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キングダムネタバレ最新予想

キングダムネタバレ最新753話予想 どうしても理解できない宜安攻めの戦略的根拠。

投稿日:3月 26, 2023 更新日:

( 桓騎:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第716話)



結局、桓騎は何者で何処からやってきた少年だったのかは分からずじまい…。

一番の謎であった白老との出会い、普段、王翦あたりとどのように絡んでいたのか、気になることは多かったのですが…、まぁ、今となっては伏線未回収で桓騎の物語が終わってしまったぜチクショー…。

終わってしまったものは仕方がない。

“桓騎一家”のストーリーとしては、これ以外の終わり方は、無いと思ってもいいし、おおくの読者さまが、受け入れモードに入って、各々方で桓騎ロストを味わっておられることかと思います。

端的に言えば、そのように諦めるしかないのですが、上記の伏線未回収の部分はまだいいとしても…、

そう、別に情緒とかストーリー的な部分はいいんですよ。

ただ、何なんでしょうね?

何か釈然としないモノが残るのは…、

ついつい、今後…、

『秦と趙は、今後どのように今戦の結果を受け止めて、展開進めていくのだろう?』などと、戦争とか戦略という部分に目線に行ってしまうと…、

“宜安戦”という、戦争とか戦略などと呼ぶには、余りにもヌケヌケ過ぎる作戦と、実施された、両軍による謎のグダグダ極まる北部珍道中を振り返ってしまうことで…、

『こんな、しょーもない戦が桓騎のラストバトルだったとか、オレは信じたくない。』

先の事を予想する前に、どうして、こういった気持ちがもたげてくるんですわ。。

別に、桓騎が死んだのは仕方がない。

しかしですよ?

それだけに、なんであの桓騎が、こんな戦略上も作戦上もグダグダな一連の中で死んでしまったのは何故なのか??

この部分に関しては、ずっとモヤモヤが止まらなくて、個人的にはもの凄く、引っ掛かり続けています。

こんな気持ちが沸き起こってくる読者は、決して、一人や二人ではないことだと断言できます。

つーか、いつもの桓騎が普通に対処してたら、歴史が変わって桓騎勝ててたくらいの話なのですがね。

そもそも史実と違って、キングダムの秦軍本営は、最初から李牧という敵将の存在を知っていたワケですから…。

昌平君『え?王翦からの報告じゃ李牧が王都に居ない? え、宜安なにそれ?? 李牧の壁とかって自分で逃げられないようにしてるとか自殺行為やないか…、そしたら早めに王都総攻撃しましょうかね。』

こんな風に考えた方がまだ普通ちゃいますかね?

だいたい、何なんだ??

趙王都から、“王族が逃げるかも”という思い付きの一点だけで、何故、当初から計画の無かった宜安攻めを選択するのか、今思い返しても、全く意味不明です。

王族の逃亡を防止したいなら、こんな大規模でリスクのある二面作戦や戦線拡大などよりも、他にもっと低コスト&低リスクの代替方法を十分に考えてから実施しましょうよ。

というか…、

今のキングダムは、“最短距離で王都を滅ぼす”という、“鄴攻め”を達成させた意味が、完全に作品から消失してしまっています。

そして…、

もひとつ、過激な提案になるのですが、今の秦軍には六大将軍制度は不要です。

もう、大王衛星(嬴政)と昌平君が、何も運用方法を理解できていない時点で、秦にとって有害な制度でしかありません。

楊端和も王翦が、連合して動いて来ない時点で、単に、戦力の逐次投入しているだけなので、総攻撃の為に同一戦線に投入されていた意味を成しません。

蒙武と騰以外は、即刻、大将軍職を解任ぐらいのことは必要です。

でなんで。。。

今回は先の展開を予想する前にですね…、もっと秦軍が、『宜安を占領する必要がある。』と思わせるに至る、合理的な背景つくりは出来なかったのか?

