(信 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第589話 )
次回からのキングダム、いろいろ考えなきゃいけない論点がありますが、まずは何より松左の生存について考えるしかないでしょう。
生き残ると信じて―。
もちろん、彼が生き残ったとしても14日目の戦闘で負けた。あるいは敵将の首を討ち漏らしてしまったでは話になりません。
飛信隊の刃が“藺相如の盾”を貫くまでが残り二日間の内の14日目必達の戦果になる。
誰がどうやって「スヒン」するかです。
まぁ、「スヒン」ということで、ほとんど結論ありきになってしまいましたが、そろそろ羌瘣も大将首の一つくらい手にかけるくらいの手柄をあげて王翦の目に留まってほしいトコロです。
今回のキングダム591話で、飛信隊の持ち場だけでなく、堯雲軍VS玉鳳隊、馬南慈軍VS亜光軍の各戦線の状況に至るまで、秦軍右翼の戦況全体が概ね描かれました。
松琢が十槍を狙い、亜花錦が馬南慈の首を狙う。
神(作者)も内容かなり盛りこんできたと感じてしまいますが果たしてそこまで描き切れるか?
馬南慈は15日目にむけて、左翼を無事撤収させる役目があるはずなので、神(作者)も無茶させることはできないはずです。
堯雲が完全に戦闘に参加できなくなってしまってる時点で、十槍たちも「王賁を打ち取った」などと宣うのではなく「王賁と相打ちになった」と素直に言えばいいのに。
3月7日ヤングジャンプ掲載予定、キングダム第592話についてネタバレ予想。
ここから発生可能なネタバレを検証します。
キングダムファンの皆様よろしくお願いします。
キンググダムネタバレ-591話のおさらい
本編の考察⇒【キングダムネタバレ最新第591話三大天の盾 考察】
前回の予想⇒【キングダムネタバレ591李牧吠る信キョウカイ本気】
キングダム考察-中身空っぽ趙峩龍
趙峩龍、今回のキングダム591話でいきなり策が尽きてます。
彼が朱海平原戦終盤のボス的なポジションを確保したかと思い、趙峩龍と河了貂の作戦合戦を楽しみにしていましたが、どうやらあっという間に、作戦勝負はおろか心理戦でも河了貂に負けてしまった“藺相如の盾”。(泣)
体力がモノをいう武力勝負の尭雲VS信などとは違い、むしろ作戦やら心理戦などは圧倒的に経験値で勝る趙峩龍の方が若手に対して有利なハズです。
普通に考えて元三大天の戦場キャリアって、河了貂などと比べたら比べ物にならないくらいの相当な年季なのですが、これはどうしたことでしょう。
直接ではないにしろ、この13日もの間戦い続けてきた相手に、完全に読み比べで負けるなどとは、もはや馬南慈以上にやる気がないのでしょうか。
どちらにせよ、初対戦で相手が正確に飛信隊の実力を把握してしまう前に、キチンと勝負に討って出た河了貂のほうに軍師としての軍配が上がったのは確かだと思います。
例えそうでなかったとしても、今日も趙峩龍は飛信隊の勢いを目の当たりにして、「見くびっていた」だの、姿を現した信を見て「何ィ!?」などといったように、すべて河了貂の想定範囲のリアクション…。
この見通しの甘さ、朱海平原始まって以来もう何回目のコトでしょう?(笑)
また、とっておきの策である“隔砂陣”なる秘策を披露したものの、その概容すら読者に伝えるヒマもなく、信の個人武力によっていとも簡単に粉砕されてしまいました。
また、“土雀”の実力と“隔砂陣”の効果がどういったものかは気になったのですが、亜光軍で堯雲相手に繰り出すハズであった“冊”の如く、読者にとって気になる作戦の中身を見せないまま飛信隊の勢いに飲まれる“隔砂陣”。
なにやら、作戦の名前だけが提示されてるのに、まるで内容が全く用意されていない“企画倒れ戦術“が多いのもキングダム鄴攻めの大きな特徴だといえます。(笑)
そもそも“策”ってどれだけ強いやつがいても、そいつの実力を発揮できないようにしてうまく絡めとるように設計するから“策”と言うのではないのか?
