(リン玉さん:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第743話)
はい、年内ラストのキングダムです。
クッソー、なんでフテイなんかに持っていかれなくちゃならんのだ!?
バフージが相方みたいになって、強化されちまっとる。
これだよ…、一匹ではザコでも、コンビ物のヤンキー漫画みたいになってしまったら、コレは流石に厄介だ…。
恐らく、神(作者)様も、フテイの軽くて弱い設定に頭を悩ませていて、その強化プランとしてバフージが誕生したのかも知れない…。
で、フテーなんかどうでもイイんだよ!!
こうなったのも、全て前回の予想編で書いた通り、飛信隊と楽華隊が悪い。
自分の待機ポイント近くを通過する趙軍以外にも、31万にも居る敵が、一斉に李牧をめがけて集まりに行くんだから、李牧捕りを後回しにしてる場合じゃねぇだろう!
言ったやん!
俺、めちゃくちゃ親切に心を鬼にして言ったやん!
そりゃ、史実バリアで李牧が助かることは知っているよ。
桓騎が近々、作品から退場しちまうってのも覚悟は知ってるよ!
やるだけやって李牧の方が1枚上手だってんならしょうがないけど、これは一体なんだ!?
主人公の援軍後回し(手抜き対応)で桓騎は破れるのか…。
しかもー、
そんな窮地にいる桓騎とその仲間たちの、ラストバトルだと思って楽しみに読んでいたら…、
なんか、いつの間にか、李牧が主人公軸のロマンス展開になってもーとるやんけ!?
これは一体どうしたことだ!?(汗)
なあ、李牧??
お前、こんなに仲間から愛されているのに、何でそんなに間抜けなんだ?
何で、そんなに油断が好きで、芸を磨いて読者を笑わせることに命を懸けているお前が、何でそんなに部下に慕われているんだ!?
そして、そんなにカイネがお気に入りなら、もう分かったよ。
秦軍は、これから先、カイネを拉致ればイイんだよ。
雷土サン方式で、龍伯公嵌めた時みたいに、カイネの身柄で交渉すれば、もう何でも出来んだろ。
ではでは、今年最後のキングダム本編、振り返っていきましょう。
キングダムネタバレ-黒桜の矢にカイネが身代わり。
黒桜の矢、カイネ的には李牧の身体が邪魔で、見えないのかな?とか思っていたら…。
ココは、愛の力なのか?
謎の直感が働き、黒桜の矢が射出されたことに反応するカイネ。
刹那、李牧の身体を押しだして、コレを回避。
その代わり、肩部に自ら黒桜の矢が突き刺さる被害を受けます。
黒桜『チッ!』
すかさず第2射を放つ黒桜さん。
しかし―、
カイネ『この人は、私の命にかけて…、』
ドン!
今度は、真っ向から矢を受けるカイネ。
黒桜の矢がカイネの頸部に突き刺さります。
李牧含む一同…。
『カイネ!!』
流石に心情を露わにする李牧。
黒桜の矢の第3射…、ここで趙兵の妨害が入り、追撃を断念。
どうやら、カイネも急所には矢を喰らわなかった様子です。
カイネに向って下馬しようとする李牧ですが…、
ココにリン玉さんが登場します。
再度、李牧本人への接敵を許した趙本陣…、
そのまま剣撃に移行する李牧とリン玉。
これまでの消耗もあってか、リン玉さんの方が優勢です。
しかし、ここで再度、リン玉との間に割って入るモブ趙騎馬兵たち…。
オオオオオオオオイ!!
そこはコッチもモブ桓騎兵!?
リン玉さんをサポートしろってェ!!(;´Д`)
何で、ここでリン玉さん単騎なんだよォ!!(アセアセ💦)
ゼノウさんだってどうした!?
まだ死んでねーんだろ!!
本当は、白兵戦がカナリ強いオギコだって居るだろォォォォ!?
神(作者)様ァア、これが桓騎軍最後の攻撃にしては、マイルド過ぎるッスよォォ…。
こ、これは…?
なんとか脳内補完をすると、朱摩さんを失った、残存の一家が、既に勢いを喪失しているなどで、徐々にリーボックの有利に傾いてきている状況なのかもしれません。
また、宜司平野戦の離脱時点で、リン玉一家も既に相当の数を失っている状況なのだと思います。
た、多分…。
そーじゃなかったら残念過ぎる。(泣)
黒桜『仕留めろよリン玉!』
リン玉『任せろ。』
ここで、漸く追いついてきたリン玉一家。
リン玉一家モブ『ヒャッハー!リン玉一家の“狩戦法”だ!これで李牧は終わりだァ!』
こ、これはイカン…。
モブが燥ぐのは、失敗が待っている証拠です…。(´;ω;`)(泣)
北斗の拳の時代から連綿と続く、少年漫画の宿命…。
で、でも諦めちゃイケナイ!
