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キングダムネタバレ第554話本バレ感想と考察 壁軍の攻防 戦い方にムラがあるよな壁さん

投稿日:4月 16, 2018 更新日:

こないだまでの戦意喪失状態は何だったんだ??

壁さん・・・、

ホントは最初からしっかり戦えたんじゃないの? 苦笑

キングダムネタバレ最新第554話本バレの感想と考察 — 壁さんのいいトコ見せる回

ブネン率いる敵の兵数はザっと自軍の二倍。

まあ、今までのキングダム世界の無茶な戦いを振り返れば・・・、

ただ単に敵数が自軍の二倍ほどいるってくらいの話では今さら読者は驚きません。

なのに壁さんご本人、

かなり驚かれたところから、キングダム第554話スタート。

え?? そこ今更、壁さんほどの方が驚くところじゃないでしょ??(笑)

と軽くツッコミつつ、

三将狙いがバレていたことに、壁さんご本人もお気づきになられた様子です。

まあ、

舜水樹とロゾの立場だったら、

それぐらいのコトは想定するわな。

って、コトで、若干の狼狽を隠せません。

だものだから壁さん、

ある意味、味方にも少し舐められてるフシがあるコトになるのでしょうか??

メラ族の族長のカタリから、

壁さん率いる秦軍は後ろに下げて、

敵の第一撃は、メラ族で引き受けると申し出を受けることになりました。

オイオイオイ!?

流石に、それはどうよ??💦

マジで、三将の一人であるブネンの首を取るどころではなくなるよ??

と、少し心配させつつも、さすがに壁さん、

カタリの申し出をしっかり、無用なコトと取り下げて、

自らが率いる秦軍で、ブネン軍と対峙する準備を始めました。

キングネタバレ — 壁軍は守備でカタリ軍は攻撃の役割分担

まあ、普通に考えて、

山の民軍の中でも突出した突撃力を持つ騎馬軍団を率いる、メラ族が守備に回ってしまったら完璧にミスマッチとしか言いようがありませんからね。

正味、壁軍が弱くても、

ここは心を鬼にして、敵兵を誘い出す囮だの、的だのにしておいて、

ブネン軍を引き出してから、メラ属の強烈な一撃を喰らわせることが定石になるのだと思います。

さて、そんな壁軍ですが、

結果的に、単独でもカナリ有効な実戦展開を見せてくれました。

ブネン自身は、初戦で自ら突撃してくることはなかったものの、

初撃の敵騎馬兵団の突撃も難なくいなし、

討ち漏らした、敵兵も自軍の横陣に引き込んで、伏在させておいた短距離弓兵で確実に仕留めるといった手の込みよう・・・。

完全にサイ救出編で見せた、守りながら狩場を作って敵戦力を削る戦法を自分のモノにしている様子です。

敵を誘い込んだ後の、掃討兵と、

敵の突撃後に崩れた前面の修復担当の兵の動き、

こればかりは山の民軍でもなかなか見られない、

組織された兵士同士の連動として、脅威に映ったことでしょう。

さて、そんな壁さんの采配と、

洗練された動きを見せる秦軍の皆さんを見くびっていました、、、。

とばかりに会話するメラ族兄妹。

これほどの壁軍の強さならばと、彼らの率いる騎馬軍団を壁軍の右サイドに配置。

壁軍の様子を見て、敵である犬戎軍の側面か?

あるいは、隙があればブネン自身の首を狙うためにスタンバイをし始めました。

ただ、原先生がそこまで考慮していなかったためでしょうか??

基本、馬手と弓手という言葉があるとおり、

騎馬での突撃を敢行するつもりであれば、

メラ族の騎兵部隊は、壁軍の左翼に配置するべきだったのではないかな・・・と。

その点だけが少し残念なトコロ。

古代中国の異民族といっても、

別段、山の民軍は必ずしも匈奴達のような、騎馬民族としての集まりというワケでもないです。

そして、犬戎軍であっても自分たちの常識やら尺度が通じる相手ではなく、お互いに実力については未知数で戦いながら、敵の情報を吸い上げるしかない、

そういった点が、今の遼陽戦が読み切れない要因になっているのだと思います。

それにしても、壁さん。

コレだけきちんと戦えるのに、失敗で気分ブレすぎですよ。(泣)

絶対、本気出せたら最初からまともに犬戎軍を相手にやり合えたでしょう。

真面目で基本に忠実に戦えるなら、そこは一度の失敗やら、周囲の目線やらに振り回されないぐらいのメンタルを身に着けて、どんな相手でも、調子を変えずに淡々と戦える安定した軍隊なれば、それもまた、独自の意味での最強の在り方になるのだと思います。

まだまだ壁さんも発展途上と思って応援したいです。

これ以上、キタリに生意気言わすなよ~~~。

キングダムネタバレ — フィゴ王が危機、もう誰にでも分かりやすく描かれている。

コレは、長くキングダムを読んでいる人だったら、これほど分かりやすい状況判断も無いですよね。

犬戎三兄弟の一人、末弟トアクと対峙しているフィゴ族の王、ダント様。

最初はかなりの勢いで敵を倒しまくっている。

しかも、一見、敵の方は手も足も出ないような状況に見せている状況・・・。

からの~、、

うん、間違いなく、あの時の劇辛さん見たいです。

噛ませになって死ぬとか、どうしても連想してしまいます。

正直、壁さんはこれからも戦地では主人公である信と肩を並べていって、

普通の人目線、言い換えれば読者目線で私たちを引っ張ってくれる重要な役割がある方で、

今、敵の三将の一人であるゴバと対峙しているバジオウは戦力としても本命中の本命。

敵将を討ち果たすのはもちろん、その後も圧倒的な武力で大打撃を敵に与えるほどの活躍をきたされている役割です。

というか、バジオウに関して言えば、彼の本気モード(野獣モードのコト)ここで見せなアカンで、と、多くの開戦前から多くの読者の期待を背負っている状況です。

バジオウは原先生もお気に入りのキャラでもあるだけに、そこはアゲてくるところを間違えてしまうという事はないでしょう。

そこにきて、ほぼ新キャラで、仮にお亡くなりになっても悲しむファンが少ない立ち位置を考えたら・・・、

どうもフィゴ王様が、敵の強さを引き立てる為のキャラにされてしまいそうで少し心配になってきました。

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