( THE・キーマンの昂特級百将 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第813話)
洛亜完の名乗りはかっこよかった!
呉鳳明が何気に、『韓の洛亜完の実力は未知数だ。』とか言っていましたが、確かに、彼の戦歴、経歴は非常に気になるトコロ。。
見た目は若そうですが、キングダムに関して言えば、春申君を始めとして、見た目で年齢を把握するのは、ほぼ不可能なので、どの時代の軍歴から、彼が実戦経験を積んで来たのかも分析することすらできませんね、、。
秦軍の軍容は、ある程度は本作で開示されているものの、うーん、確かに韓軍側の戦力を分析するのは確かに難しいです。
幾つか言えるのは、やはり侵略を受けて守る側になった韓軍の方が士気が高くなりがちというトコロと、ヨコヨコとその軍が隠し玉扱になる点、そして、原則、英呈平原で秦軍を撃退することが作戦の第一段階で、次善策として、魏・趙からの援軍を頼みとしている点。。
うん??
英呈平原を抜かれてから、やってくる援軍って、、それ、どう考えても、最早、韓にとって手遅れじゃないか??(汗)
いや、もしかして、其れを見越しての、韓軍の粘りが要求されているのではないか??
洛亜完はヨコヨコを…、
そして、先週予想した通り、李信は昂クンを如何に使いこなすのかが、両軍の趨勢をキメる鍵になること間違い無いでしょう。
この両雄の激突は、この後、魏のガイモウ将軍の進退にも影響を及ぼし、7大列国の中でも秦・韓・魏の、実に3国を代表する下ネタ戦士が昂クンの旗徴の下に結集する事へ繋がってくるかもしれないからです。
この辺りが予想のとっかかりとなりそうな気がします。
ではでは、今回もキングダム予想を進めて行きます。
キングダムネタバレ-韓軍の練度、実力や実態
韓軍余裕の勝利を信じている、魏の月宰相や、韓の張宰相には、まるで水を差すようで申し訳ないのですが…、
実際問題、韓の兵士がこれまでどの程度の練兵を進めて来てて、秦軍の軍容や、攻撃方法について、情報部を始め軍の将軍の理解。
それを受けての対応戦法等、彼らが秦軍の迎撃作戦を、これまで正確に練って来ていたとは正直考えにくいです。
そもそも、秦は、一時期を除いて、その攻撃目標を、主に魏・趙に置いてきましたからね。。
つまりは、云うて韓の自信、ここ近年は合従軍編を除いて、これまで攻防の両面に置いて、積極的に秦と戦闘を重ねてきた経歴が、それ程無いわけです。
秦以外の列国との戦闘についても、それほど情報が蓄積している等も、描かれていませんので、練兵はしていても、実戦闘からフィードバックの低さで、実は、カナリ秦軍から遅れを取るのではないでしょうか
また、兵種構成についても見てみましょう。。
英呈平原戦に、主軍、増援含めて総数19万人の動員が叶った様子も描かれてきましたが、この点、やはり気になるのは、全軍19万の内、どの程度の騎馬軍が配置されているかです。
この辺りの、兵種配分の話は、軍の優劣を語るにおいて、非常に重要なのですが、多分、神(作者)様的にはテキトーに思っているでしょう。
逆に、魏国の様に、平原国というトコロで、戦車隊が打撃力のメインを担う形で登場するかもしれません。
ココで、ヨコヨコが特別戦隊の指揮官で出てくると考えるのはどうでしょう?
