やっと、原先生の目論見が見えてきましたよ。(笑)
騎馬兵のぶつかり合い。
キングダムのネタバレ最新! 感想と考察 第545話
趙の上級騎馬兵でしょうか?兜のデザインが少し違う(まあコレもある意味ココだけのレアキャラ)雷雲の武将と楚水さんが激突します。
また、ある局面では、雷雲の兵士でしょうか? 尭雲軍の一人が松佐に斬りかかり、さらに二人がかりで襲い掛かる。
それも松佐さん、巧みにかわし相手を倒す。
松佐隊の副官がやって来て、戦っている敵がかなりの者だと話し合ってます。
「も少し早くきてくれたよかった」とか激戦のなか冗談を言える松佐さんステキです。
さすが、歩兵隊長補佐!!ワリかしマジメ気質の崇原さんの補佐役としては最高のパートナーでしょう(笑)
松佐さんは新人達の方を顧みながら、新人達はわずかながらも必死に奮闘している様子を確認。
しかしながら、部下と敵の実力を噛みしめながら、敵が今まで戦ってきた中で一番強い相手だということに危機感をにじませます。
騎馬隊の持ち場の我呂
我呂の前には見た目、彼よりも、一回りも二回りも巨躯な尭雲の兵が立ちはだかっております。
ここでは何故か、連中、いつものかませ巨兵団の動きではないです。💦
「ときどき出てくるこの精鋭ども、マジで強ええ!!」と
我呂でさえ、一旦戦列を引きなおすため後退してます。
戦線の現状を総括するように場面は羌瘣へ
彼女の側近の兵が羌瘣に劣勢かと問う。
それに対して羌瘣は「ああ」と短く答える。
騎兵隊や新人が奮闘してくれているので現状は良くて互角。ですが、1万 対 8千という戦力差の前に敗れるのか?と問いただす彼女の側近の予測とは裏腹に、羌瘣はこの戦いの勝敗を決めるのは用兵術だといいます。
つまり戦術の差で勝敗が決まるということ!!
しかしながら、戦術を担う、作戦本部である本陣に場面を移すと、現状では飛信隊の指揮をしている河了貂、尭雲の作戦に対して後手に回っているという状況でした。
飛信隊の歴戦のメンバーたちの苦戦の報が次々に本陣に舞い込んできます。
同じ軍師でも蒙恬や昌平君とちがい、わりかし慌てっぷりの良いシーンが多い彼女でも・・・。
「今は話しかけないで!!」って(´;ω;`)
これほどまでに彼女が狼狽するシーンは今までなかったでしょう。
だがしかし、その中でもひとつのところだけ後手に回っていないところがありました。信が自ら率いている中隊の持ち場です。
羌瘣はここであることに気づく。「ん!?」
「あ!ひょっとして!」と。
場所が変わり信、少しずつ王騎将軍の矛に慣れていってます。(^^♪ただ、まだ少し重たいとボヤく(笑)
そこに伝者がやって来て本陣からの作戦を伝える。
その内容は田永のところへ援軍の迎えとのこと・・・。ですが。
先週から、すでにフラグは立っていたように感じますが、やはり、いままでの信とは何か反応が違います。
「それに対して信はそれは囮だ!」と怒る。
そして信は貂が尭雲に翻弄されすぎだとダメだしまで・・・。
信の感じた通り、本陣では苦戦しているという報告が続いていました。
それに河了貂は対応していたが、やはりかなり苦戦している様子。
それも、貂の作戦はすべて裏目に出ていた。
貂は全て見透かされているように感じてます。
また、逆に、相手の考えや意図が全く見えないとも。
場所が変わり趙峩龍へ
趙峩龍は尭雲の戦っている方を見ながら
「やはり飛信隊は尭雲の術中にハマったか」と、
彼の直属部隊、土雀でもある彼の側近が、
「飛信隊の軍師も相当やるがやはり尭雲の方が上手なのでしょうか?」と趙峩龍に問いかけます。
それに対して趙峩龍は「優秀である軍師だからこそハマるのだ」と答えます。
趙峩龍は尭雲の強みは戦術とは別のところにあると!
