( 亜光 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第775話)
うんうん、亜光が凄いのは再確認した。
だったら、王翦も王ホンも、亜光とその仲間を、ただスゴーイと褒めそやすだけじゃなくて、その屈強最強の自軍の最大戦力が、最も実力を発揮しやすいように、方策を練ってやれよと思う。
改めてそんなに強い味方なんだったら、ダラダラ単発出陣させて、行き当たりばったりで戦わせるんじゃなくて、陽動なり、包囲なり、退路遮断なり、進路確保なり…、王翦や田里弥、それに遊撃軍ポジションの王賁がヤル事いっぱいあるでしょうに。
そう…、
玉鳳軍って、そもそも今回は、遊撃軍じゃなかったの?
王ホン本人の言からして、亜光を前にした李牧がそこまで危機だってんなら、その必殺の確度を上げる為にも、今こそ動くべき時でしょうに。
つーか、遊撃軍って、もともとからして、そういう多目的局面の為に、柔軟かつ迅速に対応する軍なんじゃないの??
番陽さんと共に、そんなノンビリと解説役に徹している場合じゃないような…。
なんでこんな事、思ったかと言えば、予想した以上に、亜光軍には、亜光自身以外に有能な指揮官が居ないことがよく分ります。
バカだったけど、段茶とかまだ死んでなかっただろ?
虞寧じいちゃんが死んだら、戦線を維持させるだけの、代わりの副官が誰も居ないとか、亜光自身が李牧という標的に近づけるよう、ツユ払いするためにフーオンの防壁になる奴が居ないとか、最初に書いた通り、亜光というユニット戦力を活かす為の軍としての準備や配置が、亜光軍内で何も出来ていないのが、悔やまれます。
ただ、何でか知らんですが、亜光軍…。
何故か、シレっと、数だけは揃っているようです。
もともと王翦軍と楊端和軍と玉鳳軍で、5万しか連れて来て居なくて、武将の頭数で割っても、亜光軍の3万人は、そのうちの2割程度しか、純粋な亜光兵が居ない計算になってくるのですが…、
どうやら、後方の予備部隊は、朱海平原戦で暴れたアノ優秀な亜光兵のまんまだったみたいです。
まあ、見方を変えれば、3万人中の2割、、つまり6千人がまとまって亜光兵だとしたら、確かに、集中した局面で行う有効運用次第で、効果的な戦果に繋げる事は可能ではないかと思えてきます。
こうなると、亜光軍も動き方はそんなにスマートじゃないにしても、流れ次第では李牧も苦戦します。
はて、李牧??
そこまで亜光軍が強いなら、そもそも李牧としては、本当に亜光狙いで囮を買って出てきたのでしょうか?
彼の狙いは、亜光の首以外に、別にあるのでは??
ではでは、今週もキングダム本編振り返っていきます。
キングダムネタバレ-朱色平原戦での亜光軍なら李牧は既に死んでる
先ずは李牧の回想。
楽章、フーオン、カイネ、フテイを交えて作戦会議。
李牧『この戦で最も厄介な存在になる敵を最初に葬ります。』
李牧曰く、その人物を早い段階で退場させれば趙軍有利に一気に傾くとのこと。
その為に、李牧自身が囮に動くのは危険と、彼本人も承知の上ですが、カイネとフテイは心配を呈します。
楽章とフーオンの反応は完全にニュートラルですがね。
楽章『で、その最も厄介になる敵とは?』
李牧『それは…、』
ここで再び、亜光の動きに物語が戻されます。
はい、李牧自身が、楽彰の問いかけに対して、標的を言い切らないまま亜光が出て来たのが、明らかに臭いですね。
李牧としては、亜光以外に緒戦の標的を定めている可能性が非常に濃厚です。
ただし、これは読者目線の話なので、王翦や王賁、亜光自身としても思考の射程に捕えることはできません。
特に、亜光自身は現状から、最大限の戦果可能性に賭けて行動するしかなかったでしょう。
で、その亜光さん自身は、ここからどう展開するのか??
これは見ものです。
亜光『三百騎ついてこい!李牧を討取り戦を終わらせるぞ!!』
小隊分離で自身が率いて李牧を急襲。
これ自体はイイ判断だと思います。
しかし…、
モブ兵隊『え??』
ざわつく、モブ兵隊たち。
騎兵『お前たちはそのまま前とぶつかれ!!』
この兵卒の動揺は、はるか後方の王翦本陣でも歪な動きとして、見て取れるようです。
モブ側近『あ、亜光将軍が右に走ったせいで、右軍の形が…、』
王翦『李牧だ…。』
王翦に李牧が直接視認出来るワケではないようですが、亜光クラスの武将の動きとして、推測したのかもしれません。
その亜光自身は、カナリの距離まで李牧を視界に納めています。
しかし―、
亜光隊300騎の側面、すぐ左、フーオンの騎馬隊が李牧フォローに急接近。
王翦『当然だ…。』
遠方から見ていた王翦も呟きます。
そして―、
そのままフーオン隊、亜光が李牧を射程に捕える前に、見事、亜光に横撃するに至ります。
亜光『邪魔だ!!』
ドン!!