いよいよ信も蒙武みたいな実力の発揮の仕方をしてきたのか?とも思いました。
しかし、よく考えてみると今回のケースに関しては決してそうだとは言い切れない部分もあります。
おそらくただ単に、神(作者)が趙峩龍の詳しい作戦や陣形の中身など何にも考えていなかっただけの話だと思います。
確かに、わざわざ急造の使い切りのキャラクターに、そこまでの設定を施してやるのは、サスガにめんどくさいのはわかります。
正直なところ、神(作者)としても敵の強さを乗り越えるコトで盛り上げるよりも、またまた味方のピンチで盛り上げるとう楽な方法を選んでしまったのだと思います。
キングダム考察-亜光軍の様子
馬南慈軍などは二日目の戦闘のダメージからすっかり復活。
王賁の起死回生の用兵によって539話の時点で“再起不能なほどの打撃を受けた“と、ナレーションで言ってた割にはしっかり再起してしまっています。
段茶さんと亜花錦も厳しいトコロですが、どれだけ兵が多くても馬南慈軍は彼一人のワンマンチームでしかないのに対して、亜光軍は段茶さんが防御の役割を果たし、亜花錦が攻撃力を担っているところが強みになります。
キングダム考察-玉鳳隊の様子
玉鳳隊の戦線では、番陽が指揮をとり、再び雷雲を引き出すところまで戦闘が進展。
本日も堯雲は休業で、雷雲も相当数削減されたはずなのですが、王賁と関常を戦闘力に欠いた現在の玉鳳隊にはキツイ連中であることには変わりません。
何気に、今回の玉鳳隊内の会話で分かったことですが、十槍の設定として槍の穂先に飾りがついているという点は、見逃していました。
松琢が「宮康の仇」とギラついていますが、彼一人でどこまで残り6人もの十槍を屠れるか疑問の残るところです。
基本的な作戦方針としては、堯雲軍を飛信隊方面に抜かせないことが今の玉鳳隊の役割なので、無茶をして彼までキングダム本編から退場してしまうなどは避けてもらいたいところです。
ネタバレ考察-秦軍右翼の目的
やはり河了貂をはじめ、作戦を立てるにあたって秦軍右翼の全体の作戦の標的に定めたのは趙峩龍でした。
まさしく、彼らが意図するところとしては、キングダム第583話で王翦が倉央と会話する中で、王賁の作戦にダメ出しをしていた通りの話で、実質敵軍左翼を動かしているのは彼であるであるためです。
だからと言ってはなんですが、そもそも朱海平原14日目のテーマって何だったのか?
もともとは河了貂と趙峩龍の知略勝負で読者を惹きつけていたハズなのです…。
しかし、それが突然何故でしょう?
河了貂のセリフである『助からないと思うところは、最初から助けに行かないで』を伏線にして、私たちは僅か一週間のキングダムを挟んだだけで、人気サブキャラの安否について心配しなければならなくなっています。
軍師勝負なども上述のとおりアッサリとカタがついているのが笑えます。
ただ、この状況について言えば、これまで停滞気味だった話が急テンポで進みつつある証拠とも言えるでしょう。
この点は、少なからず趙峩龍の判断と予想を大きく上回る兵力配置を実施し、全軍の突入の指揮を出した河了貂が頑張った結果ともいえます。
キングダムネタバレ-松左が心配で寝られない。
再び週を跨いだ最終ページの“死ぬ死ぬ煽り”が始まりました。
既にファンの間でも浸透してしまったキングダムの演出手法であるとはいえますが、やはり松左が人気キャラであるということは容易に想像できるので、かなり心配であるという読者の方も多いと思います。
とは言え、ここまで神(作者)がここまで、キングダムの流れを描き切ってしまった以上は、現状からこれから先を考えるしかありません。
そして、標的になる対象がバジオウのように主役級の絶対的な武力を誇れる立場でもないため、判断が難しい生死予想であると言えます。
何気に個人的には来週のキングダム、もしも扉絵が松左で始まっていたならば、マジでそこから先を読む自信がありません。
そして、とりあえず干斗も何か言っておきたい、すっかり愛されキャラのポジション獲得したな?
すでに列尾城の攻略戦で、キミを守るために黄さんという伍長まで死んでいったのですよ。(キングダム508話参照)
何人お前の為に死ぬんだよ?
さらに松左までがキミの為に行動を起こしているワケです。
どうしてそんな変な髪形で生まれてきたんだ!?
