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キングダムネタバレ第730話 紅春 考察 虎白公、李牧より冴えている?

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(虎白公 :原泰久先生 作 キングダム第730話)



二週間ぶりのキングダムです。

先週、ヤングジャンプを買ったトキはビビりました。

『ああ、あ、ああああ、あレ? そうか!?合併号の後の休載やったんやんけ!?』

とヤンジャンを買ってから気が付きました。

最近はどのコンビニでも封印のシールがはってあるので、確認不足でしたよ。

ヤレヤレ(*´ω`*)

しっかしまー、紅春がやってくれましたネ、今週は!

城壁への登頂すら危ういのではないか?と懸念していましたが、平陽城戦での戦果だけでなく、今回も無事に飛信隊が城壁登頂を達成!!

しかも、今回のラストでは、あの古参の巨漢三人組が登場。

これは熱いです。

でも、死んだらアカンで!?

信に羌瘣、羌礼も。

田有、中鉄、竜川のバックアップをよろしく頼んます!!

ではでは、今週もキングダム本篇について振り返っていきましょう!!

キングダムネタバレ-二つの条件って何よ!?

回想。

宜安城攻撃直前の作戦タイム。

傷を負った体を起こした蒙恬と、信や河了貂、楽華軍と飛信隊の中枢が軍議を開きます。

議論の目的は当然、宜安城攻略。

思いがけなく登場した氾善とそのパートナー(?)紅春(井闌車)のお陰で、城の攻撃着手そのものは可能。

さて、問題となるのはその後です。

普通に宜安城を奪取しても、そこから先が繋がらない。

楽華軍と飛信隊が孤立無援の状態で、宜安城の占領を維持できるかが問題になってきます。

この点、河了貂が特に心配している部分です。

流石に信もこの想定が難しい状態であることを覚悟しています。

しかし―、

流石というか、何故かの蒙恬。

曰く―、

蒙恬『いや、二つの条件が重なればその先の道が開けるかもしれない。』と、蒙恬は希望が僅かながらに残っている旨を示唆します。

あくまでも、“他力本願”的な条件にすぎないのを、“但し”とした上ですが…、

実際のところ、現在の場所に踏みとどまっていても、夜明けととも発見されて、攻撃されるしかない為か…?

どちらにしても、いま彼らの出来る事は、宜安城の攻撃に移行するしかないのが実情と言えるのかもしれません。

で、しかし、その“二つの条件”って何なんですか!?

ほぼ脱走してきただけなのが、実情のこの二軍にとって、今更、桓騎本軍の動きを当てにするワケにもいかんでしょうし…、

ましてや、閼与に待機している王翦パッパが、そんなタイミング良く来てくれるなどと、あの蒙恬が希望的観測で作戦をたてるとも思えません。

いや?

すでに自分で“他力本願”って、蒙恬自身が認めているので、本当に友軍の助けなのかもしれない。

王翦もそうだけど、キングダムの元祖不死身の男、壁が率いる壁軍の再登場とか…。

他にも、“他力本願”っつったら何だ!?

李牧、ひいては趙軍全体の油断とかでしょうか??

うんにゃ~、それをキングダム内の登場人物までもが口にし出したら、本当に“身も蓋”もなくなってしまうよな~、趙軍。(笑)

とうことで、この点は、次回以降の予想の論点で。

キングダムネタバレ-珍しく反省する趙将、虎白公

李牧軍本陣。

少しずつ、夜が白んでいきます。

李牧軍サイドとしても、この時点で、自軍の損害や、桓騎本人の発見などは、報告されていないようですが、桓騎が闇夜で逃げまくる時間が徐々に終わりつつあるのは確かでしょう。

何気に、信と愛閃にしてやられたハズの、楽彰さんと上和龍さんの健在ぶりが確認されました。

どうやら上和龍さんは、肉を喰らうのに夢中で話を聞いていませんね、コレ。(笑)

で、ここからの軍議…、と呼べるものではないのですが、フテイをはじめとして安定の、趙軍油断モードに移行していきます。

フテイ『なーんかあっけなかったな。』

だの、

馬南慈『敗れるときはこんなモン』

だの、

息子の馬風慈まで、『これじゃあ、雁門への土産話も無い。』

とか…。

うんうん、やっぱり似合うよ、君達にはそーいった油断風景が。

仮に、このまま無事に桓騎に勝てても、未だに国全体でいえば、趙なんて、既に風前の灯火国家に過ぎない無理ゲーモードの国のハズなのですが…、

何なんでしょう?

毎回、毎回、局地戦の優勢さだけで繰り広げられる、この国全体の“余裕観”は?

そこで、それを分かっているのか、カイネだけは、周囲の仲間に『気を緩めるな!』と叱咤を加えます。

『少し言い方がキツイぞカイネ。私は今や雁門の総司令だぞ。』と諭すのは骨珉伯さん。

え?雁門においての李牧の後継者ポジションにあるのが、コイツなの!?

と驚いてしまいました。

まぁ、決して見かけで人を判断するのは良くないので、もしかしたら、直前まで、飛信隊と楽華軍を戦場で抑えていたのが、この骨珉伯さんなので、実は派手さは無いけど堅実な実務者といった実力を秘めているのかもしれません。

まぁ、でも悪いけど、捨て駒で、秦軍の見せ場の為に、神(作者)様が始末要員としてチョイスしそうな悲壮さが、顔に滲み出ているように思うのは私だけでしょうか??

