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キングダムネタバレ最新801予想 キングダムの弱小設定秦国に必要な改革が三つだけで済むわけがないだろう。

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( 昌平君さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム)



キングダム秦国の必要改革が三つだけで済むわけがないんです。

昌平君は、自分達の事を、一体、どれだけ過大評価しているのでしょうか?

さて、現状を少し振り返ります。

前々回の李牧内政ターンで、李牧さんとしての意見では“秦の中華統一の道は断たれた”という見解になってて、これは恐らく、『今後、秦とは戦争しないまではいかないにしても、それは恐らく鄴攻めとか、北部攻略戦の特大規模で、戦争を起こす機会がどーしても減るでしょうよ、秦国的に。』みたいな感じで李牧さん考えているのでしょう。

で―、『結論、どっちやねん?』と司馬尚にツッコまれた李牧さんなんですが、それに対して『秦王次第です。』などと言い出した李牧さん、長々と喋っとったところで、結局、李牧お前自身、何も分からんのやないか。と、きっと多くの読者もズッコケたところでしょう。

翻って前回、ようやく秦国の内政ターンが始まった所で、やっぱりと云うか、当然、中華統一の道を諦めるなど一顧にしない、我らが秦王嬴政閣下ww

ま、まあまあ、コレの点で、李牧さんをフォローして差上げるとすれば、李牧さん的には、『秦王がどれだけ中華統一をあきらめなんだとしても、現実的に、その道を実現する方法が無くなったから無理ですよ。』という事が言いたいのでしょう。

たった二度の敗戦で・・。

前回800話で、秦国王宮のモブ大臣が、思いがけなくも『全てをフイにするのか?たかが二度の敗戦で!?』と激高していましたが…、正直、僕はどっちかというとこのモブ大臣には同情的です。

彼の意見に対して、『たかが二戦ではない…、』曰く、『総大将に秦国の武威の象徴である六将を据え、兵は数十万規模の大戦での連敗だ。』などと反論する李斯に…、

さらに馮却なるキャラクターも出て来て、『金も人も無尽蔵に湧いて出てくるものではない。秦国は国庫を揺るがす大金も失った。』と被せてきていますが…、

それだったら、趙国の設定どう考えてもバグり過ぎてて草です。

鄴陥落の時点で、国土の半分を喪失して、最早、まともに人口など養えるワケもない趙が、何で毎回毎回、秦国の倍以上の兵力を動員できるのかが説明つかんでしょう。

物語を盛り上げるためとは言え、史実との多少の違いは仕方ないにしても、最早、その脚色が、❝多少❞とか❝さじ加減❞どころじゃ済まなくなっているのが、近年のキングダムです。

キングダムを読んでいて、間違いなく『なんぼ何でも、秦国に弱小にし過ぎだろうが!!』と思っている読者は間違いなく多い。

ここら辺…、

神(作者)様としては、どうにかして、再度、史実と創作の間のレギュレーションを如何に加えるのか?

この点ついて、連載の内容に話を戻しまして、今回、昌平君が言及し出した、❝秦国に住む全員の戸籍づくり❞なのではないかと考えます。

また、史実と創作の間のレギュレーションという、メタ目線で見るだけで無しに、現在、宰相という地位ではなく、軍略家だけの視点しか持たない李牧さんと、軍略家と丞相という地位を兼ね持つ、昌平君。

この二人が、内政ターンを通じて、軍略以外の視点から、富国強兵策を達成できたかどうかに、今後、違いが現れる点からも、予想することが可能。

恐らく、結局は戦争が起きていない間は、なにも準備していない李牧さん。

昌平君以下、昌文君に李斯などと、内政ターンでもそれなりに頑張れるキャラクターが居る秦国に軍配が上がる未来が、神(作者)様に描かれるものと予想。

反面、李牧さんの足を引っ張る事に生き甲斐を感じまくりの豚肉カクカイが描かれた上で、そんなカクカイ対して、何も学習せず、政治工作対策を怠ってしまう李牧さんの悲劇まで描かれていくのでしょう。

ではでは、来週以降のキングダム予想を進めてまいります。

キングダムネタバレ-キングダム秦国の必要改革が三つだけで済むわけがない。

少し、時間が経って、冷静に考えてみたら、史実に比べて尋常じゃなく弱い秦国…。

前回の昌平君が語るように、そんな弱小チーム秦が、今から立て直すなら、❝戦争改革❞が必要ってのは分かるんだけれども、それって、彼が語るように3つだけで本当に済むのか?って疑問がもたげてきます。

まァ、先ず、一つ目の❝戸籍づくり❞ってのは、そうとして、他に何をやるか?っつたら、明らかに機能していない六大将軍制度の見直しも必要じゃないですかね?

