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キングダムネタバレ第761話 情報戦 考察 狂犬寧公主と李牧の復帰ギャグ

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(姚賈さん:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第761話)



韓非子の別の顔??

コレは恐らく、、

韓非子が、ムッツリスケベだとか、実はもの凄い変態でロリコンなんです…。とか、、

多分、そういう話ではなさそうです。

今回の、話のテーマが“情報戦”ということなので、騰は、韓非子が、法家としての側面で、他国との学者とも関ることから、遊説家、あるいは情報工作員としての危惧をいただいた可能性は十分にあります。

で、カクカイと宝石の品評していらした、姚賈さん。

今回、久しぶりの登場です。

はい?

趙に潜伏するのがお仕事のハズの姚賈さんが、秦が韓と趙をどちらを標的にするとか、そんなの知ってどうするつもりなのでしょうか?

今後、姚賈が訊いてきても、李斯が有能であれば不自然さを感じとって…、

李斯『…其れを貴様が知ってどうする?』

とでも鋭く返して、二重調略を疑う優秀な側面を見せてくれるかもしれません。

情報戦では、何かを詳しく調べる以上に、“余計な情報を漏らさない”という部分は非常に重要になってくるので…、李斯なら、確りカウンターを喰らわせてくれるかもしれません。

で、そうれはそうと楽彰さん??

一体、何方が“情報戦の化物”と仰いましたか??

趙北部というホーム戦であるにも関わらず…、

桓騎の即興作戦で、31万人全員が、宜安へと肥下へと、アッチコッチに踊らされ、挙句、側近やら同僚まで殺されまくって、自分も死にかけていた李牧さんの事ですか??

あのときの李牧さん。

自国の城の配備や友軍の配置始め、掌握済みである手持情報すらスッカリ忘れて、桓騎の印象操作による、ミスリード誘導で、ほぼ死にかけてた訳ですが…、

改めて、振り返れば振り返るほど…、

李牧の情報処理能力が、非常に大したモノであることが、よ~く分かります。

この点、楽彰さんは飛信隊とバトルを繰り広げていたので、それが分からなかったのかもしれません。

楽彰『あれ?上和龍なんか死んでる。』ぐらいにしか、思ってないのでしょうか??

個人的には李牧の情報処理能力よりも、楽彰さんの鈍感力の方に脱帽してしまいます。

 

そして―、

 

流石に、最強三大天である李牧さんです。

寝たきり状態から復活し、紙面に再登場していただいたのは良かったのですが…、

まさか、再登場したその日に、ここまでの復帰ギャグを、お見舞いしてくれるとは思いませんでした。

宜安戦に関して言えば、最早、王翦と昌平君が思い付きで北上し始めただけのバカな姿と、李牧の毒、略して李毒しか覚えてねェよ。

アノ戦い(宜安戦)…、

最早、殆ど情報戦カンケ―なかったやろが。(笑)

ではでは、今週のキングダムも振り返って参りましょう。

キングダムネタバレ-韓非子の別の顔

残念ながら、韓王や李信が繰り広げてくれたであろう、使節団歓迎の宴は見ることができませんでした。

翌日-、

早々に介億使節団は、秦に引き上げるべく出発の準備に取り掛かります。

介億『よし行くぞ。。』

寧公主『お待ちなさい!!』

 

いやいや??イキナリ走って来て、何で命令調なんだよ。(笑)

身分は姫でも、中身はガサツ過ぎる寧公主。

李信も録嗚未も嫌そうな顔しています。

コレには、騰が伺います。

騰『寧公主様、何用でしょうか?』

寧公主曰く、騰と介億に用があるようです。

寧公主『先生をどうぞよろしくお願いいたします。お体の決して強い方ではありませんので、くれぐれもご無理を強いられませんように…、』

うんうん、その気持ちは分かります。

寧公主『先生の身に、もしも万が一のことがありでもしたら、絶対に許しませんので、肝に銘じておいてください。』 

ギロリ!!

