は単騎で敵二人が予想する以上の強打撃で打ち返します。
その打撃は、馬南慈と尭雲の二人の乗っている馬が大きくよろけてしまうほどの強烈な一撃でした。
そこには完全に瞳孔が開きっぱなしになった亜光がいました。
もう底力の全て開放して、自身の戦闘に集中し切った姿なのだと思います。
そして、そのまま亜光に襲い掛かり続ける尭雲、馬南慈と1対2攻防が続きます。
亜光様を救え!と、接近してくる秦兵もいますが、周囲に侵入してきた多くの趙兵がそれを阻みます。
「ぐっ!卑怯だぞ尭雲、馬南慈、二対一など!」と秦兵の一人が叫びますが、
さすがに戦争中にそのセリフは甘いだろう?と感じたのは私だけではないでしょう。
ネタバレ-馬南慈の間抜けさ
しかしそれ以上にバカなのが馬南慈です!
キングダム第558話の最後からの、絶好のベストポジションでの挟撃で亜光を仕留めることが出来なかったのに、ここから意味不明に得意満面に語っています。
「何が卑怯か、これは貴様らの作戦の失敗よ!」と、
そっくりそのまま馬南慈と李牧にお返ししたい台詞です。
あそこまで亜光を追い込んでいて、仕留めることが出来ないようなら、せめてもっと危機感持ちましょうよ?
「九日目…よく持ったと称えよう、亜光…」などといっている場合じゃないです。
馬南慈は無駄なおしゃべりで、亜光の生存確率が高まっているのにホントに気づいていないのでしょうか?
もちろん、持場として趙兵よりも明らかに秦兵の方がはるかに多い場所であるにも関わらず、馬南慈と尭雲に近づくことすらできないモブの秦兵にも嫌気がさしますが、
「あ~、これ誰かの救援がもう間に合う流れだ…。」と、読んでいる途中で妙に納得出来ましたね。
それにしても、亜光は本当に堪えてくれたと思います。
なにより馬南慈もキングダム第555話で、「匈奴相手のトキと違って本気が出せない」などと愚にもつかないコトを言ってましたが、まったく言い訳にもなりません。
李牧も部下である馬南慈を掌握しきれているのでしょうか?
正直、李牧は人選ミスしてないか?と疑いたくなってきます。
ハッキリ言って李牧の率いる趙軍は、肝心なところで詰めの甘い失敗が非常に多いような気がします。
前回の予想記事【キングダムネタバレ559予想亜光はまだ死ねない!】で、亜光が首を飛ばされまいと少しでも粘るコトが出来たなら、
それだけ亜光が助かる要因が大きく拡大できる余地があるコトを予想していました。
そして案の定、飛信隊と亜光軍の間で戦っている玉鳳隊に亜光軍の危機を告げる急報が伝わりました。
キングダムネタバレやはりの王賁
玉鳳隊の持場が描かれると王賁の姿があり、
しばらく前から姿が見えないと思われていた宮康さんも健在でした。
現状は信と岳嬰の一騎打ちはまだ始まっていないことが分かります。
そこに、亜光軍からの急報が入り、
亜光軍の防陣の決壊、虞寧さんの戦死、
馬南慈と尭雲の両将に亜光が攻撃されている状況が伝わります。
そして情けないことは別にしても、
亜光の側近では助けようにも馬南慈と尭雲に近づくことすら出来ないために、
亜光を救出するため王賁自らの救援が要請されました。
急報を聞いた関常が「助けに行って間に合うのか?」と疑問を挟んだのは無理もない事でしょう。
その判断を為す王賁に咄嗟に話かけます。
考察-王賁の決断力
関常「若!?」
王賁「静かにしろ!」と一喝し、
目を閉じる王賁。
一瞬で結論を出し、玉鳳隊本体は亜光将軍の救出に向い、
岳嬰の首は思い切って信に託すという結論をだします。
何気に、“信”と書いて“あいつ”と呼んでいるコチラのシーンが非常に熱いです!
