( 亀頭戦士 ヨコヨコ 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第816話)
やっと開戦かと思ったら、喋るだけだった前回。。
さすがに、さすがに、来週は実戦が開始されるでしょう。
まあ、勝負自体、秦軍が勝つことが決まっている戦なのですから、神様としても、読者としても、秦軍が“なるべく韓軍も損耗させないように勝利する。”とうデバフ状態で、どのように騰と李信が秦の勝利に導いていくのか?
“勝ち方”をどう吟味して、描き込みを読みを進めていくのかに重心が掛かってくるでしょう。
今回の戦闘のポイントは、孫氏の兵法的に云うと、史実に名高い孫ピンが、田忌将軍に競馬を勝たせた際のエピソードがヒントになっています。
たしか、一緒に競馬を見に行った、孫臏と田忌将軍。
相手と田忌将軍、互いんの馬を見て、それぞれ速さを上中下に等級分けができると判断した孫臏は、相手の上の馬には田忌将軍の下の馬、相手の中の馬には田忌将軍の上の馬、相手の下の馬には田忌将軍の中の馬で対戦するようにアドバイスをします。
その結果、相手の上の馬には負けるものの、中の馬、下の馬には勝ち、2勝1敗の勝ち越しで見事に勝利となりました…。というエピソードです。
また、秦軍としては、勝ったところで、韓軍を全滅させてしまったら意味が無い。。
多分、多分、読者としても比較的、好感の持てる敵将、洛亜完たちに対しても、死んで欲しくないと感じている方もおおいような気がします。
とりわけ、洛亜完やヨコヨコが、指揮官として糾合できたら、戦勝の後に吸収した韓軍全体を、より効果的に運用できる可能性が高まるので、優将たる騰からすれば、可能であるなら、洛亜完達の助命まで兼ねて、戦後処理をしてくれる余地がまた残っていると私は予想しています。
え??
じゃあ、韓側の敗戦の責任は、一体誰がとるのか、ですって??
そんなもん、THE☆老害 張宰相一人に決まっているじゃないですかwwwWWW
英呈平原戦の敗北がきまり、魏と趙の援軍が間に合わず、敗戦責任についての所在が、問題が露呈される段階になれば、全体の戦略構想を決定した、宰相が最終責任を取るしかありません。
そして、権力が失墜した瞬間に、王都新鄭の歓楽街で、いままで彼が宰相の地位を振りかざして、数多の風俗嬢に対して“変態プレイ”を強要してきた罪状が、次々と明るみに出ます。
おっと、話が逸れました。
当面の問題は、英呈平原戦の様子です。
ではでは、今週もキングダムネタバレ予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ-韓軍側の強み
両軍、平原にて会戦形式で会敵したワケですが、もう何度も本ブログ書いていますし、コメントで意見を頂いているとおり、、。
平原で会戦を選んで時点で、韓軍の強みが完全に消失しています。。(汗)
何より、韓軍最強兵種である毒兵器部隊の効率的運用が効きません。
合従軍編の際は、函谷関の拠点に足を留めた張唐将軍、その他の部隊に対して、毒矢や粉末毒を局地的に効率集中して、投入できたればこそ、彼らの存在が脅威足り得たわけですが、こと、平原会戦になると、敵の回避運動が容易で、近接して乱戦に持ち込まれれば、自軍さえ毒兵器の餌食に巻き込みかねません。
また、粉末毒兵器に関しては、風向きによっては、自軍を毒するだけになってしまいます。。
また、なにより、今更毒兵器を運用してきたところで、既に秦軍としては、合従軍の際の韓軍の情報については、共有していること間違いないですから、昌平君、騰としては、相応の対策、心構えが在って然るべきです。
当時、韓軍と戦ったのは、桓騎軍と張唐軍であって、騰軍ではないですが、流石に軍中枢の昌平君機関を通じて、現状分かっている範囲の韓軍データは、騰軍にも共有されているハズです。
間違いなく。。
…、
……。。
いや、やっぱりスイマセン。。
なんか、ヤハリ心配になってきました。。
まさか、あのSYOUHEIKUNのやる事です。。
今や亡き桓騎や張唐たちが、どうやって当時の韓軍に勝利したのか??
