( ドラゴンファミリー 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第683話 )
何か、ドラゴンファミリー(龍白公一家)の専用回みたいになってましたね。
別に、前からキングダムに出演していたキャラクターでもないのに、扉絵まで占領しています、この家族。
若者が死んでしまったのは悲しいことですが、脇役のさらに脇役達の悲喜こもごもで、それほどまでにメインストーリーを引っ張る必要は無かろう。
回想シーンで、そういえば還くんのお兄ちゃんいましたが、早速のご登場とは…。
あるいは、この竜布なる後継者がいたからこそ、龍白公も無茶な救出行為に出れたのかもしれませんね。
まあ、前回も書きましたが、雷土も敵大将の子供を殺すのは早計だったことが、裏目にでました。
また、桓騎が想定している戦闘の結果でもない上に、この点、桓騎が扈輒の下に連行された雷土を見捨ててで、戦闘を進める展開が発生することも考えられます。
あと、亜花錦が出て切るのは予想通りでしたが、何で崖上に騎馬ごと上っていられたんでしょうね?
それは、来週の話なのでしょうが、番陽?それ、飛信隊が来たトキに先に言ってやれや。
干斗らももっと楽に登れたし、ってゆうか王賁らの玉鳳の主力級が最初から、崖上で戦うことができたんちゃうんか?
ではでは、今週もキングダムを振り返っていきましょう。
キングダムネタバレ-雷土の計算ミス
激怒する龍白公。
ですが、雷土軍に囲まれてボッコボコです。
しかし、豪将らしきタイプの将軍なのか?なかなか死にません。
趙軍の側近も迫ってはいるのですが、それらの行動も阻む布陣を整えていた雷土。
なかなか龍白公が死なないので、矢も射かけるまでの猛攻を重ねます。
矢もほとんど全弾命中。
しかし、なかなか死にません。
雷土に物見の報せが入ります。
敵数不明ながら、もの凄い軍速で龍白公の友軍が迫ります。
まあ、これは当然、予測できたリスクです。
しかし、こうして自分たちが狩られるリスクはあるものの、雷土としては、ここで龍白公の首を確実に落としておきたいところです。
この豪将の死があれば、少しでも桓騎の戦いが楽になるからです。
ただし、前回の記事でも書きましたが、ここで龍白公がほとんど単身で、ノコノコと息子救出に現れ出てきたこと自体、“運”に過ぎません。
普通に考えて、単細胞に龍白公が私情に囚われて行動しているだけ過ぎず、もしも龍白公に優秀な副官がいたとしたら、龍白公を囮にしてでも、雷土を包囲する布陣を形成したでしょう。
事実、ここからは、雷土自身も敵軍を甘く見ていた結果が露呈し始めます。
なかなか死亡しない龍白公に、自らも攻撃を加えに出た雷土。
龍白公の息子をあざ笑い攻撃を加えるので、さらに龍白公は激高します。
龍白公『ほざくな!ただでは死ねんぞ貴様!』
雷土『じゃあなw バカ親子。』
ここで絶命した龍白公、撤退を告げる雷土ですが…、
どうも様子がおかしいです。
雷土『ん?』
絶命する際に、雷土の鉾を握り掴んだ龍白公。
絶命したまま、その手を放しません。
仲間に龍白公の左腕を切り落とせと命じる雷土ですが、ここで時間終了です。
ドドドドッ!