そもそもチームがそんなに弱小なら、国力リソース運用を、6つにも分けて分散浪費すんなよって話です。

普通に考えて、選択と集中に徹するべきでしょう。

対趙戦線だって、李牧さんが追放されたのを知った直後、秦魏同盟が成立しているウチに、サッサと、騰軍も趙に参戦させて、邯鄲を、騰・桓騎・楊端和・王翦で包囲したら、それで終いだったワケだし、普通に可能だったワケです。

また、この六大将軍制度。。最大の問題点は、総力を挙げて戦わなきゃいけない時に、桓騎一人だけが頑張ってて、楊端和と王翦が終始何も動かなかったのが、最大の失敗でした。

だったら、六大将軍制度なんかやめて桓騎大将軍以下、副将王翦&副将楊端和であったほうが、なんぼでも、戦力の集中投入が出来て、絶大に効果的が出る運用になった訳です。

先ずは、昌平君はこの意味不明な資源分散をするクセを直すべきです。

また、当然、それだけじゃないんですわ。

今までの彼らは、諜報戦でエラーしまくりな秦国であったのも明白です。

李斯を諜報の統括からサッサと更迭して、法律家として内政仕事に、集中させることが不可欠です。

ぶっちゃけ姚賈とその手垢のついた連中など利用こそすれど、それら一手に頼りきりになる情報網など、問題しかありません。

姚賈以外にも、複合的な多数の諜報ルート再構築して、諜報・防諜・情報分析ごとに部門分割して、情報管理の精度を高める必要があります。

他には、どうでしょう?

キングダム秦国の問題って、普通に出て来ませんかね?

嬴政自身が法治国家できていないのも極めて大きな問題です。

秦国嬴政自身『法治国家制度だ!』とか言っているクセに、ほとんど、嬴政自信を含めた役職者個人のその場の裁量とか、忖度でしか、秦国で物事が決まっているようにしか見えません。

その影響はモロに下の人間や指示態勢に現れ出ています。

先日も、将軍である倉央などは、王翦を舐めて無断で軍を脱走していましたし、上記の情報統括である李斯に至っては、部下で有るハズの姚賈に対して、逆に掌で踊らされるだけで何も処分しないとか、もう、軍略とか以前の話で、兎に角、部下が上司を舐めまくりで、命令系統すらまったく機能していないんですよ。

何より、主人公自身が二度の大戦で、立て続けに戦場での持ち場放棄を続けてますからね。(笑)

桓騎は表現上、嬴政と口論してまで対立してたけど、事実、将軍として真面目に最後まで戦ったのは、彼一人だけです。

しかし、王翦、倉央。嬴政をリスペクトしているハズの楊端和に、そして李信…。

お前ら、どう考えても、秦国と嬴政の事を、心の底からバカにしてるとしか思えないのだか。

そりゃ、当然、勝てる戦も勝てないようになるって話しですよ。

キングダムネタバレ-国をあげての改革とは?

しかし―、

昌平君が『国をあげて行う戦争改革』と言っている点に、注目してみると、上記に上げた、六大将軍制度解体や、情報部門再統轄とは、違った意味での改革なのが予想できます。

国をあげてと言っているので、これは、正しく戸籍づくりのような、国民全体に関わる内容に関する改革を指すものでしょう。

そうなれば、どうでしょう?

例えば、鄴を陥落させて、趙の旧領土の西半分を勢力下に収めた秦なら、①交通網の再整備等は、必要になってくるでしょう。

特に、鄴を抑えた秦とすれば、黄河の水運を使えば、趙だけでなく、対魏、対韓としても、地形を有利に運用することが可能なのではないかと考えられます。

ここら辺、未着手のまま、今のキングダム秦国は中央に討って出ているのを修正する等の展開が予想されるかもしれません。

次に、②言語、通貨、度量衡の統一等も、ここらで話題として出てくる可能性も帯びてきます。

他にも、民生関係の改革として捉えるとすればどうでしょう?

