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キングダムネタバレ最新第706話予想 どうした王翦?田里弥を救いたい。

投稿日:1月 8, 2022 更新日:

(  王翦 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第705話)



正月ボケか、王翦?

いったいどうしちゃったんだよ??

野戦誘導を捨てて、イキナリ城を攻めるにしても、短兵急すぎて田里弥死にかけやぞ。

ココからアコ(亜光)さん登場!!とはならないですかね。

アコさんに関しては、鄴攻め編で尭雲と馬南慈との2対1を見てからというもの、未だに単体最強は彼だと私は思っています。

もう、武将というカテゴリーすら卒業して、ヒロ〇カのオー〇マイトとか、アメコミのヒーローみたいにピッチピチのスーツ着てマントを羽織って、素手で怪人をボッコボコにする役の方が似合いそうです。

でなんで、チートすぎて出場規制。

弓矢兄弟並みに規制。

弓矢兄弟とは言わずとも、王翦は城を攻めるのに田里弥に普通の弓兵団すら使う事を禁止しているのか?

一体、何の罰ゲームやねん。

おぷ翦様!? こんなん趙軍が死兵になっとるとか、関係ナシに攻略無理でっせ。

ではでは今回も、来週のキングダム予想を進めて参ります。

キングダムネタバレ-明らか作戦修正が必要な王翦の閼与攻め

史実とは違い、王翦が占領を後回しにしていた閼与城。

しつこいようですが、大部分の兵力が朱海平原に出払っている鄴攻め編のときに、しっかり攻略してれば、もっと閼与自体は、もっと楽に攻略出来たはずです。

そして、王都邯鄲から極めて近い超重要城郭という事だけでも、閼与を主攻田里弥だけで攻略できる城と考えるのはどうなんでしょう?

作中では、かつて胡傷が趙奢に敗北を喫した地であるという史実要素は語られていませんが、それを抜きに考えても、城攻めは攻撃側にとって非常にリソース消耗が激しい戦闘であることには変わりがありません。

でなんで、通常は別の支城などを攻囲して、敵主力を野戦に引き出して打撃を与えるとか…、

それこそ、鄴攻め程ではなくても、普通に兵糧攻めにして、士気が下がった後に攻撃を加えるとか、工夫を重ねる訳なんですけど、今回の王翦の戦闘描写は明らかに“雑過ぎ”です。

神(作者)様の描写は全然、手抜きではありません。

摩論の手料理や、その匂いに釣られる羌瘣&羌礼の二人のリアクションなど、とても細かいキャラの挙動も面白く、よく描き込まれているのですが…、

一番肝心な、王翦本人の戦闘の進め方が手抜き過ぎます!

河了貂と信が語っているように、桓騎軍を始め、連合軍全体を温存して、閼与を攻めるという目的は理解できるのですが、それだったら、田里弥軍と倉央軍だけで閼与を陥落させるだけの下準備はどうするべきだったのかが非常に重要になります。

敵が準備万端とした城を相手に、イキナリGOで陥落が可能なら、誰も戦争で苦労などしません。

明らかに、現在の王翦の戦運びには修正が必要です。

①まずは田里弥を逃がす。

兎に角、先ずは田里弥を、虎白公と龍白ジュニアの急襲から逃がすことが先決です。

しかしながら、これは、田里弥自身の咄嗟の判断に依る部分が大きいです。

この場面については、舜水樹が虎白公、龍白ジュニアに出撃命令を出すにあたって、何故、田里弥の正確な所在場所を特定できたのか?

しかも、何故そこに最短距離で、虎白公と龍白ジュニアによる侵入突破が可能であったのか?

虚を突いたとはいえ、趙軍にとって非常にラッキーな要因が重なり過ぎているようにも、見受けられ、非常に解釈が不可解なピンチではあります。

あの王翦が、舜水樹を相手に、そんなに雑な布陣を敷いていたという事になるのか?

それとも、舜水樹の反撃の算段が王翦の予想を上回ったのか?

いずれにしても、これでは、読者的に王翦の能力評価がダダ下がりなのは否めません。

じゃあ、これで田里弥が絶対絶命なのか?

と聞かれれば、全然そんなことは無いでしょう。

田里弥にしても、閼与城の周囲が、敵に退路遮断されている訳でもないんだから、『逃げられない…。』ワケが無いからです。

ってゆーか、そうはならない為に存在しているのが、桓騎やら飛信隊やらの外壁部隊ですからね。

しかも、舜水樹にしても、虎白公と龍白ジュニアの二つの軍として放出するのであれば、この双方を、最低でも、田里弥にとって分かりにくいように、助攻と主攻に分けて放つべきでした。

今のところ、虎白公と龍白ジュニアの両軍が同じ方向から、同じ侵入経路で、田里弥に迫っているだけなので、別に田里弥としても、これは対処不可能ではないと思うんですよね。

しかし、それでいて同時に心配なってくるのは、何故か田里弥軍がフリーズしているようになっている部分です…。

何度も書きますが、田里弥は陣を捨ててでもイイから、逃げろよって話です。

それか、田里弥が早期に南壁を制圧することを読んで、接近していた倉央とシリョウが、応急対処してくれる望みも無いでも無いです。

まぁ、流石にこんな戦力逐次投入で主要な武将を失うなどと言う、目も当てられられない失敗を王翦にさせるわけにはいかんでしょう。

いろんな意味で無理状況の作出が、全部、田里弥一人へのシワ寄せになっておるようにしか見えません。

②趙兵の士気を空回りさせる

敵が桓騎への報復という決意で士気に溢れているなら、それはそれで別の対処なり、やりようがあるんじゃないでしょうか。

例えば、武田信玄VS若き日の徳川家康が演じた三方ヶ原のように、背面攻撃を食らうのを分かっている体で、このまま、あからさまに閼与を眼前通過するなどは、趙軍に相当の揺さぶりを掛けられるかもしれません。

