もうこの際、壁さんが覚醒するとかしないとか・・・、
もはやそんなことは後回し!
伏線だよ、絶対キーマンだよこの人!!
キングダムネタバレ最新第553話本バレの感想と考察 100パーキーマンだろ!何故かエンポ爺だけ服着ている。
(引用画像: 原泰久先生 作 キングダム)
4/8日 ヤングジャンプ。
休載が明けてからのキングダムを楽しみにしていらした方も大勢いた事でしょう。
とはいえ、本誌ではまだまだ作戦ターン。
実際に戦闘が始まるのは来週に持ち越してしまいましたね。
なんやかんやで、楊端和の判断により、主攻三軍の一角は壁将軍い交代。
今週一コマ目でも楊端和の後ろでバジオウが少し驚いていますね。(笑)
ただ、もちろんのコトとして、壁さん率いる秦軍のみで主攻を張るわけではありませんでした。
楊端和の判断にも関わらず、メラ族のキタリちゃん。
「ふざけんなー!!」と天幕の中で大暴れした様子ですが、そのメラ族の皆さんと一緒になって戦うことになりましたね。
軍議の翌朝、持場に向かう壁。
メラ族の族長であるカタリとキタリが出迎えます。
壁の直下として、彼らメラ族を含む12族の戦士が5千人が壁さんを出迎えます。
カタリが、壁将軍の名を皆に伝えたとはいえ、予想以上の歓声に出迎えを受ける壁さん、正直戸惑いを隠せません。
カタリ「あなた方少々我々を誤解している。」
「我々山の民はあなた方が思っている以上に、あなた方のコトが好きなのだ。」と。
そんな事を言われたが為か、壁さんも少しでも彼らに歩み寄りを示したくなったのでしょうか。
彼ら山の民の言葉で「出陣」を意味する言葉、『ルーディン』
その一言で、彼らの歓声に答えます。
正直、壁さんが主攻の一角・・・。
大丈夫か??と思っていましたが、
そこは予想した通りメラ族が直下軍として主力を担うことで、確実に壁軍としての強みにはなりました。
フィゴ族とバジオウの楊端和直下軍も、ほぼ同時刻に配置に着いたようです。
エンポ爺と猿手族の正体
そして、ここにきてまさかの再登場。
魯延じいさんのようなキャラ臭のある、
猿手族の族長 エンポ爺です。
エンポ爺「何じゃ?この忙しいなか儂に話など。マンタンワよ。」と
先々週に続いてまたコレか・・・。
明らかにこのジジイだけ、楊端和を舐めています。
絶対にセクハラやんけ、よく今まで殺されずにいたな・・・。
とはいえ、わざわざ開戦に先立ち、楊端和から直々に呼び出しが掛かるというのも、ほぼ間違いなく、この先の布石となる一手、あるいは作戦が彼に告げられたことには間違いないでしょう。
楊端和「猿手族に一肌脱いでもらいたい話がある。」
エンポ爺「嫌じゃ」
と、まあ話を聞く前に即答。(笑)
このやり取りを見ても、エンポ爺には楊端和が自分たちに何を求めていのかが、すでに理解できていたのは間違いないでしょう。
この後、楊端和とエンポ爺の間でどんな会話がなされたのかは描かれていません。
ですから僅か、1ページにも満たないシーンですが、この先、遼陽の最終決戦の決め手となるほどの施策がココに込められているのでは??と考えられずにはいられません。
もちろん、自分含め多くの読者の皆様も壁さんや他の持ち場を任された戦士たちの活躍も見逃す手はない一戦なのですが、
この時の楊端和、飛信隊と一緒に列尾城を陥落させたトキの彼女と明らかに様子が異なります。
さらに読み返してみても、幾つか気になる点がありました。
まず、この後、話の進展で、
続々と遼陽城から犬戎の戦士たちが出てくることになり、
コレまで戦ってきた倍近い犬戎族の兵数を相手にしなければならないコトが判明するのですが。そういった状況が分かる前に、エンポ爺に楊端和からコンタクトが図られいます。
次に、このエンポ爺のご本人、
他の山の民の戦士たちとは違い、何故かちゃんと服を着ているんですね。
武器らしき剣も他の山の民と違って鞘にしまっていて、抜き身ではなく、楊端和のように収納しています。
さらにこのエンポ爺、前回552話でただ一人、楊端和に対して、敵軍である犬戎軍の兵数すら分かっていないという状況と、地形と一体化した城の堅さ、兵のその個々の強さを理由に、今回の一期総力戦について正論から慎重を促す発言を堂々出来た人物です。
これらの事だけでも、ある程度は、エンポ爺とかれの率いる猿手族がどんな集団なのか?