もちろん、干斗をはじめ新人歩兵が、古参たちに期待をかけられるほど相当強いコトは分かります。
崇原たちも彼らに愛着を感じるのも理解できます。
そして同じ新兵の話ならば頼むからお願い、そろそろ出てきて弓矢兄弟。
キングダムネタバレ592李牧察知迫る信キョウカイ
ざっくり先のキングダム予想を進めると、次回の以降のキングダムについては当然、松左を中心とした局地戦の展開。
次に趙峩龍を羌瘣が仕留めるまでの部分が気になってくるでしょう。
朱海平原戦の顛末にだけでなく、鄴攻めの先につながるキングダムの論点も発生していることについても考察を進めたいと思います。
下記の中心に最新のキングダム592話以降の展開を考察できるポイントを絞ってみました。
キングダム本編の状況を分析し、河了貂がここからどのような戦術のつみ重ねを見出すのか?
それとも、ここからは現場の各部隊長の判断が詰めを進めるのか?
下記論点にまとめて考察と予想を進めたいと思います。
・松左の生存可能性
・趙峩龍スヒンまで
・賞味期限切れの敵キャラたち
キングダムネタバレ-松左の生存可能性
結果、死ぬか生きるか?という話であれば、まだ彼が生き残る可能性はあるかと思います。
この論点について、いくつかの切り口から考察を進めていきたいと思います。
ネタバレ予想-死ぬならいきなり。
直近のキングダムの死亡者である宮康を見ていて気が付きました。
神(作者)がキャラを死なせて読者にショックを与えるなら、いきなり話の途中で出てきたキャラを死なせるほうが大きな衝撃を与えることができます。
おそらく毎回キングダムのラストでピンチを煽る形式で、読者が慣れてしまった感がある“死ぬ死ぬ煽り”などよりも効果があります。
キングダム考察-鄴攻めの損害
これまでキングダム本編でも、“死ぬ死ぬ煽り”で危なかったキャラクターを助けに入った宮康やカタリが颯爽と出てきていきなり死んでしまうといった場面作りが続いてることが分かります。
紀彗死ぬ?⇒麻紘が死亡
キタリ死ぬ?⇒カタリが死亡
関常が死ぬ?⇒宮康が死亡
バジオウ死ぬ?⇒シュンメンが救出
亜光死ぬ?⇒亜花錦が救出
そもそも冷静に考えてみれば分かります。
これから誰が見ても死ぬかもしれないと簡単に想像が出来るような状況でキャラが死んでしまっても、それほど大きな衝撃を読者に与えることはできません。
次のキングダムで結果を受け入れる、覚悟が作れてしまうっからです。
神(作者)的な立場も考えると、それこそ手塩にかけて育ててきたキャラクターを退場させるというリスクも抱えるため、死なせるなら当然に意味ある死を与えてあげたいハズです。
そういった意味では、飛信隊でも古参のキャラで、キングダム本編でも端々から読者に思い出を与えてきた松左を、現状のような分かりきった状況で退場させることになるのは、神(作者)としても勿体ないのではないかとも思えてきます。
(※最初から急造キャラでもあり、死亡要員であったグネイ様なんかはほんとご愁傷様だったと思います。)
ネタバレ考察-松左を失うことによる戦略修正
河了貂が語った『助からないと思うところは、最初から助けに行かないで…。』というセリフは分かりやすいフラグでした。
しかし、この点をよく吟味してみると、松左が干斗の部隊を救出に入って行くことで発生するリスクは、ただ単に、松左個人が犠牲になることで収拾が付く範囲で収まるとも限りません。
彼が死ぬことで、飛信隊は進軍を進める上で、渕さんだけで小隊支援を続けなくてはならなくなる。
また、河了貂も松左が率いていた中隊を救うか見捨てるかの判断をしなければならなくなります。
当然、彼女も見捨てざるを得ない判断をするしかないワケで、味方の損害が広がる前に、より飛信隊全軍の攻撃を強める必要まで出てくるでしょう。
神(作者)がこのような飛信隊全体の攻守バランスへの影響力を考慮に入れているかは分かりませんが、キングダム591話の時点で、一旦は河了貂と趙峩龍の軍師勝負にキリが付いたとも思える状況から、さらにもう一つ戦術判断の山場を設けるのも無理があるように思えます。
ネタバレ考察-誰が松左を殺せるのか?
