(シュンメン 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第565話から)
シュンメン復活おめでとう。
そして壁さん目線から離れるだけで、
ここまで作品のメリハリが復活するとは。
バジオウと二人掛かりでゴバをボコボコのにする発想は良かった、
そして、楊端和がゴバの退路まで読んでいるのも良かった。
しかし、遼陽の城壁を目前にしていながら、
自分が狩られる側になるリスクまで予想してはいなかった?
攻囲の対処には予備軍の動き次第、
「フッ、間に合わねえよ」じゃねえよシュンメン!
バジオウの奮戦以上に今はシュンメンの動きが最大のカギを握っている。
この場合は、シュンメン隊でロゾ軍の側背を穿てるか?
ランカイ連れてきてたらいいのに…。
キングダムネタバレ第565話 前線にて 考察
復活のシュンメンおめでとう。
退院のシュンメンおめでとう。
目を書いてもらえて、今までよりもカッコよくなって再登場でおめでとう。
とにかく生きていてよかった。
本当におめでとう!!
“SYUN-MEN”
そして、
今回で舜水樹もロゾも出てきたなら、
思ったより早く、遼陽戦に決着がつくかも?(笑)
キングダムネタバレ-バジオウ無双はもう少し先。
壁さんの泥仕合が終わって、ゴバとバジオウの率いる中央戦場。
この戦運びとテンポ、
そもそもが全く“役者“の放つチカラが違います。
以前から犬戎というキャラの練り込みが浅いことは指摘している通りですが、
バジオウやシュンメンに引き上げられて、今回では指揮系統の描写等を表現して、いい緊張感で戦っています。
ブネン軍の勝報と、トアク軍の敗報を耳にするゴバ。
どちらの報にも表情一つ変えずに、
敗報をもたらしたトアク軍に側に、持場を堅守せよとの指示を出しました。
この点は、指揮官としての冷静さ、いわゆるキレを見せる側面を見せてくれました。
もちろんそれには、
バジオウが先頭に立ってゴバに向かって肉迫しつつある、緊張感がそうさせるのが理由でもあります。
ここで、前線で指揮をとる犬戎の部隊長であるチダ様。
バジオウ軍の急接近に矢次早に指示を発令。
テオ鬼団って、もう名前だけだろ…。
そんな小部隊がキングダムにはいくつ出てきては消えたでしょう。(笑)
「ココを抜かれては、バジオウの刃がゴバ様に…」
とか言っていますが、チダさん、大丈夫です。
安心してください。
ゴバ様はまだ少し、神(作者)に守られていますからそんなに早く死にません。
キングダムネタバレ-シュンメンの活躍と失敗?
そして、
多くのキングダムファンが、
あの男の復活に歓喜したことでしょう。
シュンメンの復活がココです。
颯爽と活躍
あれ?その馬どこ走っているの?(笑)
と、脳裏に思い浮かぶツッコミを噛みしめつつ、チダさんの首を犬戎族の装飾ごとスッパリです。
これには爽快でしたね。
しかも、刀を振りぬき様のシュンメンの背中には、
以前、キングダム49巻で犬戎騎馬兵に背中をバッサリ斬りつけられたにも関わらず、(どう見ても重傷レベルの傷だったモノが)肌には一切の傷跡すら残っていない状況で、驚異的な回復を見せています。
どんな重傷でも、
ここぞというときには脅威の自己修復補正を発揮。
これが、
久しぶりに見ることができたキングダムクオリティです!!(笑)
今回、壁さんの重傷シーンがなかった代わりにでしょうか。
まあ、今さら壁さんのコトはいいでしょう。
そして、気になったのは、
ゴバもブネンも、
そして、シュンメンに首をとばされチダさんがつけていた、
肩や首周りに犬戎が装着している上向きに生えている牙みたいな飾り、
防御としてもあまり役にたってないのに笑いました。
いや?でも、ゴバやロゾみたいに犬戎のなかでも身分が高い奴は、たくさんつけているので、多少は役に立つのかもしれませんね。
何気に、もう既にミス発生?
「バジオウによそ見してんじゃねえよ、死王軍内で最も足が速いのはコノ鳥牙族だ、覚えとけ。」というセリフ、
すごくカッコいいと思ったのですが、
これにが非常に残念です。(笑)
後述されますがシュンメン達、鳥牙族のメンツは、
ゴバの退却に備えて連中の退路断絶に向かっていたワケですよね?