明らかに、楊端和傘下の他の部族と色分けされていることが明白です。
楊端和にしても、わざわざ「一肌脱いでほしい」などと、何やらホワイトカラー同士のような、戦士らしくない回りくどい言い方をしているのも気になります。
猿手族・・・。
まあ、猿の手ってことなら、進撃の巨人にでてきたジークみたいに何やら遠距離の投擲兵器などを駆使する部族なのか??などと連想が働きます。
いずれにせよ、直接の肉弾戦が得意な戦士集団であるとは想像できません。
むしろ、なまじ腕力に頼らない部族で、それに代わった独自の強みを持った部族であったため、楊端和自身も一目置いている置いているのは確かでしょう。
これまでにも楊端和軍には、飛馬族や地多族など、名は体を表すような部族も登場してきました。
ただ、エンポ爺に関して見れば、見た目に猿のように手が長いとか、騒がしくてすばしっこい・・・という動物的な特徴の部分は表現されていません。
となると、例えば手の器用さの部分で、兵器を駆使したエンジニアリング集団などというのは案外近いかもしれません。
そうでなければ、情報戦部隊でしょうか??しかしそうであれば、既にここまで壁と楊端和が後手に回されることもなかったように思えてなりません。
となると、残るのは身軽な軽装から暗殺特化部族であるとか、
全く逆で、医療衛生面で活躍している部族なのか??
いずれにせよ、第554話への予想の部分で次週までにシッカリ考察を深めたいと思います。
最前線!舜水樹とロゾのリアクションはほぼ予想通り。(笑)
予想どおり、バジオウの前には長男ゴバが出てきましたね。
壁軍の前には次兄ブネン。
「最も残虐な奴・・・!」と側近も語っていますが、優しい性格の壁さんにとってその点がどう映るか?? 壁さんの采配のポイントになりそうです。
フィゴ王には末弟のトアクと対峙。
というように、
コレでほぼ前線が固まりました。
さて、前述してしまいましたが、ここで犬戎軍の兵士がコレまでの戦闘とは違って倍以上の軍容に膨れ上がっていることが、
最前線の山の民の戦士たちだけでなく、
後方に控えている楊端和の本陣にも分かるほどに配備されています。
まあ、ここは全く驚きませんでしたけれどもね。(笑)
一度壁さんが兵糧を焼かれた直後、ムキになって迎撃されたコトもあったので予想はしていました。
楊端和軍の兵糧が乏しくなってきた段階で短期決戦にならざるを得ない。
そしてそれを、犬戎軍が待ち受けている。
まあそんな程度のコト、
ロゾと舜水樹がすでに特攻を予想していることなんて、こっちも最初から予想していたんだよ!!(笑)
予想したタイミングで舜水樹は、
「猿共の考えるコトなどお見通しだ!」
「迎撃して決めてやる!」とか言ってますが、
楊端和は一周して、それすら見越して既に手を打っているんだよ。
キミたち、
もしかしたらその猿の手に殺されちゃうかもよ??(笑)
キングダムネタバレ最新第553話本バレの感想と考察 — 以上