( あの世で韓の滅亡を見る韓非子先生 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム）
さて、休載があけまして１０万偽装援軍の正体も明らかになった秦軍。
読者的にはメタ目線になるので、１０万援軍の正体が高齢者たちの集まりで在ったというネタばらしの内容は、今しばらく韓軍には伝わりませんが、時間差で、結局、秦軍の正体は１６万規模が正味の数で、しかも、その連中も急造の寄せ集めに過ぎなかったといいう顛末が明かされることになります。
この点、両軍とも思惑通りとは言え、無傷のまま新鄭決戦を迎える事になるのですが、今回の南陽無血開城がどのような顛末を迎えていくのか気になります。
何故ならば、両軍とも現在無傷なのは良いでのですが、双方とも次の作戦に移るには、重要な課題を抱えているからです。
両軍の課題、それは、韓は上層が老害で、秦は南陽鎮撫の問題を抱えるということです。
これは、洛亜完と騰の両将としても、極めて慎重に対処しなければならない問題です。
このまま秦軍が南陽占領したとして、その制圧、在損住民の鎮撫と拠点維持に、いかほどの戦力が騰軍から割かれるのか？
韓軍としても拠点が新鄭だといっても、必ずしも全軍が籠城するわけでもないでしょう。
来るべく魏軍、趙軍との連動、連絡線の維持のためにも、地の利を活かして、秦軍に新鄭を包囲させないように戦線を展開する必要が在ります。
そして―、
韓王も張宰相も、今の時点で自発的に趙にも魏にも、外交努力として援軍の要請を何一つしていないのがアホすぎて、立場上の英断を下した龍安さんや、苦渋の気持ちをかかえながら撤退を果たした博王谷さんらが、すこし不憫な気もしてきます。
ぶちゃけ、深刻そうな顔しているだけで、何も仕事していない韓王と張宰相って…、
もうそんな、実力不相応に偉そうにしているんじゃなくて、秦国で言うトコロの、嬴政や昌平君の言う事にイチイチとリアクション芸で反応する、昌文君＆李斯と同じでイイんじゃないですか！？
もう主導権は洛亜完とヨコヨコが握ってくださいよ？
というか、前回、あそこまで漢気をみせてくれた最前線の龍安さんや、博王谷さん。
洛亜完にヨコヨコのキャラが下がるのは見たくありません。
戦なんて、なんでも準備が８割、９割の世界なんですから、ここは、平時に何もしてこなかたった張宰相と韓王が、ピエロとなることでキングダム世界に納得のオチが見いだされるのではないでしょうか？
ではでは、次回のキングダム予想に進んで参ります。
キングダムネタバレ-新鄭迎撃戦は援軍との連携しだい。
秦軍と韓軍。
気持ちの上では、特に、韓の国の皆さんが、何かいいヤツといいますか？？
過去のキングダムの設定で、“本当に彼らって謀略国家だったの？”と疑いたくなるレベルで、何も深堀せずに表面的な報告を、何でも信じ込んでしまうイノセントワールドを展開する韓の国首脳の皆さん。
もう青果（青歌）の住民たちより、単純すぎやしませんかね？？（笑）
張宰相も一体、どこが元名軍師なのか？
こんな張宰相が、あのキングダム会最の詐欺師 李牧なんかと面談させたら、ソッコーで洗脳されて、もう韓の国民にとってみれば最悪の展開になるに決まってます。（笑）
ヨカッタな韓の国。
秦が鄴を陥落して趙と遮断してくれて。
まァ、しかしですよ？
南陽こそ、無血開城となりましたが、悲しいかなココは戦国時代。
ヤハリバトル要素が皆無のまま、ここまま列国降しが終わるワケもありません。
死んでは欲しく無いモノのの、秀逸なキャラデザインと雰囲気作りに成功した、洛亜完や博王谷、ヨコヨコらが秦軍の強ユニットとどれだけ渡り合えるか見てみたい読者も多いはずです。
そして、バトルは新鄭を中心とした王都圏迎撃戦となるのは間違いはなく、韓としては新鄭を拠点にしつつ、引き込んだ秦軍を如何に疲弊させて、来るべくして来るはずの魏軍と如何に連動して、効果的に打撃を与えるのかが重要になってきます。