上述の事例である、麻紘、カタリ、宮康の三人が死亡してしまった事例を分析してみると、それぞれ彼らを殺害することができるほどの強力な敵ユニットが接近していたことがわかります。
麻紘を仕留めたのが李牧であり、カタリにはジリ兵団とブネン、宮康には十槍のメンツがそれぞれ対峙しました。
これを現在のキングダム591話に当てはめてみると、干斗の部隊が滞留する一帯に、別段、これまで紹介されてきたような強力な敵ユニットが存在するとは見て取れません。
また、今のピンチを演出するために、今更、ジリ兵団(キングダム562話参照)のような急造強部隊を作出するなどもさすがに難しいと思われます。
上記の様に考察をすすめると、実際にどれだけ松左が次回の592話で危機に陥ろうとも、現実に彼にトドメを刺すに足る“強さ”を持った敵が必要であり、現在、干斗たちを襲撃しているモブ敵が付き従う10人ほどの小隊も返り討ちにするほどの強さを持っている必要があります。
この点に関して考えれば、仮に松左が死んでしまう可能性があるにしても、神(作者)的にもモブ敵に彼の最後を委ねるのはさすがに微妙ではないかと思います。
ただし、この論点については、必ずしも松左本人が、バジオウやカタリクラスの武力を持ちえない点を考慮すると弱点が残ると考えられます。
おそらくポイントとなるのは、助けに来てもらった干斗の部隊が、支援によってどれだけ息を吹き返すことができるかでしょう。
ネタバレ考察-読者反応の逆張り
さすがにキングダム591話の読者反応がネットに出揃う現時点で、神(作者)のネーム出来上がっていないとは思えません。
しかし、当キングダムネタバレの読者様コメントでいただいているように、原先生目線で考えると、多くの読者が591話の反応として松左死亡路線に立つものとして騒いだリアクションを見せるほど、読者の裏をかくために松左生存路線についての方針を固める可能性は高くなります。
結果的に、救援を得た新兵たちが、一層奮起して敵を撃退するでもいい。
それこそ弓兵として比較的後方に控えていたはずの弓矢兄弟の矢で助かるなど、まだ、神(作者)が出し切っていない飛信隊のカードもあるので、生還の可能性はまだかなり残っていると考えられます。
キングダムネタバレ-趙峩龍スヒンまで
これは他の方がキングダムの先を考えたとしても、恐らくは大きくブレないのではないかと考えられます。
河了貂『本命が最前線に出たとき、飛信隊の力は趙峩龍の読みを上回る!!』といいました。
もう十分勝ってるじゃないか。とも思えるほどの飛信隊と信の勢いです。
ネタバレ予想-趙峩龍の残存カード
趙峩龍が591話で出し切らなかったカードとして、徐肖と徐林を忘れずに繰り出してくる可能性も否定できません。
キングダム初期の“朱鬼・麻鬼”の強化バージョンと思しき彼ら二人の長槍使いに、信が完全に足止めを喰らうとも考えられませんが、趙峩龍が対策を練る時間を稼ぐ程度のコトはできるかと思います。
そしてこの場合、飛信隊として絶対に想定しなければならないのが、形勢不利だと見切った趙峩龍が、あっさりと撤退の判断を下して逃げてしまう恐れがあることです。
ネタバレ予想-秦軍の対処
この点の対策については、下記の2点。
①当初から河了貂が、趙峩龍の動きを予測しており羌瘣を退路断絶兼トドメとして起用している。
②現場の判断で羌瘣が相手の動きに対処する形で勝負を決める。
どちらかの対処を施すしかないので、結果的には羌瘣には手柄を持たせる形になるでしょう。
河了貂がここまで来て、敵の大将が逃げることを想定していなかったとしたら、591話の見せ場も台無しの馬鹿になってしまうコトになるので、①寄りの展開になるほうが望ましいかと思われます。
591までのキングダム本編で、14日目開戦の最中で、羌瘣がどこに配置されているか不明ですが、意図的に神(作者)が伏せカードとしての待機を命じているとしか考えられません。
また、標的である趙峩龍本人も13日目のように自ら前線に仕掛けて来ていないことを考慮すると、早期に羌瘣の体力を使い果たしてしまうことも得策ではないために、今しばらく松左と干斗が危機を乗りこえるまで、勝負の決め手を動かすのには我慢が必要になってきそうです。