その途中で、桓騎軍一同を総動員しつつ、閼与の城に向けて凄まじいまでの罵詈雑言の大嵐を浴びせかけ、閼与城の皆さん一同を総激昂させるもいいでしょう。

そうすれば趙軍は、圧倒的防御に有利の城郭戦をなげうってでも、北上する王翦軍の背後を打とうとする意図に駆られます。

普通の武将なら『待て、あれは誘いだ!野戦に出るのはマズイ!!』などと言って止めるでしょうが、舜水樹の事ですから、ここで普通にミスを重ねてくれるやもしれません。

舜水樹『フッ、馬鹿め北には狼孟の軍が控え、西には川がある。閼与を捨ておくなら、望み通り背後を攻撃してやる。』などと、ノコノコ出てきそうな気がします。

また、逆に、舜水樹が背後を追撃してこなくても、趙軍は普通に危機に落ちてしまいます。

何故なら、王翦はそのまま太原からの援軍をそのまま吸収して、より戦力を増大させた上で、総攻撃による各個撃破の体制を整えてしまうからです。

キングダムネタバレ‐李牧の作戦の欠点

趙軍としては、秦軍を少しでも細分化させて、最終的に、宜安まで北上してきた軍を李牧本軍を以って個別撃破できる体制を整えていく必要があります。

そう言う意味でも、李牧の戦略の全体像としては、最低でも以下の4つの手順を踏む必要があります。

① 閼与で可能な限り、秦軍を損耗させる。

② 閼与の維持に、秦軍に相当数の軍を駐屯させる必要がある。

③ 太原の秦援軍を狼孟軍で渡河水際で阻止すると同時に、カン・サロたちの遊撃・陽動で、さらに秦軍を分割させる必要がある。

④ 全軍の中から辛うじて宜安まで北上できた秦軍だけを迎撃する。

逆に言うと、李牧の戦略は、王翦を始めとする秦軍全体が、しっかりと分断されず、李牧の予想以上の兵力が足並みを揃えて北上してきたら、何も意味をなさなくなってしまいます。

この点に、王翦が気づいてしまうと、李牧はイキナリ窮地に立たされてしまうでしょう。

李牧は、現在のところ、

①閼与で舜水樹と王都軍

②狼孟でカン・サロ&ジ・アガ軍

③宜安で李牧本軍

という三段構えの配置で、各地を秦軍の削減と陽動を目的として、準備を進めています。

特に、大きなポイントなのは、李牧は決戦の地を宜安にするために、敢えて、閼与は秦軍の損耗を図るだけで、陥落を止む無しと考えているところ。

次に、狼孟への配置は、秦軍の太原からの増援を水際で阻止する為と見ることが可能である点です。

でなんで王翦としては、閼与攻略に関しても、狼孟城への対応に関しても、本来はワザワザ李牧の思惑に付き合ってやる必要などはありません。

これは、読者のような俯瞰目線でなくても、既に、閼与が攻撃を食らっているのに、それを援軍で助ける動きを見せない趙軍の挙動と、周辺索敵を見て取った時点で、判断できることではないかと考えます。

そして、それを見てとった時点で、李牧が戦力を分散して迎撃しているとこが分かるのですから、逆に王翦は、圧倒的な力の全軍総攻撃で閼与を攻め、その後は、閼与には最低限の中継戦力を置いて、引き続き狼孟も全軍総攻撃で、各個撃破を重ねればよかったのではないかと思います。

キングダムネタバレ‐それでも戦力の分散化で李牧に付き合う王翦

とは言え、そうは絶対にならないんですよね~。(笑)

絶対に…。

今現在、王翦が閼与ほどの城を攻略するのに、戦力を出し惜しみしているように…。

これからも宜安攻めが続く限り、狼孟を完全に無力化させるでも無く、桓騎軍を温存したと見せかけて、抑えに楽華軍と飛信隊を当たらせて、最終的に、李牧の考え方に付添う形で、まんまと桓騎軍単独を宜安の前に、誘導させてしまうのだと思われます。

なんども書きますが、李牧が分散して兵力を配置しているなら、こっちはそれぞれを全力全軍で各個撃破してやればいいだけの話なんですがね…。

まぁべつに、多少、李牧の思惑とおりに、コトが進んでも、王翦も昌平君も、閼与攻略後と太原軍合流の時点で、その都度軌道修正する機会があるので、秦軍計画に狂いがあった時点で、見直しを加えればいいとも言えるのですが、今の時点で、王翦が兵力を温存するやり方は、アリと言えばアリなのかもしれない。

ただし、そこを踏まえても、王翦と昌平君は、途中で何度も計画の見直しのチャンスがあるにも関わらず、自ら桓騎を死地に送り出す、お手伝いを自ら進んで整えていく体になっていくのではないでしょうか?

絶対そんな気がする。

 ― キングダムネタバレ最新706話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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