また、次に平原戦という点がポイントになってくるのですが、それこそ、味方との乱戦になれば、韓軍とて、簡単に自軍を巻き込む毒兵器も使いににくいことが考えられます。
なので、韓が毒を戦闘力として活用するのであれば、味方を巻き込まない遠距離攻撃として、結局、弓矢や弩、投擲武器などを併用した攻撃手段としてしか使用できない事が分かります。
もしかしたら、毒兵器は毒兵器として利用するとして、ここで何か、魏軍と同様の新兵器を使ったハード戦術による戦闘を仕掛けてくることが予想できます。
これなら、実戦のフィードバックの無さをカバーできる可能性も高いので。
キングダムネタバレ-士気の維持が難しい韓軍
さて、次に韓軍の今現在での強みでもあり、今後、弱点になっていきそうなのが、士気についてです。
開戦直前の洛亜完の檄で、士気が上がったのは、まあ当然としましょう。
しかし、問題は、その士気の高さ、表面上のものであるか、ココからの経戦推移に置いて、維持できるタイプの本物の士気で在るかは別問題です。
何故ならば、、。
南陽撤退宣言が下される直前、韓は、今まで大半の城を、国力、戦力温存のために、他国が国境線に押し寄せる度に、見捨てて来た様な国であることを忘れてはいけません。
いわば、国として小競り合い程度の戦闘から、城を明け渡すレベルの規模の紛争まで、今まで戦闘回避に努めて来た、悪いく言えば負け癖が付いてしまっている、彼ら韓軍が、実際の戦闘に耐えられる水準の士気を本当に維持できるのと問われれば、僕は甚だ疑問に感じます。
其れこそ、南陽の実態について、剛京さんや、騰からの報告を受ける事が出来た、秦本国からして見れば、『秦と戦争が始まっても、手を抜いて戦って、早めに降参したら、地位も家族も無事で見逃してくれるってよww むしろ、今までムカついた韓の貴族や大臣も、秦の法律で裁いてくれるらしいぜ!!』とばかりに、、。
沢山のインフォーマーを仕込んで、韓軍の士気を最初からガタガタに出来たでしょうに。。
或いは、『秦軍が占領した南陽、剛京って長官の指導のお陰でめちゃクチャ優良店が増えてるらしいゼ!』でも構いません。
韓軍の全員が、何か戦闘中にモゾモゾし出して、大半が脱走するでしょう。
また、そして…。
韓軍の士気という事に関して言えば、英呈平原の戦闘の間だけ、維持できればいいという話だけでは済まないのが、洛亜完将軍にとって難しいトコロなのが分かります。。
この点は、魏軍・趙軍との援軍誘致作戦と連動するので、次の項目で纏めます。
キングダムネタバレ-深縦戦術が取りにくい平原戦
今回の韓軍の戦闘。。
一応、その本命は、単軍での英呈平原での秦軍撃退なのは、現時点で明白なのですが、何より洛亜完将軍がキツイのは、張宰相がアホ過ぎて、最初から英呈平原の洛亜完軍に合流する為に、魏軍と趙軍の援軍が来るように調整できなかった点、コレに尽きるんですよ。
秦軍がワザワザ南陽掌握に対して、半年以上もリードタイムを設けてくれたのに、これは愚かすぎる決断です。
李牧も呉鳳明も、アホアホウンコ丸出しで、洛亜完将軍が負けて、新鄭が包囲されそうになってから援軍出すとか、それ、どう見ても完全に手遅れでしょう。
ただでさえ極めて大きな大遠征軍になるのに、それどころか、彼らは具体的な軍団運動の計画について、何も考えを持ち合わせておりません。
単に、洛紫の玉鳳、黄都の楽華の無力化と考えているのか? それに対して、どの程度、時間がかかるのか?
又は、陽動、迂回ルート構築等、取り組まなければならない施策はめちゃクチャあるのに、李牧さんに至っては、張宰相の言葉を鵜呑みにして、一番ポンコツな部下である、舜水樹に全て任せきりにしてしまっております。。
そもそも新鄭間際にまで迫られた、韓が、どうやって、趙の為に、渡河用の輸送船団を手配するのか??
既に、韓の交通中枢である南陽を、秦軍に確保されているのに、どうやって渡河後の趙軍が無補給のまま、新鄭に移動するのか??
本当にいいんですか?張宰相。
こんなの、趙の分の行軍リソースまで、相当に準備しておかなくては、最悪、行軍で物資の不足を生じた、趙軍に韓の城郭や村邑が荒らされまくっても仕方がありませんよ??