キングダムネタバレ-賞味期限切れの敵キャラたち
ここ最近、当キングダムネタバレで重ねて指摘していることなのですが、こと趙軍側のキャラクターたちの賞味期限が切れかかってきている部分が気になります。
キングダム考察-各キャラの役割
堯雲は実質的に王賁と相打ちであり、馬南慈は撤退要員として確保しなければならない。
趙峩龍は死亡しなくちゃ話が先に進まず、李牧率いる敵中央軍のメンツは神(作者)本人が後2日で朱海平原終わりと宣言してしまったが故に、撤退する時間を考慮するとほとんど戦う時間など残されていないことが分かります。
何よりメチャクチャ期待値の高まってしまった田里弥と倉央に対して、趙軍で配置されているのが金毛だけというのがツライです。
キングダム491話で政の元に上奏にやって李牧は、昌平君を相手に「今いる秦将全員がまとめてかかってもこの李牧の相手ではない!」と断言してました。
結果的に上記のセリフの意味をこの朱海平原の状況から逆読みすると、李牧はただ単に自分一人さえ居れば戦争なんて楽勝とでも言いたかったのだと思います。
恐らくフテイとカイネがまったくもって成長してこなかったのも、そもそも彼らを育てる必要など無かったからなのでしょう。
ただ、いくら李牧が自分の強さに自信があったとしても、それで読者が面白くキングダムを読めるかといえば別問題です。
鄴攻め序盤に、燕からオルド軍が侵攻してきたトキに迎撃に出た、新三大天予定の司馬尚ですが、彼が本格的に趙国防衛に参戦するまでにはまだカナリの連載回数が必要だと思われるので、この趙サイドの人材不足はまだまだ相当期間続くと思われます。
ネタバレ予想-出てくる龐煖
そう考えれば15日目、李牧以外のほかの連中が使い物にならなければ、とりあえずでもいいから趙軍、本当に龐煖もう一度呼ぶか?ってことになりかねません。
実際に龐煖が現れて、信の一閃を感知して叫びを上げていたのも「朱海平原から少し離れた山地」でした。(キングダム561話参照)
地理的にはいつ龐煖が現れてもおかしくない設定が施されています。
賞味期限切れそうなキャラといえば、キングダム内では龐煖こそ、その代名詞なんじゃないのか?とも考えましたが、この先の展開で、仮に李牧が王都圏からの召還などに応じて、朱海平原を後にする場合や王翦が閼与の拠点制圧に向かう場面を想定すると、今のキングダムってホントに相応しい敵が見つからない…。
誰でもいいから代わりの奴出さないと、秦軍の敵がモブ敵だけになってきそうな勢いになってきました。
無理な言い方をすれば、龐煖というキャラクターが、賞味期限切れで本当に腐って無くなってしまう前に、出すだけ出しておくといった形で出てくるかもしれません。
あるいは、王騎将軍とヒョウ公将軍との戦いを経て、そして蕞攻防戦の終幕で信と戦いを通じて、武の道の終焉を悟った龐煖がが人間的に成長して再び登場というネタバレの流れも、今から原先生が頑張ればなんとか無理筋ではないかもしれません。
単純に龐煖が出てくるにしても、そのまんま賞味期限切れの成長ナシの龐煖で登場してくるか?
それとも、王騎将軍とヒョウ公将軍の強さの正体が何であったかを求め、新しい強さを手にした龐煖で出てくるかは、当然、この先のキングダムの展開にとって大きな差になると思います。
『そのまんまの龐煖』と『成長した龐煖』
こうして言葉を並べてみると、まるでドラえもんの有名エピソードでもある『汚いジャイアン』と『キレイなジャイアン』とを比較しているような気分になってきます。
龐煖の再登場に関して考えてみれば、新しい三大天がそろって趙を守る時代が来るのか?
歴史通り王翦の鄴攻め以降は龐煖が出てこなくなるのか?
現趙王が崩御するコトの影響はないのか?
仮に人間的に成長していたとしても、相変わらず李牧の兵器としてしか運用できないのか?などな、龐煖が絡むとカナリの範囲でこれから先のキングダム設定に影響が出てきます。
キングダムネタバレ592李牧察知迫る信キョウカイ 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんのキングダムネタバレ考察やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)