どうしても引っかかる、この部分について、桓騎の死を、個人的に脳内補完する目的もあって、触れずにはいられない思いがあって書いている部分が大きいです。

予想については、休載明け、ここから始まるキングダム…、

ひたすら敵将の『李牧スゲー!』とか持ち上げる秦軍中枢が描かれる反面で、『あれ?これ李牧が凄いとかじゃなくて、自分たちがバカだっただけじゃないの?』という反省は一切ない茶番が繰り広げられるでしょう。

ではでは、ここから内容スタートです。

キングダムネタバレ-キングダムの秦には宜安を攻める理由が無かった。

まずは予想の前に、少し振り返りを…、

まぁ、今から言っても仕方がないんですが、秦軍的には、ここまで対趙戦線を優位に進めていて、最初から李牧の存在を知ってて、王都内が内紛で分裂していることも明白なワケですから…、

“王族が逃げるかも”などといった、この程度の理由で、わざわざやる必要のない戦争を、宜安に吹っ掛ける理由は一つもありません。

逃げる王族に対する代替処置など、いくらでも準備可能だからです。

最初から、王都圏の周辺都市の調略を済ませておくなり、邯鄲陥落後に服従させた趙軍と生存承認してやった趙王族・公族に、北に逃げた“残党軍狩り”をさせれば良いだけの話です。

汁粉編でも楚の春申君が、マンウー達の国に似たようなことやってたじゃないですか…。

しかも、これが嘉太子に対してなら、カクカイと遊牧王(幽繆王)の二人なら、もう喜んでやるでしょうよ。

嘉太子が失脚した瞬間に、“花粉”みたいに李牧への態度を変えた趙軍王都兵も皆さんも、そりゃ~大いに喜んで秦軍に力を貸すでしょう。(参照:646話)

僕は別にこの時の趙兵の姿を振り返ってみたら、この連中、桓騎兵と何も区別がないどころか、それ以下の連中だと思いましたけれどもねww

ぶっちゃけいうと…、

今後、単行本でキングダムが出版されても、桓騎退場周辺について以外の部分に関して言えば、宜安戦編は数巻まとめて読み飛ばすレベルの話だと思います。

なんで、ここまで酷いことを書くのかと言えば、、、

こんなウンコみたいで詰まらない戦略ミスで、桓騎を喪失した責任を昌平君と王翦、それから秦王衛星(嬴政)自身も取るべきだと考えたからです。

キングダムネタバレ-とは言え、史実に合わせて宜安を攻めさせる必要はあった。

まぁ…、

とは言えですよ??

昌平君と王翦を糾弾する前にです。

キングダム作中で、史実に従って桓騎が北上してきて肥下で敗れる展開そのものが必要なのは分かるので…、

秦軍にとって、わざわざこのやる必要の無かった宜安侵攻を、消極的理由なりにやらざるを得ないに至る、状況作りが必要であったことは理解できます。

そうです、問題なのは桓騎が北上せざるを得ない、合理的背景がどのように描かれればよかったのか?です。

その為の邯鄲南部に設置された“李牧の壁”については、まだ理解できるのですが…、

それ以外の部分で、李牧にとって都合よく、昌平君と王翦の二人が『宜安に趙王が逃げるかも。』と考えさせるに至らしめ、同時に、その手段として、『戦争して占領するしかない。』と決断させたほどの、情報操作や誘導が無かったので、やはり作品に無理が生じています。

史実であれば、強国である秦が、鄴からも、太原からも同時進行できていて、既に照王の時代の長兵の戦いの後に邯鄲を包囲しているくらいなので、既に既定路線であった北方戦線にいた桓騎が、突如、登場した李牧に敗れるという状況に無理は生じないのですが…、

この点で、キングダムに関しては、大いに状況設定の作り込みが非常に難しかったのは理解できます。

全ては、李牧の登場が史実よりも早すぎる為です。

ただ、どの道、今戦にて青歌軍の投入が実現なされたわけなのですから、この点で司馬尚の登場をも兼ねる形で描かれていたら、もっと合理的、かつ拠点上、秦軍が宜安を攻める背景作りが可能であったのではないか?