戸籍を作る目的と云えば、その先に在るのは兵力動員についてなのですが、もう一つ、③❝租税❞についてが、極めて重大な要素となってきます。

例えば、今しがた少し調べてみたのですが、こちらの税理士さんのサイトで、KINGDOM(キングダム)の時代の税制に関して、簡単な解説が載っていたのですが、このように戸籍制度の精度を上げて⇒税制改革を経て国庫増強に繋げる等の視点まで、作中で問題提起に踏み切るのかもしれません。

特に、昌平君が『一つ目は戸籍作りです。』と言い足した点については、立ち返って、深掘りが必要に思います。

何故なら、キングダムでは、本来、嬴政の時代より前の、商鞅や范雎の実績はほとんど語られることなく、何故か、現時点で嬴政個人が、突然、❝法治国家制度に目覚めた❞みたいになっている点が挙げられることと、その反面、一応は連載初期等では、逆に、孤児だった李信が、戸籍制度の下で下僕扱いを受けていた事や、募兵制度が成り立っていた事が明記されている等…

この様にキングダム作中では、誰がどの時代に、戸籍制度の始めて、どのように運用されていたのか、比較的、ぼんやりと制度の輪郭が暈されて描変えているからです。

この点、流石に昌平君が今回の提案で、一から戸籍制度を作ったとか描かれるのは、流石にキングダムが公然と嘘ネタを残してしまう事になってしまうので…、

来週のキングダムの描き方としては、昌平君に対して、『昌平君?秦はすでに商鞅の時代から、戸籍制度を作っておるぞ?』みたいなツッコミが入って…、

そこから昌平君の意図として、『いや、昌文君。私が言った戸籍作りは、❝この秦国に住まう民全員の戸籍❞と云う意味です。つまりは…、』と云ったように、厳密には、これまでの秦国の戸籍制度を、嬴政時代の秦国の実情に合わせた、戸籍作りにブラッシュアップさせる意味で、提案するのはないかと予想します。

提案理由としては、併合した趙の西半分、その他の国の糾合地域や、さらに楊端和たちのように、元異民族の立場から、秦国の国土に存在している人間に対しても、現戸籍制度の延長として、敷衍、糾合すれば、昌平君としても、秦国の兵力動員可能性、租税聴衆のキャパシティを、再度、構築し直すことが可能なると考えたのかもしれません。

そりゃ、もう昌平君もしゃーないですよ。

キングダム趙みたいに、クローン兵士を培養できるワケでもなく、生産力の源である国土すら半分になってても、そのクローン兵士を維持し続ける事が出来るほど、無尽蔵に資金を準備し続ける事が出来る超大国を相手にするのですから…、(※スターウォーズみたくクローン兵じゃなかったら、金で買った傭兵ですかね? 20万単位の傭兵? そんなん在るの?)

(※いや、改めて嚙みしめてみると、キングダム趙の国力は凄すぎませんかね? もう、18世紀以降のイギリスみたいに、古代国家なのに何故か農業から卒業できていて、商業と金融で国が維持できているレベルじゃないですかね? 馮却さんには悪いですが、無尽蔵に兵力と資金持った国が、お前らの隣にいるだろが!?って話しじゃないですか。)

そう…、

何度、読み返しても、もう史実との乖離が、❝面白さの為❞とか❝違和感❞レベルじゃなしに、キングダム秦の国力設定が弱小すぎるのと、キングダム趙の国力設定が強大すぎて、各所に無理が滲みでているのよ。。。

昌平君としても、三大改革とは言わず、出来る限りの改革に次ぐ改革をし続けねば、この数年のうちに李牧さん率いる趙を打倒するなど、無理に決まっています。

頑張れ昌文君、まけるな昌平君。

李斯も昌文君も、ここは大いに働いてもらえるだろう。

ま、李斯が姚賈のお陰で、足を引っ張るかもしれんがな。。

- キングダムネタバレ最新800話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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