( 韓非子先生:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第760話)
韓非子も秦に行きたくなって、新鄭撤収の介億使節団一行。
早く秦に帰って次の戦支度…、とはまだなりませんかね??
韓非子が『屋敷に戻って出発の支度する』とか言っていましたが、そのまま新鄭でなんも無しに、出立とは、普通なりゃしませんよね。。
韓としても、一応、何か形式上でもいいので、お持て成しするなりしてから、返すのが普通なのかな?と。
何故なら、李信がその場を丸く収めてくれたものの、韓としては、実力に見合わない、啖呵切ってしまった都合上、このまま介億をムカつかせたまま、返すのはマズイじゃないでしょうかね?
韓王『秦はクソ? え、一体、何のコトでしょう? 誰がそんなこと言ってたんですか?』
張宰相『はてさて? 儂も最近、てっきり物覚えが悪うございまして。』
韓王&張宰相『我ら韓王・宰相揃って、秦王様へ友好の誓いの盃を捧げますw それ、洛亜完将軍!』
洛亜完『ええっ? 私がですか!?汗』
韓王&張宰相『そーれw イッキ♪イッキ♪イッキ♪イッキ♪イッキ♪イッキ♪イッキ♪』
洛亜完『(ゥぐぐ?何で私が…汗)』
まあ、これぐらいの腹芸をしてもらわないと、王&宰相として、秦から自国を守ることは出来んでしょう。
なので、次回のキングダムは、新鄭で介億使節団ねぎらいの歓迎会。
タッグマッチ勃発!!
韓王&張宰相 VS 李信&録嗚未!!
“世紀の飲み会粗相対決”をご覧いただけるでしょう。
それから韓非子と李信たちも咸陽に到着するでしょうが…、
韓非子…、招かれたからといって、調子に乗り過ぎないか心配です。。
議論吹っ掛けるのはイイが、今度は、相手が誰かよく考えようよ…。
云うて君は思想界のビックネームの一人、韓非子なのだから、秦王と議論されて瞬殺とか、勘弁してくれよ。。
別に、相手を言い負かすみたいな議論をする必要は無いと思うんや。。
いうなれば、コレは秦王からのヘッドハンティングなのだから。
自分が秦での法律作りの役に立つかどうかが全てやで。
議論に勝とうが負けようが、法律作りの実務に使えませんでしたが、みんな一番困るんや。
ではでは、次回のキングダム予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ-帰国までの外交儀礼
まぁ、韓非子本人が秦に行くって云ってんだから、もう介億使節団の仕事は終わり…。と言ってもいいのですが…。
流石に、韓非子が出発の支度を終えたからと言って、韓側もこのまま、秦に返すわけにはいかんでしょう。
外交的意味においては…、
韓王&張宰相『さっき、韓非子が「秦の国はクソの集まり」とか言ったの、アレ、無しの方向でオナシャスww』
コレは最低限必要になってくるでしょう。
まぁ、なんか在るたびに、韓は王都国民に金品をスグに頒布するような、バラマキ政権なのですから、介億使節団を感歎するくらい、なんでもない事でしょう。
そうじゃなかったら、この人たち、絶対に金を使うところがオカシイです。(笑)
また、韓非子も、個人的には研究的興味を中心に、秦に行くつもりではあるようですが、韓の国からとってみれば、それだけの立場の人間ではありません。
同盟組んでほしいとまで思っている国である秦に送り届ける、使者になるワケですから、今度は、韓非子が介億と同じような立場で、秦に行くわけです。
決して、粗相を起こさないように、言って聞かせるか、お目付け役つけるぐらいの事が必要です。
しかし、この点、キングダム韓非子は、何故か? 史実と違って王や宰相より、立場が強い人物の設定になっています。
これでは、韓王&張宰相も韓非子を御しきれんでしょう。
でなんで、この点で、韓非子と秦側の緩衝になる人物として、寧公主あたりが調整役みたいに、入って来そうな気がします。
緩衝役??
調整役??
いや…、
なんか寧公主…。
それどころか、李信や録嗚未と一緒になって、同レベルの口論をしてそうな気がしてきました。
それも、小中学生の口喧嘩レベルの諍いで…。
もちろん、そうではなかったとしても、李牧について回るカイネと似たようなポジションでみたいな感じでついてきそうかもです。
ただ、公主という立場もあるので、どうなんでしょう?