ロクにその記録を抑える事すらやってなくて、、。
騰軍に、韓軍の過去情報を何も伝えていないなんて事...。。。
まァ、確かに、、、。
普通にありそうですね。(汗)
そう考えたら、逆になるほどと思います。
昌平君の伝達ミスにより、韓軍の毒兵器について、何も知らされていない騰軍が、一定、洛亜完たちに苦しめられるというのは、普通にありそうですね。。
ここら辺で、秦軍側のデバフとしてレギュレーションになりそうです。
回想シーン等で、騰が昌平君に合従軍編の韓軍の記録を請求した場面などが描かれたら、それはそれで面白いかもしれません。
騰『して総司令?合唱軍の際に韓軍と戦った桓騎軍と張唐軍の戦闘記録を見せて欲しいのですが?』
昌平君『合唱軍の際の記録?それは一体何の事です?桓騎と張唐はもう死んでしまったので、私が知る訳ないじゃないですか。』
嬴政・昌文君・李斯・肆氏・介億・録嗚未・干央『ズコー!』
隆国『ヽ(・ω・)/ダメだこりゃ…。』
洛亜完たちには、ある程度活躍してもらわないとダメですから、逆に、いっその事、昌平君がこれくらいの勢いで、やらかしてくれても構いません。
つまり、英呈平原戦の序盤、昌平君の伝達ミスで、韓軍側の毒兵器によって、動きの遅い、歩兵団が毒矢の遠距離攻撃によって、大いに苦しめられるという展開はあるかと思います。
毒兵器部隊は、通常、韓軍とっては、奥の手部隊として、ここぞという際にまで、温存して然るべきなのですが、上記のとおり、あまり秦軍が接近してから使うのは、韓軍にとって悪手になりかねないので、会戦時の場合は、互いに距離の取れる遠距離攻撃時ぐらいにしか使えない。
また、重装甲の甲兵部隊に対しては、効果が半減するのと、騎馬部隊相手だと、回避されて毒兵器リソースが無駄になる可能性が高いので、必然、歩兵そのモノを狙って、損耗と混乱を誘うのが、韓軍にとっての最大限兵器活用になるモノと予想します。
なので昌平君、重要なことだからな。
こうして、洛亜完たちが活躍できるようにするために、今回も、しっかり騰将軍に対して、申し送りしておくのを忘れるんだぞ!?
キングダムネタバレ-飛信隊VS博王谷軍
野戦が強いモノ同士、正攻法で盛り上がれるのは、コッチの方かもしれません。
そもそも飛信隊が洛亜完側と戦う可能性もありますが、以前、韓軍としては南陽軍と博王谷将軍が“野戦に強い”と評価されていた事で、李信VS博王谷の予想を優先させた感じです。
ザックリ両軍の特徴を語ると、秦軍・韓軍全体に言える事ですが…
平均的に全体で強度が担保されている韓軍
VS
突出した強部隊と弱兵部隊の両方が混在した秦軍
といったトコロでしょうか??
ボトムラインでは韓軍が勝っており、強度ピークでは秦軍が勝っていると言いますが。
組織戦闘で云えば、確かに韓軍の側が有利に見えますが、武将の仕事としては、この点、互いに自軍の強みを生かしつつ、相手に強みを出させない、という観点で戦闘に臨むことになるのかな?と。
孫氏の兵法的に云うと、孫ピンが田忌将軍に競馬を勝たせた際の様に、徹底して相手の強み(ストロングポイント)と正面から戦わないようにして、確実に勝てる戦局で優位性を保持したほうが、勝利を手にします。
なので、河了貂的には、普通に弱兵部隊を囮にして、精鋭部隊で、敵本陣を一気に貫いたら勝利確定にも見えるのですが、ここで、冒頭で描いた秦軍側の真の勝利目的がデバフで圧し掛かります。
つまり、『両軍の損耗を如何に抑えるか??』という点です。
なので、秦軍側は、安易に弱部隊を囮や当て馬として利用することは難しい展開になります。
しかしながら、それはそうとして、結集した精鋭部隊を持って、敵中枢を早期撃破する点については、今回の制約が在った中でも、優位な作戦方針として機能します。
なので、やはり精鋭部隊で切り開いて、李信を博王谷将軍の下に届けて勝負を付ける。。のが一番飛信隊にとって楽な展開になるのではないか?
