( 亜光 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第640話 )
扉絵はギョウ陥落の報が列国に。
禍凛と鳳明はどう反応するか?
扉絵の左下の王様とかは誰?
テンポのいいスピード展開で、引き際も潔くコチョウ将軍も早々と列尾戦線を撤収。
舜水樹の軍も併せて3万もの大軍で守備していた訳の兵力を、現状ほぼ無傷で王都圏に戻す決断を下しました。
14万人いたはずの趙軍の列尾駐屯兵も知らん間に3万人になっているのは、何なんでしょう?
騰『趙軍の兵力は如何ほどか?』
兵卒『はッ、3万です。』
騰『3万?少ないな?』とか、14巻の殿とのやり取りが聞こえてきそうな気がします。
これはギョウ陥落の報が伝わり一気に11万人規模の趙兵が全員脱走したということなのでしょうか?
まあ、取りあえずのトコロ、残りの11万の兵は列尾だけに駐屯していたとかではなくて、
後方のギョウや遼陽方面に分散展開していただけと脳内補完することにいたしましょう。
ん?っつーか、ここまでアッサリ列尾戦が終わったら、騰による録嗚未の死ぬ死ぬイジリさえ無かった感じですね。
その他にも見どころ沢山のキングダム第640話。
今週の内容について、ここからくわしく振り返りを進めていきましょう!
キングダムネタバレ‐禍凛とバミュウのプレイルーム
えっと、ここには他の文官らしき面々や李園さんもいらっしゃるので…、
多分、楚国の王宮内とか宰相室とか、とにかく現代風に言うならば、
いわゆる公共施設の真っただ中ではないかと思います。
どんな穿った見方をしても、決して禍凛様個人のプレイルームなどではないハズです!(笑)
それにしても合従軍の頃より禍凛様のバミュウ遊びがカナリ高等化しているようにも見えます。
これは、合従軍の時のような野戦(アウェィ)と違い、
楚本国(ホーム)でのプレイなら蝋燭やらなんやらの物資が豊富な故に実現できるからなのでしょうか?
趙国の防衛戦略とか列尾が最終防衛ラインであるとかの話をしていますが…、
多分、読者含めて文官の皆さまもバミュウが気になって本題の話が全然入ってこないんじゃないかと余計な心配が先立ちます。
扉絵ではギョウ陥落の報が列国に伝わったけど!?みたいな見出しになっていましたが、どうやら禍凛やリエンなど楚が列国代表で所感を述べてくれた感じになっています。
早漏気味と禍凛様に評されていて、秦と最も戦線が近いハズの魏の鳳明などは出番一切無し。
そりゃまあ、後述するように騰が一瞬で列尾を陥落させてしまったために速攻で魏戦線に戻ってくるわけなので、もはや動きようがないのですから仕方がないですよね。
キングダムネタバレ‐コチョウ将軍と兵3万
冒頭にも書いたのですが、結局のトコロ列尾最終戦線は秦軍4万VS趙軍3万で展開することになりました。
趙軍は列尾という城があるものの兵数では何故か趙軍が劣勢に…、
当初のコチョウ将軍5万+舜水樹が遼陽から撤収してきた9万弱の兵は何処に霧散したのでしょう?
まあ、マジレスすると騰軍が4万規模に過ぎないのなら、残りの11万人規模の兵士はギョウと遼陽方面に割り振って、再びギョウの食糧が半年後に尽きるまで総勢14万人で列尾中心で耐えしのぐとかもアリというか…、
さらに将校としても、馬南慈、紀彗、馬呈、雷伯、唐利といるんだから、ホントに国が心配ならそれぐらい頑張れよ。とでも言いたくなる気がしないでもないのですが…、
まあ、この際、実際既に朱海平原からオウセン軍が南下したときにカンキ包囲軍が消滅していた等の実態もあったわけなので、“最早キングダムはこうゆうもの”と思って受け入れるしかありません。(笑)
という風に、神(作者)に歩み寄ったとしても…、
はぁあああァァァ!??
それにしても兵力11万人差って削減しすぎだろーがァァァァ!!
ネタバレもクソも真面目に予想した俺がバカだったよォ!!!
また、後述するように李牧…。
王都中央方面にどうやらホントに味方が一人もいないようです。
この時点ではまだ列尾には李牧逮捕の報告は来ていないようですね。
それにしても、ギョウに食糧が届いてしまったコトに関しては何にも触れないのでしょうか舜水樹?