騰・録嗚未・李信『……。』

 

はい、これが史実ネタなのは仕方がありませんが、コレで結果的に…、

韓非子の身に、“もしも”が起こる死亡フラグを立ててしまったのは、外ならぬ寧公主自身になってしまいました…。(´;ω;`)ブワッツ(泣)

 

今週、冒頭から読んでて、一番つらかったです。

ヤハリ、この姫は、いろんな意味で“痛い”です。

 

そして―、

こんな寧公主にもヤンワリと対応するを怠らない騰。

決して、韓非子相手に粗相をすることなどあり得ないと申し添えを語ってくれます。

ただ、ココで許されるなら、“質問を二点”と…、

思いがけなく、騰のほうから寧公主に伺いを立てることになります。

一つ目の質問は―、

騰『失礼ですが、韓非子様は韓の朝廷で孤立されていませんでしたか―?』

騰の察するに、この場の見送りの少なさや、昨日の問答の様子をみて、寧公主以外、誰も韓非子の心配をしている様子が見て取れないとのことです。

何気に、読者的には、いままで真逆に、韓王と張宰相に決めれないことを決めてもらうだの、使節団の対応も丸投げにされるなどされていたので…、むしろ、重要人物扱いされているように映っていたのですが…、

騰の、この問いかけで、結局この部分は、史実を踏襲している事に成りました。

この点、寧公主から…、

『致し方無いこと。』と、韓が儒家思想寄りの国であり、法家である韓非子の立場が狭い事が語られます。

 

李信『え?儒家??』

 

コレを受けて騰。

騰『貴方様は大丈夫ですか?』

毎回毎回、最早、存在そのものが失礼極まる寧公主相手に、寧ろ非常に丁寧な気を遣う紳士的対応を示します。

騰が心配するのは、韓非子の弟子ある寧公主が、韓非子が去った韓で一人になることを察しての事です。

騰『あなた様お一人になられるのではないかと…。』

しかし、ここも流石に寧公主です。

寧公主『あなたに心配される筋合いはありません!大丈夫です!! あと一つの質問はなんですか!?』

…、

オイオイオイ…?

なんでそこ喧嘩腰やねん。(汗)

普通なら、『お気遣い感謝します、しかし、大丈夫です。』ぐらいに留めておいたいいモノを…、この人、本当にお姫様なのでしょうか?

韓王様、一体どういう教育をなさってきたのですか??

コレって、気を遣ってくれている相手まで、完全てが敵に見えている状態じゃないですか?

14歳の思春期みたいなリアクションになっています。

全然、大丈夫じゃねーよ。

そりゃ、騰が心配するもの当然ですよ。

落ち着き無さすぎですよ、寧公主。

で―、

この寧公主の興奮ぶりは、最後まで続きます。

もう一つの、質問として…、

騰『韓非子様は法家の他に、何か別の顔をお持ちですか?』

寧公主『え? どういう意味ですか?』

騰『……いえ、失礼しました。私の勘違いのようです、お忘れを。』

寧公主『……。』

ポカ―ンとする寧公主。

今後の伏線として、騰が非常に重要な問いかけをしてくれているのは、読者としても十分理解できるのですが…、、

もしかしたら、騰としましては、狂犬 寧公主を、黙らせるには…、

こうした『キャパオーバーの質問をして、黙らせるのが一番。』とも、考えたのかもしれません。(笑)

流石、狂戦士乱美伯らを相手にしてきた歴戦の大将軍!!

で―、

騰には敵わないことを察したのかどうか、寧公主?

今度は李信をみるなり、彼に向って飛びついて行きます。

寧公主『人の心は火、あなたの言葉に心打たれた…。』

李信『!』

そして、少しばかり相手をリスペクトしたと思わせて、ここから何を言い出すかと思いきや…、

寧公主『故に余計、あなた(李信)の事が嫌です。その熱い思いを以って韓を滅ぼすのだと考えたら…、今ここであなたを殺しておきたい!

