(亜光 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第557話から)
前回から二週間ぶりにキングダムがよめる。
キングダムネタバレ ヤンジャン二週間ぶりに解禁
5/10発売ヤングジャンプ22号
前回のヤングジャンプ合併号からキングダム557話が解禁です。
飛信隊と玉鳳隊
1ページ目から岳嬰軍が勢いありますね。
しかしですよ?
岳嬰、
尾平だから岳嬰軍のこと大げさにビビッてくれているだけ、のハズだぞ💦
この際だから言っておく岳嬰。
キミの兜の角、どう見ても戦闘の邪魔だと思う。
あと肩パットもだよね。しかも二重に広がってるから、ガンダムF91でも意識してんのかな?って気になります。
しかもこの派手な肩パット、岳嬰だけじゃなく、
岳嬰軍の騎馬隊ほとんどが装備してる。
王騎将軍の肩パットも尖った肩パットだったけど辞めとけ、
そういう尖った肩パットは一般人には使いこなせないから。
さて、
「黒羊戦の四日目を思い出せ」
「慶舎様の弔い合戦だっ」と
飛信隊の憎しみを糧に前進を続ける岳嬰軍ですが、
ある程度は、信も河了貂もが岳嬰軍の自分たちに対するモチベーションの高さは予想していたハズです。
ただ残念なのは、その岳嬰軍の勢いが河了貂の予想を上回っていました。
あれ?苦戦は尾平の隊だけじゃなかったの?
ほかの前線も押されています。
ここは飛信隊も読者もこらえドコロでしょう。
「もういい、俺が出る!」
と言う信に対し、直下部隊の損耗に配慮し出撃を制止し、出るべきタイミングを見計らいます。
そして同時に尾平からの援軍要請はあっさりスルーします。(笑)
さて、そんな飛信隊を囮にする作戦からスタートした9日目ですが、
主攻撃を控える玉鳳隊のメンツも出撃待機しています。
小高い丘から戦局を見る、王賁、番陽、関常、松琢、
あれ?宮康は?そういえばキングダム第525話で馬南慈と一戦交えたあとから宮康が見当たりません、死んだ感じはしなかったですがコンビの松琢だけだと寂しい気がしますね。
岳嬰軍の奮戦ぶりをみて番陽、松琢は驚いてますが、王賁から見れば予想通りの展開。
王賁「出るぞ玉鳳、引き出された岳嬰の首を取る!」と出陣。
その様子を見取った河了貂も信と飛ヒョウの主力部隊の出撃を掛けます。
信「岳嬰の首は俺が取る!」と、
キングダムネタバレ亜光軍の戦い
確かにキングダム第556話でも、
亜光の横陣、兵隊がワザと抜けているところがあるな?とは思いました。
李牧から見たら強みと弱みとは表裏一体だったという事でしょうか。
亜光軍の防御のネタ
先週から引き続き、亜光は岳嬰軍を除く敵三軍を弾き続けています。
趙兵が亜光の防陣の一枚目を抜いても、亜光軍の小隊長同士の僅かなアイコンタクトで小隊同士の連動し、侵入した趙兵を弾きます。
前線の趙兵曰く、
「なぜか中に入れば入るほど守りが岩のように固くなるんだ!」とのことですが、
遠目に俯瞰出来るハズの趙我龍の目にも、亜光軍の防衛術の仕組みが分かりません。
キングダム第554話で語られた壁さんのような、基本戦術による陣の高速修復でもないようです。
確かに遠目に亜光軍の横陣を見ると、部分的に兵隊がいない部分があるので趙我龍の言うように「岩のように固めた防陣には見えぬ」いった表現は確かですね。
「一体どういうカラクリで守っている亜光?」と趙軍左翼の頭脳である趙我龍でも、単純突撃を繰り返して亜光軍の仕組み手探りで探るしかない様子です。
さて、そんな様子で自信満々に三軍を迎え撃つ亜光ですが
「王箭様より授かったこの防陣、貴様らごときに破られるわけがない」と言い切ってしまうことで、自分の見せ場の終了を迎えてしまいます。
前々回のキングダムネタバレ556でも考察しましたが、やはり王箭軍って自信家が多いと思います。
亜光の場合はその自信にふさわしい実力を持った武将なのですが、李牧クラスの策士から見れば攻略の切り口にもなるでしょう。
そしてここから、
馬南慈の「でわ。」という語り口から、