秦までは、やってくるのは難しそうなので、介億使節団の持て成しの宴会まではやって来る感じでしょうか。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
介億使節団を返す前の外交儀礼、、。
お持て成しの飲み会は、カナリ荒れそうな気がします。
恐らく、新鄭王宮の韓非子との問答で、シリアスの限界に来た李信が、コト切れたかのように、粗相を繰り広げる事に期待します。
河了貂や羌瘣も今回は、同伴していないので、李信が韓側の仕掛けたハニートラップ等に引っかからないか心配です。
何故なら、李信は童貞だから。
そして、李信が童貞であることを…、
録嗚未がウッカリと口を滑らせて、韓と秦の重要人物がいる王宮の中で暴露。
逆上した李信と録嗚未のガチ喧嘩が始まるかもしれません。
そして―、
寧公主がこれに反応。
寧公主『ププッ、聞きました?韓非子様、アイツ童貞らしいですよ。キモーww』
韓非子『わ、私も、ド、童貞だ…、ド、童貞の、い、一体、何処が、お、可笑しいのだ?』
寧公主『ファッ!?』
これは、私の予想ですが…、
韓非子は多分、童貞でしょう。
恐らく、それが理由で性善説者であることに納得できないのです。
また―、
初めて出会った李信と、何故か波長が合ったのはそれが理由です。
李信・韓非子会談が成功した最大の要因、および、その理論的背景には…、
一見、全くバックボーンが異なるこの二名が、両者共に童貞であったが故です。
これは、韓非子が、次の衛星(嬴政)との会談を進める上でも、非常に重要なファクターになってくるかもしれません。
キングダムネタバレ-秦王との会談と韓非子の死
もし、神(作者)様の中で…、
キングダム的に、衛星(嬴政)と李斯と韓非子が揃う事で、七国統一を経ての新国家建設のための、法治国家制度に現実的な指針が付与されることを期して、今回の韓非子編が作成されているなら…、
上記で獄中にて李斯が繋がれていた494話、495話どころか、王建王との会談が描かれた488話に匹敵する、神回になる可能性も出てきます。
さて、秦に向かうことになった韓非子。
彼も一廉の人物なので、秦に到着すると、相手が秦王であったとしても、云うべき事については云うでしょう。
で、これまで散々、韓非子の事を色々書いてきましたが、次に控えた大王と韓非子同士による、本番ともいえる会談ですが…、
これは、会談に際して、韓非子に何を聞きたいか、衛星(嬴政)自身がどれだけ準備をしているかが重要だと考えました。
そうじゃないと、議論について、どっちが正しいとか以前に、話が嚙み合わないで終わるだけになってしまう恐れがあります。
恐らく、これまで秦にガンガン攻撃されまくりだった韓の公子という立場もあって、韓非子側からも、攻撃的な意趣を問われた場合の対応も試されます。
何より、キングダム韓非子は、史実韓非子と違い、何やら李信を通して抱いた、知的好奇心で秦に乗り込む形になっていますので、相変わらず、秦側が韓非子個人に気を使って対応する構造であることには、変わりが在りません。
例えば、咸陽では衛星(嬴政)が李斯を中心として、対韓非子想定問答集なる、テキストの様なモノを作成して、事前のリハーサルを重ねた上で、対談に臨まれるでしょうか?
また、直近の連載でも、介億が事前得ていた次善の申し送り事項にて、韓非子が性善悪説から脱却しつつあるなど、李斯軽油で重要な情報が託されていた通り、韓非子を引き込むためには、法家として同門である李斯の協力が必要だと思います。
李斯『中華統一の話は聞いた、統一後に制定される法についても…、とてもここにいるお前たちの手に負える代物ではない、それに着手できるのは、中華でも俺が韓非子ぐらいものだ。』(参照:第495話)
で、こう宣言していた李斯も、今のところ、山陽や鄴周辺など、拡大する新規占領地での統治行政の方が忙しかったのか?
何やら、国家統一に向けた法律作成のほうの大仕事に、着手させてもらっているようには見えません。
なので、衛星(嬴政)にしても、李斯と韓非子の両者を使いこなす上でも、それぞれの得意分野を確りと理解したうえで、業務分掌し、韓非子にも納得してもらった上で、アサインしなければならなりません。
この点―、
韓非子の合流に際して、李斯がどのように関与しているのか、まったく描き出されていないのが気になります。
なんとなくですが、史実では、韓非子の死には、李斯大きく関与しているように、残っているので、神(作者)様も、この歴史の部分を採用するのかしないのか?
意図的に、李斯の存在感を抑えておられるのではないかと、考えてしまいます。
神(作者)様と言えども、歴史事実を改変することまでは不可能なので、結果的に韓非子が非業の死を遂げるのは避けられません。
ただ―、
史記の通り、李斯が讒言を行い、韓非子を死に至らしめる…、だと、何かキングダムらしくないと言いますか?
李斯の事を“法の化物”とか持ち上げときながら、結局は小物に落とすのか? といった風に、何処かキャラ設計が一貫せず、何か、失敗した感が否めません。
(※正直、投獄を認めた嬴政も小物に映ってしまいます。汗)
史実ベースだと、韓非子って秦王と出会って、どうやらスグに死ぬことになってしまっているので、結局、秦で何か官僚として実績を残した経歴は無さそうなのですが…、
恐らく、ここら当りに若干の、神(作者)様が創作を加えて、大王政が韓非子と出会って、何かしらの“収穫”を得た、体に迄は持って行くのではないかと予想します。
概ねの予想としても、“法家と儒家”、“法と思想”との戦いについて、李斯が494話で語っていた課題に対する韓非子からの指針が残されれば、確かに出番は短くとも、大王政や李斯が大きな財産を受け取った形にもなります。
でなんでですよ?
韓非子は嬴政と出会ったあど、結局、死ぬことにはなるのですが…、
何か、ここに司馬遷が士気で書いたような李斯の讒言以外の理由が持ってこられて、“ソレ”が今後の見どころになるのではないでしょうか??
例えば―、
付いてきた寧公主が、突然変なコトを喚いて、泣く泣く嬴政も韓非子ごと投獄しなきゃいけなくなったとか??
それか、真面目に考えると…、
中原で趙・魏と並んで自国の韓もまた、法家思想より儒家思想を重んじる国なので…、韓非子は、今後の秦韓開戦に繋がる“煽り”を兼ねて…、
例えば、『法を新たに定めても、結局は欺瞞に溢れた儒家共を片付けてからでなければ、使われることな無いだろう。』的な趣旨の意見を託して、実は、病気か何かで死んでしまう等も考えられないでしょうか?
そんでその後、紀元前230年の秦韓開戦まで、一気に進む感じで。
― キングダムネタバレそれ最新760話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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