ただ、それくらいの事は、博王谷将軍とて想定しているハズでしょう。
博王谷将軍が本陣ごとやや後退を重ねて、深縦戦術を取る等は、非常に有効な対策になるかもしれません。
博王谷将軍が、深縦戦術を取れるのは、本陣を後退させたところで、強いのは生え抜きの飛信隊中核部隊なので在って、追従して後方から戦線を押し上げる歩兵部隊が弱いとの前提に立てるからです。
最終的に、後続できない歩兵部隊から、飛信隊中核部隊を孤立断絶させて絡め取る。。といった展開も無理ではありません。
ただし、飛信隊中核部隊の地力が、博王谷将軍の想定を少しでも上回れば、暫時後退が間に合わない、包囲しても結局突破される。
上記のとおり、強度ピークでは秦軍が勝っている点を行かされて、博王谷将軍は詰みます。
なので、あくまでも秦軍の撃退、防衛が目的である博王谷将軍側としては、李信を討ち取る事などは置いといて、秦軍が強部隊でせめて来たら、彼らに対しては防御に徹して、秦軍側の弱卒部隊を選別して、損耗を誘う方向性で戦闘展開を進めるべきです。
何より、秦軍は、韓軍はおろか自軍の損耗さえ、安易に発生させることが出来ない上での、勝利条件制約が在るからです。
しかしながら、河了貂とて、自軍の新兵部門が狙われてくることくらい、想定しているハズです。
なので、基本的に、突撃部隊の選定と同時に、干斗や尾平、崇原直下部隊など、歩兵団の中でも兵種をベテラン部隊と新兵部隊に分けて、其れを更に前後に配置する布陣で展開しており、韓軍と、後方の新歩兵団が、スグには会敵しない形で戦闘を進めて行くハズです。
新人歩兵団は、干斗や尾平、崇原直下部隊が前線を進めた後の、討ち漏らした上の疲労した残兵を複数人で狩っていく。
また、干斗や尾平、崇原直下部隊たちも、過剰に韓軍の兵士を討ち過ぎないという制約を伝えれている可能性があるでしょうから、敵の中核指揮官を叩いて敵部隊を混乱させる、面制圧より点攻撃を優先して、結果的に敵を後退させるといった、戦術方針で戦闘を展開するものと予想します。
で、騰VS洛亜完戦については、対臨武君戦で見せた、“素通り録嗚未軍”の再現で展開開始。
全体を俯瞰する洛亜完将軍が、コレに対して、遊撃将軍のヨコヨコを録嗚未軍側に投入するのか
それとも博王谷軍保全のために、飛信隊側に対して投入するのか?
このどちらにヨコヨコを投入するかの一瞬の判断によって、韓軍の命運が分かれてきます。
恐らく、結果としては、録嗚未ないし干央の相手には、半分モブ同然の、全体出陣の際に出てきた、眉景将軍か沛曇将軍が咬ませになってくれるでしょう。
今回の戦闘のポイントとしては、冒頭にて孫氏の兵法を紹介した通り、徹底して相手の強み(ストロングポイント)と正面から戦わないようにして、確実に勝てる戦局で優位性を保持する事なのですが、
❝亀頭戦士ヨコヨコ❞、彼自身はそれなり優秀ながらも、録嗚未側ではなく、最早、亀頭どころか、❝超絶女殺しドラゴンヘッド昂クン❞という、完全上位互換戦士がいる無理ゲー戦線に投入されることになり、韓軍戦線は各地域での局地劣勢を得る事になり、負けてしまいます。
ヨコヨコにはほんと気の毒ですが、正しく亀と龍くらいの違いにも成ろうかという昂クンの相手に投入させられるという顛末、マッチングミスによる顛末で韓軍が敗北するという、展開が待っているものと予想します。
ちなみに、もしもヨコヨコと録嗚未が戦った場合はどうなるか?
予想してみます。
バキィ!!
ドカッ!!!
一騎打ちで吹っ飛ばされるヨコヨコ。
ヨコヨコ『うわーーー!』
録嗚未『ハッハッハー!どーんなもんじゃーい!!(笑)』
ヨコヨコ『くッ、武力では負けたか…。でも、男として…。チンコのデカさだけは俺の方が上だもんね!!新鄭の風俗店で、お前の相手した嬢から聞いたぞ。』
録嗚未『ああん?(; ゚Д゚)アセアセ、テ、テメェッ、何言ってんだ!?』
干央『お前、去年に新鄭行ったトキ、そんな事やってたの?』
録嗚未『ち、ちがう!アノ時、俺だけじゃなくて、アイツが誘ってきたんだよッ!』
ヨコヨコ『仲良くしようぜ兄弟♪』
録嗚未VSヨコヨコ 結果予想
武 力:〇録嗚未≧ヨコヨコ×
チンコ:×録嗚未≦ヨコヨコ◎
判定ポイント差によるヨコヨコ勝利と予想します。
でも、ヨコヨコ?
飛信隊と戦うことになっても大丈夫だって。
君のポテンシャルなら、昂クンだって、軍門に降る事を許してくれるだろう。
むしろ、昂クン特別百人隊に入る事でこそ、君の亀頭戦士としての真の活躍の場が与えられるに違い無い。
そういう意味でも、洛亜完将軍が昂クンの下に君を派遣させたことは、ある意味では大いなる正解といえるだろう。
なので、洛亜完とヨコヨコ。
彼らが第二の人生を再開するためにも、秦軍には負けるかもしれんが、自信は失わないで欲しい。
負けるなヨコヨコ。
頑張れ洛亜完。