三週間も持ちこされた、亜光軍の弱点が何かについて李牧の解が提示されはじめました。
ちなみにこの瞬間、
亜光だけでなく味方である趙我龍も、簡単に亜光軍の防御陣を打ち破って進む馬南慈の姿を見て軽くフリーズ、
「え?俺が考えて分からなかったカラクリがなんであんな奴に!?」と言う感じのショックを受けてそうな顔をしています。
まず、馬南慈はそれを口で説明する前に、亜光軍の防衛陣に向かって突撃し、
それまでの趙兵がはじき返されてきた防衛陣の奥深くへスルスルと進んでいくことで、亜光軍の弱点を敵味方共に見せつけました。
李牧とカイネの解説タイム
さて、ここで具体的な解説は遠くで中央軍に入るハズの李牧とカイネから語られます。
曰く—、
カイネ「隊種が二種あると?」
李牧「そうです、固い殻に徹する小隊と、それを自在に繋ぎ合わせる関節の隊の二種から成り立っています。」
「外殻を破った侵入者に対して隊形を的確に変化させてきます。」
「役割分担を明確にしている分だけとにかく対応が早い。」
そして、
その防御陣に馬南慈がうまく侵入を進めることが出来たのは、その関節の部隊だけを狙っているからであると李牧から語られます。
しかし何気に、
キングダムでも純粋に戦術絡みの正攻法で戦局の転換が描かれたのも久々です。
やはり李牧は王騎将軍を仕留めたような伏兵術であったり、地平からでも指揮できる流体導術などを見ても分かる通り、
実際の現場レベルでの戦場駆引きになるとカナリの強みを発揮する武将だと再認識しました。
武将としての強みにどういった特徴があるかを抑えるのは、キングダムのネタバレ予想を進めるうえでは欠かすことのできない観点です。
しかしそれはそうと、
それにしても、まだ李牧は王箭と直接戦闘を交わしたワケでもないのに何故分かったのか?
山陽戦で王箭を知ってから地道に情報収集でもしていたのか?うん、分からん。
キングダムネタバレ亜光の粘り
しかし亜光もただ見ているわけではありません。
新たな防御陣である「冊」の指示を発し馬南慈を止めに掛かります。
それを見た李牧は、王箭軍の戦術だけに、まだいくつか戦術が秘められていることを予想します。
しかしそれを待つほど趙軍はお人よしではない。と言わんばかりに、
防御陣の変化を「揺らぎ」と見た尭雲がいち早く突入します。
尭雲という本能型の武将からして、防御陣の変化という隙を見逃すわけがありません。満を持しての突入であったコトでしょう。
キングダム558話へ、ここからの攻防
確かに亜光軍突破の手法を見出した趙軍左翼ですが、両軍とも攻防が本格化するのはここからです。
正直、キングダム555話と556話で煽られたように、
現状、亜光が討ち死にするか否かといったレベルまで秦軍が深刻なダメージを負ってしまったわけではありません。
亜光の対応にそれに追従する虞寧や亜花錦などの活躍も見たいトコロではあります。
岳嬰を狙った飛信隊と玉鳳隊は一応狙い通り作戦が進行しており、
まだまだ秦軍右翼の戦局は流動的です。
亜光の立場になって考えれば判断力と経験力を総動員して被害の拡大を押さえたいトコロであり大将としての真価が問われる局面でしょう。
ただ正直、尭雲や趙我龍から見れば一気に攻め手が増えたように見えることは必至でもあり、
またその反面で、
中央軍を指揮するハズの李牧が片翼の戦場に釘付けになって戦局に集中しきっているのが王箭の狙い通りに見えてなりません。
つまり、歴史通りに王箭が閼与を先に陥落させるといっても、
まだまだ結果までの行間が埋まっていない以上、キングダムのネタバレ予想を進めるにしても、戦局が二転三転していくのが容易に想像できます。
そう考えればキングダム、いまや敵も味方も王箭の為の生贄と言ってもいいでしょう。
キングダムネタバレ5/10考察557話 考察 — 以上
次はコチラの記事⇒【キングダムネタバレ558予想 李牧を徹底的に分析】
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