個人的には、そう考えてしまいます。

キングダムネタバレ‐脳内補完、桓騎が宜安を攻めた真の理由

以下、ここからは完全に、私が自分の脳内補完の為に創作した、桓騎や王翦が宜安を攻めるに至った合理的思考背景を、平陽戦直後からのキングダムの状況を舞台にして再設定したものです。

そーゆーのが苦手な方は、ブラウザバックを推奨します。

前提条件【※戦略選択にリアリティを持たせる為に超重要】

□桓騎と王翦と楊端和が揃って、王都圏の総攻撃に踏み込んでいて、それでも攻略が難しい。

 

その理由①:平陽での損耗が大きく、大王が論考で直接合流させた正規兵3万が桓騎軍の運用についていけてない。(※味方のデバフ)

 

その理由②:王都圏が強く支えられている背景に、王都圏東北部に位置する青果軍のバックアップがある。さらに燕国境の青歌司馬尚の存在を起点にして、李牧が外交でも活躍して、燕と斉でも、趙支援の機運が垣間見られる。しかも、これらの外交で秦が失敗をしでかす。(※味方デバフ+敵のバフ+李牧の策略)

捕捉:理由②の外交には、李牧ではなく嘉太子が頑張るでもいい。外交で実績を積んだ嘉太子がカクカイ政権に対して、李牧のクソ脆弱な政治的背景および国民の支持をさらに補完できる背景づくりに貢献できる。

また、青果軍の存在は、断片的かつ意図的に、李牧から秦軍陣営にけん制する必要がある存在として出現するなどして、情報が流されいる。

 

その理由③:桓騎軍の10万斬首の処置の評価が見方でもまちまち、三軍の戦闘方法や装備も違う(特に楊端和軍)、鄴攻めまでは最上位として王翦に優先序列がついていたが、今は並列権限である状態、補給物資(リソース)の分配競合、これらの問題が総合して、桓騎軍、王翦軍、楊端和軍の間に不協和音が生じている。(※味方のデバフ)

捕捉:理由③のこれらの背景については、これから先、キングダムで六大将軍制度を描いていくうえでも、リアリティ付与の為に不可欠であると思料します。

 

宜安戦発案まで―、

以下、昌平君と王翦会話―。

その理由①:平陽での損耗が大きく、大王が論考で直接合流させた正規兵3万が桓騎軍の運用についていけてない。(※味方のデバフ)についての詳細。

 

昌平君(;´Д`)『大王、それに王翦将軍。どうもこの、王都圏に隠れた、青歌という拠点が趙王都圏の強力な後備えになっているように見て取れます。』

王翦(;・∀・)『かつて前線では、鄴攻めでの燕との交戦があったわけですが、現在では、この青歌を起点にして、燕と斉に趙の支援を呼びかけ動きも活発になっています。』

昌平君(;´Д`)『間違いなく李牧の手の者でしょうね。よく考えてみれば、カクカイ政権下にある王都内に拠点を持たない李牧が、こうした地域軍閥を足掛かりに活動すると考えるであろうことは当然の話。また、斉とて斉王以外に、趙と利害を一致を持つ勢力があることも当然でしょうね。完全に見落としていました。』

王翦(;・∀・)『趙王都圏に関しては、もともと南部に存在していた、小中規模の城郭を繋げて長城を築かれているのですが、これには楊端和軍が当たってくれています。』

昌平君(;´Д`)『その後、貴殿の閼与城の占領までは良かったと思うのですが、問題はその後ですよね。』

王翦(;・∀・)『はい、楊端和軍の長城攻略を待たねば、王都総攻撃には至らないのと、愚息、王ホン率いる玉鳳脱落も大きいですね。』

昌平君(;´Д`)『桓騎軍はどうなのでしょうか?勝利したとは言え、平陽での損耗が大きかったので、大王が論考で直卒した兵3万を合流させました。そのため、そこまで戦力不足とは思えませんが?』

王翦(;・∀・)『いや、大いに問題が出ています。全く統率とれてないんですよ。というか総司令、真面目な話、ちょっと桓騎将軍から聞いた事実を確認したいのですが…、その三万の精鋭、あの24万の扈輒軍を撃破した桓騎将軍たちを粛清しに現れた軍って本当ですか??

