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キングダムネタバレ第744話 雁門兵 考察 桓騎は強襲するけど、李牧待っているよね。

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(河了貂と羌礼:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第744話)



新年あけましておめでとうございます。

はい、さて、今年も皆様とキングダムを楽しんで参りたいと思います。

神(作者)様も今年一年、何卒、ご健勝のこととお喜び申し上げます。

さてさて、新年早々から、バトル真っ最中のキングダム。

やっぱり、フテイとバフージのコンビは中々に手強い様子の攻防戦。

しかも、バフージはフテイ相手に“さん付け”でよび、一応は先輩として立てている素振りを確認できることからも、コミュニケーション能力も中々の有能新キャラであったりします。

これはバナージの教育が余程よかったのか??

そうしているウチにもなんとか、ゼノウさん復活。

満身創痍なのに健気や…。

クッソ、今更ながら、何でお仲間のゼノウ一家が頭一人残して全滅なのか??

其れも、名も無きモブ弓兵の手によって、たった半ページで全滅だ。

その反面で、弓の名手であるはずの黒桜が…、至近距離でハズシまくりとはどういう差別なんだよ!(泣)

うーーーん、神(作者)様の匙加減…、コレこそが“運命”と云われればそれまでなのだが、何度も書いていたとおり、結局、宜安戦は史実に則ると、李牧無双の始まりで、秦国不遇のターンなので、まあ覚悟はしなきゃいけない事。

ではでは、今週もキングダム本編を振り返って参りましょう。

キングダムネタバレ-趙軍を仕切るバフージ

先ずは、リン玉さんとフテイの一騎打ち!

すれ違いざまの一撃は、互いの顔を斬撃で覆い、双方の顔に傷を負わせます。

馬上でぐらつくフテイ。

フテイ『なめんな!一刀投げてなきゃ俺が勝っている!!』

桓騎兵『ギャハハ!言い訳すんな!!』

リン玉『!!』

ドゴッ!!

突如、凄まじい剛撃がリン玉を吹き飛ばします。

リン玉『コイツ!力が!?』

咄嗟に防いだものの、片方の剣を飛ばしてしまったリン玉。

フテイとリン玉の交差撃の直後に、間髪入れず攻撃にでたのは、バフージです。

バフージ『背丈は父に似なかったけど、その他はね。』

などと、自慢の怪力を誇示するだけの余裕も見せます。

うーん…。

もしかしたらバナージも、若かりし頃は、あの巨体のまま、こんな風な男前だったのか??

このバフージとて歳を食えば、この身長のまま、バナージと同じオッサン顔になってしまうのか??

いやごめん、戦には何の関係ないこと気になり始めたよ、馬親子。

しかし、登場でキメにかかったバフージですが、これに黒桜の即座に応戦。

咄嗟に、彼女の攻撃に反応して、頭部に狙って放たれた矢を、左腕でガードします。

黒桜『クソ、また仕留め損ねた!』

リン玉『いや、助かったぜ!!』

再度、応戦するリン玉、今度は、腕に矢を指したたまま応戦するバフージの方が吹き飛ばされます。

黒桜『そのガキ殺しとけリン玉。』

リン玉『いや、それより李牧を取りに行く!』

フテイ『させねーよ、バカ!手前らの負けだ、こっちは味方が増え続けて、そっちは手詰まりだろうが!』

リン玉『…それはどうかな?』

ドゴォ!!

ゼノウ『ヴオオオオオオオオ!!』

趙兵『何だあの化け物は!?』

桓騎兵『あの身体でまだ…!』

相変わらず、棍棒の一撃で、敵の半身を跡形もなく吹き飛ばすゼノウ。

思わず、採算度外視にして、『ゼノウが量産の暁には、連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ!』などと云ってしまいたくなるほどです。

しかし悲しいかな、冒頭でも書いた通り、ゼノウさんにはあの凶暴だった、随伴する一家の仲間は一人も残っていません。

クッソ…、やっぱり黒羊戦で出て来ていた、野ネズミをパクッ♡とつまみ食いしている人も、ご逝去されたのか…。

未だに痛ましく、お悔やみ申し上げたい気分です。

そんなゼノウさんを見て、驚愕するフテイとその側近達ですが…、

バフージ『…、大丈夫だ。今ここには雁門兵が多い。かつての雁門の救世主である李牧様を守る為なら、我らは喜んで命を捨てる。匈奴をはねのけた俺達からすれば、こんな化物一人防ぐのはたやすいことだ。』