この点、最大の問題なのが、魏軍こそ、新鄭に迫った秦軍に対して援軍を出すつもりなのではありますが、肝心の当事国である韓が、魏の援軍との連携を全く考慮にいれていないという点にあり。
今のところカナリ、カッコよく描かれている洛亜完たちが、実は、スーパーアホアホ上層部（張宰相と韓王）を抱え込んでいる事に、彼らが気づいていない事が挙げられます。
しかし、モノは考えようです。
ここから、開戦の危機感と雰囲気が濃厚になり、主立って命を賭けて戦う洛亜完たちが、王宮の主導権を握り、張宰相と韓王が、キチンと彼らのサポートに回るという役回りを演じれば、また数で劣る韓軍が秦軍と互角を張るという展開も残っていることが考えられます。
以下、偏差値３５を誇る、私の高等頭脳が導きだした、次回における韓軍陣営の様子を、予想として提示可能です。
緊張感が高まる、韓王宮。
博王谷『博王谷以下南陽軍７万、備蓄食料運搬を兼ねて無事に新鄭に到着しました。』
張宰相『ご苦労…。』
ヨコヨコ『秦軍は南陽をそのまま占領したか。しかし、我らも無傷で全軍の結集が成ったわけだ。』
洛亜完『確かに。これならば、秦軍を食い止めるだけであれば、俺達でも十分だ。しかし、ここまで引き込んだなら、それだけの状況で止め置くのはモノ足りなくはないか？』
ヨコヨコ『と、申されますと？』
洛亜完『秦軍の次の出撃に合わせて、魏軍の連中を引き込んではいかがか、張宰相？ 南陽を奪還させて、秦軍を包囲することも出来る。』
張宰相『な、なにィー！？し、しかしッ、魏との国境の洛紫城には、あの玉鳳軍の王賁が！？』（※要顔芸シーン）
洛亜完『張宰相…、何の為に“野戦の強い”博王谷を新鄭に呼んだのです？“王都圏としての戦闘”を有利に進めるためでしょう？ 魏軍の発出に併せて玉鳳を背後から討つことも可能です。
まさか張宰相？ 他国援軍の導線を全く考えずに、武将全員で新鄭に詰めるつもりだったんじゃないでしょうね？ 』
張宰相『（※図星）ファッ！？ そ、そそそそ、それぐらいワシとて分かって居るわ！ｱｾｱｾ（汗）だって、ワシだってもともと大軍師じゃもん。あの未来の漢の大軍師、張良のお爺ちゃんじゃモン♡』
ヨコヨコ『嘘つけクソジジイ。お前みたいな無能が“あの張良の爺ちゃんに”なれるワケねーだろ。しかも、さっき、“全員で籠城してワシらを守れ！”とか言ってただろうがクソジジイ。そもそも籠城って作戦自体が援軍をアテした作戦なのに、お前、宰相のクセに、何、魏に援軍の要請出すの忘れてんだよ？ぶっ殺すぞ糞ジジイ！』
張宰相『そ、それはワシの仕事は王にアドバイスをする事なので、国外に他国援軍要請の決断するのは、あくまでも、国家の顔である韓王様の仕事なのじゃ！ね？ 韓王様？？』
韓王『はッ？ はァァ～～～～～！？ ざけんなお前ッ。こないだ魏国への出張を命じたトキ“宜安と番吾で負けた秦は暫く攻めてこないから今はイイですじゃ。”とか言ってたじゃねーか！！ワシに責任を擦り付けてんじゃねーよ！』（※要顔芸シーン）
張宰相『いえ、韓王様！！ワシはそのようにアドバイスしましたが、あくまでも魏との国交強化を先延ばしにする決断したのは韓王さまですじゃ！ もっと強く命令してくれたら、あの時ワシは魏に外交にいきましたのじゃ。つまりは、ワシは何も悪くないのじゃ！！』（※要顔芸シーン）
韓王『ふざけんなー！じゃあ、今すぐ魏に行って魏火龍援軍要請してコイや！連れてこられなかったら、お前の家燃やしてやっかんな ！ゴラァー！！』（※要顔芸シーン）
張宰相『せ、せやかて（汗）、じゃから洛紫城には、あの玉鳳軍の王賁がいて…、そんなの高齢者虐待なのじゃ。』
洛亜完たちが真剣に戦闘準備を進める中、醜い保身と口論を繰り広げる老害たち…。
寧公主『あの？ちょっと…、それさっきも洛亜完が仰ってましたよね？あのチョット、ジジイ共？ いや、ちょ、もう喧嘩しないで。もういいから喧嘩しないでお爺ちゃんたち？ はい、はいはいはい。もう分かったから、お爺ちゃんたち？（張宰相に韓王様）お茶の時間にしましょう。いいお菓子が南陽からが届いたんで、お茶室に行きますよ～。』(※もう介護と同じ)