『俺は李牧様の言いつけを守っただけだから、斉国がやってくれたことなど知らん。』とでも開き直っていたとしたら、李牧もホントにいい部下を持ったものです。(笑)
キングダムネタバレ‐羌瘣の夢と亜光復活
夢にまで出てきたホウケン…。
そりゃ、忘れたくても忘れられないような奴だってのは分かります。
ネタバレ検証-夢は何を暗示するのか?
夢の中とは言え、喚く信を抱きしめながら「これでいい。」とつぶやきながら、まるで信をかばうようにホウケンに身体を上下に叩っきられるキョウカイ。
信とキョウカイは同じ夢を見ていたようで、信が半ベソを掻きながら飛び起きます。
どやらキョウカイは先に覚醒していたようで、信の様子からキョウカイの夢(気)が信の脳内に流れ込んでいたと説明します。
信はこの時点で、ほとんど何の夢をみたか忘れてしまっていますが…、精神(概念)の世界でキョウカイの体が半分に引き裂かれたという事は、単純に彼女の寿命が半分近く無くなってしまっているとかそんな意味なのでしょうか?
信と比して極めて冷静かつ、何か諦めたようなキョウカイの目を見ると、今後のネタバレがどんなものか覚悟せざるを得ません。
さて、渕さんが信を呼びに入室、そして挙動不審に。
渕さんらしいです。(笑)
こんな時、同じ副長でも楚水さんならダンディーに大人対応で「フッ」とか言いながら入ってきたかもしれません。
ネタバレ検証‐最強軍神復活
遅すぎた最強軍神の復活です。
渕さんが報告にやってきたのは、亜光将軍の復活と、前回で補給をすませた秦軍がさっそく列尾に向けて亜光を筆頭に2万の兵力を持たせて出陣したという話でした。
信が失礼にもギョウ雲とバナージにやられて死んだとか言っていますが…、
あの激戦は何度読み返しても、藺相如軍最強のギョウ雲と目下李牧軍最強のバナージが2人がかりで襲ってきて、何で倒せないんだ?という疑問がどうしても大きく残ります。
ってゆうか、9日目時点でのグネイさんじゃなくて、最初から亜光がギョウ雲の迎撃に出てたら、
秦があの時点でガクエイとギョウ雲を討ち果たして終了だったくらいの武力を秘めていたことになります。
チートすぎて終戦まで寝かしておくしか方法が無かった亜光…。
趙軍にとっても、ここに来て敵にこのめちゃくちゃ強い武将のカードが増えてしまったのは悲劇以外の何物でもないでしょう。
バナージあたりは亜光の姿を見た途端、どんな思いをするか見てみたいトコロです。
キングダムネタバレ‐コチョウの撤退判断
騰軍の行軍スピードは速いです。
この時点で既に、両軍の先方どうしがバトルを展開しています。
両軍の兵数も少なく、戦線では然して、特徴ある武将がいない様子からももうアッサリ終わるコースかな?と思っていたところ、コチョウ、舜水樹の両名のもとに鄴から敵の後方軍が出てきたことが告げられます。
ネタバレ検証-二つの報告
『もう出てきたか…。』と秦軍の反応の速さに若干驚くコチョウ将軍ですが、落着きぶりから、まだ後方では李牧が居て自分たちをバックアップしてくれているものと考えている様子が分かります。
そしてそこに、バナージが放った別の伝令が到着します。
ここに来てようやく李牧逮捕の連絡が到着、この伝令将校を含めて全員が動揺を隠せません。
さらに、報告の内容はそれだけではありません。
王都にて李牧が斬首されるという予定まで報告されます。
ここでとうとう激昂する舜水樹。
見事に伝令将校の顔の横に剣を振り落とすという八つ当たりまで炸裂。
物語の中では緊迫した場面ですが、過去の舜水樹の活躍ぶりを知っている読者が見たらどうも思うでしょう?
『いやいや?君も李牧の立場をこと更ヤバくした張本人の一人だよ?』と、もう遠巻きに見守るしかないないでしょう。
ただ、趙王が超の付くバカだってのはデフォルトで趙の将軍であれば、知っていることのハズ…。
コチョウ将軍も『ウチの王はクソ』とか普通に言っているわけで、
舜水樹にしたって『ウチの王様、どんだけバカなんだよ!』と部下に八つ当たりしているワケですが、最悪、身内から李牧を殺そうとする連中が出てくることまでは予想できなかったのでしょうか?