そして―、

よくよく考えてみたら、この骨珉伯さん。それほど、優秀でもないですね。

李牧に飛信隊と楽華軍の抑えを命じられていたにも関わらず、あれだけヘロヘロになった彼らを、もうロストしているのですから。(笑)

そして、実は趙軍の中にも自軍の油断を警戒している人物がもう一人います。

『女の云う通りだ!』

虎白公です。

虎白公『桓騎の首が上がるまで油断するな。昨年はこのような状態から、扈輒様は打たれた。』

そのように回述する彼ですが…、

どことなく、よそよそしいのが、舜水樹やフテイなどの面々です。

フテイに至っては、『それはお前らが間抜けだったから。とかツッコミたいが、コイツ冗談通じなそうだから、止めとこ。』とか、酷い事を口に出さず思っていますが…、

やっぱり、こういう風に、自軍の大きな損害について、真面目に検証することをしない姿勢などが…、

毎回毎回、フテイというキャラクターの小物感を強く決定付けてくれます。

秦軍も秦軍で大概なんですが…、

なんか、趙軍も趙軍で、大軍なのはいいのですが、皆がイマイチ協力しきれていないと言いますか、毎回、寄せ集め軍の色合いが強いのは特徴ですよね。

で、

虎白公としては、ただ油断を戒めたいだけではないようです。

曰く―、

敵の、それ以外(おそらく桓騎本隊)の、残党の動きはどうなのか?

カイネ『それ以外の残党!?』

虎白公『俺も含めてそうだが、皆、桓騎に気が集中し過ぎている気がする。』

趙軍首脳一同『?????』

虎白公『昨年の戦いではある奴らが現れたことで、戦局が歪みだした。そいつらは岳白公を討ち、影丘の絶壁を攻略した。』

カイネ『それって…、』

虎白公『ああ、飛信隊だ。桓騎だけに気を取られ過ぎていると、奴らに足元をすくわれるやも知れぬぞ。』

いや?

なんか、敵ながらこの戦に対するこの姿勢。

虎白公、全然いいんじゃないですか??

特にキングダムの戦闘は、“数”が全然アテにならないんで、主力級のキャラの奇襲については、全てに警戒をするべきです。

つーか?

たった一度しか飛信隊と関わっていない虎白公などよりも、むしろ、舜水樹やカイネ、フテイと馬南慈こそ、より飛信隊と楽華軍に脅威を感じて然るべきです。

しかも―、

カイネとフテイに至っては、遡ると合従軍編から何度も飛信隊に痛い目にあっているにも拘わらず、何なのでしょうこのチャック全開みたいなだらしなさは??

虎白公は、確かに平陽戦で大きなミスを犯しましたが、少なくとも、キングダム趙軍にしては珍しく、たった一回の敗戦で反省点を見出しているのは好感が持てます。

過去の連載を含め、何度何度も飛信隊に苦渋を舐めさせられているハズの、李牧軍直下の面々と比べると、余程、学習能力が高いのかもしれません。

キングダムネタバレ-激戦、紅春!

ごめん!

紅春と氾善!!

コイツ絶対に、フラフラの不安定な状態になって、城壁に取り付くまで、飛信隊と楽華軍がピンチになるとか予想していたけど、キミらは予想以上に迅速果敢な成果を達成したよ!!

しかも、氾善の指示に従って、手押しで紅春を真面目に押し続ける桓騎軍兵。

正直、今の宜安城攻めって、キミたちが脱走劇を見せた平陽戦なんかより、よっぽど絶望的な状況なんだけど、彼らが逃げもしないで、戦闘に参加したこと自体が、なんかいい奴らに見えてきます。

そして―、

紅春が宜安城に激突してから飛信隊の突貫が敢行されます。

信『ッし、おっ始めんぞ!』

この点、王賁の井闌車と同じく、内部が階段構造なっているのかイマイチ分かりにくい紅春。

一見、入口にも見える部分があるのですが、飛信隊の後続が信や羌瘣、崇原らに、多く続けるかが心配です。

そして何より、幸運だったのは、事前の測量もなしに、紅春が宜安城の城壁を超える大きさだったの点です。

何気に、運も持っている武将として、見直しましたよ氾善さん。(笑)

とは言えですよ?

宜安城の兵士も流石にアホではないので、すぐさま応戦します。

むしろ―、突如の攻撃を受けたにもかかわらず、パニックになっている敵が一人もいません。(モブキャラしかいないのに。)

何より、敵の壁将自身、敵の兵力が多くは無く、井闌車頼りの一点突破であることを、この薄暗い中、すぐに周囲を見て取り、状況把握を済ましています。

何気に、これってかなり優秀な反応ではないですかね??

そして、宜安城の城主の反応も迅速です。

楽華軍と飛信隊は兵力的に宜安城を包囲出来る規模では無かったようで、李牧宛てに救援に早馬を出して、同時に狼煙による伝達も試みます。

紅春による突貫は成功したものの飛信隊。

イキナリなかなかシビアな状況になってきました。

城門前に待機している楽華軍の騎馬部隊を突入させることが出来るのか?

崇原、疲労の極みにある羌瘣、歩兵切り込み隊長が進み切れない状況です。

一か八か、羌礼が巫舞を発動させようとしたその時。

信が、彼女を制します。

剣で切り進める状況ではない。

ここで信が招集をかけたのは、田有、竜川、中鉄の三人。

飛信隊怪力三人衆!

しかも、竜川は田有の三人分と換算されるという(本人談)初期設定を使用したら、どーなることやら!?

敵を斬ってだめなら、吹っ飛ばす!

城門まで1人もぶったおれるなと激励する、信。

力技の突破なるか?

竜川が小さく汗をみせているのですが、マジで死なんといてほしいです。

― キングダムネタバレそれ最新730話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

 

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