(キタリとカタリ 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第563話から)
まずは刺さっているかどうかの判定が重要。
そして、そこからは覚悟を決めること。
エンポ爺の役割が決定するのかもしれないが、
飛躍すぎじゃあないの?ともとれるので、そこはしっかり検証したい。
壁さんの将来も何だかうっすら見えてきたような気もする。
最新のネタバレ⇒【キングダムネタバレ564楊端和軍VS舜水樹軍9万】
キングダムネタバレ第563話 族王カタリ 考察
族王カタリとのタイトルにしては一話であっさりと瀕死の状況?
これって、ぱっと見、絵が微妙で、
カタリにぎりぎり刺さってないんじゃないの?とも疑いましたが、
カタリさん、やっぱりしっかり刺さっているよ。
何度も見直したし、辛いけど現実を受け止めるしかないですね。
ここからどう立ち直るか真剣に考えたい
ネタバレ-ブネン軍の正体
前回のキングダム562話に引き続き、
敵の矢の襲い続けるなか乱戦状態のキタリ達。
ほぼ等しく矢を喰らい続ける、メラ族騎兵と犬戎軍騎兵たち。
敵の兵科が弓とは言え、あくまで歩兵と見切ったキタリが一旦、脚を使って引き離して立て直すことを仲間に訴えかけますが、
はたしてそこは犬戎軍の騎兵たちが、
あくまでこの矢の降り注ぐ中で戦闘を続けるために、
キタリ達の足止めを狙い襲い続けます。
襲い来る犬戎騎馬兵を難なく切る伏せるキタリですが、多数飛んでくる矢をよけきれずに腕にダメージを負ってしまいます。
「しくじった!」と、落馬するキタリ。
少し離れた小高いか丘からその様子を見ていた舜水樹とその側近たちも、犬戎軍の常軌を逸した戦い方に目を見張ります。
舜水樹の側近曰く、
「矢の射程から敵を逃さぬために矢を受けながら乱戦を続けるとは。」
「噂には聞いていたが、犬戎があれほど勇猛な軍とは…。」と、
それを聞いた舜水樹は冷静に答えます。
「あれは勇猛ではない。」
「犬戎の兵たちは家族を人質に取られて戦っている。」
「上の命令に逆らえばそいつの一族は皆殺しにされる、犬戎族の世界は未だに恐怖支配の世界が続いているのだ。
それゆえに、あれほど理不尽な戦術がまかり通る。」
一瞬、少し遠く目を細めるようにして、秦軍と犬戎軍の戦いを見下ろす舜水樹の目が気になります。
なにか嫌なことでも思い出しているのでしょうか?
そして、ブネンという存在の背景も、やっと見えてきたような気がします。
というか、
今までのキングダムネタバレにも書いてきたような、
どうも戦術と呼べるほどのものか、
疑わしいほど粗の目立つ戦い方をしていた理由にも、
コレで少し納得出来たような気もします。
犬戎の一人が、舜水樹の話に捕捉を加えるように、
ブネンの指揮する軍であれば、あの矢の中で少しでも目をひそめるだけでも、その戦士の子供は、仲間の目の前で殺される。
恐怖による絶対服従の軍であると説明されます。
そして、そこから、どうせブネン軍の戦場にはこれから驚くような状況は起きはしないので、本陣に戻れと催促をしていますが、
しかし、気になるのは、
何やら舜水樹は、ブネンの残忍さが、
必ずしも、強さのみに働くとは思っていないように感じます。
犬戎の脇役が、早く本陣にかえろうよー。と
促している辺り、ブネンの持場が気になって見に来たわけですから、
内情を詳しく知る舜水樹なだけに、
そのブネン軍の強さの反面である弱みの部分も、確かめずにいられないのかもしれません。
キングダムネタバレ-キタリまで覚悟した
仲間ゴト矢を討ち続ける、ブネン直下の弓兵団ですが、
ブネンのそばに待機していた、ジリが自ら止めの突撃に向かいたいと促しますが、
ブネン曰く、「まだいい、それより矢が尽きそうだ、補充しろ」と指示を出します。
落馬した後も粘りず強く奮戦していたキタリですが、
新たに突撃してきた騎馬隊にを前に、あの普段強気のキタリが目を閉じて観念した素振りを見せます。
そのキタリの危機にはやはりこの男が、
壁さんでした。
ただし、もはや泥仕合。
颯爽と助けられるはずもなく、なんとか犬戎飛びつくように割って入ってそのまま落下。
壁さんの下敷きになった様子のキタリも余計に痛がっています。
もちろん追従してきた、壁軍の仲間もそのまま矢の攻撃を喰らい、どうにも大した助けになっている様子もありません。
キタリも足手まといかよ!?と言わんばかりに、壁さんを罵倒しますが、
ココで壁さんも男らしくキタリに開き直ります。
「キタリ殿達を置いて逃げるわけがないだろうが」
「先に助けてくれたのはキタリ殿たちだ」
「何度も何度も、我々は助けてもらってばかりで、今度は我々が体を張ってキタリ殿たちだけでもっ…!」
と、続ける中で壁さんがを矢が襲います。
キタリの仲間がなんと駆け寄りますが、状況はさらに窮していく様子が語られます。
壁将軍達も来てくれたが、それ以上に敵が入って来ていて意味が無かった!