李牧本人が国内内政にはどうも疎いように、彼の部下も基本的には戦争屋しかいないような気がしてきます。
ネタバレ検証‐戦略判断と李牧救出
バナージが李牧を助けるために、撤収し始めたとなればコチョウ軍を中心とした列尾だけで秦軍を支えられるハズがありません。
損耗を避けて、王都圏南部を切り捨ててでも即座に撤退を決めたコチョウは思い切りがいいです。
なんとなく想像すると滑稽なんですが、ギョウを囲んでいたバナージ達ですが、紀彗、馬呈、雷伯、を加えて『李牧さま~!』とか言いながら王都圏に向かっているのでしょうか?
『あの方を失えば趙は終わるぞ』と言っていることからも、
今回の場合のコチョウの撤退判断は、秦軍に対して兵力を温存するという戦略的な側面よりも、
自分たちのように王都の外で戦う将軍でなければ、李牧を助けることができないから退却するといったような意味合いの方が強いように見て取れます。
しかしそれだけに、李牧直下の部下でもなさそうなコチョウまでがその実態を理解しているにもかかわらず、
李牧本人とその側近である舜水樹やバナージ達が、趙国の内的立場についてあまりそこまで危機感があったとも思えないあたりがなんともな感じです。
また、前回のキングダムネタバレでも記述したのですが、内部事務的なバックヤード内での李牧の立場があまりにも弱すぎるのがヤハリ違和感バリバリです。
秦に関して言ってもキングダム連載初期から中期にかけては、信たちを巻き込んでカナリ深く政治的背景を描いていました。
李牧よりもストーリーの本筋から遠いハズの禍凛なども、リエンの後盾と、彼女が実質保持するであろう領土規模からも権力基盤がしっかりしている体の描写もありました。
この点、翻って李牧の立場を顧みると、武将としての三大天になれたことはともかくとして、どうして彼が宰相になれたのかが全く分かりません。
さて、そんな李牧の内情はともかくとして、ここでコチョウ将軍が非常に重要な一言を発しています。
『王を殺してでも李牧様を助ける』と。
もうこれは、高い確率で趙王が死ぬ歴史イベントとかかわっているようにしかおもえないですよね。
病死ではなく、完全な人為的な他殺で趙王の死がキングダム上で再現されるのかは、次回のネタバレ予想について深堀していきたいところです。
キングダムネタバレ‐信と壁の再開
血気ビキビキの録嗚未の陣営が描かれます…。
しかし、彼が叫ぶめっちゃくちゃ気になる“馬叫の陣”が何なのか明らかにらなずに、趙軍が撤退したことで列尾戦が終了。
未も完全に熱意のやり場を失ったところで、彼の出番がなくなり至極残念なところです。
どうやら騰軍はほとんど戦闘しないで列尾を占領したことが分かります。
結果的、遼陽方面の趙軍も完全に陣払いを行い、鄴と遼陽と列尾の拠点が連結完了。
一体の住民は趙軍に置いてきぼりにされたものの、王翦がこれを保護。
その後の顛末としては、一月間をかけて秦軍本営から兵の補充を受けつつ鄴攻略軍の一部が帰還を許されていきました。
この三度目の帰国組に飛信隊が選ばれ、列尾の手前で信と壁が合流を果たしたとあります。
何気に、現世では三年…。
スラムダンクみたいに漫画の中では僅か三か月(69日)足らずしか経っていなかったことが記されます。
信たちも神(作者)も読者も、長き戦いにお疲れ様ですよ。(笑)
次週のキングダム公開まで…。
さて、ここからは来週までの暇つぶしの話です。
毎週毎週、我々はキングダムを読むためにヤンジャンを買うので他の漫画や娯楽に金をかける気が起きません…。(笑)
次週、キングダム第639話が公表されるまで、とりあえず他の何かで暇つぶしがしたい人には、
映画、ドラマ、アニメなど充実してて、マンガ、ラノベ、書籍、雑誌なども豊富で見放題のU-NEXTで待機するもいいんじゃないでしょうか。
作画がカナリ微妙なキングダムアニメ第1期や…、
逆に一気に絵が良くなってけっこう見れるアニメ第2期なんかも、レンタルで金をかけずにここで見てしまうもアリ。
映画版もワザワザ映画館まで行ってまで見る気がしなかったケド、やはりファンとして義務的に見ておかなくてはアカンかな…、
とか悩んでいる人もココで無料期間のウチにサクッと見てまうでいいと思います。
― キングダムネタバレ最新639話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)
前回の本編⇒キングダムネタバレ最新第639話 吉報 考察 秦軍満腹で騰が参戦
前回の予想⇒キングダムネタバレ最新640話予想 趙軍の抵抗と恒例録嗚未イジリ