まあ、確かに。バフージの言っている事はハッタリではなく、死ぬ覚悟でゼノウを討つではなく、単に足止めして李牧から遠ざけるなら、彼の言っている事は実現可能な事。

そして―、

徐々に、騎馬を含む大隊が近づいてきていることも、敵味方双方に察知されます。

決戦の時間は、最早、それほど残されていません。

バフージ『差し迫った脅威はこの化物と、そのトサカ頭、化物はコッチで引き受けるから、そっち(トサカ頭-リン玉さん)を頼みますよ、フテイさん。

フテイ『オ―、指図されるのは癇に障るが任せとけ。』

フテイ『あとはあの弓使いも面倒だ、克甫、殺れ。』

初戦闘シーンで、ここまで場を仕切るバフージは見事です。

戦闘目的は、味方が合流するまで李牧さえ守り切ればよく、その為の最低限の抑え所と必要な仲間の犠牲を周知した馬風慈。

しかも、一応は李牧軍内においては先輩で、一応、将軍でもあるフテイに対しては、“頼みます”、“フテイさん”と、キチンと敬語で対応するだけのコミュニケーション能力も弁えています。

そして、バフージがここまで配慮しているにもかかわらず、『指図されるのは癇に障るが…、』などとイチイチ先輩マウントを欠かさないフテイ。

新年早々からして、本当に小物だなァ、オイwwWWW (´Д`)ゲラゲラゲラゲラ

誰がどう見たって、バフージの方がこの場を仕切ってて大モノだろうが。

ヤハリ、李牧軍№1実力を誇るバナージのムッスコである部分は、資質としてフテイを凌駕するモノがあるのではないかと、思わせてくれます。

これは、今回の宜安戦だけでなく、今後、この馬風慈が我らが飛信隊の前に立ちふさがった際の危険度としても、活かすべき材料になってきます。

そして―、

バフージ本人曰く、父親バナージに似なかったのは身長だけらしいので、身長だけ差し置いて、逸物のデカさまで馬南慈クラスだとしたら、それはもう修学旅行で大騒ぎだったことでしょう。

一緒に風呂に入ろうとしたフテイや同級生が、一見して自信を粉々に粉砕されることは間違いないでしょう。

主人公李信も、二十代半ばで女性方面はフテイと同レベルなので、恐らく男性としてバフージに対抗できるのは、我らが昂クンしか思い当たりません。

私も予見できなかったのですが、飛信隊としては、昂クンを派遣して置けば、バフージの抑えに起用できたやもしれません。

昂クン『待て!!(ズボンをズルっと脱いで、バフージに逸物を見せる。)』

バフージ『!?あの歩兵、やるな!(昂クンに対抗して同じくズボンを脱いて対抗)』

カイネ『風…。』

このように、昂クンが逸物のデカさでバフージ抑えに向かう事で、ゼノウへの抑止力が皆無になり、見事、桓騎軍は勝利したかもしれません。

しかし、今回はそれが出来なかった…、

歴史とは無情なモノです。

バフージ『もう少しだけ粘って李牧様を守れば、趙軍の勝ちだ。』

事実、今現在、李牧に直接刃を向ける桓騎兵は皆無なっています。

キングダムネタバレ-後手後手の李信と蒙恬

しかし―、

何者かの接近を感じ取る李牧。

今回の前半はバフージとフテイの活躍に持っていかれたので、せめて、もうワンチャン、桓騎軍のターンが欲しいです。

その一方で、飛信隊と楽彰軍のバトっている持ち場の様子が描かれます。

飛信隊…、楽彰軍に横撃したものの、“進軍体制を崩す”までは持っていけなかった模様です。

いや…?

そりゃ、そうやろ。

別に楽彰軍にしたって、万から軍が構成されているんだから、飛信隊を捨て置いて、先にリーボックの下へ急行する部隊だって出せる訳なんだから、そもそも手数が違いますわな。

だから、去年末から、足止め自体はともかくとして、羌瘣&羌礼+弓矢兄弟だけでも、リーボックの下に急行させよと申し上げておりましたのに。(泣)

しかし―、

言うに事を欠いて、河了貂。

河了貂『しょうがない、これほどの強軍を李牧の元に行かせたら桓騎軍は失敗する、それを足止めしてるだけでも十分戦果はある。』

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや??

河了貂さん??

この期に及んで何を壮大なオペミスしているんですか??

今となっては、秦軍にとっての“戦果”ってリーボック本人を打ち取るという、その一点だけですよ!?

それ以外を戦果などと表現できるはずがありません。

いや、まー、神(作者)様や編集サイドとしても、単に飛信隊の強力ユニットが桓騎の近くに居たらマズい。

話が成立しないってのは分かるんすが…、流石にキツイものがあります。

脳内補完すると、流石の河了貂や蒙恬でも、連戦に連戦を重ね、その上で更に窮地に追い込まれているので、正常な判断が出来なくなっていると、考えるしか無さそうでス。

しかし―、

ここで羌礼が作戦提案。

羌礼『私か瘣姉だけでも桓騎の所に行って、李牧ってヤツの首を取って来るか!?』

そう!!それだよ!!

