壁さん「ああ、終わった。俺たちはここで全滅するー」
この時の壁さんはまだ、青かった、そうとしか言えないですよね。
キングダムのネタバレ第14話将軍への道 感想と考察 最後まで漂は凄かった。
前回は、何故、脱出劇が失敗したか、昌文君が政に語って聞かせていたのですが、
回想の途中、昌文君が王騎将軍との一騎打ちで谷底に落され、その後を説明するために、途中からは壁さんが変わって経緯を話っているのでした。
そのまま、信も壁さんの近くに呼ばれて聞かされています。
昌文君が離脱してしまい、統率を失いかけた、脱出軍。
漂を乗せた、大王の御車に王騎軍の槍が届きそうになります。
そこに、突然、馬車から飛び出てきた漂、馬車に槍を突き刺そうとしていた、王騎軍兵士の顔面に『ミシっ』と踏みつけ様に蹴りをお見舞いします。
しかもコレ、踵にシッカリ全体重がかかるように、屈強な王騎軍兵士の顔が歪むほどの蹴りです。(笑)
漂『諦めるな!! 隊列を組み直せ!密集して突破をはかるぞ!!』
そのまま、王騎軍兵士から馬まで分捕ってしまい、見事に騎乗します。
もちろん、ここでの話は、壁さんが皆に語って聞かせている、回想シーンなのですが、壁さんお話し方がうまいのか、信がめちゃくちゃ驚いています。
というか、壁さん自身が完全に漂に喰われています💦
列国の軍隊が恐れる王騎軍を相手に全くひるむことなく、昌文君の私兵団を指揮し(その中は壁さん含む)消えかけた闘志に再び火を付ける。
そして、先頭に立って敵軍の中を切り開いていく様は、すでに将であったと。
しかも、
漂「副長!! 隊を二分して昌文君の救援にむかわせよ!」
「王には昌文君が必要だ!」
と先の配慮まで。
壁さん・・・。「いける、いけるぞ!!この人数なら突破できる!」とわが身の安堵を喜んでいる場合じゃないですよ。(´;ω;`)
そして、王騎軍の新手がさらに沸いて出てきます。
漂「そうウマくはいかないみたいだな。」と新手の王騎軍めがけて単騎駆け。
そのおかげで、追撃の手が弱まり壁さんも昌文君も助かるコトになったというわけです。
ただ、多くのキングダムファンにとっても謎なんですが・・・。
その後、どういった流れで漂が朱凶の手にかかってしまったのか?までは、この話でも結局分かりませんでしたね!?(; ・`д・´)
ここまで、壁さんから、漂の活躍で皆が助かったことを聞いてから、すっかり度肝を抜かれたのでしょうか、話が終わってからいつの間にか、仰向けになって放心状態の様です。
そのためか、うっかりというワケでもないのでしょうが、大王である政に向かって、みんなのいる前で政を呼び捨てに。(笑)
信「おい、政、聞きたいことがある。」と、
まあ当然、壁さんをはじめ、周りの昌文君の兵士達からツッコミの嵐です。💦
そして、政本人の口から、
政「騒ぐな、そいつの無礼は許してある」と言ってくれています。
まあコレはコレで同時に、秦王室 公式認定の『おバカ』となってしまったとも言えるでしょう。(笑)
それで、信が政に聞きたいこととは何だったのか??
信「この先、お前のもとで剣を振るい、無事王宮に帰れたとしたら、お前は俺をどうしてくれるんだ??」という事が聞きたかったようです。
ちなみに、「俺は漂ほど頭はよくないから、具体的なことを教えてくれ」と言った直後の
貂の(程はじゃねえだろ、見栄はんな)悪口⇒速攻の信の拳骨(笑)は、
まだお子さまだった二人の名シーン、いい思い出と言えますよね。(;^ω^)
漂のすごさを改めて実感し、同時にもう、彼の天啓の聡明さについていくことはできない信は、ここで素直に人に聞くという事を覚えます。
もちろん、信自身がすごく素直な子だからそれが出来たのでしょうね。
何気に、ここまで何か頑なだった信が少しだけ変化したような気がするシーンのような気がして、非常に好きなシーンです。
信『どうしたら将軍になれるのか??』
そして、政と昌文君から、現在の秦国の軍制度の概略を聞き、財産もなく下僕で戸籍すら登録されていない信は戦にすら出れないという事で、一度は驚きますが・・・。
さすがは切り換えの速さは天下一品!!(笑)
今が下僕で戸籍もない身分なら、ここで頑張って、土地と家をもらって、財産をもらって、ついでに下僕って身分も抹消してもらえばいいんだ!!と破顔一笑。
「ふつう、そこは落ち込むトコロだろ!!?」って流れを予想した、昌文君と壁さんたちはビックリですが、
それに比べ、さすがは大王の政「そういうことだ」と全く信の発言に動じることなく、「そのかわり他のの十倍働け!!」と過剰な煽りを入れます。(笑)
信「百倍やったらー!!」などと、言わせるまで、モチベーションを刺激させ、
完璧なる労働搾取?? 信をインセンティブによるコントロール下に置いてしまいます。(笑)
キングダムのネタバレ第14話将軍への道 感想と考察 最後まで漂は凄かった。