(あどけない??今じゃ見れないこんなコミカルな信も好きだったな(笑))
キングダムのネタバレ!第9話 感想と考察
「いねえな、誰も」
ということで、昌文君との合流地点に到着した信たち。
寝室やら釜戸やら、数少ないキングダム世界の生活感が描かれたシーンですね。
結構好きなシーンです。
漫画の中では、まだ一夜しか経っていないのに、ずいぶん長い旅をしてきたみたいに感じます。
政「適当な部屋で休んで待て」
というわけで、信も寝台に寝転がって、剣を眺めていますね。
短く「漂・・・。」とつぶやく場面ですが、今思えば、これが信が漂を反芻する最後のシーンだったんじゃないかと思います。
そして、「メシだぞー」と貂の声。
偉いぞ貂ちゃん!!君だって疲れているのによく、これだけの食事の支度したもんだな。(笑)
そういや、貂が食事を作る間、政もなにをしていたんでしょうかね??(笑)
彼が一人のリラックスした姿なんかは、ここから先もそうそう多く描かれないので謎ですね。
信の豪快な食事のマナーはさておき、貂が「この屋敷ちょっとへんだよね??」と。
ここは400年前の秦の王の避暑地で、その王の死後は忘れ去られた場所だったはず。
それが何故こんなキレイに残っているのか??と。
ここで政が語って聞かせてくれます、繆公について。
やはりこの王様親切やな(; ・`д・´)
しかも昔話で感動させて貂が泣き出す始末、、、。コミュニケーション能力も高ェ・・・。
この辺りは、いまではなかなか手に入らない、総集編Ⅰに収録されている、キングダムの前身作の1つである読み切り、馬酒兵三百も是非合わせて読んでみたいところ!
さがしてみるかAmazonやらで。苦笑
楊端和さまのご先祖さまもやはり美女だったり、そうやって繆公の馬食べちゃってたんだ💦
山の民みなさん・・・とか。(笑)
まあ、同じ事実も、誰がその様子を語るかで伝わり方が全然ちがうのが面白いところです。(^^♪
この第9回をいつも読み返すたびに感じるんですが、
キングダムは基本バトル漫画ではあるのですが、まるで戦略シュミレーションゲームみたいに、いい具合に緩急がありますね。
連載でも、前線での信の活躍を描いた動的な場面と、政を中心に政治の流れや文化の戦いを描いた静的な戦いが交互に入れ乱れています。
しかし、キングダムの面白いところには、そのどちらにも、この繆公の話のような、教養につながる話の展開が待っていて、そこのところに、多くの社会人が魅了されているように感じてなりません。
まあ、ここでは、8話まで信も戦いっぱなしでヘトヘトだったので、政のお話で読者のみんなも含めて、ゆっくりしようよ~的な、緩みがあってよかった気がします。 ^^) _旦~~
この先、今の連載まで続いていく大ヒットのリズムの原点がここにあるような気がします。
続きはコチラ⇒キングダムのネタバレ!第10話油断 隠された重大機密、吹き矢のほうが強いのに。(笑)
キングダムのネタバレ!第9話 感想と考察 以上