例えリスクがあっても、今、君達が選択すべき行動は、李牧奪りを最優先することだ!!

河了貂『…、いや、それも無理だ。』

おいいいいいいいいいいいーーーーーーーー!!!

何、却下しとんじゃワレェエエエエエーーーーー!!!

河了貂の作戦却下は、曰く、愛閃たちを苦しめたフーオンが、羌瘣&羌礼を注視して道を塞いでいるとのことで、単体で行動しても、たどり着けるとは思えないことが理由らしいです。

でも、それって後付けの言い訳だよね。

今更、フーオンが出来ている事を言い訳にするくらいだったら、楽彰軍に突撃する前に、最速最強単位の味方だけでも、桓騎の下に派遣しとけば良かっただけの話じゃないか。(泣)

李牧軍がやっているみたいに、少数先行させる手段そのものは飛信隊と楽華軍だって採用出来るハズなのですが、

少なくとも河了貂の場合は、明らかに羌礼にアドバイスされるまで、考えもしていなかったのがバレバレです。

そうこうしているうちに、楽彰軍も楽彰軍で、飛信隊を桓騎と合流させない方針で軍を動かしている体に変わって来たようです。

全然、前に出てこない楽彰を見て、崇原がそのように分析します。

まあ、そりゃ、楽彰の判断は間違っていません。

なんせ、31万人も李牧軍居るんですから。

キングダムネタバレ-桓騎と砂鬼一家

なんとか、その場で奮戦する飛信隊ですが…、

李信がふと目線を向けた先に、孤軍奮闘する部隊が見受けられます。

砂鬼一家です。

李信『何でこんなところに砂鬼一家が!?』

那貴『何ィ!?』

当然、飛信隊と連携など取れようものではありません。

しかも、彼らの獲物(月形の鎌槍)ときたら、集団戦闘で使いにくそうなことこの上ありません。

味方が居る場合は振り回すにも不利で、刺突する方法も取れないこの武器。

前々から思っていたのですが、砂鬼一家は、捕虜相手に一方的にいたぶるのが役目なだけで、こと戦闘になるとお荷物集団であるのは、この通りのようです。

那貴にコンタクトをとる李信、早急に砂鬼一家の救援を指示します。

呼応する那貴ですが、その為に李信周辺に味方の厚みが無くなってしまいます。

その隙を見て取った楽彰が乱波隊なる強部隊の突入を命じます。

李信も羌瘣も、かなり重い敵の攻撃を見て取り、やはり足止めが精一杯であることを覚悟。

しかし―、

それにしても、ホントに砂鬼一家はこんな持ち場で一体なにをする心算だったのでしょう?

宜安城へ単部隊行動していたことも含め、彼らが何をしたいのか謎が深まります。

李信『マジで急げよ桓騎、お前が李牧を討たねえと俺たちは負ける。』

一報、蒙恬が足止めをしている敵は、舜水樹の部隊だったようです。

マジで怒りに滾った舜水樹が、李牧の下に向かいますが、それを阻止するのが蒙恬軍です。

いや?それそうと、楽彰と違って、ここまでムキになっている舜水樹に愛閃ぶつけたら、余裕で狩れるんじゃないか??とか思ってしまったのですが…、残念ながらこんな時に限って、愛閃が蒙恬の近くいません。

こうして、周囲の趙軍が李牧救出に奮戦する様子が描かれながら、再び、李牧、友軍に保護されながら非難に向かう最中が描かれます。

趙兵『さ、李牧様、みんな必死に守ってくれています、フテイ達も来てくれました。』

李牧『…。』

趙兵『どうされました李牧様?』

その存在の接近に、一番最初に気が付いていたのは李牧です。

漸く、その存在を感じ取った敵味方が、振り返ったその先…、

李牧も視線を上げ、ソコに見たのは、馬上にして接近する桓騎!

既に剣を振り上げて必殺の態勢を示しています。

いや~~~、お頭と一騎打ち。

これは待ちましたよォ!!

どうぞどうぞォ♪

カッコいいトコロ、もって行って下さいませェェェッ!!(*´ω`*)

ただし!!

李牧の察知していただけに、一報的にボコられるだけでは無いでしょう。

信玄VS謙信が直接獲物を交えたと云われる、第四次川中島の様な、次回話になることを期待するッ!

― キングダムネタバレそれ最新744話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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