にしても趙峩龍さん?王賁にコテンパンにやられてから、すっかり解説役が板につきましたな ^^) _旦~~(笑)
場所が変わり尭雲へ
堯雲が部下に指示をする。
「論隊を右から斜めに走らせろ」
「どこでもいい斜めの”揺らぎ”を興すだけだ」
「次に栄隊で崩しに行く」
なにやら、キメにかかってきている雰囲気ですが、すでに💦
飛信隊陣営はいかに対応するのか?
苦戦している河了貂の元へ信と羌瘣。
それに対して河了貂はこんな状況に自分の持ち場を離れて何をしているの。ってまあ軍師としては当然のリアクション。
ですが!
羌瘣はこんな状況だからこそだと答える。
まあ、なんというか強くて前線で張れて、同時に機転が利く彼女のとりなしがキラリと光る瞬間です。
羌瘣の頭のキレは貂も知るところ、彼女に状況を説得されば、貂も素直にすべてを察するコトが出来る伏線だったのでしょう。
「こんな状況だから、私が連れてきた。」と。
信からすれば、尭雲の「斜めがけはただ波を作るだけだ、ほっときゃいい。本攻めは次に来る部隊だ」と言う。
兵法を知る、貂にとって見れば、このままだと崇原がやられてしまうと信に返すが、話のそばから、信の言うとおり、尭雲の放った部隊は何するわけでもなく、斜めに素通り。。。(;'∀')
さらに、信は本攻めの敵部隊の襲撃地点まで予測、本来の援軍のタイミングまでを示唆します。
信・・・、今までにないくらい冷静な信。
なんぞ勢いに頼っていた今までの信とは全く別の顔を見ているようです。
「なんで分かったの!?」と貂は信に聞くと、
信曰く、「ただの直感だ」と。
この端的な回答・・・・。まさしく信の自信の表れではないでしょうか?
そして顔、今までの信では見せたことのないような知的な精悍さが漂っています。
すでに、ただの荒くれもののような、兵士の顔ではないです。
同時に、それを聞き河了貂はあることに気づきます。
`そのこと'のせいで河了貂は理詰めで考える河了貂は相手の動きが理解出来なかったのだ。
それは、敵将である堯雲という男は本能型の将軍であるということだったという点です。
貂「しかも、ただの本能型じゃない、知略も兼ね備えた、厄介な本能型だ」
羌瘣曰く、河了貂にお前の指揮では対尭雲においては分が悪いと。相性が悪いということでしょう。
羌瘣は対策を練るにも刻がないようだと続ける。
それに対して河了貂は「刻がない?」と理解できてない様子。
信が河了貂に向かって「やっぱり分かってなかったのか」と言う。
どういうことかー??
「尭雲はずっと火の起こし所を探って狙ってやっているんだ」
「今すぐ手を打たねぇーと大炎を起こされて大勢殺られてしまう」
火、大炎!まさしく麃公に慶舎たち、が戦場で常に口にしている独自の概念です。
フツーの人間からすれば、最早それは全く別の世界にというべき、戦の景色
貂からすれば、お前らの世界なんか知らねーよ!!苦笑って話だと思います。(笑)
「忘れてねぇーか」
あの李牧をも追い詰めた本能型の大将軍がいたことを!!
忘れるわけがありません(´;ω;`)
「その麃公から本能型の武将のお墨付きを俺はもらっている」と
羌瘣は貂に対して、現場で見ていて、信だけが尭雲の動きについていっていたと伝え、本能型には本能型で戦うのが最も効率的であることを進言。
彼女曰く、今から信が飛信隊全体の指揮をとらせると!
そうです原先生!信は武将として天下に名をとどろかせるのが使命なので、いつまでも一騎打ちや現場の指揮だけで見せ場を作り続けるわけにもいかなのですよね( ´∀` )
輪虎には、一人の武人としての壁を突破して、
この尭雲にたいしては、指揮官としての壁を突き抜ける・・・!
それも、麃公様にして「王騎(万能型である)の矛を受けとった男が本能型とは笑わせる」と言わしめたように、知略を極めた強敵、李牧に対するカウンターフォースとして。