(信と王賁 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第559話から)
王賁は関常隊を飛信隊の助攻役として今の持ち場に残すという配慮も見せます。
さらに王賁の判断には、仮に亜光が殺されてしまっても、
その首がさらされることにより、完全に全軍の士気が消沈して秦軍右翼が終わりなってしまう事を防ぐ意味で、亜光の身柄を確保する必要があることを計算に含んでいました。
「亜光…生還を期待するがもし無理であっても、せめて骸だけは必ず連れ帰るぞ…」
キングダムネタバレ亜光の激闘
キングダム第558話まで、亜光の武力は馬南慈とほぼ同格と思われていたため、その一騎打ちに尭雲が加わるとなるとほぼ決定打になり、亜光は一巻の終わりかと思われましたが、
まったく見事としか言いようのない凌ぎを見せます。
無論、亜光ほうが手数も劣り、多くの斬撃を喰らいダメージの蓄積も大きいですが、要所で反撃すら見せています。
馬南慈に背中を斬られながらも、尭雲へ放った一撃。
そこから何度も畳みかけられても矛を上げて耐えつづけ、
溜めた怒りの一撃で馬南慈の兜を叩き壊す亜光。
だいだい馬南慈の兜は飾りは何だったんでしょうか?
頭にモップを乗せるという奇習が雁門で流行ってたんですかね?
え?馬南慈ごめん、カッコいいと思ってたんだ…。
馬南慈は兜のおかげで致命傷にはならなかったものの、優勢であった趙兵も焦りを見せます。
同時に亜光兵も驚いて見てないで、その隙に誰か割って入れよ!?とイラつきました。
そして何より馬南慈のこの笑顔がムカつく!!
(馬南慈 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第559話から)
亜光の渾身の一撃を、傷が浅かったからと言って、
嗤うなあ!(怒)
しかし、それほど敵が優勢であるにもかかわらず、
予想した通り、
王箭軍第一将である男の執念の姿がここにありました。
絶対に死ねない立場にいる男の責任感が垣間見られる思いです。
この4ページ半に渡る亜光の単独激闘は、
まさしくキングダム史に残る名シーンだと思います。
しかしそれだけに…、
亜光将軍の凄さと、その凄い将軍の直属の部下である秦軍モブ兵たちとの無力感の落差が激しすぎて大きなストレスを感じたのも事実です。
テメエら捨て身で割って入るとか、亜光が心配ならまだ現実的に出来ること在るだろが!?と思うと、
亜光軍の弱点って、李牧の戦術眼で見つけた戦術の欠陥とか王賁との距離感でもなんでもなくて、単純にこいつら自身の雑魚っぷりが弱点なのでは!?などと、怒りを感じずにいられませんでした。
ネタバレ-亜花錦
王賁の率いる玉鳳隊はまだ来ない、
亜光の反撃もむなしく、馬南慈の放った一撃が亜光の後頭部を打ち、亜光の兜が粉砕されます。
兜があったとはいえ、頭部の危険な箇所に斬撃を喰らった亜光はついに気を失ってしまいます。
馬南慈「仕止めそこねた、反動的に動いた矛のせいで…」
この期に及んで、馬南慈はまだ本気じゃないとか、矛のせいでとか言い訳ばっかだなと思います。
そして、亜光の首は尭雲に…?と、馬南慈が勝負の決まりと思った瞬間、
乱戦の中から馬南慈に見覚えのある矛が目に入ります。
亜花錦です。
予想したとおり、原先生も再投入を期待されていた亜花錦が駆けつけました。
しかし、登場したのはよかったのですが、
その実力は千人将以上とは言え、存在感や威圧感を比較すると、尭雲や馬南慈への直接の抑止力として機能するにはカナリ重いと危惧していました。
一瞬、どうやって亜光を助けるんだ?と考えましたが、そこはさすがの亜花錦でした。
いま重要なのは、馬南慈や尭雲と戦うことよりも、亜光を救い出すコトを目的に焦点を絞って行動を見せます。
馬南慈の声で、背後から近づく亜花錦に気が付いた尭雲ですが、
亜花錦の投げた匕首に、一瞬ですが動きを封じられます。
よく見ると、亜花錦は登場した一コマ目から左手を背後にまわして、尭雲に切りかかると見せかけつつ、飛び道具を用意する周到さを見せていますね。
そんな曲者の亜花錦とまとめて亜光を切り伏せようとした馬南慈ですが、ここでも亜花錦の投じた匕首が馬南慈の手を突き刺して手元を狂わせます。
亜光の乗っていた馬の首が吹き飛ばされる威力でしたが、見事に亜花錦は亜光を死の淵から救い出しました。
予想以上の活躍を見せてくれた亜花錦ですが、ここからが本格的な危機の脱出であるコトを宣言。
王賁がこちらに向かいつつあることでこのまま状況が改善するか?
次回もキングダムネタバレ予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ559(2)考察 亜花錦の機転 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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