うん。

狂犬っつーか、やっぱりバカなの?このお姫様。

韓王や張宰相から見れば…、その韓を滅ぼさないようにする為の“韓非子外交”でもあったワケです。

しかし、その王の外交努力を、一言一句発する度に、全てひっくり返していく寧公主。

自から他国の軍属に絡んでいって、『殺してやりたい。』などと挑発する王族が何処にいますか?(笑)

「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」の、見本みたいな人物としか思えません。

なんとなく、私が寧公主の事が嫌いなのは、多分アレですわ。

この人、“自分が責任追及されない事を分かった上で、女なのを利用して、安全圏から偉そうな事を云うフェミニスト”に見えるからなんだと思う…。

 

李信が売り言葉に買い言葉で、『やれるもんなら…、』と返しましたが…、

李信も、こんなの適当にあしらっとけよ…。とも思います。

 

洛亜完『大丈夫です、姫。』

ここで洛亜完が、韓は滅びぬと、会話に割って入ってくれました。

同時に―、

これ以上、騰に王都城郭を見られるのは『面白くない…。』と、率直な意見を言い、騰の退出を促します。

そう、結果的に寧公主は、騰の足を留め、洛亜完ら味方の軍の足まで引っ張ってたワケです。(笑)

 

録嗚未『(一日見りゃ十分だ。)』

騰『姫を頼むぞ洛亜完。』

洛亜完『何故、お前が頼む、寧様は韓の姫だ。』

騰『その方だけが必死であった。そういう人は守らねばならん。』

洛亜完『フッ。』

 

これは良かったです。

李信たちが新鄭を出発する最後—、

騰と洛亜完の、“観えている者同士”によって、会話が〆て貰えたのは、何よりの救いです。

ここでようやく、介億はじめとする使節団が咸陽に向かい出発しました。

キングダムネタバレ-情報戦の化物??

宜安戦の恩賞として、武安君

つまり、武安の城主として封じられた李牧。

入場後、熱烈な歓迎を受けて、ついに李牧も城持ちになります。

ま、王位継承時に脱出した経緯があったので、今まで、青歌に居候していた訳ですからね。

今まで本当に苦労していたことだと思います。

 

ただし、こう聞くと鄴攻め編以前の宰相であった頃や、雁門での地盤の扱いがどうなっているのか? この辺、キングダムではあまり触れられていないので、気になるトコロではあります。

李牧の活動を支える懐具合や、経済および人脈基盤などは結局不明で、依然、謎が多い御仁です。

さて、カイネもフテイも一緒に喜んでいるワケですが、彼らもこの武安の都市に屋敷を持てることになりました。

馬親子も一緒です。

バフージ『ただの一戦しかしてないのに、宜しいのでしょうか?何か貰いづらいですよね。。』

バフージは本当に謙虚な意味で言っているのかもしれませんが…、

骨珉伯が一人で悔しがっています。(笑)

骨珉伯『コイツ、わざと言っているな。(怒)』

ほぼ何もしていなかった骨珉伯とのことですが…、

何もしなかったどころか、楽彰軍・上和龍軍突破後の、飛信隊の監視と抑えを、李牧から命じられていたのは、この人です。

それすら満足に出来ずにいた結果、秦軍に宜安城を落とされてしまった骨珉伯。

“何もしなかった”程度で済まされていて、良かったじゃないですか。

凄いミスやらかしていますよ、この人。(笑)

 

さて、バフージの謙虚なセリフに対して、フテイ。

フテイ『お前は貰って然るべきだろ、お前がいなきゃどうなってたか、分からねー。』

カイネ『やはり、桓騎の首は、それ程までに…、』

二人とも、宜安戦の苛烈さを、思いでに語ります。

 

ここで、ようやく李牧本人も口を開きます。

李牧『あの一戦だけではありません。黒羊から始まってました…、』

慶舎の戦いを見ていたからこそ、戦況を優位に持っていけたと語る李牧。

ようやく慶舎の仇を討てたことに、何か、感慨の様な面持ちを浮かべます。

 

死んでしまった慶舎の事が思い返されると、読者的にも、ココは李牧側の勝利を噛みしめる上で、とても、味わい深い場面に思えてきます。

 

そして、李牧の言に対してフテイ。

フテイ『ということは、知られるという事は危ないんだな、、。特に李牧様とか、超天才軍略家が相手だと…。』

楽彰『その通りだ。』

ここでフテイに重ねて、青歌の楽彰も、会話に乗り込んできます。

『李牧様や、王翦、桓騎、、軍略家の腕が上がるほど、情報が最大の武器になっていく。』

 

はて?