しかし、キングダム565話後半で、
シュンメン達よりも後方に陣取っていたであろうハズの、楊端和本軍に追い抜かれ、
しかも、
自分たちの役目であるゴバの退路の断絶に先んじられています。
『何が軍内最速だ!?』という激しいツッコミを覚えずにはいられませんでした。(笑)
(まあ見たところ、楊端和本軍はシュンメン達よりも、敵のいない側面を大外から一気に抜ていった様子でもあるので、仕方がないとは思いますが。)
しかも、シュンメン達がゴバ軍を包囲するでなく、
楊端和がゴバを包囲したもんだから、一気にロゾが出てきてピンチになっとるじゃないか!?(笑)
後述しますが、
もしも、
シュンメン達が楊端和よりも先にゴバの背後に回っていれば、
そこから、舜水樹とロゾが包囲に出てきても、
後からからくる楊端和がロゾ達を逆包囲することが可能でした。
そうなればキングダム566話は、
超ボーナスステージに早変わりするところでした。
シュンメンの魅力
たまにシュンメンは、
バジオウやランカイなどの超人に挟まれ日和った態度を見せたり。
合従軍編でも楊端和の采配に無茶ブリを感じて「マジかよ💦」と言った辟易した瞬間が二回もあったりと、
自分もチートな山の民の一員でありながらも、
時折、一般人に近い目線で砕けた雰囲気を見せつけてくれる“イイキャラ”でもあります。(笑)
さすが、ここでも安定のシュンメン。
再登場して、活躍もドジも一気に見せてくれると思いました。(笑)
さて、
そんなシュンメンだけでなく、
騎馬隊を中心にバジオウ、
歩兵を中心にタジフと、軍全体が押し上げを進めます。
日が落ちてきているコトを計算に入れると、
ここで、シュンメン達がゴバの退路を断てば十分勝機があるコトを掴んでいました。
また、この時点でシュンメンが小さなコマで、既に楊端和が動き出しているコトに気が付きますね。
だったら、余計に早く動けと言いたくなりますが、
もう一歩踏み込んで考察してみると、
シュンメンとしては、積極的に応戦していたゴバの撤退が、
単に夕暮れ時という刻限によるものではなく、
舜水樹との連携による誘因であったことまで想定するのは、流石に難しかったことでしょう。
見計らった素振りを見せ、
本陣退却の指示を出すゴバ。
戦力差と残っている時間をみて、迎撃を続けるべきと主張する脇役犬戎もいますが、
「バジオウ如きいつでも討てる」と言い。
その反面、そのバジオウを遠ざけるために、殿の壁を厚くするための指示も忘れません。
ハッキリ言って壁さんだけでなく、
ブネンと比べても中央軍では犬戎の作戦らしさや、
戦術の練り込みが上がっているのには驚きです。
なんだこの違いは!?(笑)
予想以上に速いタイミングで後退を始めるゴバ軍に驚く鳥牙族の戦士たちですが、
すでに楊端和の挙動を察知していたシュンメンは落ち着いています。
そして、
ここでシュンメンの鋭い眼光が初めて描きだされたシーンでは一気に引き込まれましたね。
「目を大きく力強くかけ!」
原先生の師匠筋であるスラムダンク、バカボンドの作者、井上雄彦先生の有名な指導を思い出すシーンでした。
そして、
見開きで、楊端和が見事にゴバの退路を断ちます。
まあ、本来ならシュンメンたちの役割だったわけですが、
コレだけ派手な印象を与えられるなら、楊端和の出番が優先されるのはアリでしょう。
たとえこの後、
包囲によるピンチが控えていてもです。
「さすがタンワ様だ!」
「俺らも乱入してゴバを狙うぞ。」と、
士気を高める仲間に対し、
シュンメン「フっ、間に合わねえよ、俺らがつく頃にはゴバは首になっている。」と、
ここまでは余裕を見せるシュンメン。
しかし、
今回は戦術、というか指揮のタイミングという点で、
明らかに舜水樹のほうが一枚上手でした。
舜水樹曰く、彼は楊端和が最前線に出て来るのを待っていた。
その見事な包囲は、
シュンメン達から見ても完全にゴバ軍と城から出てきた新手に挟まれた状況を作出しています。
しかも、城から出てきた新手の軍は、
犬戎王ロゾの本軍。
キングダムネタバレ第565話 前線にて 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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