つまり―、
此の事が、どういう意味を示すかと言えば。。。
洛亜完将軍としては、必ずしも、今抱えている19万兵力の全てを、英呈平原戦で使い切ることが、どうしてもできないという事を意味します。
何故ならば、仮に英呈平原戦での、韓軍劣勢が、明確になってしまえば、そのまま玉砕することも出来ないからです。
洛亜完将軍としては、その後の、魏軍と趙軍の援軍が王都圏に来るまでの間、残った、本軍で、新鄭王都圏の防衛を果さなくてはならないからです。
秦軍の対する劣勢を見極めた洛亜完将軍が、どれだけ、上手く英呈平原戦から本軍を撤退させたとしても、本軍後退の時間稼ぎに出た、友軍はまず間違いなく、全滅しますし、こうなれば、前項で書いた通り、韓の兵にとって鑑みれば、“士気”どころではありません。
『率先して秦軍に服軍した方が、自分や自分の家族は助かるのではないか??』
こうした考えを抱く者が、指揮官含めて、間違いなく韓軍側に現れる事でしょう。
また、軍団構成割合に置いて、非常に大きな割合で、騎馬軍を有する秦軍からは、大半の歩兵が逃れられず、背中を討たれることも間違いありません。
また仮に―、
逆の話として、洛亜完将軍が英呈平原戦に全てを賭けて、後退時のリソース配分無視に、全兵力を会戦に投入しきるのも、リスクが大きすぎます。
ここで兵力と指揮官を使い果たして、新鄭まで、秦軍が素通りするも同然の状況を作ってしまうと、絶対に、趙も魏も、援軍が間に合わなくなってしまうからです。
一応は、相当数の新鄭城の守兵がいるようですが、それでも無駄です。
南陽の実態が知れた事と、及び、張宰相が条世さんを投獄した事で、新鄭首脳の間でも、今度は、意思決定について、抗戦派と降伏派に分かれた状態で、防衛せねばならない状態となり、一致団結して戦うことなど出来ません。。
英呈平原戦が不利に傾けば、どっちに転んでも、新鄭が落ちる顛末にしかならない洛亜完軍。
そいう考えると、結局のところ、洛亜完将軍は、一切、撤退を考えずに、残りの全軍リソースを、この英呈平原戦に注いで、秦軍を撃退するしか方法が無いように思えてきます。
キングダムネタバレ-実際の作戦展開をシュミレート
この点から、洛亜完将軍が、どのように戦闘を構築していく覚悟を決めているのか?
ある程度の範囲で、戦線構築の予想を立てることができるとかと思われます。
先ず―、
洛亜完将軍は、秦将騰を討つには至らずとも、撃退にまで持ち込めば、それで戦争目的を果たすことが出来るワケです。
(※それだったら、猶更、会戦方式でなくて、有利地形や支援を受けつつ戦える拠点防衛に徹すれば良かったものの。。)
なので、開戦から終始、自軍の主軸が大きく削られないように防衛しつつ、秦軍側に決定打を出させないように、相手側の特記戦力である、録嗚未軍や飛信隊の打撃力を封じる為の施策が必要になってきます。
こと、突破力に秀でたこの両軍を、地形リソースを用いずして防ぐことは、韓軍にとっても極めて困難なコトですが、上述のとおり、遠距離兵器+毒兵器の運用を中心に、遠巻きに録嗚未軍と飛信隊を牽制して…、
秦軍側の弱点である、練兵期間の短い歩兵を中心に狙って、平原戦でこそ使える“戦車”等のハードリソースを駆使して、少ない兵力でも、効率的に、秦軍の損耗を誘い、尚且つ、飛信隊らの主戦力に全力を出させない戦闘を粘り強く演出することが可能になるモノと予想します。
この場合、韓軍は野戦が得意なのは博王谷という話であったので…、
遠距離兵器+毒兵器の運用⇒ヨコヨコ
戦車戦闘展開⇒博王谷+元南陽軍
という、役割分担構成で在れば、洛亜完将軍も、運用、指揮系統維持の維持も効率的になるかもしれません。
つまり、洛亜完将軍は、ヨコヨコ&遠距離毒兵器部隊で、遠巻きに騎馬軍を中心とする飛信隊ら主攻部隊を牽制して、防御に徹して…、
飛信隊始め騎馬部隊よりも、どうしても練度の劣る秦軍歩兵を、野戦が得意と称する博王谷軍で削るのを基本戦略にするといった形です。
博王谷としては、ここで他の、干央軍や隆国軍が相手になっても、彼らとその有力指揮官の部隊は一切狙わないで、低練度の部隊だけに狙いを絞って、損耗を積み重ねる事に集中して、戦闘を進めるべきでしょう。
韓軍の歩兵も、敵の強部隊については一切をスルーして、博王谷軍が荒らした後の、低練度歩兵団だけを狙い続けて、局地的勝利を重ねれば士気は維持できます。。
録嗚未軍・飛信隊相手に、膠着状態を作って、博王谷軍で秦軍歩兵だけを狙って、損耗を重ねる。。
駄菓子菓子(だがしかし)―!