歴史がどうであろうと、キングダムは漫画!
まだ、なんとかワンチャンで、趙軍幹部が仕留められ、『うわぁーー!』と絶叫する李牧が見れる可能性も、あるかも知れません。
麿論が裏切らずに、覚醒してリーボックを捉えるだの、意外性No.1のオギコが未投入なのですから…!(この際、麿論が裏切るという俺の予想など、どーでもよい。)
カイネ『李牧様、逃げて、逃げて、生きて、生きて…。』
カイネに見守られながら、モブ趙兵にも誘導されて、そのまま脱出に向かう李牧と思いきや…。
カイネ『?』
騎馬を掻き分け近寄って来た人物は…、、
李牧です。
李牧『行きますよカイネ。』
カイネ『うう…っ!』
無謀極まりない行動ですが…、
さすがに桓騎兵が襲ってきます。
しかし、李牧のそんな人柄を分かっている、モブ趙兵もまた優秀で、即座に防御へと呼応します。
リン玉隊が集まる桓騎軍密集地帯に戻った李牧。
カイネ『どうしてこんな…、さっきからどうして?』
李牧『約束したではありませんか、全部終わったら一緒に雁門に帰ると。』
ぬううっ!
コレは、前回に続いて、名場面になっています。
しかし何でしょう?
いつの間にか、他勢に無勢をイジメる大悪党桓騎軍に立ち向かう、悲劇のヒーローとヒロインの話になってしまっていますが…、
実は、コレが前々回まで、31万人で幼稚園サッカーやっていた男の話の延長であるのには、改めて驚かされます。
ヤハリ凄い…。
コレが神(作者)様の画力の成せる業です!(コレはマジに賞賛しています。)
そしてー、
いつの間にか、李牧を中心に再構成された円陣。
部下が李牧に新しい馬を引き連れて来ます。
部下にカイネの身柄を託した李牧。
そんな風にノコノコ戻って来た李牧を見逃すリン玉さんではありません!
リン玉『そう何度も戻っちゃー、さすがに死ぬよなぁー!!』
ドギャ!!
剣撃を防ぐも、流石に衝撃は逃れられない李牧は落馬…、
リン玉『下馬して仕留めろ!』
リン玉のすれ違い様、下馬によるトドメに乗り掛かる、リン玉の兵…!
カイネ・趙兵『李牧様!』
イッたか!
と…そこに!
ドスっ!
リン玉の部下の頭に、突如として突き刺さる剣。
何が起こったかわからない一同。
次の瞬間、地面を駆ける馬蹄の音が響きます。
桓騎兵『あ!』
趙兵の皆さん『フテイッ!馬風慈も!』
もう嫌な予想通りだよ…。
こんなのってないだろ!(;´Д`)
結局、全部、李信たちが援軍を後回しにしたせいで台無しじゃねーか!
飛信隊と楽華軍…、全部お前らのせいだよっ!!(怒)
ホラ? いわんこっちゃない!
目の前の軍だけ相手して、31万人もいる趙軍を足止めした気になってんじゃねーぞ!
楽彰軍以外の援軍が早々と来ちまったじゃねーかァ!!
しかもっ!予想通りというか、誰でも予見できたことだろうが!!
だから、前回の予想編で、せめて少数でもいいから、最強人員を派遣しとけっつったのに…。
フテイとバフージだろうが、こんな奴ら羌瘣と羌礼がいたら秒殺も必要ねー!
瞬殺だ瞬殺!このやろう!(泣)
もう俺は泣きたいよ。
飲まなきゃやってらんねーよ!(怒)
しかも、李信も蒙恬も、自分のミスにまったく気づいてねーどころか、いっちょ前に仕事してるつもりになってんじゃねーのか?
無いわー!
いや、ホンマにお前ら2人の対応無いわ〜!
もう一回心の底から叫んでやる、、号泣だよッ!
言わんこっちゃねーだろォォォッ!!
しかし、そんな主人公と蒙恬の尻拭いに等しい現場対処に勤しむリン玉さん。
桓騎軍の皆さんも、フテイたちの部隊が大した数ではないことを見抜いています。
桓騎兵『いや、奴ら大した数じゃねえ!』
バフージ『バレたか、スグに追いついてくるけどね。』
突入してくる趙の増援、対するリン玉さん、まずは先方を張るフテイの迎撃に狙いを定めます!
すれ違い様の剣撃…!
ここからの両軍の激闘は如何に…?
いや~、今年最後のキングダム、マジで熱かったわ~。
ここに描かれていない、李信と蒙恬ことまで考えさせられて、ココまで没入させてくれる神(作者)様に、今年も感謝しましたよ。
面白かった。
今年は、あさって土曜日の予想編で、当ブログも最後ですわ…。
ああ、また一年が終わる。
さて、来年のキングダムはどうなるのか。
― キングダムネタバレそれ最新742話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。