しかし、
壁さんのおかげが、少し冷静さをとり戻したキタリが、
「意味がない事はない。」と、ある種の戦端を捉えた様子でもあります。
曰く、
「コレだけこの場に敵の意識が集中した今を、不意にするはずがない」
「我らがメラ族王カタリが!」
キングダムネタバレ-メラ族王カタリ
どういった迂回路でブネンの左側面にまで回り込んだのかは分かりません。
しかし、見事にブネンとその側近の虚を突く形で、至近距離に躍り出たカタリとその側近たち、
ジリが「殺せ!」と号を発するも、一呼吸で襲い来る犬戎を屠るカタリ。
その味方の挙動の気が付いた壁さんですが
いくらなんでも「へ?」って台詞はどうよ?
さすがに間抜けすぎるだろ!?
好機ととらえたキタリと仲間たちも応援の声を発しています。
犬戎軍も精鋭の指揮官であるジリ自らがカタリの対処に動き出しますが、
「気を付けろカタリ殿!」と、敵の指揮官であるジリを警戒する壁さん。
しかし、壁さんの心配を聞いたキタリも、
兄であるカタリの刃は、楊端和やバジオウにも匹敵する実力であるとの裏付けから、絶対の信頼を表明しています。
大方の予想どおりに、全くの余裕の動きで、ジリの胴を貫いたキタリの刃。
しかし、そのジリの様子が少しおかしいです。
自身を貫いたカタリの一撃に驚くでもなく、そのままカタリに抱き着き、側近の犬戎が続きます。
右腕だけでも振りほどいたカタリが、続く二名の犬戎を刻みますが、
一撃で絶命していないこの二人もそのままカタリに抱き着きます。
だから壁さん!?
様子が変だからって、
「へ?」って声出すのはやめろ!
見開きで捨て身の犬戎と共にブネンの手にした大剣で貫かれるカタリ。
誰よりも衝撃を受けたのはキタリ。
一気に暗転した、キングダム第563話でした。
キングダムネタバレ考察-これからの遼陽戦
そういう意味では、読者として気を引き締めるという面において、今回は重要な話だったと思います。
しかしコレはキングダム。
胴を貫かれたとは言え、カタリというキャラをここまで持ち上げておいて、このままあっさり、倒れるとも思えません。
そして先の話、
キタリと共にピンチを乗り越えた壁さんが、
空位になったメラ族王の地位へ婿養子となる流れを瞬間的に予期した方も多いでしょう。
というか、ここでカタリを失って、犬戎軍との戦闘ってまだ3日分も続くのかよ?と考えたらやはり気が遠くなるような気がします。
とは言え、一番気ななるのが、この直近の課題であるブネンとの決着でしょう。
正直、ブネンがブネンなりに強いことは認めるにしても、
今週も面白かったけれど、
一番読者にとって最悪なのは、
壁さんがキタリを連れて撤退して、勝負はさらに10日目以降に持ち越しとか、
これ以上、厭戦、あるいは延戦になるのはマジでやめてくれ~…。
キングダムネタバレ第563話 族王カタリ 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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