一見、これで洛亜完将軍の勝利が見えて来ると思われし、その時…、
李信&河了貂の一手が、盤面を大きく揺らします。
河了貂『よし!敵の指揮官を補足したぞ!アノ、大きなチンポの仮面を被った大男(ヨコヨコ)だ!!奴の遠距離攻撃と毒兵器利用を封じたら、俺達も本気で突撃に移れる!!』
李信『ど、どうすんだよ!?』
河了貂『アイツらがいるだろう。弓矢兄弟!! 仁!淡!!アノ、大きなチンポの仮面を被った大男(ヨコヨコ)が率いる、毒矢大隊の各隊長、投擲兵器の射手を悉く打ち抜いてくれ!』
蒼仁&蒼淡『分かったよ。オイラ達に任せて!』
河了貂『そして…、昂特別特級百人隊長は居るか!?アノ、大きなチンポの仮面を被った大男(ヨコヨコ)、きっと、あの被り物からして、相当の雄度を誇る韓の国最強の精力勇者に違いない! ヤツの自信を粉砕して無力化できるのは、昂しかいない。 全て頼んだよ!! 』
昂クン『分かったよ。オイラに任せて。』
そしてどうなったか?
弓矢兄弟の活躍で、韓の遠距離攻撃が半減。
敵の毒矢の雨が減ったその瞬間、田永の最速騎馬機動のサポートで、一気に、ヨコヨコを射程圏内に収めた昂クン。
勿論、その間、楚水さんや我呂、崇原に田有らの飛信隊の猛者たちが、昂クンをヨコヨコの下に駆け付ける事が出来るよう、血路を開きます。
我呂『ぐあ!行け昂。もうお前しか居ねえ!!』
楚水『ぬゥ!昂殿、この進入路も長くは持ちませぬ、お急ぎを!!』
昂クンの接近に気が付いたヨコヨコ。
互いに初見の相手ながらも、クロスカウンター様による、クイックドロー勝負になると察した、両雄、一体、どちらの豪放が先に火を放つか?
勝負は一瞬で決まります。。。
運命の瞬間…、
飛信隊の皆の心が、一つになります!!
李信『頼む、昂!』
尾平『城戸村の漢の意地を見せてくれ!』
慶さん『昂が行けば絶対に勝てるよ!!』
田有『皆、あと少しだ、昂に敵の指一本触れさせるな!』
竜有『フッ、俺の精力アップ料理の威力を見せてやれ!!』
河了貂『イけーーー!』
干斗『みんな負けるなよ。昂クン先輩が勝負を決めてくれる。それまでの辛抱だ!』
士桃『えええ??初めて見た。デカすぎて怖ッ!』
博王谷『クッ!なんなんだ、コイツ等のしぶとさは?何故、これだけの攻撃を受けて部隊が損壊しない? もしや—、奴らの狙いはヨコヨコ殿…? はッ!?』
崇原『フッ、気づくのが遅かったようだな。』
羌礼『昂、イクで??』
突然、田永の陰から現れる羌礼。
昂クン『おう!!』
シコシコシコシコシコシコシコシコ!!
ヨコヨコ『な、なにーーーーーーーー!?』
ボヒュウ!!
ヨコヨコ『うわーーーーーーーー!』
バキィ!!
負荷に耐えきれず、後ろ脚が解放骨折して吹き飛ばされるヨコヨコの乗騎。
先の発射されたハズのヨコヨコのブツさえ飲み込んで、それはまさしく白い巨大な龍と見紛うほどの凄まじいエネルギーの奔流の如く、ヨコヨコとその騎馬さえ、濁流の中に沈める昂クン。
韓兵A『うわーーー!ヨコヨコ様がシコシコ勝負に負けたーー!』
韓兵B『うわーーー!もうお終いだーーーーー!!』
人類最強の雌である蚩尤さえ犯し、女を抱くことにかけては、他の追随を許さないのは当然の事。
こと、シコシコ遊びに於いて韓の虎であるヨコヨコを圧倒的奔流で仕留めてしまう、新武神の昂クンの伝説が、いま始まりました。
韓軍伝令『洛亜完様! ヨコヨコ様が戦闘不能です!!』
洛亜完『な…、何ィ!? マズい、このままでは均衡が崩れる! 今すぐ撤退だーーー!! 悪いのは全部張宰相だーーーーー!!!』
- キングダムネタバレ最新816話 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。