楽彰が情報について語りだしてきた事で、いままで感動の凱旋たる名場面に、何か陰りが出てきたように思えます。

 

フテイ『確かに! 桓騎は趙北部の罠がどんなものか知らなかったから死んだ。』

 

ん? 

確かに李牧の情報封鎖はあったけど、別にそれは桓騎の死因そのものとは、全く関係が無いぞ?フテイ。

フテイには、ぜひ、本辺を読み返してもらいたい。

 

楽彰『あの、王騎を討った時も、北で情報封鎖をしたと聞いている。』

 

はい…、

ここで、楽彰さんから、今回、特大の勘違いが発言されます。

楽彰『恐らく李牧様は、情報戦の化物である。』

 

…、

……。

 

う、う~~~~~~~~ん?

 

まあ、当時は本当に作中で無名扱いだった、対王騎将軍戦については何も言いませんが…、

冒頭で書いた通り、私的には、李牧の情報処理能力って、本当にそんなに凄いか?ってぐらいの感動しか覚えません。

楽彰が妙なヨイショを持ち出したせいで、かなり微妙にな気持ちを覚えてしまうに至ります。

 

宜安城のでの挑発を見て、『桓騎は肥下で勝利を諦めて虐殺するに決まってます!間違いありません!!』と、李牧はミスリードの余地を全く検証しなかったばかりか…、

挙句、自軍の配備と兵力(動員31万)も忘れ、全軍で宜安から肥下の間を全軍で奔走し…、

カイネを庇って、上和龍と虎白公、歴戦の雁門兵を喪失し、自分も殺されかけていながら…、

『桓騎が六将最強だったから⇒(仕方がない、俺は悪くない。)』で済ます、リスクバランスといい…、

 

同僚が死んでいながら、“どういった状況で上和龍が死んだか?”全く検証すらしていないであろう楽彰の、善良ぶりというか、性善説ぶりというか、頭お花畑というか…、

某大物インフルエンサーの言を借りれば…、

『恐らく李牧様は、情報戦の化物である。』⇒『なんだろう? 嘘つくの辞めてもらっていいですか?』

と、云う風に、なりませんかね?

いや、勿論ですよ??

このブログも、所詮は、『それって、アナタの感想ですよね?』で済む程度のブログでしかないのですが、楽彰さんの場合、あくまでも青歌の立場で、もう少しファクトに立ち戻って考えてもいいんじゃないか? 

お前よりも司馬尚がどう考えているか?の方が重要なんじゃないかと、余計なお世話ながらも心配になってしまいます。

で、そんな楽彰の言を聞いて、突然、何を思ったか?フテイ。

フテイ『…待てよ?その情報戦をやっている実働部隊が在るんだよな?その諜報部隊の長って誰だ?舜水樹だっけ?』

実は古参のフテイですら、李牧の諜報活動の概要は知らされていないことが分かった、今回のキングダム。

しかして…、

そんな李牧と、疑問を抱くフテイ一行に視線を向ける一団が、近くの望楼にて姿を現します。

昌文君が送り込んでいた、姚賈とその一団です。

この姚賈、今は李斯の指揮下で活動している…、はずだった人物。

部下の一人が、『咸陽の李斯へ報告に…、』と言いかけるのを遮る、姚賈。

姚賈『待て、私が行く。』

『ついでに、李斯様に秦軍は次に、韓か趙北部か、どちらを攻めるのか聞いてこよう。』

 

どうにも、既に秦を裏切っている雰囲気を醸し出しながら…、情報収集の矛先を、秦国内に向けた発言を遺しています。

― キングダムネタバレそれ最新761話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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