昌平君(;´Д`)『え? だって、それは桓騎将軍が投降した敵兵を虐殺したから、、、。何が問題?? ん、アレ??王翦将軍怒ってます??』

王翦(;・∀・)『はァ~~~~。(王翦のため息) 前線で戦う兵たちが見ている前で、桓騎将軍に対して大王が口喧嘩し始めるとか、一体、何考えてるんですか? そりゃ桓騎将軍も問題はある人物ですが、戦争の自由を与えたのが六大将軍ですよね?? 

しかもですよ??

私や楊端和がビビッて何も動くことが出来なかった、圧倒的不利な軍容をもった扈輒将軍を倒した桓騎将軍とその部下たちが…、頑張って何とか少数で敵を倒して大王様から直々に恩賞やら論考で褒められると思っていたトコロに、その三万の軍でイキナリ粛清しに大王が現れたら、傷つくどころの話じゃないですよね…。

昌平君(;´Д`)『ええ~!?でも、敵兵は投降してたんでしょ??』

王翦(;・∀・)『は?? 昌平君、アナタ戦場に出たことないんですか??戦闘中に投降を口にする一般兵の言葉をどこまで信用しろと? アナタは喧嘩の真っ最中の相手で、しかも自分の数倍もの数をそろえた相手が「降参します。」とか言われて素直に信じるんですか?

昌平君(;´Д`)『いや、総大将が降参したら敵兵も停戦の命令守るでしょう??』

王翦(;・∀・)『だ~か~ら~!! 平陽の場合は、敵将総大将や副官が何の責任も取らずに自害して逃亡したら、和睦も成立しないし、和睦が成立していない戦闘の続行下で起こった出来事まで、口出しされたら、私たち前線で戦っている者からしたら、味方に背中討たれているようなもんですわ!!』

昌平君(;´Д`)『ファッ!?』

王翦(;・∀・)『法治国家目指すとか、アナタたち王宮で言ってるみたいですが、誰もこうして六大将軍の法的安定性に資する、評価制度何も考えてないですよね?? もう、ぶっちゃけ言いますけど、大王が中途半端な援軍を混成させて、その上で、桓騎軍の生え抜き将兵のやる気削いじゃったから、桓騎軍、もう完全に機能していませんよ。』

昌平君(;´Д`)『は、、はうわッ!? アワワアワアアアアアア…、これはしまった。桓騎軍に何か、再評価を促す機会を与えないと…。でも、絶対にウチの大王様、桓騎将軍たちに謝るとかしないだろうからな…。アセアセ汗』

大王衛星(嬴政)(;# ゚Д゚)『…オ、俺は…、、呂不韋に勝って燃え尽きたの!!もう知らない、キミたち二人でやってて!!帰る!!』

 

昌平君(;´Д`)・王翦(;・∀・)『え…?』

 

昌平君(;´Д`)『あ、あー、なんか、、すいません。王宮の配慮が足りていなかったのは謝ります。大王様もなんとか説得すので…、、王翦将軍?? 新たに判明した前線状況への対応について…。』

 

王翦(;・∀・)『それについては、今まで我らが無警戒であった王都の背後にある、青歌をけん制する必要があります。直接的な軍力として後備になっている点でも、外交上の拠点である点も踏まえて…。』

昌平君(;´Д`)『わ、わかりました。外交の面は王宮本命でなんとか対処します。王翦将軍は至急、楊端和将軍、桓騎将軍と連携を取り、この青歌の存在も見据えた上での対王都圏の軍容を再構築ください…。』

王翦(;・∀・)『ええ、予定外の戦力投入は控えるべきですが、このまま王都圏を孤立包囲にさせるためには、この青歌は非常に邪魔になりつつあります。早めに手を打ちましょう…。燕と斉の動き、それから桓騎軍の立場上の再評価についてはくれぐれもよろしくお願いいたします。』

 

昌平君(;´Д`)『わ、わかりました、、、。』

 

次回―、その理由②編の深堀に続く。

その理由②:王都圏が強く支えられている背景に、王都圏東北部に位置する青果軍のバックアップがある。さらに燕国境の青歌司馬尚の存在を起点にして、李牧が外交でも活躍して、燕と斉でも、趙支援の機運が垣間見られる。しかも、これらの外交支援で秦が失敗をしでかす。(※味方デバフ+敵のバフ+李牧の策略)

― キングダムネタバレそれ最新753話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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