突然の投槍が彼らを襲います。
そこに趙軍らしい、俊足の騎馬攻撃を重ねる猛将が襲来。
雷土が鉾を手放し剣を抜くより早く、その武将は横薙ぎに雷土に鉾を叩きつけます。
そして、いつの間にか完全包囲を敷かれている雷土軍。
もう逃亡は不可能です。
ここで雷土たちを急襲してきたのは、龍白公の長子である、竜布なる武将でした。
実質的には、この竜布なる青年が居たおかげで、龍白公も無茶な行動が無駄にはならなかった形です。
結果的に雷土が捕まり、右翼軍が壊滅した桓騎軍ってワケなのですが、まあ、桓騎的には両翼の戦闘結果なんて、どーでもいいのが戦略であったハズです。
なので、ここからの焦点としては、桓騎が頼んでもいない作戦に出たことによる雷土の失敗が、この先の桓騎の計算に、どう影響があるか、見物になってきます。
弟と親父の死亡を目の当たりにして激高する竜布。
まあ、苗字が龍なのか、竜なのか、曹なのか、よくわからん家族です。
ぶっちゃけ、急造キャラの急造ファミリーの死を描かれても、そこまで感情移入できるものでもないのですが、このように強制イベント専用のキャラクターが多いのもキングダムの特徴でしょう。
で、この竜布君。
このまま捕縛した雷土を怒りに任せ、首を落としてしまうかと思いきや、どうもそうでは無さそうです。
家族を殺した当人を前に凄む竜布ですが、舐め切った態度で応える雷土。
雷土『ケッ、また親子愛かよ、そういうの知らねえから、うぜーんだよ。バカ親子。』
こういうことを聞かされると、逆に、子供に対してメチャクチャ優しい姿の“雷土お兄さん”とか見てみたくなります。
殺れ!と促す仲間に対して、竜布は『いや、なぶる!』と一言。
このまま扈輒将軍のもとに連行すると宣言します。
モブ将が『久々にあれを?』『然るべきだ!』と騒いていますが、捕虜の取り扱いに定評があるのが、扈輒将軍の強みなのでしょうか?
ようやく扈輒さんが出てくるわけですが、別に戦場に出てくるワケではないので、なんか意外な展開です。
雷土はどんな目にあうのでしょう?
実は、扈輒将軍はガチのゲイで、雷土がトラウマ級の辱めに遭うとかなのでしょうか?
一体、誰がそんなキングダムを読むんだよ。
雷土『チッ、しくじった…、すまねェ、お頭…。』
キングダムネタバレ-対岳白公戦線
崖上の制圧地域を広げる飛信隊ですが…、
当然、崖上に出たところで、兵力で圧倒的に有利な趙軍を相手に攻め切れません。
奥地からもドンドン敵兵が補充されてきます。
信こそ崖上に登頂したものの、もう一つの主力である羌瘣隊が、登頂経路に近づけません。
どうやら、崖のぼりの為に、囮になったがために、なかなか緩斜地に近寄れないようです。
河了貂『敵からしたら戦いやすい。こちらは戦力で劣る上に、一方からの攻めしかできないから…。せめて右側から上に行けたら挟撃で揺さぶれるけど…。』
うん、そーなんだけど、それは最初から分かっていたことなんだけどね、河了貂。
ほらほらどうした趙軍?河了貂が困ってんじゃん!?まだまだ得意の油断が足りないぞ?などと、河了貂の為に逆方向の応援をしてやりたくなってきます。
と、おもったら、ここで番陽が『はッ!?』と何かに気づいた様子を見せ始めました。
番陽『で、できるぞ挟撃が!』
河了貂『え!?挟撃ができる?どうやって!?』
その時、このタイミングを見計らったように、右方向から砂煙が立ち上ります。
番陽『仕込んであったのだ、数日前に、今日本軍が崖上に上がったら、挟撃するよう別働隊を右に。』
河了貂『別働隊!?』
はい。
ここでようやく出てきました、亜花錦。
絶対に、王賁らと一緒に死んでいるワケがないと、全キングダムファンは予想していたでしょう。
ってゆうか?
最初からコッソリと崖上に登れるなら、王賁も信も普通にやって勝てたんじゃ…?
亜花錦が登場するのは、分かっていたけど、流石にこれはご都合が過ぎるような気がするのですよ。
また、数日前に、玉鳳でどんな作戦を練っていたのかもそうですが、それを忘れてた番陽って、玉鳳の副長としてどうなんでしょう?
もしかしたら今回の玉鳳ピンチも、このジジイがもうボケてて王賁が窮地になっていたとかじゃないだろうな。
こんなジジイが副官やっている部隊だ。
例えば、王賁のバックアップに入る予定を番陽が忘れていて、王賁死亡とか普通にあり得る作品になってしまったぞ。
番陽『はて?賁様とどこかで落ち合う約束をしておったような?』
― キングダムネタバレ最新683話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。