すぐさま粉砕されるモブ趙兵ですが…、
残念ながら、亜光は足止めを喰らいます。
というか…、
ここらがやはり、亜光個人がめちゃくちゃ強くても、軍として亜光軍が弱体化させられているのが分かる、非常に情けない場面であることがよく分ります。
恐らく、最前線の亜光軍のメンツは東北軍で、亜光が動いたらすぐに同様を見せる点も問題ですし…、
何より、亜光の強襲行動をサポートする副官、中上級の指揮官が亜光軍に誰も居ないことがよく分ります。
李牧に接敵すべく行動する亜光小隊に、楽彰軍から妨害が入るのは、王翦も『当然』と語っているように、亜光とて正面の楽彰軍から、李牧狩りの妨害に出てくることは予想出来たワケですから、いつもの亜光であれば自分が300騎で出るだけでなくて、200騎程の友軍の並走を命じて楽彰軍からの妨害部隊をけん制したことは間違いないでしょう。
例えば、昌平君が戎テキ公を討った時の包雷、黄龍隊の動き(参照:431話)のだったり、朱色平原戦での亜花錦が亜光救出の局面で、断道の計(参照:560話)を発動させたような感じです。
これは、ぶっちゃけ言ってしまえば、モブ騎兵の捨て石でもいいので、段茶さんあたりが200騎率いて壁になれば、彼がフーオンになぶり殺しにされている間に、亜光は無事に李牧を狩れたことを意味します。
また、仮に、冒頭で書いた通り、もしも李牧の狙いが亜光以外であったとしても、李牧は亜光が目前に迫れば、もう最速雁門馬で、ソッコー退避するしかないので…、
『李牧、お前何しに来たの??』で終わる話に過ぎない結果になったこと間違いないでしょう。(笑)
そう…、
だから、この場面は非常に亜光推しとしては、惜しいの一言が漏れ出てしまいます。
亜光が必殺を期すために、僅かでも助攻部隊を伴って、一瞬でもフーオン現着を遅らせることに成功してたら、李牧はほぼ確実に死んでいたか、作戦を放棄して、兎に角逃げまくるしかなかったハズです!
いや?段茶さん???
アンタ、ここでフーオンになぶり殺しにされても、それはまさしく、英雄の死だったのに、なに死に時間違えてるんだよ??(笑)
ここで死んだら、朱色平原戦で戦いもせずにバナージ取り逃がした汚名を返上できる機会だったのによォ。
で、まあ、結果敵に亜光軍、亜光がそうした必殺を期そうが期すまいが…、
兎に角、亜光と即座に行動を供にできて、亜光自身もそうした機転を託せる部下が居なかったのが、運の分かれ目だったのでしょう。
亜光自身が本軍から離れるや否や、早々と、本軍全体に動揺が走っています。(汗)
モブ亜光軍騎兵『ええい!前に集中しろ!!』
しかし、はい…、
残念ながら、そこは寄せ集めの東北軍の皆さんだったからなのか?
遠目の本陣からも、亜光将軍が陣形を乱した影響で、どこの戦線でも勢いが喪失されたまま戦っているのがよく分ります。
そして―、
フーオンだけでなく、楽彰にも捕捉された亜光。
毎回、二対一で戦わされる亜光なのですが…、
うーん??
いや?王翦さん?
アナタ、『当然だ。』とか言ってないで、これって云い代えれば、総大将である王翦が、毎回毎回、亜光を有効に動かすべきタイミングを、単に間違っているだけの話なのではないでしょうか?
今回も敵の強ユニットであるフーオンと、それなりに強い楽彰相手に、またまた通常運転しているみたいに対応している亜光さんなんですから…、
毎回毎回、亜光を単品投入して消耗させるんじゃなくて、この最強戦闘ユニットを、最も効果的に動かす局面を作ってやるとか、最低限、王翦は総大将としての仕事しろよ、今回はつくづく思います。
倉央サイドから見ても、単軍で戦う亜光軍の勢いの無さは危うく映り…、
玉鳳から見ても、亜光が李牧陽動に乗って行動した様子が見て取れたようです。
番陽『亜光将軍は、嵌められた? では、早めに助けに行かねば亜光軍は取り返しのつかぬことになるのでは!?』
王賁『……。』
李牧強襲に出たはずの亜光小隊300騎、早々と、フーオンと楽彰の両隊に完全包囲を喰らっています。
楽彰『王翦軍第一将という割には軽率だったなww』
趙軍としては李牧の方に亜光が向かうと読んでれば、当然、包囲の準備も出来るワケで、さらに亜光自身が李牧に向かい本軍を抜けるのであれば、指揮にも影響が出るのは当然と読むでしょう。
まー、確かに、楽彰がこう言いたくなるのは分かるのですが…、、
クッソ~~~~。
繰り返すようだけれど、朱色平原で死んでいないハズの段茶さんがここに居て、サンドバッグ段茶になって代わりに包囲されててくれれば、確実に李牧は亜光に狩られてたのでチクショーです!!
