(楊端和 作画引用:原泰久先生作キングダム)
木でできた牢とはいえ、信が噛みついたところで壊れるような代物ではないようです。
捕まってしまった信、貂、壁さんですが信と貂はこの期に及んでジタバタするのが非常に似合いますね。(笑)
キングダムネタバレ犬戎の伏線ここから?
「それにしてもなんて硬てェ木だ」と信が言っているように、山の民の使っている材木って、タジフの石球なんかの柄にもなっている素材なワケですから改めて見てるとなるほど、という気がします。
ちなみにタジフと言えば、そんな信達を直接牢にぶち込んだのは彼でしょうか?
近くに集められていた人骨を指さして、「お前らもすぐにああなる。」と指さして笑いに来ました。
この場面をいまから思えば、このタジフって、カナリはやい段階から信達地平の人間に興味を示していたように感じますね。
さて、政を助けるどころか捕まってしまった三人ですが、
牢の中で夜を迎え、壁さんを中心に『山の民について考え直そう』という名の反省会が開かれています。
そしてここで、キングダム世界でのネタとして異民族の軍団である“犬戎”について語られます。
数年後その“犬戎”の末裔と戦うことになる壁さんですが、その壁さんの語った伏線が後々キングダムが500話以上を数えるようになってから実現したのもなんとも感慨深いものが在ります。
壁「この国は外敵が近づけない天然の要塞だ、コレだけのモノを作り出せる知恵と技術は決して野人と侮れるものではない、彼らの力は本物だ」
「しかし、ここ以外にも似たような城が存在しているとしたら…、秦国の背後にこれほど強大な世界が広がっていて、今まで気づかなかったとは背筋が凍る思いだ」
ここにきて壁さんは大いにリスペクトしてますが、
逆に、そもそもが壁さんの想像を下回る程度の実力者などに頼ったところでどうにかなる状況ではないでしょう。
政が聞いたら「こいつ今頃になって気づいたか…、」などとため息でもつきそうです。
キングダムネタバレ漂の準備力が驚愕
貂が感心しているばあいじゃないと、脱出の方法についての考えを促しますが、そこに山の民の連中がいつの間にか牢を囲んでいるコトに信が気づきました。
まあ、山の民の好奇心やら、地平の民への恨みやらで、当然このぐらいコトは考えられる状況ではあったでしょう。
しかし信?
信「刺してきやがったら、どれか一本(槍を)足と縄でからめ取って暴れてやるぜ」
「こういうのもちゃんと漂と特訓済み…」っておいおい!?(笑)
漂はホントに天才じゃないかですか!それとも未来でも予想できたのでしょうか?
そうでなければ信の張ったりじゃないのかとも思いました。
しかし、槍はともかく弓まで持ち出してきて達に向けていた山の民の戦士も出てきました、流石にこれはどうにもなりません。
そこへ、
タジフが再びやってきて一蹴!
納得のいかないその他の山の民の戦士たちですが、束でもタジフにはかないません。
信達には助けてくれたようにも見えますが、
あくまでも王命であるが故に守っただけと、その場に居合わせたバジオウから説明されます。
バジオウ「山の世界、地平の世界、境界は有って無いようなものだが、その付近ではいろいろとコトが起こる、あの連中は家族を地平の民に殺された者たちだ。」
信は黙ってバジオウの言葉を聞き入れているので、もしかしたら下僕であった身分も含めて、社会で立場の低い人間として、共感する何かを感じていたのかもしれません。
そして、バジオウはさらにタジフが自分に立ちむかってきた戦士である信に敬意を感じていたコトを伝えます。
同時に、そんな信達が明日、秦王でる政とともに処刑される運命が残念でならないという事も。
夜が明けて、山の民の王宮に入る政の姿が見えます。
この王宮のデザインなど、シーサーみたいなのが描いてあったので、どことなく沖縄の建物をモチーフにしているような気がします。(笑)
左右に整列しているのは楊端和の側近でしょうか?
親衛隊といってもいいかもしれません、みんな同じ仮面です。
恐らくフゥジ、トゥッジなども彼らのうちの誰かではないでしょうか?
政が名乗りを上げた後、
鎮座する楊端和が名乗ります。
あの?ちなみに楊端和様?足元にいるの絶対に犬ではありませんよね?
キングダムネタバレ第20話考察 楊端和の初登場 以上
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Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)