韓王『お茶！ オチャ！ アウアウアーｗｗ』
張宰相『ファッ。寧子さん？ メシャア(飯)はまだかい？？』
寧公主『もう～、張のお爺ちゃん。さっき食べたでしょう～。お茶の次はお散歩の時間ですよ～。』(※もう介護と同じ)
洛亜完・ヨコヨコ・博王谷『…ダメだこりゃ。』
とまあ、こういう風になんも、最早何も実戦では何の役にも立たない張宰相と韓王が犠牲になることで、キングダムバトル本線では、よりリアリティと緊張感が高まったバトルが展開されるでしょう。
キングダムネタバレ-南陽鎮撫隊
鎮撫 ・・・反乱や暴動などをしずめて、民を安心させること。
さて、一方で秦軍のココからの対応はどうなるのでしょう？
無傷で南陽を占領したとて、油断は大敵です。
総大将の騰としては、早急に南陽全体の構造と住民支配を掌握して、きたるべき新鄭に制圧に向って準備をすすめなくてはなりません。
また、南陽を無血開城したことは、秦軍も無血無傷ですが、韓もまた無血無傷のまま、新鄭で秦軍を待ち構えていることを意味します。
次戦は、解散してしまた高齢者軍団１０万のブラフも使えませんし、何より、占領した南陽維持のために、騰軍１０万＋飛信隊６万から、一定以上の維持軍兵力を分ける必要があります。
他にも、後方にも、広く戦地を俯瞰する為に部隊を展開する必要もありますし、必ずしも、全軍１６万を最前線である新鄭付近一帯のみ、集中投入できないことは騰とて理解しているでしょう。
しかしながら、この点、新六大将軍である騰は幸運をもっています。
それは、聡明なる城主、龍安と面会果たし、彼の降伏の申し出を受けると同時に、南陽からは、博王谷軍だけでなく常設守備兵２万（ほとんど男性）も全員いなくなってしまい、住民として残っているのは、ほとんど老人と女性にばかり偏ってしまた住民構成であることが、早期に、知ることが可能になるからです。
そうと分かれば、南陽の鎮撫は簡単です。
総大将である六将騰に、飛信隊麾下尾平三百人隊所属に所属する、昂と呼ばれる青年を見つけ出すことで、全てが解決します。
もう、聡明なる読者の皆様からすれば、これから騰が抱える課題にとっての最適解が何なのかお判りでしょう。
圧倒的な雄度、、つまりは超濃厚の男性ホルモンを放出する“昂クン”をもってすれば、南陽の女の全てを“メス”に変えることが可能です。
この予想であれば、騰と羌瘣の今回の基本方針である“戦わなければいい”に則っていることとも符合しますし…、
究極のデカチンキャラであることに間違いがない昂クンを、何故、今まで神（作者）様が頑ななまでに秘匿されておられたのかという疑問と事実とも見事に一致します。
次週予測。
上記の洛亜完・ヨコヨコ・博王谷らの『ダメだこりゃ。』の後…、
騰が飛信隊から昂クンを見つけ出す場面から秦軍のターンが始まります。
そして、全裸になったフルパワー昂クンが、南陽の大通りを闊歩し男性ホルモンを散布。
南陽の若年女性全員が、昂クン個人の雌犬と化して、見事なチン撫（鎮撫）を得ます。
実は、秦軍は武力だけでなく。
恐るべき“撫力“までもを手に入れていることに早く気付くべきです。
最早、合体など無くとも、見た目のデカさと男性ホルモンだけで、その場にいるだけで女を支配できる昂クン。
これは今後、新鄭の本戦で、魏の援軍として到着するであろうガイモウなど、既に足元にも及びません。
彼が登場した魏火龍編でも、ガイモウは戦場に女を連れてきていましたが、昂クンフェロモンによって、ガイモウの下から女が寝返り、魏火龍ガイモウの男性としてのプライドはズタズタに、完全に引き裂かれてしまうでしょう。
その結果、あと数話でガイモウが昂クンの足下にひれ伏す姿が描かれることも絶対に間違いありません。
断言します。
こうして、ガイモウが昂クンの下に着き。ガイモウ軍師の荀早もまた麾下に参入。
その昂クンの部隊長である尾平は、こうして参入したガイモウ＆荀早の武力と戦術で将軍に昇格するであろうことも予想かのうです。
ガイモウ『昂のアニキィ～～ｗ』
昂クン『っつせーな。次も頑張ったら、お前にもまた女抱かせてやるよｗ』