キングダムネタバレ-呑気する王親子(王翦と王賁)
さて、亜光と亜光軍が早速の危機と思われた、この局面ですが…、
王翦『もし亜光をその程度だと思っているのなら、大間違いだぞ李牧。』
番陽『え、逆!?』
王ホン『ああ。この王翦・楊端和連合軍の中で最も屈強なのは亜光軍だ。』
そして―、
『その亜光の前に総大将自ら姿を晒すというのは、あまりに危険。亜光を知る身からすれば下策!!』
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
王賁がここまで言い切っちゃうと、李牧の狙いはもう亜光ではなくて、この王賁の方だったり、ますます何か別に狙いがありそうな気がしてきましたね。
李牧とて、尭雲、バナージで亜光を殺れなかったコト、朱色平原で大いに亜光軍に苦しめられたことは身に染みているでしょうから、王賁が語っている範囲の事は、想定している可能性が高いです。
そうこうしているうちに、もともとは後方に予備待機しているハズの、亜光軍の各部隊が、指示も無いのに独自に右方転進していきます。
完全に、前線の友軍部隊をほったらかしにして。(笑)
どうやら、元来の亜光兵は、すべて後方予備に集中して編成されていたことが分かります。
仮に、亜光軍3万のウチ、八割が東北軍と仮定して、残りの二割だけが元来の亜光兵だとしても、その数は6千。
亜光兵6千が一団となって襲い掛かれば、李牧軍とてかなりの脅威であることは読者でも分かります。
番陽『何だ?あちこちの部隊が持ち場を離れて右方に動き出した?』
王ホン『亜光の意思が伝わったのだ。あの軍は前に味方が倒れていても踏みしだいて突進していく、将軍亜光が李牧を狙って動いたなら、ただひたすら李牧に向かって走り出すぞ。』
モブ趙騎兵A『李牧様!?亜光軍がこちらに…!』
モブ趙騎兵B『い、いかん!!』
王ホン『亜光と第一軍の力を甘く見たな、逆に今、死線に居るのは李牧、お前の方だ。』
解説お疲れ様です、王賁。
しかし、その仕事は関常あたりにやらせといて、そんなに亜光と亜光軍が最強だと分かっているなら、彼らが十二分に実力を発揮しやすいように、李牧の退路遮断するなり、亜光が動けるようにするなりしてやった方がいいんじゃないか??
いや?まー、その反面で李牧の真の狙いは、亜光を援けに来た王賁の方を…
李牧『行け!司馬尚!!』
司馬尚『シッバー!!』
王賁『!?』
ザシュ!!と王賁の方を仕留めるのが目的なのかもしれない。
王賁は動くか? それとも、ここで動かぬべきか?? これは李牧必殺を期する上で、気になる予想論点になります。
いやいや??
ホント言ったら、玉鳳はまだ動かんでいいねん。
結局、亜光軍には頼りない東北軍だけで無しに、一定数以上の割合で、屈強亜光兵が存在することが分かったんやから、亜光を援けられる、指揮官クラス、副官クラスが居ないのがやはり問題やねん。
虞寧さん、団茶さん、亜花錦らみたいな、指揮官設定がゼロにされてしまった事が改めてイタイ。
三度、繰り返すようだが、段茶さんや。
段茶さんが、フーオン相手に人間サンドバッグになってくれたら、亜光は李牧に接触できた可能性が高いし、李牧が逃げても亜光の武力なら単独戦力の楽彰を狩れただろう。
楽彰を狩れたら、そのまま軽量級のフーオンも叩き潰せただろうに。
そした、死んでも段茶さん英雄やぞ。
李牧『この身を危険に晒してみましたが、亜光も王賁も退場させることが出来ませんでした。』
カイネ『いえ、李牧様がご無事で何より!』
李牧『ええ、私の代わりに楽彰とフーオンが亜光に討たれました。仇は必ず取りましょう!!』
フテイ『オー!』
こんな事、李牧なら平然と言いそうだろ。
段茶さん、今からでも遅くはない。
早く、裸でフーオンの前に躍り出るんや。
― キングダムネタバレそれ最新775話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。